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上遠野浩平先生の「私と悪魔の100の問答」オススメ!

2009-03-12

[]良いネタバレ 悪いネタバレ


ネタバレはそれほど警戒すべきなのか:思考錯誤

ネタバレは警戒されるもの: 明日はきっと。


上の二つのエントリーを読んでちょっと色々と考えた。根本的な面白さとネタバレというものについてのお話は、上の二つのエントリでされているので、私はもっと心情的なことを書きたいと思います。人のワクワク感とネタバレについて、みたいな話です。


良いネタバレ


ネタバレの全部が全部悪いものだとは当然思えません。沢山の漫画、アニメ、小説、ゲーム、映画などの中から、面白いものを探す時に、ネタバレというものは、非常に役に立ちます。


例えばレビューサイトにて、その作品の何がそんなに面白いのかということを説明するところで、ネタバレを前提に話をしたほうが、面白さを伝えられるってことがあると思うんですよ。で、例えネタバレしても、面白いものに出会えたならば、それは悪い事では無いと思うんですよ。その作品のネタバレの情報が無ければ、自分がその作品に出会えず、その作品の面白さを享受出来なかった可能性を考えたら、ネタバレによる面白さの減衰なんて問題にならないと思う。


悪いネタバレ


私は、ワクワク感を台無しにするようなネタバレは、悪いネタバレであると思うんですよ。例えば、大好きな作者の新刊のネタバレとか、好きなメーカーのゲームのネタバレとか。プラスにならないようなネタバレは悪いと思うんですよ。


大好きな作者の新刊を読む感覚って、幼い頃にプレゼントの包装をといているような感覚と似ていると思うんですよ。高い確率で自分がものすごく楽しめるって既に分かっているので、外的な情報(ネタバレ)は、面白さを減らす方向にしか作用しないと思うんですよ。面白さを減らす方向しかないのだから、これは悪いネタバレだと思うんですよ。


ちょっと自分の話


マリア様がみてるハローグッバイが発売してすぐのことです。私は、最終巻であるだろうという空気をなんとなく感じて、なかなか読み出すことが出来ませんでした。そんなところにある友人からメールが来ました。内容は簡潔に次のようなものでした。


マリみて終わったらしいね。


友人A


「おおおおおおいいいいいいいいいいい」


ってなりました。正直なところ。そりゃ、もう終わるってなんとなく分かっていましたよ。でもさ、それを伝えられた時の、なんとなくのがっかり感は異常でした。いや、友人としては、マリみてが大好きな私が、発売して数日経った時点で私がまさかまだ読んでいないなんて思ってなかったのでしょう。分かります。事故です。でも、なんか、「そりゃないぜー」ってなりました。


徒然


マリア様がみてるネタバレするのと、新暗行御史ネタバレするのと、智代アフターネタバレするのと、硝子のハンマーをネタバレするのと、シックスセンスネタバレするのって、全く性質が違いますよね。


で、今野緒雪好きにネタバレするのと、梁慶一好きにネタバレするのと、麻枝准(key)好きにネタバレするのと、貴志祐介好きにネタバレするのと、M・ナイト・シャマラン好きにネタバレするのも全く性質が違うと思うんですよ。


例えばM・ナイト・シャマランシャマラン好きなら、「オチが適当である」というのは周知の事実なので、別にオチとかネタバレされてもそん何問題にならないと思うんだ。(あんな感じのオチを楽しみにしている人もいると思うけれど)で、一般人の人は、あのオチをワクワクして見にいくのだと思うのでネタバレは良くないと思う。


例えば貴志祐介貴志祐介好きで、読む前にネタバレは嫌だと思う。少なくとも私は嫌だ。でも、一般の人に、読む気にさせるためには、多少のネタバレは必要だと思う作品が貴志祐介の作品ではあると思う。(ネタバレが楽しいんだよ)


例えば麻枝准麻枝准は、また難しくて、慣れている人になら、ネタバレしても十分に「あ〜、いつもの麻枝准だ〜」って感じて楽しんでもらえると思う。けれど、あまり慣れてない人には、あの衝撃的な感じを、ネタバレ無しに楽しんで欲しいし。


まとめ


結局ケースバイケースだと思う。私は「熱心に面白さを伝えてくれているネタバレ」に関しては大歓迎。凄い興味が沸くし。で、基本的に、よっぽど特殊なケースを除いてネタバレはそんなに嫌じゃない。ただ、友人のメールは、事故だと思った。



――追記――


悪いネタバレと、いいネタバレと:Half Moon Diary

内容もタイトルも被った! ガッテム!