ドSデカ3

「ドSデカ3」七尾与史
若桜木先生に、最近はこのくらい極端なキャラでないと新人賞は取れないと言われて、呼んだの。超驚きだったわ。暫く衝撃から立ち直れなかったわ。まあ、昔も一作読んだ記憶があるけど、ここまで極端ではなかったような。陰惨さが極まった感じ。まず、主人公のマヤ、エリート警視総監の娘。語り部、代官山と相棒を組まされている。ドSだからやりたい放題。遺体から爪を剥がして持ち去ったり、歯を砕いて持ち去ったり。で、事件も主人公に合わせて、陰惨な奴ばかり。一応短編集。大まかに二つに分けて事件がある。
最初のは、双子ばかりが殺されて、縫い合わされる。最初のは正中線で切られて、縫い合わされる。二つ目のは、首を切られて、挿げ替えられる。この事件を見て、マヤは、ナチのメレンゲ博士の論文を思い出す。アウシュビッツで双子の臓器入れ替え移植だとか、陰惨な実験ばかりしていた。
それを、今日本で研究しているA博士がいる。そのA博士が三人の医者に論文を見せた。その中野一人、整形外科医のB、.娘の子供が二人とも心臓と肺に問題がある。それで、B医師が、殺された双子の臓器を孫に移植しようとしていると読み、手術室へ。突入。その通りだった。
しかし、これを強行して、手術を取りやめさせたのが、マヤと代官山で、マヤは手術が見たかったと怒る。
2−5.都下の田舎の村で、25年前にも女性4人が殺される事件がった。50年前にもあった。そして、どちらも、その殺された時間、有線で、「君にファックユー」という曲が流されていた。で、犯人は、両方とも所轄の刑事。で、四人の名前の中に、刑事の名前が一文字づつ入っていた。で、25年前は、5人目を予想して、行方不明になった女性の近くの林へ行って、犯人を捕まえた。でも、5人目も殺されていて、犯人は、激流へ落ちて死んだ。
で、今回。また同じ。4人殺された。でも、今回は、牛とか、動物の名前が入っている。で、行方不明の家族に聞くと、有線で、夜外出するなと言われていたのに、外出した。電話で呼び出しが来たかr。それは、信頼できる人。つまり刑事ではないかと予想して追う。果たしてそうか?読んで。
感想。何だろうね。キャラが強すぎて、タレーランみたいなじっくりした推理もないし。今一だったわ。でも、このキャラに寄せていかなきゃいけないんだよね。疲れるわ。

情報
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パンパース。