マンション管理組合つれづれblog

2011-09-12

役立つ住宅情報:櫻井幸雄の住アドバイス 最先端マンションに採用

09:18

◇玄関が個性的な顔に

 マンションの玄関ドアと、その外まわりは「共用部」である。だから、住戸内の「専有部」とは異なり、個性を演出しにくい。はっきり言って、「玄関は家の顔」とされるくらい大事な場所なのに、同じ顔が並ぶ−−殺風景で、まるで寮のような光景になっていた。

 その状況に一石を投じる工夫が登場した。大京の商品開発部門・ライオンズリビングラボが考え出した「ウエルカム・エントランス」だ。工夫の一部を紹介しよう。たとえば、玄関ドアの色を好みで選ぶことができる、ドアのまわりの壁も好みで選べる、といった選択肢を設ける。

 さらに、玄関ドアにはフックを付けて、花やリースを飾りやすくする。インターホンの部分には各種パーツを装着できるオリジナルパネルを設け、住戸ごとにアレンジできるようにする。パネル内であれば、表札の位置も自由に決めることが可能だ。

 そのような工夫をマンションごとに適宜取り入れ、無個性なマンション玄関を変えてゆこうというわけである。そのようなことを実現するには、管理規約や重要事項説明にも手を入れなければならない。その困難さはあるが、玄関に変化を付けるのは不可能ではなかったのだ。その意味で、日本のマンションを大きく変えるスケールの大きなアイデアともいえる。

 この新世代の玄関を採用したマンションの一つが、ライオンズ志木グランフォート東武東上線急行停車駅で、副都心線など3路線の始発駅でもある志木を最寄り駅とし、同駅から徒歩4分。イオン新座店まで徒歩1分など、便利な立地のマンションだ。

 全156戸はすべて南面採光。そして、玄関以外にも独自の工夫が多い。たとえば、外観では壁面緑化を積極的に行い、中庭も緑が豊富。中庭の植栽への水やりをミスト化し、周辺の気温も下げる。住戸内では、キッチンで「ハンドエリア」付きを選択可能。ハンドエリアは、オープン型キッチンのシンク(流し)まわりに、ちょっとした備品置き場を設けるもの。リビング側から見えないように設けられているのがミソで、計量カップやまな板、調味料、タイマーなどを上手に収めることができる。ステンレス張りだが、磁石も付く。これで、キッチンの見た目がすっきりし、使い勝手も向上するというアイデアである。

 このほか、洗面所の洗面ボウルは、角に汚れが残らないように絶妙なカーブを設け、清掃性を向上するなど、ライオンズリビングラボが考え出した工夫が多く採用されている。そのモデルルームは、日本のマンションにおける最先端の工夫と住み心地が分かる場所でもある。

(毎日.jp)

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