2008-11-15
■[漫画]絶叫の描く漫画版とらドラ!の大河の表情が豊かすぎる
私は原作小説のとらドラ!の一巻が凄い面白いと思う。(現在6巻までは読んでます)
こういうキュンキュンくるラブコメは好きなんですよ。
で、最近アニメをやっているわけですが、これがまた、出来が良い。
そして、漫画版もあるわけですが、なんていうことか、これも良い出来なんですよ。
とらドラ!は、小説以外のメディアでも、ハッキリ言って大成功なんじゃないかと思う。
その中で、今回は、絶叫先生が担当する漫画の記事です。
緒論
そもそも、当然のことながら、小説と漫画とアニメは全く別の物だ。だから私は、メディアが違えば、もう違う作品であると思う。原作との違いを楽しむのもよし、原作を切り離して楽しむもよし、はたまた、原作を知らずに見るのも当然、何の問題も無いと思っている。だから、どのメディアが優れているだとか、そういう話には、完全に興味は無い。ただ、当然、メディアによって、特性はある訳で。その特性をうまく利用していたりすると、「おお! これは!」って思うわけですよ。
とらドラ!では、メディアが違っていても、基本的な話の筋は同じである。同じなプロットの中で、絶叫先生の漫画版とらドラ!で、私が、これぞ、と思ったことがある。それは以下のところと関係がある。逢坂の表情に関することである。
高須と知り合ってからの逢坂はあの時よりももっと魅力的だ。おもしろい顔を、するようになったからな
〜中略〜
お前は本当に、高須といる時にはおもしろい顔ばっかりしてた。
上は小説版のセリフなのだが、漫画版では、この「魅力的なおもしろい顔」が素晴らしいのだ。いや、小説でも、それは竹宮ゆゆこ先生の文章の表現で、ありありと逢坂大河の魅力が伝わるようにはなっている。それを絶叫先生が、漫画という物に落とし込むのが、非常に上手いのだ。具体的に言うと、逢坂大河の顔が本当に「魅力的なおもしろい顔」なのだ、絵的に。その顔「魅力的なおもしろい顔」というのを具体的に挙げていきたいと思います。
本論 おもしろい顔
基本の顔
とらドラ! 第01巻 P35
とらドラ! 第01巻 P44
これは、まだ一巻の序盤の、本格的に高須竜児とのからみが無いときの表情。美少女ではあるけれど、どこか硬い表情をしています。
あわて顔
とらドラ! 第01巻 P41
とらドラ! 第01巻 P110
とらドラ! 第01巻 P149
P41のあわて顔は、まだ序盤ではあるけれど、ラブレター入り鞄を高須竜児が持って行こうとする場面。二人の出会いと言ってもいい場面で、ここから二人の関係が始まる。表情だけじゃなく、吹き出しの中の「何」だけ、フォントが大きい事、吹き出しが不安定であること、吹き出しの外の文字が不安的であることなどで、より一層のあわてた様子を演出している。
テンパリ顔
とらドラ! 第01巻 P138
とらドラ! 第01巻 P145
とらドラ! 第01巻 P146
まさに、「魅力的なおもしろい顔」が勢ぞろいのテンパリ顔。特に北村と一緒にご飯を食べようとしている場面のP138のニヤツキなんて、漫画らしい可愛らしさが詰まっている。
とらドラ! 第01巻 P139
泣き顔
とらドラ! 第01巻 P60
とらドラ! 第01巻 P158
とらドラ! 第01巻 P162
高須竜児を心配するP158とか、可愛すぎるだろ常考。かと思えば、P162の儚さや悔しさがが一杯につまった泣き顔も、グッとくる。
歓喜の顔
とらドラ! 第01巻 P121
とらドラ! 第01巻 P122
とらドラ! 第01巻 P122
逢坂大河が喜びに打ち震える一連の表情が、非常に魅力的だ。実に漫画らしい、歓喜の表現。特にP121の「ぶわっ」と円らな瞳のアップが、とても印象的だ。
変な顔
とらドラ! 第01巻 P128
とらドラ! 第01巻 P147
とらドラ! 第01巻 P167
この変な顔こそが、絶叫先生の素晴らしいところだと、私は考えます。先生に舌打ちするP147ページのこの、子憎たらしい顔がたまらないじゃないですか! かわいいだけの美少女もいいですが、逢坂大河はこうでないと!
その他
とらドラ! 第01巻 P88
とらドラ! 第01巻 P125
とらドラ! 第01巻 P142
とらドラ! 第01巻 P171
とらドラ! 第01巻 P177
その他の特徴的な表情。
結論
このように、絶叫先生版のとらドラ!の逢坂大河は「魅力的なおもしろい顔」で百面相を繰り広げます。ここで挙げているのは、単行本一巻の分だけこれだけ、様々な表情をするのです。まだ、「じゃんピング土下座」、「電柱にむかつくんじゃー!」や「ばいばい、――高須くん」、「告白」などの名場面前で、これですよ! 凄くないですか? 私は凄いと思います。
もし、小説版やアニメ版で、ビビッ、ときた人がいたなら、一回漫画版を読んでみてはいかがでしょうか。年明けに、二巻も出るらしいですしね。
- 作者: 竹宮ゆゆこ,絶叫
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