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上遠野浩平先生の「私と悪魔の100の問答」オススメ!

2008-09-15

[]ストライクウィッチーズ 引き際に見る宮藤芳佳の成長


引きの演出


最近のアニメの終わり際にある引き演出についてで語ったように、

ガイナ仕込のストパンの引きはかっこいい。


また、「つづく」の手前のシーンも、

毎回毎回とても印象に残るシーンに仕上げている。

特に顔のアップを行うときは、キャラクタの表情を豊かに表現している。

それが11話ラストシーンで急激に火を噴いた。


11話のラストシーンの

「坂本さん!私が、、私が飛びますっ!!」

では、もうメラメラと血がたぎってしょうがありませんでした。


この11話のラストシーンまでの道のりを、

「つづく」の映像の前の場面を用いて説明していきたいと思います。


引きの手前で表現する宮藤芳佳の成長


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第01話


敵のネウロイの攻撃にただ怯えるだけの芳佳。

戦う手段も、戦う意思も持たないただのか弱い少女。



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第02話


よろしくお願いします、と入隊の挨拶をする。

気張った顔がういういしい。

戦う事を選ぶ。

私にできる事を見つける。その一。



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第03話


リーネの胸に顔を埋める。

おっぱい魔人誕生の瞬間である。



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第09話


自分のミスから怪我をさせてしまった坂本さんを決死の治療。

戦うことを選んだはずなのに、所詮はただのか弱い少女であり、

青二才であることを、見ている人が分かる。



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第10話


敵意(悪意)を向けられうろたえた表情。

自分自信の青二才ぶりの自覚。

戦いに対する嫌悪感の発露。



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第11話



圧倒的な強さを見せる敵に対して戦うことを選ぶ。

本当に戦うことを選ぶ。

私にできる事を見つける。その二。

決意がにじむ、かっこいい表情。



特に

第01話→第10話→第11話

の流れが素晴らしすぎる。


船上でうずくまることしか出来ない少女

人間の暴力に絶望する少女

戦うことを選んだウィッチ


という、宮藤芳佳の成長が、

各話の終了時に綺麗に表現している。


ハッキリ言って、宮藤芳佳という主人公は好感が持てる主人公ではなかった。

甘っちょろくて、青二才で。そしてぬるい。



 あくまで「解り合えるかもしれない!」というお約束な「とっかかり」と、「誰にも迷惑かけたくないから、一人でする!」という「組織がそれで済むわけないだろう」な子供然とした認識の甘さが、芳佳のキャラを(子供だからしょうがない的に)安く見せてしまう。尺の都合もある以上、一話の中でやれる範囲としては限界なのかもしれないけど。

 現状だと一話からずーっと「人の言うことを聞かずに我を通す小娘」の域を出ないんだよなぁ。正規の教育受けてないんだから、全てが本人の責任というわけでもないんが。


放蕩オペラハウス:■ストライクウィッチーズ #10 「信じてほしい」

http://www.h-opera.com/200809a.html



その唯の小娘だった宮藤芳佳が!

バリアで余裕で防げる銃を、その敵意で唖然とした宮藤芳佳が!

くそ博愛主義だった宮藤芳佳が!


「坂本さん!私が、、私が飛びますっ!!」


うおおおおおおおおおおおおおおおおお。

これで燃えずして何で燃えろってんだあああああああああああ。


これは最終話が楽しみでしょうがない。

すばらしい引きだ。

話の展開も、引きも、まさにクライマックス。

最後へのつなぎまでストパンは素晴らしかった。

あとは、ラストだけ。楽しみです。


その他の「つづく」手前


ちなみに、他の話の引きの手前では、

当番回のキャラクタが目立つようなつくりになっている。


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第04話


ゲルトの「ありがとう」

クリスに対するゲルトの気持ちの整理がするする伝わる。



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第05話


シャーリーの「腹減ったー」

シャーリーのキャラクタが良く分かる。



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第06話


エイラーニャの写真。

みんなで楽しくやっている写真。

サーニャが今まで以上にみんなと打ち解けたことの暗示。(だと私は思っている)

つーか、芳佳と仲良し。

サーニャの表情がかわいすぎる。

エーリカの表情がおもしれー。



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第07話


とても特徴的な「二へ」。

説明不要のこの表情。



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第08話


ミーナと坂本さんの対峙。

これは、この話の他のシーンとの繋がりが重要。

構図、光、影、どれを見ても、ちょっと異質。



ちなみに


ペリーヌとルッキーニには、まともなラストシーンがありません。

第06話で見切れているのがあるだけですね。


あと、第03話のリーネの胸に顔を埋める芳佳は、

この中でも異端。

リーネの当番回なのに、リーネは胸しかありません。

むしろ胸があるから十分なんでしょうか。


なんていうか、さすが股監督。扱い方が分かってらっしゃる。