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上遠野浩平先生の「私と悪魔の100の問答」オススメ!

2008-12-10

[]成年漫画(エロ漫画)に付き纏う大きな三つの壁


成年漫画(エロ漫画)には名作が多数存在する。

面白い漫画が一杯ある。

にも関わらず、漫画読みと自称する人でさえ、それを認め無い人がいる。


今回の記事は、その理由を、成年漫画にある三つの壁を具体的に示して語っていく記事である。「たま〜に漫画を読む人」などではなく、「漫画が好き」、「いくつか雑誌を読んでいる」、「漫画読みと自称する」、しかし成年漫画はあんまり……、という人が現れるのは、仕組み的に仕方がないかもしれない、という記事です。



偏見の壁


f:id:karimikarimi:20081210064053j:image

ゴージャス宝田:キャノン先生トばしすぎ


まず、エロ漫画にある第一の壁は偏見の壁である。成年漫画には歴然とした偏見がある。ここで言う偏見というのは、「気持ちが悪い」とか「二次のエロは生理的に無理」という主観の感覚の話ではない。「成年漫画はリピドーを満たすためにしか存在しない」「リピドーを満たすためにしか存在しないエロ漫画は低級なものだ」という偏見だ。


一般的な漫画読みは、成年漫画のチェックなど行わない。一般の漫画読みは、漫画と青年漫画は全く別の物だと思っている。もっと端的に言えば、オナニーをする道具だという認識しかないというのが正直なところだと思う。なので、AVでも写真集でもアダルトサイトでもエロゲでも、もしズリネタにことを欠かない一般漫画読みにとっては、成年漫画など読む理由がそもそも存在しない。


「性的リピドーを満たすためにしか存在しないエロ漫画は低級」という点には意見がある。一つは、「笑いというリピドーを満たすギャグ漫画」や「感動というリピドーを満たす漫画」を評価して、人間の根源的な感覚である「性的リピドーを満たす」という物を担う漫画の何が悪くて、何が低級なのかが分からないという点。


また例えズリネタとして成年漫画を読むようになっても、このような視点を持っていると、いつまでたっても、町田ひらく先生、道満晴明先生、駕籠真太郎先生、丸尾末広先生のような、単純なリピドーとは違う意味で意味で凄い成年漫画には出会えない。



情報の壁


偏見が無い人にとっての次の壁が、情報の壁である。勉強家で好奇心旺盛な漫画読みであっても、情報を得るのが困難である。当ブログの記事に頂いたコメントに次のようなものがある。


私自身今まで成年漫画を手にする機会があまり無く、別に敬遠していた訳でもありませんでしたが、偶然こちらの記事を拝見して興味を惹かれ、掘骨砕三先生の“ひみつの犬神コココちゃん”を購入させて頂きました。


茄子林檎さん:コメント欄


茄子林檎さんは、ブログの記事を読んで、興味を抱いて本屋に赴き、同じ作者の漫画を買ってくるほどの好奇心旺盛な漫画読みである。別段、成年漫画を敬遠しているわけでも、偏見があるわけでもない。しかし、そんな人でも、成年漫画を手にする乏しいのだ。これには様々な原因がある。


根本的に成年漫画を手にする機会が少ないという問題がある。「友人宅に行き、友人宅の本棚にある漫画を読んだら面白くてはまる」「誰かが持ってきた部室に置いてある漫画を読んだら興味がわいた」「週刊誌を立ち読みしたら面白かったので単行本を買ってみた」成年漫画はその性質上、このような出会いのチャンスがあまりにも少ない。「友人に薦められる」というスタンダードな入り方も、一般的なコミックに比べて非常に少ない。


また、インターネット上においても、成年漫画のまとまった情報は、成年漫画を中心としたサイトにしかない。(当たり前の話だ)一般的な漫画をまとまって扱うサイトではせいぜいが、「エッチな漫画」を紹介するにとどまり、青年漫画の紹介はされない。そうなると、どの成年漫画が、すごい成年漫画なのか。何が鉄板の面白い成年漫画で、誰が凄い作家とされているのか。そういうことが分かりにくいのだ。頑張って調べれば当然出てくるが、別にそこまでする動機が沸かないというのは想像に難くないだろう。


また、凄い成年漫画を紹介するサイトには、サブカル臭を鼻にかけ、上から目線で「この凄さが分かる俺すげー。かっこいい」「分かる人だけ分かれ」みたいに自己満足的または排他的に紹介をするサイトが時たま存在する。このような態度が、一般的な漫画読みにとって良い印象を与えないのは明白である。



購入の壁


掘骨砕三先生の“ひみつの犬神コココちゃん”を購入させて頂きました。

読了後は「あれ、俺って案外ロリと人外(?)もイケるのか?」と両属性の無かった自分が新たな新境地を開拓するに至った程素晴らしい作品だったのですが……

―――コココちゃん以外近場の本屋で売ってないという罠


茄子林檎さん:コメント欄


偏見も無くなり、情報も得ても、最後の壁がある。それが購入の壁だ。購入にも色々な問題が付きまとう。


まず、今まで全く成年漫画を買ってこなかった人には、レジに出すだけでも苦労するだろう。もう成人していて、何もを恥ずかしいことではないと頭で分かっていても、躊躇してしまう気持ちは分かる。それが、ロリロリの表紙だったり、虫が女性の裸体に張っているような表紙ならばなおさらだ。


また、今でこそアマゾンなどのサイトでネット通販により様々な本が購入できるようになったが、それまでは少し昔の本などは見つけること自体が困難である。絶版なんて日常茶飯事。ネット通販があたりまえになった今でも、過去の名作を手に入れる難易度は一般漫画の比では無いほど困難である。(下水街が売ってなくて、茄子林檎さんに読んでもらうことが出来無い!!)ネット通販で買うというのも、家庭の事情で困難な人もいるだろう。


また、置き場所に困るという問題もある。そもそも漫画は場所をとる。漫画の保管は永遠のテーマである。成年漫画では、スペースの問題以外にも、成年漫画を見えるように沢山本棚に並べるのには抵抗があるという問題もある。自分の性癖を他人に晒すのに躊躇するのは理解できることだろう。



まとめ


僕も、漫画が好きな方も含め、多くの方にエロ漫画を楽しんで欲しいという願いでへたれなレビューを書き続けている


へどばんさん(ヘドバンしながらエロ漫画!):コメント欄


もちろん、ある程度読んでいただいて、「やっぱり漫画読みではあるけれど成年漫画には興味ない」と思われる方は出てくると思います。でも、一般的な漫画を楽しめる方なら、十分に楽しむにたるポテンシャルエロ漫画が秘めていると私は信じています。と、こういうようなこと思い、私は「漫画好きにオススメのエロ漫画」という記事を書いています。私もへどばんさんと同じように「多くの方にエロ漫画を楽しんで欲しい」と願っている。だって、エロ漫画が大好きだから。


漫画好きにオススメのエロ漫画 掘骨砕三「下水街」「夜に虚就く」

漫画好きにオススメのエロ漫画 海野螢「少女の異常な愛情」のコマ割りがすげー!

漫画好きにオススメのエロ漫画 早見純「卑しく下品に」

漫画好きにオススメのエロ漫画番外編 本当はかわいい氏賀Y太



おまけ


しかし、こういう記事は、あれですね。keyleafなどの泣きゲーを好きな人が、よくやっている「いやぁ、やりゲー、ヌキゲーももちろんあるけれど、中身がしっかりしている名作も一杯あるよ!」というのに似ていますね。私はもちろん、そちらの方も大好きです。(ただ、こっちも、沢山の壁がありますね)



<関連記事>

エロいエロ漫画の表紙 コンドームをくわえる少女の良さを語る

読み手に絶望を与えるロリエロ漫画達


<関連リンク>

エロ本という名で括るにはもったいなさすぎる成コミたち(天然猫肉汁アリス缶詰さんのアマゾンレビュー多数)

あわじひめじ『辱育』(ヘドバンしながらエロ漫画!さん)

「隠れオタクの覚悟」と、持ち物の羞恥と。ふしぎだね。(たまごまごごはんさん)

みるく・かふぇ 「Milk Cafe」(漫画家「原口清志のホームページ」PINKNUTさん)


天然猫肉汁アリス缶詰天然猫肉汁アリス缶詰 2008/12/10 08:21 とても嬉しいことを書いてくれやがりましたね♪

ちょっと泣いてます(胸の中で)。

自分自身がずっと、こういうスタンスで本を紹介させていただいてたっていうのは、別段エロエロ成分だけのエロ漫画が嫌いってワケだからじゃなくて、ただでさえマーケットが狭い成コミの中でも、その手の作品がいちばん蔑ろにされるのが、とても悲しかったからなのですが。
同様に、親しみやすい萌えエロや、標準的なハードコアや、ストレートな官能系な作品から、落ちこぼれて浮いてしまう、リアリティーが強すぎるものとか、シュールすぎるものとか、エロはあくまで触媒でしかないものとか、アブノーマルすぎて嫌われ者なものとか、そういうもののなかにも素晴らしい作品は山ほどあるわけで、なんとか光りを与えられたらな、と、常々思っていたのですが、溜飲が下がることこのうえなしでした。

本当にありがとうございました。

リンクしていただいてシアワセものなのですが、心を込めて書いたものがボコボコ消されてゆくのがサミシクテ、やっぱりもうアマゾンの方は打ち止めにしようかと思ってます。
情けないけど両立は難しいですし。

事実、エロ漫画も一般漫画も音楽も映画もアニメも同じくらいスキなんですけどね。たぶん一番スキなのは小説かもですし。
でもそんなものは誰でも謳ってくれるから、やっぱり私は成コミを紹介しつづけますよ。

いつかのきっとかならず成コミにも陽が射す時代がくると、心より祈りつつ。

karimikarimi様のステキすぎる記事に百万の感謝を。

いまだにイリヤを探しつづけている浅羽直之な、
あるいは大草原をチョコボで駆けめぐる夢を見続けるリノアな、
あるいは人を殺そうとも蟲を護る血染めの愛を胸に盲進するナウシカな、
気の遠くなるほどの果てしなき未来のために、弱虫なくせに命をかけたがる相葉昴治な、

世界の恥っこベール・パリュン・ラフィール 敬白

nekomenekome 2008/12/10 21:41 ああっ! ああああー。
「書いてくれた!」という思いと「先に書かれちゃった!」という思いが(^^;
勿論、嬉しいというのが一番大きいです。そもそもわたしにはこんなにしっかりした記事は書けない。今度この記事にリンク張らせてもらおう……。
いえ、近いうちに書こうかと思ってたのですよ。「18禁とはいえ、成年漫画メインのサイトではないわたしのブログで、何故唐突に恥ずかしげもなく成年漫画の記事を書くのか」ということを。

それに、チャットとかで成年漫画の話題を出すと「性欲処理の道具に金を払う気はない」とか言う人がいて、悲しくなるんですよね。
「エロくて何が悪い!」とも思いますし、同時に「成年漫画も『漫画』だよ! 同じ創作物だよ!」とも言いたくなります。

ムラムラしていて買うことはあります。当然です。
その一方で、成年漫画家先生方の「表現」が好きで好きでたまらなくて買っていたりもするのです。
「この表情の描き方は流石だなあ」とか「この演出面白っ!」とか「ここでその台詞を持ってくるかっ!」とか「この辺のモノローグは秀逸だよなあ」などと思いながら読んでるわけです。
……あれ? 一般向けの漫画読んでる時と同じだよね?
そう気付いてしまうと、成年漫画の話題を殊更隠す必要を感じなくなってしまう。
(勿論、どこで話しても良いわけではないですけど)
少なくとも、蔑視されているのはおかしいと感じる。

壁は多く、大きいですけど、もっと多くの人に知ってほしい世界ですね。

karimikarimikarimikarimi 2008/12/11 01:16 >>天然猫肉汁アリス缶詰さん
熱いコメントありがとうございます。喜んでいただけたようで、何よりです。

>>自分自身がずっと、こういうスタンスで本を紹介させていただいてたっていうのは、別段エロエロ成分だけのエロ漫画が嫌いってワケだからじゃなくて、ただでさえマーケットが狭い成コミの中でも、その手の作品がいちばん蔑ろにされるのが、とても悲しかったからなのですが。
>>リアリティーが強すぎるものとか、シュールすぎるものとか、エロはあくまで触媒でしかないものとか、アブノーマルすぎて嫌われ者なものとか、そういうもののなかにも素晴らしい作品は山ほどある
分かります! 私もその気持ちが非っ〜常にあります。そういう成年コミックの中でも異端と思われるものにも名作が沢山あるにもかかわらず、蔑ろにされることの悲しい事悲しい事。たぶんこの思いは、天然猫肉汁アリス缶詰さんと同じようなものであると思います。

>>心を込めて書いたものがボコボコ消されてゆくのがサミシクテ、やっぱりもうアマゾンの方は打ち止めにしようかと思ってます。
天然猫肉汁アリス缶詰さんは、もう自分の城を手に入れました。なので、天然猫肉汁アリス缶詰さんのレビューを待ち望む、沢山のエロ漫画好きは、そこで行われる、字数の制限から解き放たれた本気レビューを楽しみにしていると思います。それに、過去に書いたものがぼこぼこ消されるのは、確かにちょっと……、ですね。

>>事実、エロ漫画も一般漫画も音楽も映画もアニメも同じくらいスキなんですけどね。たぶん一番スキなのは小説かもですし。
ただの私の感覚なのですが、成年コミックを愛している人は、同様に他の物(一般漫画、小説、ゲーム、音楽、映画などなど)を愛している人が多い気がします。何にでも、偏見を持たず、読みまくる見まくる食べまくる。そういう人が成年コミック好きには多い、気がします。

小次郎小次郎 2008/12/11 01:27 以前、成年漫画を読まなくなりましたと書いたので
私のような半端者でも何か残すべきかと思いコメントさせていただきます。

まず成年漫画に偏見はありませんが、karimikarimiさんがラジオで紹介されていた素晴らしい成人漫画は私のような半端者にはレベルが高すぎると感じました。
レベルの壁はそこまでの高みに到達しない限り、理解する事も最後まで読む事も不可能でしょう。
しかし理解したいという知的好奇心は勿論あります。

昔、それほどコアじゃない成人漫画家さんに言葉を選びつつ率直な感想を申し上げたところ発狂状態になりました。
その方のファンの方々にもかなり怒られました。
別に何かを否定する発言をしたわけではなく、漫画的に何でそうなるの?と言う疑問だったのですが
触れてはならない部分だったのかもしれません。
そんな一般よりデリケートな部分も、私のような半端者には壁になっています。

お耳汚し失礼致しました。

dondon 2008/12/11 01:28 こんにちは。自分もえろげや成年漫画が好きですが
karimikarimiさんのおっしゃる「壁」についてはもっと高くなってほしいという感情すら抱きます。
成年漫画にはこういった壁があるからこそいいのではないでしょうか?
逆に考えて何の抵抗もなく誰もが日常的に成年漫画に触れるような社会ってのはちょっと怖いような気がします
それにどの壁もだんだん下がってきているように感じるのですがどうなんでしょうね?
自分の場合はオススメを聞かれたときには応えるけど自分から積極的に・・・というのはしないようにしてます。
自分だけが知ってる!っていうのもいいもんじゃないですか(^_^;)

karimikarimikarimikarimi 2008/12/11 01:32 >>nekomenekomeさん
コメントありがとうございます。先にやってやったぜ、ヒッヒッヒッ。(おいおい)

>>今度この記事にリンク張らせてもらおう……。
ああ、ありがとうございます。

>>それに、チャットとかで成年漫画の話題を出すと「性欲処理の道具に金を払う気はない」とか言う人がいて、悲しくなるんですよね。
「エロくて何が悪い!」とも思いますし、同時に「成年漫画も『漫画』だよ! 同じ創作物だよ!」とも言いたくなります。
これは、本当に良くあることですね。漫画好きを自称する友人しかり、オタクの人しかり。「エロくて何が悪い!」私もそう思っています。同人誌を嗜む人でさえ、エロ漫画は低俗で面白いものはなんて無く、性的リピドーを満たす役割しかないと思っている人がいます。かなしいよぉ。

>>ムラムラしていて買うことはあります。当然です。
当然です! むしろ自分をムラムラさせてくれる漫画の表現力のすごいこと!

>>その一方で、成年漫画家先生方の「表現」が好きで好きでたまらなくて買っていたりもするのです。
>>……あれ? 一般向けの漫画読んでる時と同じだよね?
ですよね。漫画と成年漫画というカテゴライズ(組み分け)はそもそもゾーニング(年齢規制)的な意味と性的な表現がある漫画という意味しか無いと思うんですよ。で、性的な表現がある漫画だからって、駄目っていう理由は実は何もないと思うんですよ。
これは、「ライトノベルだから」「エロゲだから」とかいう理由で、そのジャンルを一括りに見下すのと同じ構造だと思います。

>>壁は多く、大きいですけど、もっと多くの人に知ってほしい世界ですね。
切にそう願います。

slithslith 2008/12/11 01:41 この記事においても「成年漫画の名作」にストーリー的な要素を求めているようなのが残念です。
「性的リピドーを満たす」ものとして考えるならとにかく抜けることこそが最優先事項のはずなのに、まるで単純なリピドーは凡作であるかのような扱いですし。
そういう視点の評価では、そもそも成年漫画読者からの需要が小さいのではないでしょうか。一般漫画読みの考え方を当てはめるのではなく、ズリネタはズリネタとしての評価がほしいです。

karimikarimikarimikarimi 2008/12/11 01:49 >>小次郎さん
>>karimikarimiさんがラジオで紹介されていた
うひ、ラジオ聞いてくださっていたんですね。ありがとうございます。コテハンでコメント書き込んでくださればよかったのに。

>>素晴らしい成人漫画は私のような半端者にはレベルが高すぎると感じました。レベルの壁はそこまでの高みに到達しない限り、理解する事も最後まで読む事も不可能でしょう。
偏見も無く、読書経験がある状態で敬遠するのは、まぁしかたがないことだと思います。それこそ、そこは好みの領域であると思いますので。

>>そんな一般よりデリケートな部分も、私のような半端者には壁になっています。
ははは、確かに小次郎さんは時々はにきぬ着せぬような表現をなされるので、敏感な人は過敏に反応してしまうかもしれませんね。(私はそういう表現が好きなのですがね)

karimikarimikarimikarimi 2008/12/11 01:49 >>dondonさん
>>成年漫画にはこういった壁があるからこそいいのではないでしょうか?
>>自分だけが知ってる!っていうのもいいもんじゃないですか(^_^;)
確かに。dondonさんのおっしゃることも、よく分かります。確かに「自分だけが知っている」というのも、愛着が沸くし、楽しくて良いものですね。
壁があるからこそいい。確かそうです。でも、実はみんながそう思うと、分野縮小または死亡フラブな気がしないでもないんですよ。(STGや格闘ゲームが内側へ内側へ入った結果そうなったように)でも、だからといって、みんながみんな読むように広がるのも考え物か……。難しいなぁ。
あと、成年漫画やエロゲを楽しんでいる人なんて、少なからず「他人がどーこー言おうと、自分が楽しいことやってんだ、ほっとけ」っていうパーソナリティがありますよね。かくして、どんどん「壁」は高くなっていく。みたいな。

karimikarimikarimikarimi 2008/12/11 01:52 >>slithさん
成年漫画の中で「性的リピドーを満たす名作」があっても「性的リピドーを満たさない性を扱う名作」があっても何も問題は無いのでは?

なまえなまえ 2008/12/11 02:12 「性的リビドーを満たさない性を扱う名作」はもちろん一つの路線として存在します。
ただおまけの例にも表れていますが、ストーリーのしっかりした泣きゲーこそが名作でやりゲー・ヌキゲーよりも上、という価値観に見えてしまい、結局のところ単純なオナニーの道具は扱うつもりなど無いかのように感じられます。
「性的リビドーを満たす」ための漫画が低級でないと言うからには、その性的リビドーにこそ正面から取り組んでほしいなあ、と思うわけです。

karimikarimikarimikarimi 2008/12/11 02:27 >>なまえさん
>>「性的リビドーを満たす」ための漫画が低級でないと言うからには、その性的リビドーにこそ正面から取り組んでほしいなあ、と思うわけです。
それは、この記事の本文とは別の内容なので、別になぁ……。

ほいほい 2008/12/11 07:56 うーん、あまり賛同できないなぁ。
エロは反社会的内容を少なからず含むのが必然だし、やっぱり世を忍ぶものだと思う。
大体、AVやエロ本、写真集だって真面目に一般人向けに論評されてる訳でもないのに、エロ漫画だけ特別というのもね。

エロ・グロ・ロリは世を忍んでこそ正しい健全な社会だと思う。

karimikarimikarimikarimi 2008/12/11 08:11 >>ほいさん
まぁ、いいたいことは分かります。

SUKIYAKISUKIYAKI 2008/12/11 10:08 はじめまして。興味深いお話です。
私の意見を言わせてもらうと、エロ漫画は「よりリビドーを満たすもの」の方が名作だと思います。
エロ漫画購入の動機として、「リビドーを満たす為」というものが一番にあると思うからです。
エロ漫画を買うとき、漫画を読みたいからエロ漫画買うって人はほとんどいないのではないでしょうか?
だから壁もどうしようもないと思っています。
ただ、おまけでも書かれているように「泣きゲー」がエロゲ界で大きな存在となったように、
エロ漫画でも「作者買い」のように作者を買う動機にする方もいるようです。
「泣きマン」なんてジャンルが出来ると楽しそうですよね。

閑話
泣きマンは難しいですよね。
連載するとどうしても1話にかならず濡れ場を入れないといけない縛りが普通ありますから。

774774 2008/12/11 17:11 うーん、エロ漫画が漫画読みに読まれないというのが
そもそも偏見なんじゃ?と思いますがねぇ…
第一に漫画読みって言っても性別年代好みが千差万別ですよ
18才以下はまず簡単に切り捨てられますし、男性購買層を主体に考えている以上
やはり男性側の読者に偏りも出ます。
好みの問題は言うに及ばず、一般漫画ですら一人の人間の購読範囲はそんなに広くないのですよ?
そして値段もやや高めでもありますしね。一人あたりの経済状況で買われる量を比べたら、そりゃエロ漫画より一般漫画が多く消費されて当然に思えます。
なにより実は買っているけど他人に公開しないなど、表面化されない状況すらあると考えます。
これらを鑑みて「読まれてない」と言うのはおかしな話であって
つまりエロ漫画はマイナーな一般漫画とほぼ同列に語られる存在(しかも購入制限がある)であり
それを汲み取ればむしろ読まれているんじゃないかとすら思うわけです。
個人の観測範囲で「読まれてない」などとは判断が性急すぎませんか?
どこかで見た雑誌購買部数のデータだとエロ漫画誌はへたな一般雑誌よりも購買者が多いんですけど
そこはどうお思いですか。
「読まれてない」は偏見ですよ。むしろ印象操作にすら思えます。
読まれているけど我々がそれを感知できないだけなんではないでしょうか?
エロ漫画は確実に読まれているんです。あとはその現実を「少ない」などと思わずに
むしろエロ漫画としては案外多く読まれているとして、その現実を飲み込むかどうかの話ですよ。
大体、読まれているという状況はどんな状況なんですか?ワンピースやコナン並に売れるなんて事はありえないんですよ。

774774 2008/12/11 17:34 もう一つ、エロ漫画が実は読まれているという推測を裏付ける一事があります
それは近年になるにつれ規模が拡大する「同人誌」です。
毎年コミケで、その他のイベントでの動員数はわざわざ語るべくもないと思いますが
日本にはコミケだけでもあれほどのエロの需要があるわけです
漫画の主な消費層たるオタクが成年向け漫画を知らないという考えはちょっとありえません
そしてそのオタク(漫画読みも当然含まれるでしょう)はコミケの一事からもわかる通り何十万人規模で存在しているんです
これらの例えばたった一割が成年向けコミックを認知し買っていると考えるのは不思議は無いように思えますが
それでも何万人規模ですよ?やはり読まれてないなどとは言えませんよ。百歩ゆずって買ってないとしても
エロ漫画を知らない、認知してないなどという事はありえません。

RKRK 2008/12/11 17:47 ほいさんに同意です。
エロはあくまでエロで、作品性を評価されたければ作家がそっちの舞台でやればいいだけのような…。自分が芸術性の高すぎるエロマンガが苦手というのもありますけど。(特に鬱になるタイプ)

リップリップ 2008/12/11 20:02 エロマンガヲタクですが、
エロマンガをアートだの面白いだのいって大衆化されるのは困ります
エロマンガは使える事だけを重視してくれればいいのです
くだらんアート性だの重厚なストーリーだのはいりません
青年漫画あたりでやってほしいです

trattrat 2008/12/12 16:30 偏見という言葉の本当の意味を理解してから出直してこい。

なまえなまえ 2008/12/12 17:15 まぁこれはどんなメディアにも言えるよね
映画だってファニーゲームみたいな最悪だけど秀逸な映画があるわけだし、それが多くの人に認められる筈がない

774774 2008/12/12 20:53 エロ漫画を買いつつもそれを公表していない、或いは認知しているけど知らないふりをしている方が
実は結構多いのだと思うのですが、このエロ漫画嗜好を隠す事実が偏見からくるものかどうかは
一概には言えませんよ。もちろん世間のエロに対する偏見を抜きには語れないかと思いますが、それだけではない
というのが私の考えです。つまり人間がある行動を取るときはまるで考え無しの習慣から取る行動だけではなく
そこには理由が存在する時があるのです。何も知らない他者が勝手にそれはこうだからと推測するのは自由にしても
どこまで真相に迫っているかは謎であって、それこそエロに対する偏見とは別の偏見を浴びせている事にもなりえます。その一つが「読まれてない」ではないでしょうか
まるで他者がエロの良さを理解してない、偏見を持っていると唱えるのはエロに対する逆の偏見ですよね?
本当は理解している、読まれている現実があるかもしれないのに
理解されてない、あなた達はこんな面白いエロ漫画を読まないなんて勿体ない
これはもう立派な偏見です。偏見が嫌いというならば逆側からの同調圧力的な現論もまた偏見だと自覚しなければならないのではないでしょうか?
まず読まれてないとするならば確実に他人が納得する偽り無いデータを(偽り無いというのが重要です)提示するべきです。本当に買われてないのかどうかを個人の憶測で語ってもなにも見えません
そしてそのデータが他の漫画と相対的に比べてどう読まれてないかを知って初めて「読まれてない」と言えるのではないかと思います。
一般漫画でもマイナー雑誌の漫画は読まれてないんです。それは認知度や広く一般向けの嗜好に寄り添っていないからですが
エロ漫画が読まれてないとしたらこれとほぼ同じ理由じゃないんでしょうか。
マイナー漫画が読まれなくて嘆く事はままあるかと思いますが、それはマイナーにはマイナーになる所以があるからこそ
マイナーになっているわけですよね?読まれるには、売れるには、マイナーにならない為にはどうすべきか
それは万人に親しめる、知られる環境下の漫画でなければなりませんよ。それがジャンプでありサンデーでありですよね?

774774 2008/12/12 21:25 まずエロ漫画をもっと読んでもらいたいとする方は、理解されない、偏見を持たれるという部分を強調しない方がよいかと思います。
理解されない、偏見があるのはどの分野にも必ずあります。例えば野球好きと卓球好きなどでしょうか
野球好きな人に懸命に卓球をすすめるのは自由ですが、あなた達は卓球に理解がない、偏見がある、などと説明してよい結果が生まれるわけありません。まるで野球好きが無能みたいではありませんか。
個人の嗜好は他人に迷惑、害をもたらさない限り尊重されるべきで、その反対に相手の嗜好も常に尊重されるべきですよね。
これを読まないなんてあなた達はなんて勿体ない、なんて言い草はないわけです。
今個人個人が楽しんでいる、享受している漫画の趣味はエロ漫画を読んでいなかったら勿体ない行為なのか
そんなはずはありません。その人間にとっては現在読んでいる漫画が至福の趣味なのです。勿体なくはないのです。そしてエロ漫画を読まなくてもその価値は保証されています。別にこれは他の漫画でも同様です。
相手に勿体ないと発言する言葉の裏には相手の現在の趣味を否定的に見る向きが隠れているわけです。これを知らないなど勿体ないとは主に金銭的価値観に通じるのであって、個人の嗜好や体験に価値観をスライドすりから無理がでるのでしょう。
別に一般漫画を読んでるだけの人が何かを損しているなんて事はありません。その個人の価値観が満たされていれば常に得をしているのです。

karimikarimikarimikarimi 2008/12/13 00:02 >>774さん
やばい。面白かったです。このままコメントに埋もれさせるのはもったいないので、次回の記事に使わせていただきます。

karimikarimikarimikarimi 2008/12/13 00:11 >>SUKIYAKIさん
>>エロ漫画を買うとき、漫画を読みたいからエロ漫画買うって人はほとんどいないのではないでしょうか?
>>エロ漫画でも「作者買い」のように作者を買う動機にする方もいるようです。
う〜ん、こういうのは、私をふくめて、実はいないことも無いのですよね〜。しかし、この話は難しいなぁ。

>>RKさん
>>特に鬱になる
なるほど、そういう方もいらっしゃるのですね。鬱になるのは……、たしかにきつですね。

>>リップさん
>>くだらんアート性だの重厚なストーリーだのはいりません
う〜ん、色々な方の色々な意見がありまくりますね〜。有意義だ。

>>なまえさん
>>映画だってファニーゲームみたいな最悪だけど秀逸な映画があるわけだし、それが多くの人に認められる筈がない
確かにそうですね。

心理学は心理学は 2009/09/14 20:19 リビドー=性欲て理論はフロイトが唱えた説で、ユングはリビドー=心の活力総合と唱えている(こちらでは性欲はリビドーの一つの表出に過ぎない)
近年の心理学界でもフロイトの性欲原理主義は多くの批判に晒されてるようだが。

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