キャリア官僚 合コン

先週金曜日の昼ごろ、「キャリア官僚 合コン」で検索かけてきて、そのあと日記を全部読んでいってくれた○○女子大のアナタ!いつもお世話になっております(笑)。どんな様子か知りたかったのでしょうが、その合コンはどうでしたか?役人にもいろいろいますんで、これに懲りずにまた合コンにつきあってやってください(つまんなかったの前提かよ)。伏してお願い申し上げます。いやほんとに。

中退こそエリート外交官の証

id:kanryo:20040909のコメント欄等を受けて、役人の中途採用、専門性等に関するお話が。
http://d.hatena.ne.jp/flapjack/20040912
http://d.hatena.ne.jp/isuzuki/20040912
ちゃんとした反応はいずれするとして(といいつつほとんどしてきていないのは秘密だ!)、役人の「学歴」とからめて一つ面白い話を。

http://www.sankei.co.jp/news/040910/sei051.htm
髭の野上氏が駐英大使というニュース。人事的にはマキコ騒動からようやく立ち直った格好。経済協力局長も経産から取り返すみたいだし。
さてさて、ここに挙がっている外交官のうち、「東大中退」という学歴を持つ人が二人いる。「中退」というとなんだか落第みたいなイメージだが、実のところ外交官にとっては名誉ある肩書きだ。
頭のいい人は、大学3年の時に外務公務員試験(現在は国家公務員試験に一本化)を受験して、合格し、採用されてしまう。外交官にとって「中退」という肩書きは、むしろ「一年早く試験に合格し採用されたエリート」を意味する(他方、国家公務員試験は、現役生の場合大学4年でしか受験できなかったため、他省においては「学部中退」はいない…はず)。Wikipediaによると、皇太子妃も東大中退組のようだ。
もっとも、外交官は採用後すぐ海外に留学に行って修士やら博士やらを取ってくることになる。
というわけで、日本の役所(の一部)には、博士どころか学士でもない人間が重宝されたりしているのです。