2008-08-19
■[アニメ]ストライクウィッチーズでゲルトのパンツが喋るシーンの演出意図を徹底解説
にゅーあきばどっとこむさんとカトゆー家断絶さんが紹介して下さって、
ここ三日間ですごい量の人が来て下さったみたいだ。
嬉しすぎる。
しかし、今回はみなさんのご期待に添えないだろう。
なぜなら、パンツパンツと連呼するような頭のおかしい記事になるからです。
第07話でゲルトのパンツが喋るシーンがある
第07話に信じられないシーンが存在する。
それが、次のゲルトのパンツみたいなもの(以下パンツと省略)が喋るシーンだ。
部屋に入ってハルトマンに近づくゲルトのパンツ
「起床だ。起きろハルトマン」というゲルトのパンツ
なんだこのシーン!
パンツが喋ってやがる!
高村和宏すげぇ!
このシーンがどれくらいすごいか、
以下分かりやすく説明していきたいと思います。
異常性の解説 序
本来さきのシーンは
部屋に入ってハルトマンに近づくゲルトのパンツ
↓
カメラが下半身から上半身、そして顔に
↓
「起床だ。起きろハルトマン」というゲルトの顔
になっていなくてはいけない。
なぜなら、このシーンにおいて発言しているのがゲルトであると、
明確に示さなくてはならないからだ。
前のカット(汚い部屋に顔をしかめるゲルト)からの繋がりで、
喋っているのがゲルトであるという事は明白ではあるが、
教科書通りのカメラ割ならここでパンツを喋らす理由は何も無い。
高村和宏ほどの腕前なら、そんなことを知らないわけもない。
では、なぜパンツが喋っているのか。
それは当然、演出意図があるからである。
ではその意図とは
それはこのアニメにおいて
パンツ=キャラクタ
だからだ。いや、むしろ
パンツ>>>>>>キャラクタ
であることを示すためだ。
では、このパンツが喋るシーンを軸に、
高村和宏がどれほどパンツの演出に凝っているのか、ということを以下で示したい。
一般的なパンチラ
ここで一般的なパンチラというものを、例を挙げて説明する。
どちらのシーンも、立派なパンチラである。
しかし、絵の構図から見ると、
パンチラというものが、キャラクタのおまけであることが分かる。
キャラクタを赤い円。パンチラを青い円で囲んでみた。
これをみて一目瞭然なのだが、
絵の中心にキャラクタが配置され、それにこそっとパンチラが配置されている。
これは、このシーンでは、
このキャラクタが一番目立つように考えられた構図であることを示している。
そして、その目立つキャラクタのパンチラが、
サラダのパセリのように添え物としてある形だ。
つまり、
キャラクタ>>>>>パンツ
となっている。キャラクタありきのパンツだ。
では、先ほどのゲルトのシーンで同じように円を書くとどうなるのか。
絵の中心に本来いるはずのキャラクタがパンツであり、
同時にパンツが見えている、こということになる。
これが、先ほど言っていた
パンツ=キャラクタ
状態という意味だ。
では、このような演出は特別なのかと、そうでない。
鬼才、西島克彦の「ナジカ電撃作戦」は同様の演出を多用する。
伝説のアニメ ナジカ電撃作戦
ナジカ電撃作戦は、10ppm(10パンチラパーミニッツ)
という言葉を生み出した、伝説のパンツアニメだ。
では、ナジカ電撃作戦がどういった演出をするのか、
ストライクウィッチーズの演出とからめて解説していく。
まずはこのシーン。
扉が開く。
二人のメイドのパンツが会話する。
このシーンはさきにあげた、
ゲルトのパンツが喋るシーンにとても類似している。
似たようなシーンで次のようなシーンも存在する。
侵入者に警戒するメイド
このシーンでも、喋るメイドの顔を映さず、
ひたすらパンツが目立つ構図で構成している。
(つーか、カメラ位置がありえない)
まさにパンツ>>>>>>キャラクタである。
では、次は戦闘パートで、見てみよう。
ストライクウィッチーズでは、動的な戦闘シーンで、
たまにすごい絵が出てくる。
飛ぶルッキーニ
パンツアップ
これもまさに、パンツ>>>>>>キャラクタ、であるのだが、
似たようなシーンがやはりナジカにも存在する。
襲い掛かるメイドの腕をとる
投げる
一枚目の構図は普通に考えると、超絶へたくそな構図だ。
キャラクタの顔が見えないからだ。
しかし、ナジカはこれでよいのである。
なぜなら、この構図だとパンツがよく見えるからである。
投げた後
そして、この三枚目につながる。
これもまた酷いカメラ位置。
ナジカが小さい上に、投げられたメイドの顔が見えない。
見えるのはパンツばかりだ。
しかも、シーンの流れで言うと最優先事項であるはずの、
後ろから襲うメイド。それに気がついているナジカ。
が分かりにくい。
でも、これで正解。当然、
パンツ>>>>>>キャラクタ>>>>>>流れ
だから。
引きで主人公ナジカを写すときは、
ナジカのパンチラができないので、
自然とこうならざるを得ないのだ。
結論
ストパンとの対比として、ナジカ電撃作戦を引き合いに出したのは、
正当なパンツアニメであることを示すためである。
また、アニメを見たり、前回の私の記事を見てくれればわかるように、
パンツ演出はあくまでサブであり、
基本的に出来がいいということも分かってもらえると思う。
つまり、基本演出+パンツ演出という、素晴らしい出来であるということだ。
この記事を読んで少しでも、
高村和宏さんがいかにパンツシーンに情熱を傾けているか、
あのゲルトのシーンがたまらない演出か、
それが伝わったら幸いです。
追伸:このブログを知ってるリアルの友達へ。
後悔はしていません。
こんな私ですけど、元気でやってます。
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