水無月の訪れよ
用事を済ませに徒歩で出かけてみた。いつものルートではなくて、歩く距離は増えるけれどいつもと違う風景に出会えるルートだ。もう少し噛み砕くと“足の向くまま”というヤツ。もちろん用事を済ませるのも忘れない。
家の近所なんて本格的にバイクに乗るようになってからというもの、ほとんどふらふらする事がなくなった。だから、たとえば自分の記憶の中の風景と違う光景に遭遇する事がままある。アパートが小奇麗な一軒家になっていたとかテナントのお店が変わっていたとか、そういうレベルの未知との遭遇だ。今日も2、3件あった。
今日は珍しくデジカメを持って外へ出た。
帰路にて雲が割れて青空が見えたので
撮ってみる。実物はもっと綺麗なんだけれど。
こういう空を見ると、2年前の夏かな、友人と群馬へ走りに行った時の事を思い出す。降水確率60%の曇り空、しかし上里SAで天候が回復し、最終的にはスカッと晴れて真夏らしい1日になった。あの時の、高速道路上で徐々に雲が晴れて陽が差し始めた時の事が記憶の底から浮かび上がってくるのだ。
昼食に桐生うどんを食し、某知人のツーレポと同じルートをたどろうとして赤城山を登ったらとんでもない、わけのわからない登山用車道を走った挙句、オンロードバイクで走るには路面の荒れすぎている舗装路(険道?)をほうほうの体で下った記憶がある。今走ったら印象も変わるだろう。また行きたいなあ。
もうすぐ梅雨が来る。
選手交代
先日ジョイフルへ行った際、こんなものを買ってみた。
卯月は家の鍵等をカラビナにまとめて持ち歩いているのだが、今まで使っていたのがそろそろ限界なのだ。当然壊れてからでは面倒なので、先手を打って交換。いつもは100均で補充するところをわざわざホムセンの高いのを選んだのは、「(ホムセンで売ってるのは)実は高いだけなんじゃなの?」という先入観を払拭したかったから。まあ、100均のも充分保つけれど、そこは私の気まぐれのなせる業、上記の期待を裏切られたら裏切られたで愉快だし、自分の考えが正しかったら正しかったで愉快なのだ。
こういう小さな発見を楽しめる人間なんである、私は(笑
今まで使っていたほう。銀色の稼動部がだいぶ内側へズレてきている。劣化のサイン。
で、こいつの行き先は
チョイ出用のポーチ。見ての通り死んだ片方の代わりを務めてもらう事にする。両者は若干大きさが違うが、気にならない範疇だと思う。思いたい。
そうそう台紙をちぎろうとしたら
何やらステキな表記。「冒険倶楽部工房(株)」だそうだ。なかなかシャレたネーミングではなかろうかと。よしよし、思い切り冒険させてやろう。
使い慣れるまでは少し時間がかかるだろうけれども、これでまたひとつ心配事が減った。