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上遠野浩平先生の「私と悪魔の100の問答」オススメ!

2009-09-05

[]私にとって高校生クイズがちっとも面白くなくなった理由の考察


知り合いのある人が「この高校生クイズの『天才』のキャラクタ付けは、『おバカ』っていうキャラクタ付けと同じだよな」と言ったのを聞き、目から鱗が落ちたので、それに関しての私の思いを書いたのが今回の記事です。ちなみに、旧高校生クイズと新高校生クイズの良し悪しっていうのは、好みの問題なのでどうでもいいです。なぜ、私がこんなにも楽しめなくなったのか、ということを考えて述べている記事です。


馬鹿馬鹿しさの違い


高校生クイズも、新高校生クイズも、言ってしまえばどちらもクイズとして馬鹿馬鹿しい。旧高校生クイズは、クイズの質が馬鹿馬鹿しかった。これは、説明の必要は無いと思います。高校生クイズは、テレビ屋の演出が非常に馬鹿馬鹿しい。


テレビ作っている人の「こういうのが好きなんだろう?」っていう、作りがヤバイ。「天才」というキャラクタ付けをひたすらにしようとする新高校生クイズは、「おバカ」というキャラクタ付けをひたすらしようとするクイズヘキサゴンと何が違うの? クイズの質を“そういう風”なのが得意な人が勝ちやすい風にするのといい、まぁ、なんというか、非常に見ていてさめるよね。しかも、ヘキサゴンはまだ芸能人がやっているからいいけれど、それを真面目に頑張っている学生を出しにするあたり、かなり嫌な感じがする。甲子園を、TBSがやるバレーボールみたいにしたら、こんな感じになるんだろうな、って思う。


そもそも、ああいうのって、学生の頑張る姿がキチンと描いてあれば、見ていて満足するものだと私は思うのですよ。だから、旧高校生クイズの方は、クイズ自体は馬鹿らしくても、テレビ番組としては面白いなぁ、と思ったんだと思います。上の年齢の人は、学生がグループを作って頑張る姿に青春を感じ、下の年齢の人は、楽しそうな人たちを見て憧れを感じる、みたいな健全な楽しみ方があったと思うんですよ。別に演出によって『天才』という着色をされたキャラクタを見たいわけじゃないと思うんですよね。少なくとも私は。


高校生クイズが、学生達が承知で阿呆なことをやっているのを微笑ましく見るバライティだとしたら、新高校生クイズは、学生達を勝手にキャラクタ付けしているのを見るがちがちにテレビ屋作ったバライティだよな、と思うんですよ。


これは、当然、良し悪しの話ではありません。テレビ屋が一生懸命にレールを決めたようなバライティが好きな人はそりゃあ一杯いると思います。みんながみんな、甲子園が好きなわけじゃありませんし。ジャニーズジュニアが歌いだすバレーボールだって、楽しむ人がいるからこそなんだと思います。クイズヘキサゴンを、物凄い楽しむ人もいるのですし。質の違いはありますが、どっちが良い悪いは、好みの問題だと思います。(ちなみに、クイズのガチ性という意味においては、旧高校生クイズこそが、TBSバレーボールといえなくもない。側面の問題)


高校生クイズの変容とそれに対する意見と結果


第28回(2008年)は地区大会では従来の予選を維持したが、全国大会はこれまでの番組方針から例を見ないほど大幅に変更され、“知力の甲子園”と銘打ってマニアックな難問をメインに置いた、クイズ技術や計算能力のみが試される大会となった。伝統的にクイズに実力のある有名校や、東大京大をはじめとした名門大学に進学者を多数輩出する実力校を極端にクローズアップし、偏差値や頭脳の高さを前面に押し出す演出が多用された。


全国高等学校クイズ選手権 - Wikipedia


「非常に難しい問題にどんどん答えていく高校生は素晴らしい」「学力が落ちていなくて素晴らしい」「あの番組は未来永劫続けたらいいと思う」という好意的な意見

〜中略〜

「前のように、知識に運やスポーツなど加えると面白いのでは」「頭がいいとか進学校ということにとらわれているのでは」「有名校ばかり出すのは日テレの編集上にも問題がある」「従来のスタンスを継続するのが良かった」「高校生クイズの基本は知力・体力・チームワーク。昔の伝統を無視する番組制作はいかがなものか」といった原点回帰を求める意見

〜中略〜

こうした知力重視路線は第29回(2009年)にも継承されており、2008年度の大会は高視聴率を記録した一方で、参加する高校生が一年で約半数にまで減る[4]、という好悪を同時に抱える結果なった。


全国高等学校クイズ選手権 - Wikipedia


方向変更した前回から、今回までで参加者が半分になったってのは、かなりあれだよね。もはや高校生クイズは、クイズをやる高校生の憧れとかイデア野球をやる人の甲子園)じゃないって思われている感じがするよね。それでなくても、クイズ好きじゃなくて、「ワ〜、テレビワ〜!」って騒ぐためだけに出ているような、賑やかしみたいな人たちも、前回の様子をみたら参加しないよね。賑やかしとかそういうのを含めて、高校生クイズは面白かったと思うのになぁ。


視聴率がガツンと上がって、参加者がガツンと下がった、ってのは、まぁ青春とかそういう方向性じゃなくなったんだなぁ、ってそういうことを感じました。ちなみに、私は、去年はそれまでと同様に見て、今年は見ませんでした。面白く無いだろう物をみる理由は何も無いですしね。



むすび


こういう類の馬鹿馬鹿しさって、テレビのいたるところで感じます。まぁ、テレビがこっちを向いてないんでしょう。ま! 仕方が無いよね! 金ないし、テレビあんまりみないし。金を落とさず、テレビも見ない、こっち向いてよ、って言えるほどあつかましくなっちゃいけないしね。大人しくインターネットやってますよ。



<関連リンク>


全体的には知力勝負の去年からの流れには賛成。

ネットで色々言われている通り。「知力・体力・運」の

体力と運がどこかに行っちゃった感はあるものの、探偵の

真似事だの、カーレースだの、ラフティングだのを見せられる

よりは楽しめたのは確かだ(俺調べ)。


昨日の高校生クイズ - EroGroNonsenseの苦肉の策

このように、高校生クイズの馬鹿馬鹿しさを嫌う人もいる(嫌ってはいないとのことです。下のコメント欄参照)ので、まぁ、結局好みなんでしょうね。確かに、旧は、クイズが馬鹿馬鹿しい。クイズこそを本当に見たい人にとっては、あれはうざったかったんでしょう。だから、この変更の良し悪しは、語ってもしょうがないですね。


 開成のOB(東大生)が、涙ぐんで応援している姿、印象的だった。負けた時に、お互いを讃えて慰め合ったり、勝ったチームと抱き合ってエールを送ったりしていて、感動のシーンが多かった。


夏の大三角形 - 日本の心・さいき

視聴率もあがり、感動したという感想を言う人も沢山いるようなので、この方向性の変更って言うのは、まぁ私の方を向かなくなったな、というそういう話なんでしょう。何度も言いますが、良し悪しの話じゃなくて、向き不向きなんでしょうね。


ロケ無しのスタジオ収録、なぜか芸能人入れてクイズのテンポが悪くなったことにも呆れてしまった。だったらもっと予算の使い道はあるでしょう。


高校生クイズでラルフくんは何してた!? - rojoblancoの日記

あ〜、この、とりあえず芸能人置いとけ、ってのも、もろそういうバライティだよね。こういうところも、私にはキッツい。


だからどっちかと言うと感想が「面白いなぁ」じゃなくて「へーすごいねー(棒)」なんですよ。

出場校の東大京大進学率なんて正直どーでもいいんですよ。

番組の作り方も多分にあるんでしょうけど、単に有名進学校生徒の知識をひけらかす場になってしまっている感じがしました。


第29回高校生クイズがつまらない件について - 行き先はサイコロまかせ

クイズヘキサゴンで、馬鹿なフリをしている人を見て「ばーかばーか」と楽しむのと同様に、味付けされた天才を「すごーいすごーい」って言って楽しむっていう楽しみ方は存在すると思うんですよ。東大とか京大とかそういうのは、そういうののための演出でしかなくて。で、私は心底そんなことどうでもいいので、やっぱり方向性ですよね〜。


痛いニュース(ノ∀`):ひどい番組ばかりで視聴者が民放にウンザリしてることに気付いたテレ東