補聴器のお試し期間

karinmatasumori2011-09-25

10年前に購入した補聴器、ここ数年故障のためずっと使っていませんでした。
購入時は手話の上手な補聴器技能者が対応をしてくれたのですが、10年の間にお店も変わってしまった様子。
修理したいなと思いつつ、一般の補聴器店に行く気になれませんでした。

そう、聞こえない、聞こえにくい人を対象としているはずなのに、コミュニケーションが難しいからです。
手話のできるスタッフが少ないということですね。
筆談をお願いするのですが、補聴器の性能や効果を扱っているためか、大きな声を出して繰り返したりと、筆談に積極的でないところも…。


そんな折、10年前に対応してくれた補聴器技能者の某氏が有楽町の補聴器やさんにいると知人からの情報!!
時間がとれたので行ってみました。
実に久しぶりの再会でしたが、きちんと覚えてくださっていて感激。

一か月ほど、試聴期間をいただき新しい補聴器を試すことに。


とはいえ、私の場合重度の感音性難聴なので補聴器を使っても、言葉が聞き取れるわけではなく、身の回りの音や声が「音」として耳に届くだけです。
何の音か、方向すらも確認はできませんが、周囲に音がある。というだけで、空間が立体的になるような気がします。
映画館に入った時の臨場感も、少しでも音があるとやはり違うもの。
かければ視界がクリアになるメガネとは違いますね。
生活をちょっとだけ楽しむためのツールみたいなものです。


それにしても最近の補聴器のバリエーション豊かなこと!
色も形もさまざま。
10年前に購入した私の補聴器は、透明タイプだったのですが、さすがに10年たつと、黄ばんできて年季が感じられます。
補聴器やさんの某氏も「これはちょっと、松森さんのイメージが…、ねぇ…。」と苦笑。
そんなわけで、現在新しい補聴器を試しております。
音が入ると、また生活も面白くなってくるものですね〜!
いや、何の音かはわからないのですが!笑