現代詩セミナー in 神戸2010に参加します。

現代詩セミナー in 神戸2010
「詩のことばと定型のことば ‐‐定型から何を学ぶか」

現代詩の円熟期を迎えていた50年代から70年代とは、定型の世界が戦争時の問題を含めて戦後処理に手間取っていた隙間を突いただけではなかったか。
むろんこれは乱暴な片手落ちの試問に過ぎない。
現代詩が停滞を叫ばれている今日、あえて私たちは口語自由詩としての現代詩に定型のもつ言語の可能性をぶつけてみたい。俳人、歌人、詩人の肉声の内側で。

○討議に参加する発話者
吉増剛造、野村喜和夫、杉本真維子、樋口覚、夏石番矢、黒瀬珂瀾、宇多喜代子、藤原安紀子、荻原裕幸、岩成達也、季村敏夫、細見和之、たかとう匡子、中塚鞠子、倉橋健一、彦坂美喜子

◆2010年11月6日(土)午後1時〜11月7日(日)午後5時
◆神戸女子大学教育センター
 電話 0787-231-1001
 JR・阪急・阪神・神戸地下鉄「三宮駅」より徒歩8分(生田神社の山側)
◆参加費(特別企画展&シンポジウム参加費含む)
 二日間  5000円
 一日のみ 3000円
◆定   員 100名(定員になり次第締切)
◆申込締切  10月20日
◆主   催 グループ「批評と創造」(現代詩セミナーin神戸実行委員会)
◆共   催 神戸女子大学 思潮社

■スケジュール
11月6日(土)総合司会・細見和之 於・5階特別講義室
 午後1時 開会
 午後1時10分〜2時30分講演・野村喜和夫「定型から遠く離れて」
 午後2時40分〜4時 講演・夏石番矢「究極の詩とは何か?」
 午後4時10分〜5時30分シンポジウム・樋口覚、野村喜和夫、夏石番矢  午後6時より懇親と交流会

11月7日(日)
 午前11時 開会
 午前11時10分〜1時 三つのグループに分かれてシンポジウム於・3階各小教室
 *前日の講座を引き受けるかたちで、セミナーの主テーマにそって、パネラーの自作等を資料に具体的なディスカッションの場を作る。
  グループA:吉増剛造、宇多喜代子、藤原安紀子、細見和之、彦坂美喜子(司会)
  グループB:野村喜和夫、樋口覚、岩成達也、季村敏夫、荻原裕幸、中塚鞠子(司会)
  グループC:夏石番矢、黒瀬珂瀾、杉本真維子、倉橋健一、たかとう匡子(司会)
 午後1時〜2時 昼 食
 午後2時〜3時 講演・吉増剛造「沼澤地方(朔太郎)から新潟(金時鐘)へ」
 午後3時20分〜午後5時 金時鐘ほか参加者による詩の朗読

現代詩セミナーin神戸2010の申込方法は、参加費を指定口座に振替の上、申込用紙を申込先にFAXすることになっています。神戸女子大学のサイトに連絡先が載っているので、そこからお申し込みください。
http://www.yg.kobe-wu.ac.jp/wu/events/2010/main_101106.html