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2013-02-18

徹夜モンハンをするためにすき家に集まる大泉実成氏にオタク生活日記の真髄を見た

45歳からのアニメ入門1 「謎の彼女X」「まどか☆マギカ」「とある科学の超電磁砲」「とらドラ!」 - 安田理央の恥ずかしいblog[↑B]

※新規分はカテゴリ「アニメ」で確認して欲しい

安田理央さんのアニメ入門シリーズを見ていて、もしかしたら大泉実成氏みたいに、萌えに目覚めてしまうかも!なんて思って、大泉氏のブログをのぞいたら、数年前にオタクを理解するために勤めたレンタルビデオショップでのバイトが続いていた。

そして、そこのバイト仲間とモンハンにすごくハマって、しまいには徹夜でモンハンをするためにすき家に集まる(バイトの店のそばに24時間営業の店がすき家しかないため)という、学生みたいな生活をしていて非常にびびる。

この一連の記事は、モンハン仲間の一人に彼女ができて、モンハンをやらなくなり、モンハン部の活動停止の危機が迫る、というよくある話である。もともとWeb草思(休止)での連載をブログでやっているのだが、何か有意義な考察が生まれる訳でもなんでもないから、これを商業誌のコラムとして読むと、うーむと思いそうだが、ブログという場所でオタク生活日記として読むと、すばらしく面白い記事であった。

大泉実成氏を知らない人もいるかも知れないが、『説得−エホバの証人と輸血拒否事件』でデビューし、講談社ノンフィクション賞をもらい、その後も『消えたマンガ家』などノンフィクションライターとして活動している人だ。誰が書いたか知らずに読んでも面白いが、そんな人が、ごく普通のオタク生活日記を書いていると考えると、より面白さが増すと思う。

みなと店モンハン部の壊滅(1)―オタクとは何か・特別編 - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと[↑B]

みなと店モンハン部の壊滅(2)―オタクとは何か・特別編 - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと[↑B]

みなと店モンハン部の壊滅(3)(4)―オタクとは何か・特別編 - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと[↑B]

みなと店モンハン部の壊滅(5)―オタクとは何か・特別編 - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと[↑B]

2012-09-16

前田久さん「正論だけど退屈ですよ」

文化系トークラジオLifeを聞いてない回が多かったので、過去をさかのぼって聞いているのだけど、前島賢さんと前田久さんが出ている回の前田久さんの発言がかっこよかったのでメモ。

文化系トークラジオ Life: 2010/04/25「様々なる定番」(片桐仁、前島賢、前田久ほか) アーカイブ[↑B]

Part7(外伝2)16:50あたりより

(リスナーからのメールがいくつか読まれる)

前田:とね、前島なんか言いたいことある? なかったら、俺がいうけど。いや、今皆さんのご意見は全部確かに一理ある意見なんですけど、あえて言いたいんですが、あのですね、オタクの定番化批判が定番化してることに敏感になっていただきたい。今いった意見全部退屈ですよ。正論だけど退屈ですよ。

たしかに「正論だけど退屈」な言説ってあるよねー。退屈なことを承知して言っているのならまだいいんだけど、大体は退屈である自覚がないという…。

2012-03-22

自分が過去に書いたオタクとサブカルネタのリンク集

シロクマさんがオタクとサブカルがわからん!と言っていたので、とりあえず自分が書いた関係しそうな過去の記事のリンクをまとめておく。

補助線として、「オタク V.S. サブカル」の前哨戦は「おたく V.S. 新人類」の闘争で、自分としては基本的に首都圏近郊の狭い戦いだという認識。

細田守氏と80年代の雑誌 : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

インターネット初期に活躍していた個人 : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

元のBeltorchiccaの記事は、オタクをバカにしたような記述だったので、それが読めれば、オタクをバカにするサブカルのイメージがつかみやすいと思ったのだが、記事は消えて読めないのが残念。

不思議ちゃん/矢沢あいの漫画/そして注目されない男不思議ちゃん : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

オタクとサブカルの棲み分けの例 : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

90年代初頭、本屋にスタジオボイスが置かれる棚はなかった : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

Invitation10月号の80年代特集 : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

オタクとサブカルの棲み分けの例 : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

90年代初頭、本屋にスタジオボイスが置かれる棚はなかった : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

2000年代に考える「ネアカ」と「ネクラ」 - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]

自分と違う価値観の人と対話できることが「コミュニケーションスキル」の高さ - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]

文化と差別、そして「おたくと新人類」 - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]

最近話題の80年代論本/「おたくと新人類」についての自分史観 : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

あと「オタク サブカル」で検索すると上位に出てくるキクチさんのこの記事も良いので紹介。

【日記】オタクVSサブカル、再び……: Atahualpa[↑B]

近年の論争だとこれなのかなあ。この論争は斜め読みしかしてないのであまり理解していない。

「オタク」と「サブカル」とそれらの批評について - Togetter[↑B]

「オタク」と「サブカル」とそれらの批評について その2 - Togetter[↑B]

2012-02-12

「うしじまいい肉氏を持ち上げてきた著名人や文化人」って誰なんだろう?

うしじまいい肉台湾事件は、本人は反省の色ないみたいだし、まーどうにもなりませんねーという感じで、どちらかと言われれば批判的なのだが、この事件に関して、ちょっと気になった発言があったのでメモ。

学べる?ニュース解説・うしじまいい肉さん台湾エロコス事件 : 駄チワワ:旅と怪獣舎[↑B]

 興味深いのは、今まで彼女を持ち上げて来た著名人やアーティストの層が、(意地悪な言い方ですが)ダンマリしてしまっている事。今擁護してるのは、本当に熱心なファン層に限られてますね。

 「新しいコスプレだ」「アートだ」「サブカルだ」ともてはやして来た人達は、しかし別のものが見えてしまったのかもしれません。

 そう、彼女が賞賛していた、“現代アート集団”カオス★ラウンジ騒動の時と近い現象です。

うしじま氏を批判するさらしる氏、駄チワワ氏が、「うしじまいい肉氏を持ち上げてきた著名人や文化人」がこの件に言及してないと指摘している。でも、そもそも「うしじまいい肉氏を持ち上げてきた著名人や文化人」という人は自分にはイラストレーターのあきまん氏ぐらいしか思い付かないんだけど、そんなにいたっけ?という疑問がある。カオス*ラウンジの時はまだわかるんだけど、今回の件だと、それはかなり幻では…と思ってしまった。もし、Twitterで一言「うしじまいい肉さんいいよね」言ったぐらいの人までカウントされていたら、ちょっと気の毒な感じ。

念のため、言っておくけど、別にうしじま氏を擁護したいとかそんな気持ちはまったくない。「うしじまいい肉氏を持ち上げてきた著名人や文化人」が誰なのかわからないので教えて欲しいなーという話。


なお、そんな疑問を書いていたら、この辺では…という指摘があった。

コミックナタリー - ヤングくん、峰なゆか&うしじまいい肉相手に新宿で悶死[↑B]

コミックナタリー - 山本直樹監修の吾妻ひでおベスト集、表紙はうしじまいい肉[↑B]

山本がうしじまいい肉のファンであることから、このコラボレーションが実現した。

これだと山本直樹氏がそうだということになるかな。でも山本氏は公式ブログはあるけどTwitterアカウントは持っていない。

※追記

id:wdora7144さんより「どうして誰も中森明夫の名前をあげてやらんのか」というコメントをいただいたので、調べてみた。たしかにこれは「持ち上げていた」に入れてよさげ。

中森明夫、うしじまいい肉の魅力を語る - NICE IDOL(FAN) MUST PURE!!![↑B]

Twitterでも以前はうしじまいい肉氏への言及はあったが、最近はない。

site:twitter.com/a_i_jp うしじまいい肉 - Google 検索[↑B]

2008-12-21

DENPAが従来のコスプレダンパ文化とどう違うのか誰か教えて欲しい

超ライトオタクの誕生 - 海ノ藻屑[↑B]

濱野  そういう状況があって、昨日、DENPA!!!というテクノウチさんもDJプレイしたクラブイベントがあったんですけど、そこではオタクもコスプレイヤーもクラバーも、トライブにかかわらずみんなで神曲=電波ソングを大熱唱するに至っている。彼らが一部で言われるところの第四世代オタクなのかな?

孫引きで反応するのもなんだけど、濱野智史さん(id:shamano)がDENPAすごいと言っているのだが、話だけ聞いていると、どうにもDENPAと従来のコスプレダンパ文化と違いがわからない。「パラパラ」が「ウマウマ」になっただけじゃないかと。

アニメとファッションとクラブが融合したイベント「DENPA(電刃)」:小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird)[↑B]

この記事で、DENPAの存在を知ったんだけど、この時から、その疑問はあり、ブクマコメントでも、誰か違いを教えて!と書いてみたのだが、反応はなかったので、こうして記事を書いてみた。

超ライトオタクは誕生していない。ぬるオタが歴史から抹消されている[↑B]

この記事に対して、反論があり、過去の事例が挙げられている。概ね納得するところなんだけど、自分でも気になっているところを書いてみる。

1990年代、ブロッコリーはコスプレイヤーを対象にしたコスパというイベントを開催し、コスプレブームとともに盛り上がった。ブロッコリーがイベントをやめたあと、中心スタッフがコスチュームパラダイス(現コスパ)を始めた。

DENPA!すごい話って、こうしたコスプレダンパの歴史がちゃんと認識されていないから出てきている話な気がするんだよなあ。書籍でも見たことないし、ネット上では、Wikipediaがそこそこ詳しいというレベル。

コスプレダンスパーティー - Wikipedia[↑B]

と思っていたら、ぷらちなで素晴らしいインタビューがあった。

キャラを着て、街に出る。COSPAデザイナー和田洋介さんインタビュー<前編>[↑B]

多摩美術大学のグラフィックデザイン学科で学んでいたんですけれど、学生のときは、勉強よりも遊ぶことに一生懸命でした。1〜2年生の頃は、週に3日は芝浦ゴールドで朝まで、みたいな感じにクラブ通いに夢中で。3年生になって、そろそろ次の刺激はないかと探していた時に、ちょうど『美少女戦士セーラームーン』が盛り上がっていたんです。しばらくアニメやマンガ的なものとは離れた生活を送っていましたが、久しぶりにビデオをレンタルしてみたらこれが面白くて、すっかりハマってしまって。

キャラを着て、街に出る。COSPAデザイナー和田洋介さんインタビュー<後編>[↑B]

こういう人がコスパを始めた訳で、DENPAが新しいムーブメントには思えなくて。規模が違うんだよ!という話だとするならば、コスパ以上に大きなビジネスが出てくるぐらいじゃないと、規模が大きいという話にならない。

あまり言われない話だけど、コスプレは話題になりやすいものの、オタク産業のなかでは、なかなか産業になりにくいものの一つで、雑誌でさえも、なかなか定着しない。だから、コスプレ方面からのアプローチではビジネスにしようというのは難しいと思うが。

※関連

オタク系クラブイベントの現状 - DIG@BOOKOFF[↑B]

オタク音楽イベントがつくる、特殊なコミュニティ - たまごまごごはん[↑B]

どちらも2007年の記事。