名前:中山涙 (由来=ペンネームが決まりました!)
職業:小説家・お笑い研究家・テレビ愛好家
原稿依頼などはこちら: shindame@gmail.com
ツイッター: http://twitter.com/shindame
ザ・インタビューズ: http://theinterviews.jp/shindame
![]()
近著「浅草芸人 〜エノケン、ロッパ、欽ちゃん、たけし、浅草演芸150年史〜」(マイナビ新書)
2009-08-03(Mon)
富野由悠季「Zガンダムの仕事が入った瞬間から、ガンダムのことが大嫌いになったんです」
anime |
![]()
GUNDAM A (ガンダムエース) 2009年 09月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: 雑誌
- 購入: 2人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
「ガンダムエース」9月号に、富野由悠季と安彦良和の対談が載っていた。
ほとんど安彦良和による富野由悠季へのインタビューみたいになってるんだけど、相変わらずトミノの発言は抜群の面白さ。
お台場の実物大ガンダム
富野:(略)1/1ガンダムに関しては、僕は途中参加なので不都合がものすごくあって、困ってます。ミストの噴出口の調節など立ち上がってからもできると思ってたら、できなかったり…。ただ、最初からこのプランを聞いてたら絶対潰してたでしょうから、僕の知らないところでゴーサインが出て、結果的にこんな素晴らしいものを見られたのは本当によかったと思います。一人の意見で動いちゃいけないというのは正しいよね(笑)。
あぶないところだった。プランが動き始めてからトミノに知らせたスタッフの判断は正しかったと思う。
ガンダムへの思い
富野:(略)だから、僕はZガンダムの仕事が入った瞬間から、ガンダムのことが大嫌いになったんです。結局ガンダムの仕事しか来ないというのが本当に情けなくて……プロダクションからそういう仕事しかもらえないのは、無能者と言われているに等しいわけです。それでガンダムが好きになれるわけないじゃないですか。
ガンダムを好きになったのはこの7、8年です。
(中略)
僕の場合はZのときから廃棄すべき場所に足を踏み入れなきゃならなかったわけだから、嫌いなものを仕事でやるということを大人としてやっていくしかなかった。食べていくためにね。だから、ほとんど悔しいと思いながらやっていたというのが本音です。忘れる努力をしているのに、イヤでも思い出させられる。僕にとってその20年はずっと汚濁の中にいたようなものです。でも、ビジネスでやってるんだから、そんなこと言ってもしょうがないでしょ。
汚濁の中の20年! さすがに安彦良和も驚いた様子。
安彦:悔しさと汚濁の中でやってきたって、今まで無数に受けた取材のなかでそこまで言ったことあった?
富野:言わない努力をしてきました。そうしないと生活が成り立たなかったから。
色々ぶっちゃけすぎ。
高畑勲からの影響
安彦:僕は、ファーストガンダムの富野演出というのは非常に冴えていたと思います。それは『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』で高畑演出の最良の部分を富野さんが吸収して、それを反映させたからだと思うんですね。これって正しいですか?
富野:正しいです。
安彦:当時の高畑(勲)さんは絶好調で、ハイジはアニメ的ではあるけど、三千里なんかではもうアニメから離れちゃってた。逆にアニメの可能性というのは、アニメ的なものの中にあるのではない。そこから離れられるんだっていうことを高畑演出は示していたと思うんですね。
富野:その通りです。(中略)いわゆるガンダム的なものや演出の仕事を肉づけしてくれるものが、たしかに高畑・宮崎ラインの仕事にはありました。
ガンダム演出の意外なルーツ。勝手に解釈すると、リアルさの追求ということだろうか。トミノと高畑・宮崎じゃ、全然ベクトルが違ってるけど。
最強の一言
富野:(略)でも、最強の必殺兵器を出すよ。たかがロボットアニメを見て、お前ら本気になるな!
まさに最強。
続きのエントリーを書きました。
- 作者: 富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/11
- メディア: 文庫
- クリック: 30回
- この商品を含むブログ (48件) を見る
愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN V シャア・セイラ編 (単行本コミックス)
- 作者: 安彦良和
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/06/26
- メディア: コミック
- 購入: 6人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (12件) を見る




ZZについては、オファーしてきた連中に対して「こんなバカなものしか作れませんよってことをやってみせた」そうですw
むしろ、死んで下さい!
富野なんか大嫌いだ!
ガンダム最高!ロボットアニメ最高!!
だったら作るなと、あくまでビジネスの為ですか
そういう事は墓の中まで持っていくべき。
プロ失格としか思えない。
『おまえのガンダム売れたからまたやってよ』って言われてるもんだぞ。
そんな屈辱の中で仕事してきたんだぜ。
それから何年もたったインタビューで本音を語って何が悪いんだ?
お前らアニメ監督を芸能人かなんかと勘違いしてんじゃないか?
何言っても許される訳じゃないが、自分の作品をどう思おうが勝手だろうがよ!
そういうことを気にするんだったら、製作者のインタビューなんてみてんじゃねぇよ!
それがプロ
僕自身は、なんだかんだ言っても、トミノは偉大なクリエイターだと思います(「ZZ」は駄作だと思いますがw)。
続きのエントリー(http://d.hatena.ne.jp/karatedou/20090805#p1)を書いてみたので、よろしければそちらもお読み下さい。