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上遠野浩平先生の「私と悪魔の100の問答」オススメ!

2008-09-30

[]読み手に絶望を与えるロリエロ漫画達


今日は、絶望的な気分になるロリエロ漫画について話します。


とはいっても、橋田鎮さん、冴樹高雄さん、オイスターさん、いトうさん、ぽてころさん、

などといった、ロリエロ陵辱系の作家軍の話しではありません


むしろ、特にその逆の、ラブラブ和姦ロリエロ系の作家軍での話しです。

読後感に強く作用する、終わり方を中心に話していきます。


一般的な終わり方


ロリエロ漫画の一般的な終わり方は。

「またやろうね、お兄ちゃん(ハート)」

「おにいちゃん、大好きー」

といったもような感じで、和気藹々と言った感じで終わります。


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ねんど。 美少女しすたあ小悪魔系 p24


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裏次郎 ひよこのたまご p28


絶望的にな気分になる終わり方


エロ漫画の単行本は、基本的に短編の重ね合わせです。

絶望的な気分になる作品は、

上記のような幸せな気分になるような作品と作品の間にヒッソリと現れます。


表紙や作者の作風で安心しきっている時に、

意識しないところから飛んでくるパンチの威力は格別です。


たとえば、ゴージャス宝田さんの「お兄ちゃんクチュクチュしすぎだよっ」


むらむらした主人公が、思わず自分の妹に手を出し、

妹に「せきにんとってね」と泣きながら言われた後の主人公。


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ゴージャス宝田 お兄ちゃんクチュクチュしすぎだよっ p150


ちょっと!

なんだ、この凄まじい絶望感の描写は!


和姦だらけの「お兄ちゃんクチュクチュしすぎだよっ」の中に、

泣かせる話(太陽光が駄目な子の話)すらある「お兄ちゃんクチュクチュしすぎだよっ」の中に、

こんなんがあっていいのか!


他にも、かわいい少女が表紙の嶺本八美さんの「無防備年齢宣言」の第一話


お兄ちゃんが大好きな妹とあれをしまくって、その後……


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嶺本八美 無防備年齢宣言 p30


思春期に入った妹は、汚らわしいものでも見るかのような態度を露骨に示すようになり、

いたたまれなくなったオレは、逃げるように家を出た。

それからもうずっと――

妹には会っていない……


絶望的過ぎるよ!!


この話のメインはラブらぶなかわいい妹とあれするところなのだから、

オチなんて適当に

「お兄ちゃん、ずっとず〜っと一緒にいようね」

って感じで終わらせればいいものを。


川崎犬太朗さんのイヌコロリなんかでも、


妄想の少女とのあのあと、


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川崎犬太朗 イヌコロリ p118


圧倒的な絶望感


また、和姦の中に絶望を織り交ぜなくても、

十分に絶望感を味あわせてくれる人たちもいます。


雨がっぱ少女群さんや道満晴明さんと言った、

本当に深淵に住む作家の方々です。

道満晴明さんはロリエロではないですが、絶望感といえば加えないわけにはいきません)


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雨がっぱ少女群 小指でかきまぜて p72


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道満晴明 性本能と水爆


これらの方々の作品は説明不要。

(つーか、私なんかじゃ説明できない)

とりあえず、読んでいただければ分かります。


私が言いたいこと


で、私が何を言いたいかといいますと、

こういう結末が最高に心地がいいということです。


無難な方向にいかない。

安易な結末ばかりじゃ許さない。

自分にも読み手にも容赦をしない。


こういう描写を見るごとに、

そんなロリエロ漫画作家先生たちの心意気を感じるのです

まさにサブカルチャー的な匂いを感じるのです。


もう、なんていうか、ロリエロ漫画最高だぜーーー!!!!



(すいません、最後変なテンションになってしまいました)

(当然、絶望的じゃな終わり方も大好きです)

(つーか、全部絶望的だったら死んでしまいます)

駕籠真太郎さんとか、町田ひらくさんとか、結晶水さんとか、蜈蚣Melibeさんとかそういう深淵の方々の記事もいつか書きたい)