まだまだ始まり

今井美樹さんがゲストの「しやがれ」を見た。

  • 櫻井のお忍び旅行。思ったより変装していなくて驚いた。
  • いろいろな番組を見てわかったのは、櫻井の旅行はほとんどタクシーで構成されているということだ。とにかく時間が足りないのと、安全のためにもそうしているのだろうが、海外へ行かない限り公共交通にも安心して乗れないのは気の毒である。
  • すべての会った人に「今の、実は嵐の櫻井翔だったんですよ」とばらしていくスタッフ。その快感はわかるが、もし忙しく働いていたら「だからなんだよ」と返してしまいそうである。こういう権力の見せつけ方は少し苦手。
  • ともあれ最後まで櫻井が旅行を楽しむことができてよかった。クジラも見られて本当によかった。
  • 同時に、街中で「櫻井くんですよね、応援してます」と言うことは、売れていない芸人やインディーズのバンドでもない限り相手のためになることは何一つなく、ただ自分をファンとして認識してほしいだけの行為だと再認識した。絶対に声をかけません。だからファンとアイドルではない、別の出会い方をしよう。
  • 大野のつまようじ作り。この一連の「ものづくり」ロケは大野自身にも楽なのではないか。見ているこっちもグルメレポートをされるよりずっと楽しい。
  • 「嵐は一番の稼ぎ頭」「アイドルと話せて長生きできる」と、なにかと持ち上げてくれる師匠。それをあっさり無視する大野。
  • 大野のいつもの「つれない」態度を見ていると、失礼だなと思うより、むしろ羨ましくなる。大野はあらゆるものに執着しない。自分をよく見せようとか好かれようとかの意識が皆無。それが一貫していて羨ましい。

リニューアルによって、この番組から不快に思ったり不可解に感じたりする部分がなくなったように思う。5人が話をできるのはスタジオだけなのだが、スタジオ企画よりもロケの方がよくできているのが悩ましい。できれば5人とゲストが話しているだけのところも見たい。歌ってくれてもいい。そういう番組を別に始めてくれてもいい。望みは尽きず。来週も見る。