名前:中山涙 (由来=ペンネームが決まりました!)
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近著「浅草芸人 〜エノケン、ロッパ、欽ちゃん、たけし、浅草演芸150年史〜」(マイナビ新書)
2011-09-09(Fri)
ももいろクローバーZ・有安杏果の軌跡
ももクロ |
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ももクロのメンバーの中で、個人的に一番興味があるのは、有安杏果(ありやすももか=緑の子)だったりする。
彼女は童顔を通り越して、安達祐実以来ひさびさにあらわれた、「究極の子供顔」の持ち主と思う。「赤ちゃん顔」と言ってもいい。
そして140センチ台のミニモニサイズなのに、素晴らしい歌唱力とダンス能力。一人だけアイドルの動きじゃない感じ。
ももクロの中で随一のマジメな性格で、控室にいるとき、ほかのメンバーがはしゃいで追いかけっこなどをしていても、参加せずに勉強している優等生キャラ。
以下、雑誌「CDジャーナル」2011年8月号のインタビューより。各メンバーに、ほかのメンバーの印象を喋ってもらうくだり。インタビュアーは吉田豪。
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吉田:じゃあ、次は有安さんについて。
詩織:有安さんは頭がいい。
夏菜子:そのとおり(あっさりと)。
吉田:勉強してますもんね。
詩織:でも、ひとつのことに全然飽きないの。もう、とことんハマる。勉強もずっとやってるし、勉強大好きって感じで。
ホント私、テスト1ヶ月の前から勉強する人初めて見たんですよ。
それで、いまも勉強を、空き時間があればすぐソファの上でもやってるし。
夏菜子:ホントに真面目なんです。あと、なんだろうな、冷静? ひとりホントに冷静で。
杏果:冷めてるんです。
夏菜子:たぶん学校にいたら、同じグループにはまずいないタイプだと思いますよ。
杏果:そうだね。
夏菜子:私は学校ですごいうるさいんですけど、たぶん杏果は真面目に勉強したりとか。
詩織:うるさい人がいたら、“勉強してるのに!”とか言うタイプだと思う(笑)。
夏菜子:授業中に紙クズを丸めて飛ばしたりする人を、“もう迷惑!”とか。
杏果:そんなのありえない!
夏菜子:でしょ?
その性格を生かして、脱線しまくるほかのメンバーのMCを軌道修正するのもうまくなってきた。
これを改名後のイベントでアドバイスしたのは吉田豪。
吉田:有安さんも変わりましたよね。
杏果:七番勝負で吉田豪さんと舞台演出の佐々木(敦規)さんに言っていただいたアドバイスは、だいぶわかるようになりました。
吉田:おバカキャラよりは、冷静なんだからMCのサポートが向いてるって話ですよね。
杏果:最初言われたときは、もう頭が混乱しちゃって、何のこっちゃって。“そんなんムリに決まってんじゃん”と思ってたけど、でもやっぱり毎回毎回、回数を重ねるごとに、まだ全然うまくできないし、自分でもこなせないんですけど、でも意味はすごい理解できたし、たまにちょっとできたりもするので。
そのくせイマイチ一般教養がなかったり、動物が近づいてくると悲鳴を上げたりするギャップもあったりする。
杏果:道を通ろうとしたらカラスがいて、うわっと思って道路の向かい側に逃げたら、またそっちにもカラスがいて、逃げ場がなくて。でも、集合時間に遅れちゃうし。
吉田:でも、カラスがいると通れないし。
夏菜子:それで電話がきたんですよ(笑)。そういうときぐらいしか電話とかこないんですけど、しかもいまから会うのになんだろうなと思ったら、カラスがいて通れないって。普段すごい冷静にしてるじゃないですか、でもなんか一瞬でも鳥とか通ったらもう、ジェンガが全部壊れちゃう感じ。
“いやー!”って言って、そのときは誰よりも反射神経がいい。それに私たちはビックリする(笑)。
それからWikipediaを見て、彼女が赤ちゃんモデルの出身で、その後、CMモデルや子役とかをやりつつ、ダンススクールに通って、歌手を目指していたことを知った。たぶん、ももクロに全然興味なくても、CMなどで彼女を見たことある人は多いと思う。
その活動の過程は、YouTubeなどで確認できる(われながらストーカー一歩手前なんですが、ゆるしてくださいw)。
・ジャストシステム 花子9 CM(1998年)
このときの有安は3歳。あんまり顔が変わってないのが可笑しい。
内田有紀の子供時代、という設定。
ところで、この絵を描いたの、絶対彼女じゃないと思うw
・「将来の夢」(2003年ごろ)
これは何の映像なんだろう?
杏果:有安杏果です。8歳です。
将来の夢は、BOAさんみたいな歌手になりたいです。
これからもがんばるので、よろしくお願いします。
下の歯、乳歯が抜けて、永久歯が生えてきたばかりなのかな? ものすごい舌足らずで、ひどい滑舌になってるw
・ポンキッキーズ(2004年ごろ)
2004年ごろだから、9歳ぐらい? ウサギの着ぐるみが、ものすごく似合ってる。
V6井ノ原に、似顔絵をプレゼントする企画。有安が描いたのは、スカートを履いた「おかまいのっち」。線が細くて、画面からは全然見えないのがもったいない。
・EXILEのダンススクールに入学(2006年)
小学6年の時、EXILEが主催するダンススクールに入学。
この経緯については、家にあった雑誌にインタビューが載っていた。
以下、「EX大衆」2011年4月号、「アイドルダンス甲子園」の企画ページより。
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──有安さんはEXILEさんのスクール(EXPG)出身なんですよね。
杏果:「EXPGに入りたい」ってママにお願いしたんだけど、「月謝が高いからダメ」っていわれて。
でも、どうしても入りたくて特待生オーディションに受かることを条件にOKをもらって、特待生として合格したんです。
スゴい……。俺が親なら、感動して泣いてると思う。
・ドラマ「がきんちょ リターン・キッズ」(2006年)
EXPGに入学した年には、辺見えみり主演の昼ドラ「がきんちょ リターン・キッズ」に出演している。
すごくナマイキな子の役。オムライス勝負に負けて号泣w 演技も達者。
そして、すでに現在とあまり変わらない、スゴいダンス!
以下、同じく「EX大衆」2011年4月号より。
杏果:小6で出演した「がきんちょ〜リターン・キッズ〜」では、アイドルのオーディションを受けるシーン用に田原俊彦さんの「抱きしめてTONIGHT」の音源を渡されて、「来週の撮影までにこの曲に合う振り付けを考えてきて」っていわれたんです。自分でフリをつけてダンスバトルをしたこともあるので、その経験を活かして収録に臨みました。
このダンスが、自分で考えたものだと知ってビックリ。なんて立派な子なんだろ……(感涙)。
・めちゃイケ(2007年)
岡村隆史がEXILEに加入する「オカザイル」企画に、キッズスクールの生徒の一人として出演。「GD」のTシャツの子(動画を貼るのはやめておきます)。放送は2007年の秋なので、有安は中学1年生の12歳。
もはや見た目もダンスも、現在とほとんど同じ。バラエティ対応も問題なし。
・EXILEのPVやツアーに参加(2006〜2008)
キッズダンサーとして、EXILEの「Choo Choo TRAIN」や「銀河鉄道999」のプロモーションビデオに出演したり、ツアーに参加したりした。
杏果:キッズダンサーとして全国のホールツアーをまわらせてもらったのは貴重な体験でしたね。
これはマジでスゴい。
当時のEXILEが回った会場は、さいたまスーパーアリーナとか横浜アリーナとか、東京ビッグサイトとか東京ドームとか、そのほか全国の大ホールやスタジアムなど。
ももクロは、今年のクリスマスに、さいたまスーパーアリーナで公演をするわけだけど、有安はすでに経験してるわけだ、たぶん。
・コルゲンうがい薬CM(2008年)
有安は中1か中2くらい。それなのに赤いランドレスがメチャクチャ似合う! CMはほとんど見ない僕だけど、これはしっかりと覚えてる。
この翌年の2009年2月、彼女はスターダストプロモーションに移籍して、7月にももクロに加入。そして現在に至る。
最新DVDで、ソロのとき号泣してたのは、こんな風にずっと絶え間ない努力を続けてきたからだろう。
でも、有安と同じぐらいクールな佐々木彩夏のコメントを読むと、感情を自分の中に押し込めていることも多いらしい。
以下、再び「CDジャーナル」より。
彩夏:杏果は、なんか素直じゃないなって思います。ムカつくくらい素直じゃないんですよ。“そこはいいじゃん、そこは素直に受け止めればいいのにな”って思うところも、“はい、大丈夫です”みたいな感じで。
吉田:みんなが自由にやってる中で、まだひとりだけ不器用な感じがしてるんですよね。
彩夏:杏果はみんながはしゃいでいるときに冷静なタイプなんですけど、絶対はしゃぎ出したら一緒にはしゃぐ人だと思うんですよ。だからたまには一緒にはしゃいだらいいのに。
夏菜子:私が横でギャーギャー言ってても、自分ですごい冷静に“私そういうタイプじゃないんだよね”って言って、でもちょっと乗ってきたりして。最近私、よくライヴ中に杏果と遊ぶんですよ。目が合ったりすると。
杏果:遊ぶね(笑)。つらくなると余計。
夏菜子:そう、つらくなるとふたりで舞台上で絡むのが、すごい楽しいです。
メンバーは、彼女の個性をちゃんとわかってるんだなーと思って胸が熱くなる。
彼女は、今よりも素直になれれば、また一皮むけるんだろう。
いつかそんな日が来ることを祈る限り。
これからも応援したいと思っています。
4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~ LIVE DVD
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それにしてもAVEXの動画削除は本当に執拗ですね。著作権のことは分かるけど、YouTubeに少しくらい動画が出ていたって売上に深刻な影響が出てくるわけじゃないし、ももクロのおおらかさを見慣れている者としては、やり過ぎに思えます。