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上遠野浩平先生の「私と悪魔の100の問答」オススメ!

2010-07-24

[]お勧めの「少年魔法少女」漫画


誤解を与えるとご指摘を受けたのでタイトル変更しました。


 この「少年が「魔法少女」にならざるを得なくなる」というシチュエーションは21世紀に入る頃から非常にメジャーな設定となって来ました。


〜中略〜


 石田先生ご本人が相当自覚的に描いていらっしゃる通り、今やこの構図(魔法少女に変身させられる少年)は少なくとも「斬新なアイデア」ではありません。

 「男の子が魔法少女に任命されちゃうんだ!どうだ!凄い趣向だろう!」といわれても、10年前ならば「凄い!」と驚いてもらえたかもしれませんが、現在では「またか」と言われてしまいます。


TS関係のオススメ本 「魔法少年マジョーリアン」


遅まきながら石田敦子先生の「魔法少年マジョーリアン」を読みました。すっげー面白かったのです。しかし、私の中では「少年魔法少女」という存在自体がかなり珍しい物という認識だったたのですが、作品のメインテーマはそこにはなく、あくまで「倒錯した性」を表現するためのモチーフの一つとなっていたことに驚きました。上で真城の城の真城悠さんがおっしゃっているように、ある界隈では「少年魔法少女」が既にメタの対象にまでなっていると感じました。


本記事は、「魔法少年マジョーリアン」をきっかけに読んだ「少年魔法少女」漫画の中で面白かったものを、お勧めする記事です



注意:本記事は「少年魔法少女」を主体とするものであって、TS云々はターゲット、つまり、対象にする人のある分野の詳しさを表しているだけです。あくまで「「魔法少年マジョーリアン」をきっかけに読んだ「少年魔法少女」漫画の中で面白かったものを、お勧めする記事です」



石田敦子「魔法少年マジョーリアン」


魔法少年マジョーリアン 1 (アクションコミックス)

魔法少年マジョーリアン 1 (アクションコミックス)


「魔法少年マジョーリアン」に見る、少年少女たちの性の感覚。 - たまごまごごはん

TS関係のオススメ本 「魔法少年マジョーリアン」


私が「少年魔法少女」を突っ込んで読んでいこうと思ったきっかけの作品。上の二つのリンク先でも散々紹介されているように、石田敦子先生の「倒錯した性」の描き方が素晴らしい。特にラストシーンは衝撃的です。また、鬼頭莫宏先生を髣髴とさせるような、後半の怒涛の展開も非常に面白いです。「なるたる」や「ぼくらの」のような雰囲気が好きな方は特に楽しめると思います。「少年魔法少女」どうこう関係なく、お勧めの漫画です。



塩野干支郎次ブロッケンブラッド


ブロッケンブラッド (ヤングキングコミックス)

ブロッケンブラッド (ヤングキングコミックス)


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塩野干支郎次先生の「ブロッケンブラッド」は、石田敦子先生の「魔法少年マジョーリアン」とは対照的に、「少年魔法少女」というシチュエーションの面白さを前面に押し出した作品です。ひたすら「少年が魔法少女だったら面白いよね」という場面を繰り返してくれます。この面白さは、TSに慣れていない人にも分かりやすく、非常にとっつきやすいと思います。


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ただ、後半に行くにつれて、どんどん「魔法少女」である必然性が薄れてきて、「無理やり女装させられる美少年って面白いよね」にシフトしていきます。「少年魔法少女」の意味はありませんが、切れのよいコメディ漫画として、十分に面白い作品となっています。


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女装潜入物の王道、着替えシーン


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はみ出るだろ、という突っ込み


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もはや女装関係なく恥ずかしい格好


日下皓「メイのないしょ」


メイのないしょ make miracle1 (角川コミックス ドラゴンJr. 126-1)

メイのないしょ make miracle1 (角川コミックス ドラゴンJr. 126-1)


日下皓先生の「メイのないしょ」は「少年魔法少女」ではあるのですが、魔法少女分が非常に希薄な作品です。ほとんど魔法が使える意味もありませんし、本人は自分が少女であると勘違いしており、少年という自覚もありません。ただの少女だと思われていた主人公が、「魔法使い」であり、「少年」であることがバレるシーンは以下のように描写されます。


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このように、他者の反応も【少年であること>>魔法使いであること】という不思議な世界観になっています。この後の物語も、少女のパーソナリティを持つ少年が、少女の園で行う暮らし、という女装物全般的なお話になり、「少年魔法少女」という感じではありませんでした。といっても、これまでの女装潜入物(あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ処女はお姉さまに恋してるなど)からさらに発展させた倒錯っぷりが面白い作品でもありますので、私と同じようにTS物初心者の方には十分お勧めの作品です。


むすび

渡辺祥智先生の「からっと!」は未読なので、今後読む予定です。あと、今回は漫画をお勧めしましたが、ライトノベルでは、築地俊彦先生の「けんぷファー」や一肇先生の「桜ish」などが、「少年魔法少女」に分類されるんでしょうか。(ケンプファーは魔法じゃないか。でも使い魔いるだよなー)しかし、私はまだまだ初心者なので、もしよい「少年魔法少女」をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけたら幸いです。

mattunemattune 2010/07/25 17:49 石田さんがTSをやるのって、どちらかというと「勇者シリーズ」時代の回顧のように感じるんですよね。
「魔法少年マジョーリアン」のマサルってジェイデッカーのユウタっぽいじゃん、みたいな。元祖勇者シリーズの監督様は直々に「18禁ショタアニメ」作ってますし、あそこへんはそういう嗜好なんでしょうね

karimikarimikarimikarimi 2010/07/26 22:40 なるほど。確かに、そういう感じもしますね。
「ぼくのぴこ」ですしね。

通りすがり通りすがり 2010/07/27 22:30 えーと……こう言うのもなんですが、女装とTSは全く別の趣味嗜好ですよ。似てはいても明確な住み分けがされてます。
TSと聞かされて買ったら女装、なんてのはTS好き、少なくともその一部にとっては正直騙されたのと同じです。異性の体に興味があるんであって、その格好にこだわってるわけじゃないですから……。
ニッチな属性ではありますけどそれだけに勘違いして自分の属性じゃない方を掴まされることが多く、それぞれの属性持ちの間で確執あったりするんで、女装作品をTSと呼称するのはあまりよろしくないかなー、と。
大きなお世話で申し訳ありませんが。

karimikarimikarimikarimi 2010/07/28 05:53 >>通りすがりさん
あ〜、いや、こちらこそ、誤解を与えるような表現をしてしまって申し訳ありません。
本記事は「少年魔法少女」を主体とするものであって、TS云々はターゲット、つまり、対象にする人のある分野の詳しさを表しているだけで、TS物作品を紹介していないつもりだったんですが、この記事をみると誤解を与えるようになっていますね。
注記を追加しておきます。
ご指摘ありがとうございました。

Saya.Saya. 2010/08/01 21:01 「少年魔法少女」という括りなら、「おと×まほ」も楽しめるかと。漫画版と小説版(原作)があります。

karimikarimikarimikarimi 2010/08/01 23:13 >>Saya. さん
おすすめありがとうございます。
読んでみたいと思います。

reds_akakireds_akaki 2011/01/15 03:08 渡辺祥智「カラット!」のライバル役が少年魔法少女です。主人公が巻波なのもお得

karimikarimikarimikarimi 2011/01/16 22:20 >>reds_akaki さん
カラット読みましたの。面白いですねぇ。

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