TEDxkumamoto2019の再会

一年ぶりにTEDxKumamoto 2019でお世話になったキャプテンとランランと再会!

忘れもしない2019年、TEDxKumamoto2019のスピーカーとして登壇の際
ランランがコーチとして伴走者となり
キャプテンには情報保障から会場運営までとてもお世話になりました。
https://www.ted.com/talks/karin_matsuomori_with_sign_language

お二人とも、軽井沢で初開催のTEDxKaruizawa(大雪)を終え
東京経由で熊本に帰るまでの間の短い時間でしたが
しっかりビールも飲んで堪能。
2人との会話は音声認識アプリを使います。
待ち合わせ場所の上野公園に早めに到着すると
ブルーシートを敷いた花見客でごった返していました。
桜まだ咲いていないのにw
みんな赤い顔で上機嫌、王様ゲームらしきことをしている若者や
麻雀やってたりと、皆楽しそうでうっかり混ざってしまいそう。(カリンあるある)
そんな様子を写真に収める外国人も多かったのですが
そんな様子を見ながら真っ赤で大きなリンゴを丸かじりしている
外国人の姿も「花より日本人」って感じでまた面白かったです。

でも私にとって一番面白いのは、キャプテンとランランでしょう。
音声認識アプリを検索したら想定外のモノ(想定内か)が出てくるキャプテン
間もなく一日で二回も誕生日を迎えることになるランラン
変わらず大好きです!

2019-10-18魂を出し切った18分間、TEDxkumamoto2019
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2019/10/18/193903

2019-11-01TEDxkumamoto2019情報保障編
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2019/11/01/233921

映画館で地震、問われる「君たちはどう生きるか」。

数ヶ月ぶりに映画館に行く余裕ができた。

映画館は私にとっては日常から離れるちょっとした逃亡の場でもある。できれば週一ペースで思い立ったらすぐ行きたいところ。


先日たまたま朝の8時から、「君たちはどう生きるか」が、英語吹き替えの日本語字幕版で上映してると分かった。
アカデミー賞で話題になった宮崎駿監督の作品。
すぐに着替えた。映画館まではダッシュで3分。

 

普段邦画を見るときには、
字幕メガネを充電して、
観たい作品をダウンロードして、、と事前準備、つまり計画性が必要になります。先日は「52ヘルツのくじらたち」を字幕メガネで観たばかり。

 

でも、ぽっかり時間ができた!
今すぐ観たい!ということが多い私にとって最初から字幕があるのはありがたい。


字幕メガネでほとんどの邦画が楽しめるようになった一方で、最初から字幕がある上映のニーズも高くあるのです。

 

君たちはどう生きるか」は原作も読んでいましたが
映画は宮崎駿監督の圧倒的な世界観。
久しぶりの逃亡時間を堪能していると、
ふいに下から突き上げるような地震が発生。
コーヒーこぼれるー一瞬4D映画だっけ?
いやちがう!地震だ。
横揺れも大きく、これまでの経験からかなり大きな地震だと感じました。
すぐにダウンを羽織り、荷物をまとめスマホを取り出すと緊急地震速報も出ている。
お客さんは、なんと私の他に1人。
私はいつも最後列の席を選ぶ。
だだっ広い映画館で大きめの地震
ここから下の出口までは長い階段、かなりの距離。
上からの落下物はなさそうだが万が一天井が落ちてきたら椅子と椅子の間に身を潜めるしかない。
ほんの一瞬であれこれ考える私。


揺れが少し落ち着き、今逃げるべきかどうか?このままで大丈夫か?映画「君たちはどう生きるか」は変わらず続いている中、
「君たちはどう逃げるのか」問われていた。
揺れはだんだん小さくなり、はるか下にスタッフが現れた。
何かを話している気配はないが、人が来てくれると安心する。
館内放送でもあったのだろうか。
もう1人のお客さんもそのままだし、その後はいつでも出られるようダウンを着たまま鑑賞。


しかし頭の中では、震源地の栃木や茨城などの様子も気になる。
急いで出てきたのでスマホの充電器は忘れてしまった。
非常用ホイッスルや豆電球などはいつも入ってる。
何事もなかったからネタにできるけれど、お正月の新潟にいた時もそうだが、地震はどこで遭遇するか分からない。

 

スクリーンに映し出されるペリカンや青サギやインコなどの混沌とした世界に引き込まれつつ、
生きること、死ぬこと、選択すること、逃げること、

日本の作品を英語吹き替え版で楽しむ字幕のこと、
映画のあるべき姿とは、
なんだか色んなことを問われ続けてぐったりな
君たちはどう生きるか」。

#君たちはどう生きるか
#宮崎駿監督
#アカデミー賞
#映画のバリアフリー

羽田空港旅客ターミナル、国際空港評価「5スターエアポート」 10年連続受賞祝賀会に手話通訳

羽田空港旅客ターミナル、国際空港評価「5スターエアポート」
10年連続受賞の祝賀会にお招きいただきました。

この評価は、英国の航空サービスリサーチ会社、SKYTRAX社が実施する
「World Airport Star Rating」において
施設機能、スタッフサービスの質、館内の清潔さなどが
世界最高水準と評価された結果です。
10年連続受賞ってすごいです。

空港利用者のニーズが多様化する中、
利便性と快適性はもちろんのこと
特にコロナ禍においては「清潔であること」が
世界中で求められるようになりました。

さらに、日本の空の玄関口として、
すべての空港スタッフが常に高い意識を持ち、
お客さま目線に立った施設と“人”のサービスにおける“おもてなし”を
提供していることが大きいと思います。
空港スタッフ全員が手話や多様なコミュニケーションを学べる
環境があるのもその表れのひとつですね。

祝賀会では、壇上で手話通訳があり
動画には字幕があり、おかげさまで
SKYTRAX社CEOや、役員の皆様のご挨拶やメッセージを
しっかりと受け取りお祝いをすることができました。
「その場にいる人たちと同じタイミングで共有できる」
これが本当に何よりも嬉しいことですし“あるべき姿”だと、そう思います。

ちなみに「World's Best PRM※ / Accessible Facilities」
高齢者、障がいのある方や怪我をされた方に配慮された施設の評価部門では
1位の羽田空港に続いて
2位関西国際空港となっています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000067976.html

精巧な飴細工

#羽田空港5スターエアポート
#世界空港評価
#羽田空港世界最高評価
#羽田空港ユニバーサルデザイン
#羽田空港おもてなし
#祝賀会手話通訳

4年越しの台湾リベンジ、バリアフリー編

台湾のバリアフリーユニバーサルデザインの視点でも少し。
まず一番利用が多かった地下鉄MRT。
SuicaのようなICカードを購入して利用するのですが
私たちは4年前に購入したものにチャージ。

コンビニでも使えるので大活躍です。
ホームには電光表示板、駅構内の案内サインも分かりやすく
日本とそれほど変わらない感じ。

日本の地下鉄みたい

MRTはモニターで時刻表示

新幹線のホームはこんな感じで

ホームドア。点字ブロックは開閉部のみ

新幹線改札の電光表示板。色のコントラストが少し見にくいかな。

改札は子連れや車いすでも通れるゲート(黄色いところ)が沢山。


駅にもよりますが、ホームと電車の段差や隙間がなく車いすやベビーカーでも乗りやすそう!
優先関は「博愛席」。
博愛とは「人や動物などをひろく愛すること、すべての人を年齢や性別、人種など
分け隔てなく平等に愛する」ことを言うそうで
日本の「優先席」との価値観のちがいを感じます。

案内サインは割と大きいものが多いイメージ。

案内カウンターは車イスでも利用できる高さがあり
老眼鏡もありましたが、筆談ボード等聴覚障害関係は見当たらず。

新幹線はアプリを見ると、バリアフリーサービスのページがあり
障害者割引の案内やバリアフリーシート、その他トイレの案内なども。

障害者割引といえば、観光地の寺院や美術館、博物館など
日本の障害者手帳を見せると本人と付き添い一人まで無料のところがほとんどでした。
漢字で書いてあるから伝わるのかもしれませんね。
日本語の案内パンフレットも多くて嬉しい。
横断歩道の信号はほとんどすべてに残り時間がカウントダウンされるので分かりやすい。

帰りは松山空港、都市にあるのでアクセスが便利。
案内カウンターでは
モニターで空港内「カスタマーサービスガイド」のQRコード
言語別に表示しています。合理的。
残念だったのは、案内カウンターのすぐ脇に
大きな龍のランタンが飾られていたため、車いすやベビーカーでは
近づけない配置になっていました。

案内カウンターすぐ脇に大きなオブジェ。車いすやベビーカーではアクセスできない狭さ


空港全体的に清潔感があったのは、日本の影響かしら。
搭乗ゲート近くのリフレッシュ休憩エリアが
滑空路に面した開放的なデザインで、静かで良かったです。
ただ奥まった場所にあるので、搭乗開始した様子が見えないため
利用者はほとんどおらず。
日本で言うとカームダウンスペースに近いのかな。
もう一工夫できそうだと思いました。

空港の搭乗口までの距離や移動時間がひと目でわかるのは嬉しい!

 

ピクトグラムは、日本の場合は極限まで無駄をそぎ落とした
シンプルなデザインですが、
台湾で見たものはどれも具体的な表現で面白いと思いました。

また、筆談ボードなど見当たらないのですが
外国人だと分かると、すぐに翻訳アプリで見せてくれる人が多いです。
音声認識も翻訳機能使って大活躍!

イベント会場では、手話で案内してくれるスタッフもおりました。
タクシーの運転手さんたちも親切で
ハード面の充実だけでなく、ソフト面、人の対応が柔軟な印象。
なんだかんだでまた行きたいと思えるのは、やはり人の力なんですね。

 

ちなみに冒頭のICカード
最終日の買い物を終えたときK嬢とともに
「残り全部つかってゼロにしてください」と依頼。
「全部使いきった~!」とスッキリした顔でお店を出ると
「帰りはタクシーだね」とカオルさん。
え・・・
あ・・・!
あーーー!!!
帰りに電車乗るの忘れてた!!!
「ゼロにしてって言ってるから、電車で帰る気がないんだなと思ったよ」
もーーー買い物して満足してすっぽり抜け落ちてました。帰りの電車。


#台湾旅行
#台湾のバリアフリー
#台湾アクセシビリティ
#台湾新幹線
#台湾MRT
#台湾トイレ

4年越しの台湾リベンジ、ここはラスベガス?〈後編〉

朝5時起きでこの日は新幹線で台南へ。

4年前の台湾でカオルさんが
「白菜とコオロギと豚の角煮だけは絶対にカリンちゃんに見せたい!」と
繰り返していた台北の国立故宮博物院の至宝、「翡翠でできた白菜」も「豚角煮」も
なんとその日は貸出中だった。
今回調べてみたら、ちょうど私たちが行く日は台北の博物院から
台南の美術館に貸出中なのだという。
しかも台南ではランタンフェスティバルも開催、これは行かねば!と
その場でカオルさんが新幹線チケットをとってくれたのだ。

ランタンといったら、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』だろう。
無数のランタンが空に浮かび上がるシーンを想像して感動のあまり身震いがする。

新幹線から電車に乗り継ぐと、ポケモンのお面をかぶった
老若男女というか老老男女がたくさんいる。
私たちより年上のおじいさんおばあさんまでもが黄色いお面。
なんとランタンフェスだけでなく、ポケモンフェスも開催しているんだそうな。
SEカオルの目的はこれか!
黄色いお面を今一番かぶせたい人。
ポケモンやっている人の歩き方って世界共通なのね。ときどき知らない人とポケモン交換してるし国境を超えるポケモンすごい。

美術館で念願の白菜を堪能し、

台南名物担仔麺の店「度小月」でそぼろ肉の麺、40分ほど並んでありつく。
濃厚な香りの肉そぼろとエビスープの組み合わせは絶品。

豚足やカリカリに焼いた赤米の餅みたいなものなど、ビールに合う。

古い学校跡や、

オランダ風城跡、ガジュマルの木に飲み込まれた建物など

窓から根っこ!

気持ちいい!

お決まりの。

書の博物館で名前を書いて悦に入ってたら「写経だよ」と言われ。ハズカシイ。

ここ台湾だよね?


たっぷり歩いたあとは念願の台湾スイーツ。台湾スイーツ!!

豆腐みたいでさっぱり、タピオカもたっぷり、これらも4年前食べられなかったものだ。
最後はランタンフェスティバルの会場へ。
屋台があちこちに出ていてお祭り騒ぎ。

「泡吹吹」という看板、さてこれは何を表すでしょうか?
シャンパンじゃないのよ。

港近くのランタンフェスティバル、広い敷地内に
屋台やアート作品はたくさんあるが、空に上がるランタンはなさそう。
ラプンツェルはどこ?

美しい夕日を見ながら、早めに新幹線の駅に戻ったら
駅前の会場でもランタンフェスティバル
こちらの方が規模がスゴイ。
あの広さの感覚って、よくわからないけれど上野公園5つ分とか、もっとでは?

何がすごいかって、ラスベガス並みのギラギラ装飾のメインステージがあり、
その前には沢山の巨大なねぷたが並んでいるのです。いやねぷたではなくて、ランタン。
ですが見た目はほぼねぷた

新幹線やクジラ、カエル、ポケモンまである。
コンテスト会場でもあるらしく、優秀賞作品もあちこちに。

憧れだったラプンツェル風のランタンは
なんと壁状のスクリーンに映し出される電子ランタン。いまどきか。
同じく巨大な壁状スクリーンに映し出される建造物に向かって
スマホを掲げる観衆達。
なんだろうと思いきや、AR?で建造物に色んなキャラクターが
映し出されるようだ。すごいわ。
このアプリのダウンロードを試みたが、なかなかできなかったカオルさん。
ポケモンでギガを使いすぎたかw

閉会式中のラスベガスステージではアイドルが歌い踊り、レーザーが飛びかい
どんだけの予算があるんだろうと思うくらいハンパない規模感。

ラスベガスにねぷた
日本でこんなことできるんだろうか?
ほぼ終電の新幹線で夜中に台北に戻る。

3日目はホテルで朝食、その後近くの龍山寺へいって

まさかの2度目の朝ごはん、豆漿。
どうしても食べたかった豆乳のやつ!!!豆乳のやつ!
30分くらい並びましたが、おぼろ豆腐の中に揚げパンや刻んだたくあんなど
お腹に優しく食感も楽しく美味しい!

そして食べたばかりなのにお昼はどうしても小籠包。
小籠包!小籠包!!ビール!
大根餅や、なずなを挟んだゴマ餅、サーランタンここでもやっぱり食べ過ぎ。

三日目はかなり寒く、通りがかったユニクロでレギンスかタイツを買いたいK嬢。
ところがどこを探してもない。
ヒートテックも見当たらない。
そうかここ台湾は亜熱帯気候。
断念して最後はパイナップルケーキのお店。
タクシーの運転手さんに待っててといったら「マジで?」という反応。
まさか一時間近く待つとは思わなかったのよw

それでもホテルから空港まで3000円一人1000円程度、安かった。
それにしても今回はよく並んだ。
空港でも飲食店でも観光地でもどこもかしこも行列。
台湾にこんなに人がいるとは。
というかこれが通常なのだろう。
4年前のゴーストタウンが特別だったのだ。
あっちこっち色んなトラップがあったが、しっかりミッションクリアし
ぎっしり濃厚にリベンジした笑いっぱなしの二泊三日台湾でした。

今回の旅を一言でいうと何?
カオル「ポケモンもりもり!」
K嬢「意外とさむかった」
カリン「人がたくさんいる!」

■2020-01-28初台湾、行くとこ全て閉店。そうか旧正月だった。<前編>
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2020/01/28/180504

■2020-01-29初台湾、行くとこ全て閉店、そうか旧正月だった。<中編>
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2020/01/29/113933

■2020-01-30初台湾、行くとこ全て閉店。そうか旧正月だった。<後編>+UD
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2020/01/30/104643

4年越しのリベンジ台湾、人がいる!

「ぼちぼちリベンジします?」
そんなつぶやきから始まった、4年越しの台湾リベンジ計画。
そう、忘れもしない2020年1月末、
台湾ベテランカオル隊長とK嬢に連れられて、初めての台湾にいった。

ところがどうだ、初台湾に上陸してみれば人がいない車もいない
どこもかしこもシャッターが閉まっているゴーストタウン。
なんと旧正月の大晦日だったのだ。(下にリンクあり)

そんなわけで、満を持して4年前のリベンジGO!
大混雑の成田空港でチェックインをするまでに約一時間並んで想定外のロス。
免税店でゆっくりお買い物したかったのにバタバタと飛行機に乗り込む。
三人とも昨夜寝ていないもんだから、ビール飲んでウトウトしている間に到着。
入境審査の登記表で、職業欄に「SE」と書き込むカオルさん、カッコいい。
対して私は「FREE」だ。(ホントはfree lance)
二度目の台湾、なぜかK嬢だけが検疫検査でひっかかり
地下鉄の改札で、ICカード反応せずでひっかかり
空港からホテルまで、1分で乗り換えできるはずが
乗り場が分からずかなり歩き回った。
東京駅地下の京葉線から東西線改札まで歩くイメージ。2駅分か。
どうにかこうにか、ホテルに到着したら
本来乗るべきだった電車の駅の真上がホテル。
なんだこんな近くにあったのか!
ここでもかなり時間のロス。
すでに珍道中だが
初日はホテルに荷物を預けたら、クリアすべきミッションがたくさんあるのだ。
普通の道に人がいる!車もいる!バイクも多い!
ただそれだけで嬉しいリベンジ台湾。
「もうこれで充分だわ~」などと
ゲラゲラ笑いながら、まずはバスに乗って九份へ。

赤ちょうちんだ!
日本のそれとは違うけれど、赤ちょうちんを見ると心が躍るのはなぜだろうか。

そしてここも大混雑。人人人。
人ごみを抜けて、洞窟を抜けると茶藝館「阿妹茶楼」。

築100年以上の建物、鍛冶屋だったらしく
クラシックな調度品に、眺望も最高。

切り干し大根のオムレツに、エビに、サツマイモのツルの炒め物、エビチャーハン、
とにかく何でも安くて美味しい!

酒がなくて残念だがここはお茶を頼もう。

スタッフが、お茶の淹れ方を一通り見せてくれたが
茶器が沢山あり、行程が多くて複雑。
そこは台湾のプロ、茶の作法を完コピしたカオル隊長が
その後何杯もお茶を入れてくれた。
ありがたい。
もはや店長に見える。

なんならガイドブックに載っていた茶の作法のモデルさんの洋服が
偶然にもカオルさんの洋服と同じ柄で、またまた爆笑。

お腹いっぱい食べたのに
バスで市街地に戻った後は夜市へ繰り出す。
「まだまだ食べられるよ!」という私。
出発前に買った台湾のガイドブック、息子がパラパラっとめくりながら
「付箋がついているところ、全部食べ物」といって笑っていたほどだ。
だって4年前のリベンジだもの。
夜市でもおでん、牛骨ラーメン、魯肉飯、ビールと
よくこんなに食べられるなと自分でもびっくり。

老舗の屋台がたくさん並んでいる夜市でしたが
鮮魚が多く、魚のとなりにカエルが山盛りになっていたり
「あのパイプはあやしいヤツだから絶対手出しちゃだめだよ!」と
ポケモンGOをしながら教えてくれるカオル隊長。
なんでそんなこと知ってるんだろうか。

2万歩以上歩き回った一日でした。
明日は朝早くから新幹線にのる。目的は白菜だ。
我らのSEカオルさん、スマホで新幹線チケットを購入してくれていた。
ナビや翻訳をしつつ、ポケモンも捕まえてて、とにかくスマホとアプリを駆使する最強の人。
カオルがいればこわくない。

~後編に続く~

■2020-01-28初台湾、行くとこ全て閉店。そうか旧正月だった。<前編>
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2020/01/28/180504
■2020-01-29初台湾、行くとこ全て閉店、そうか旧正月だった。<中編>
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2020/01/29/113933
■2020-01-30初台湾、行くとこ全て閉店。そうか旧正月だった。<後編>+UD
https://karinmatsumori.hatenablog.com/entry/2020/01/30/104643

船橋ロータリークラブ企画で地域の小中学校への出前講演。

千葉県船橋市立飯山満中学校での講演。
以前からご縁のあった、船橋ロータリークラブ様の企画です。
船橋ロータリークラブでは、地域への奉仕活動がとても熱心で
多様な活動の中に、地域の小中学校への出前授業も行っています。
今回はその一環としてご依頼いただきました。
ロータリークラブでは、2019年から国際社会において重要な
「DE&I」をテーマとし、実践され、
子どもたちにもそのような機会を提供したい、と
情熱的に語ってくださる船橋ロータリークラブの皆様、
真摯な方々が集まっているのです。
講演前には校長先生から、私の本の紹介がありました。
読み込んでくれたことが分かる前ぶり。嬉しいです。
私からは
「聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐ」というタイトルで
視点を変えると価値観が変わる、
視点を増やすと世界はひろがる、
新しい視点を知るとアンコンシャスバイアスをなくすことにつながる、
そんな話をしました。
中学生と言うと、私が少しずつ聴力を失った時期でもあるので
当時の話も丁寧にしてみました。
体育館に集まってくれた生徒の皆さん約300名、
聞くときの姿勢がとてもよく、講演中の反応も豊か、
質疑応答でも独特の視点の質問をたくさんいただきました。
船橋ロータリークラブの皆さんも
一緒に聞いてくださっていたのですが
講演が始まった後、登壇位置から時計が見えない私を察して
倉庫からゴロゴロと大きな陸上競技用の
特大デジタル時計の装置を出してくれました。
生徒たちの後ろで奮闘してくださっている様子が見えて
笑いつつも嬉しい私でした。
おかげさまで安心して楽しんで終えることができました。
美しい花束や、
私の写真を使ったオリジナルクリアファイルも作ってくださり
臨機応変、丁寧に対応してくださったことに感謝です。
クリアファイル、アチコチに自慢しております。嬉しい!
船橋ロータリークラブの皆さんは、お一人おひとり違った立場ですが
使命感を持って地域や社会への貢献をされていることが伝わります。
特に地域の子どもたちにフォーカスを当てた活動は
必ず彼らの今後につながり、どこかで芽が出ていくことと思います。
私も微力ながら、応援していきたいです。
おりしも、いまの時期はあちこちで卒業式が行われています。
講演を聞いてくれたあなたの心に、これからに
ひとつでも次につながることがありますように。