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松森果林UD劇場〜聞こえない世界に移住して〜

2017-12-15 12月16日共用品ネット勉強会のお誘い

今週末、12/16(土)共用品ネット勉強会(15:30頃〜)のご案内です。

参加無料、申込不要ですのでお気軽にご参加下さい!

手話通訳とUDトークによるリアルタイム字幕付きです。

われらのマドンナ水野映子さん、ウルグアイへ出発前の応援をしたい方も是非♡♡

12月16日(土)

場所:東京都障害者福祉会館 教室

13:00:プロジェクト会議

→共用品ネットの活動について知りたい方はお問い合わせの上この時間からいらしてください。

15:00:全体会議&勉強会

勉強会にご参加されるかたはこの時間からいらしてください。

●タイトル

本当に 誰でも来られる場所って何だろう?

●講師

石川明代さん(バリアフリー社会人サークルcolors代表

大田おもちゃライブラリーじゃりかふぇ運営者

TRANSIT ☀︎YARD管理人

DET障害平等研修ファシリテーター身体障害者

●概要

「誰でも遊びに行ける居場所」というものが、流行りになって久しいですが、

本当に どんな人でもwelcomeな場所って どれだけあるでしょうか?


障害国籍の有無に関わらず、どんな子どもも遊びに来られるルール無しの無法地帯スペース【じゃりかふぇ】を運営し、

障害国籍や性や年齢に関わらず、誰でも遊びに来られるイベントスペース【バリアフリー社会人サークルcolors】を作り、

そのcolorsが1階にあり、3階は重度知的障害者の一人暮らしを実践している場所【TRANSIT☀︎YARD】の管理人をやりながら、

障害の社会モデル」の視点獲得のための最先端人権教育研修【DET障害平等研修】のファシリテーターをするのが、今回の講師 石川です。

他、

ガイドヘルパーから始めよう】キャンペーン実行委員

大田区障害者権利条例を作る会】委員もやってます。


『誰でも一緒に平等に 遊べる社会』を目指して、

いろんな場面を作ること、自分も気持ち良くなることだけをやっております*\(^o^)/*

●関連リンク

バリアフリー社会人サークルcolors」

https://ja-jp.facebook.com/BFC.Colors/

「12/10世界人権デー十人十色ミックスカルチャー祭り】by バリアフリー社会人サークルcolors」

https://colors-tokyo.jimdo.com/

「重度知的障害者が一人暮らしをすること」

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/genchan

障害平等研修フォーラム」

http://detforum.org/

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2017-11-07 東京国際映画祭ろうの俳優が出演する「スヴェタ」

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東京国際映画祭で、ろうの男女俳優が演じる「スヴェタ」を観てきました。

上映後にロシアの監督と夫婦役を演じたラウラ・コロリョヴァさん、ロマン・リスツォフさんのトークショーに、手話通訳がつくとのこと、これはいかねば!と。


会場のあらゆるところに、筆談や手話で対応できるスタッフがおりました。

案内の貼り紙も分かりやすく、隅々まで配慮を感じます。

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映画は全編を通して手話での会話なので、英語字幕と日本語字幕付き。

おそらく手話で激しく夫婦喧嘩している様子も

ほとんど音声はなかったのでは。

生きるために手段を選ばないスヴェタ、そこまでしちゃうの?!

と戦慄を覚えつつも、最後に孤児に対して


「生きるために強くなりなさい。

 何があっても絶対諦めないこと。」


と強く諭す一言には涙。

観客に共感を求めず淡々と進む世界観、みんなで感想を語り合いたくなる作品でした。

さて、くだんの手話通訳付きトークショーについて。


上映後、主催者側が「手話通訳が見やすい席へどうぞ!」と

パネルを掲げて案内してくれたので

前の席に移動することができました。



すぐ目の前に美美男美女のお二人と、監督、司会者、そして中央に手話通訳の森本行雄さん。

日本語、ロシア語、英語、日本の手話とリレー通訳。

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日本の聴覚障害者たちは手話通訳を見るのですが、

ろう俳優二人に対しては、

監督が時々筆談で伝えるのみ。

「伝わらない」ことに敏感な私たちは、

その場にいた数名が機転を利かせて

「日本の手話を読み取って国際手話で通訳」をするという状況に。


そこで、質疑応答のときに

映画が素晴らしかったという感想に加えて、

「今の状況」についての要望を尋ねてみました。


まず監督からは

「事務局側はぎりぎりまで出来る限りの対応をしてくれた」という感謝の言葉。


次に主役のおふたりからは

「国際映画祭だから国際手話があると良かった」という率直な一言がありました。


更にそれを受けた司会であり映画祭ディレクターの矢田部さんは

「今回は初めての試みであり、日本の手話通訳をつけることができたが

 国際手話も必要だったと思う。今後の課題とし次につなげたい。」


と真摯に応えてくださったことにとても感銘を受けました。

「次につなげる」これが大事です。

初めから完璧にできたら理想的ですが

仕事とは多様な人々の関係性の中で進められるものです。


そもそも、今回のきっかけは

手話通訳士森本行雄さんの知人でヨコハマフットボール映画祭の福島成人さんから

ろう者が出演する作品が上映され、トークショーもあるので

手話通訳をつけたいがどうすれば良いか?」という相談があったこと。

このことを知った聴覚障害当事者からも「情報保障をつけてほしい」と要望があったことです。


福島さんの「気付きの感性」も素晴らしいですし

要望を出した当事者の働きかけも素晴らしい。


そこから国際映画祭事務局と廣川麻子さんが理事長をつとめる「TA-net」と

何度となく打ち合わせの場を持ったプロセスを聞きました。

準備期間が短い中で、他にも沢山の作品の対応もある中

矢田部さんをはじめとする事務局の皆さんの真摯な対応を思うと頭が下がります。

それは、映画祭会場の至る所で文字情報や手話での対応に満ちていたことからも

良く伝わってきました。


やってみて初めてわかること、

それを次につなげて

より良いものにしていくスパイラルアップ。

前向きで建設的な終わり方は、来年への楽しみを大きくしてくれます。

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2017-10-04 ナミねぇ&ブラザーズライブ

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「ナミねぇ&ブラザーズライブ」

何か月も前からずーっと楽しみにしていたライブ。

今回は、聞こえない友人や手話通訳の友人達と!


二人の弟、ギタリストのビリー市田さんと樫本ゆうさんの間で歌う

姉さん、ナミねぇ。

姉弟でステージに立てるってカッコいい!


ナミねぇの歌は、パワフルでソウルフルですが

時にセクシーで扇情的だったり、

時に激しく優しくせつなく、胸に沁みこんでくるのです。

聞こえない私にとって、高い声は音として感じにくいのですが

ナミねぇの声はとても心地よく感じます。


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聞こえない私たちのために、歌詞カードを用意してくれるのが本当に嬉しい。

ナミねぇがどんな歌を歌っているのか、見て分かるからです。

今回はたまたま四人が手話通訳者ということもあり、

ナミねぇの歌が手話となり、共に歌う私たちのテーブル、おそらく一番賑やかだったのではないでしょうか。

大好きで大尊敬する村木厚子さんや、二年前のライブでお会いした方との再会もあり。



歌の合間の軽妙洒脱なトークもさすが。

ゲストを巻き込んでぐいぐい引っ張るあのカンジ。

お嬢さんのエピソードや

お嬢さんへの想いを込めて歌った「七つの子」は思わず涙が。

子どもの時からなじみのある童謡なのに

ナミねぇが歌うと思い切り心を揺さぶります。

そんな想いや空気感を全員で共有できるライブはやっぱり最高。

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ライブが終わっても興奮冷めやらぬ私たちは

隣の赤提灯へ吸い込まれ、何年かぶりの終電で帰宅。

2017-09-22 「星の音」のきっかけは

処女エッセイ「星の音が聴こえますか」(筑摩書房2003年)

実は別の出版社から刊行予定でした。

原稿をほぼ書き終えたころ、なんと出版社が倒産し、白紙に。

大量の原稿を抱えて呆然とする私に、

声をかけてくださったのがフリージャーナリストの高嶋健夫さん。

5月に「しくじる会社の法則」(日本経済新聞出版社)を出版され数々の名著を持つ方。


「筑摩書房に知り合いがいるので紹介するね」

と紹介されたのが、

凛としたたたずまいが美しい福田恭子さん。


才色兼備という言葉がこれほど相応しい編集者は他にいないと思う。

でも見かけとは裏腹に、仕事への姿勢はストイック。

一冊の本にするために、丁寧に、大胆に、繰り返し編集。

その過程はハードで根気がいるものでしたが、「共同作業」をやり切った達成感は半端なくて。


出版業界の中では、誰もが知る福田恭子さんに担当をして頂いたことは私にとって大きな誇りです。

その後福田さんは、筑摩書房を退職、起業し

「株式会社アテナ・ブレインズ」の代表取締役社長に。

しびれます!


そんなキラキラとカッコいい福田さんを陰ながら慕い続けた日々…

今年に入り「星の音が聴こえますか」の電子書籍版のメールが届き

文字通り飛び上がって喜んだものです。

そうして新たに「共同作業」を繰り返し

8月4日、無事に電子書籍として再出版。

高嶋さんが5月に出版をされていたこともあり、お祝いの食事会を開きました。


憧れの二人を前にして、お酒しか飲めない私。

それぞれの近況報告から、仕事のぶっちゃけトークまで、

まったく違う分野で、話題豊富な達人達の話しは刺激的。

UDトークと筆談アプリとRecocoを駆使しての会話、

スゴイ時代になったもんだと三人でしみじみと。笑

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お開きになったあとも興奮冷めやらぬ私は

半ば強引に福田さんを誘い、東京ステーションホテルのバーへ。

オジサンが美女を連れてバーに行くって、こんな気分なんだろうなぁと

一人ドキドキしていた私でした。

憧れの人がいるって、とても刺激的!

数々のベストセラーを生み出し、

起業家として煌めく福田さんが講師の

「フリーランスで働く講座」、絶対受けたい!!


<株式会社アテナ・ブレインズ>

https://athenabrains.com/

<しくじる会社の法則/高嶋健夫著>

http://www.nikkeibook.com/book_detail/26334/

<星の音が聴こえますか/松森果林著>

https://www.amazon.co.jp/%E6%98%9F%E3%81%AE%E9%9F%B3%E3%81%8C%E8%81%B4%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-%E6%9D%BE%E6%A3%AE-%E6%9E%9C%E6%9E%97/dp/4480816283

2017-09-15 分かち合い、補い合う

「共生社会の中で奪い合うのではなく

 分かち合い、補い合えたらいい」


安倍昭恵さんのこの一言がまず胸に突き刺さりました。

六本木ミッドタウンで行われた

障害者の働き方改革プロジェクト「LIVES TOKYO 2017 はたらく・たべる・わらう」。

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お目当ては、志村真介さんの基調講演。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表であり、

この夏日本初のエンターテイメント「ダイアログ・イン・サイレンス」でご一緒していました。

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真介さんの話しは何度聞いても冬の熱燗のように身に沁みます。

時代は、インクルーシブからインクルージョンへ。


子どもだから」

「見えないから」

「聞こえないから」


日常生活の中ではこうしてあきらめざるを得ないことも多いけれど

ここにたった二文字加えるだけで、大きな力となるという。

その魔法の二文字は


「こそ」


子どもだからこそ!

見えないからこそ!

聞こえないからこそ!


たった二文字だけで、こんなに印象が変わるし

障害があることが最大の能力になることを分かりやすく話してくれました。

真介さんの話し方と話し声は心地よく響いてきます。

落ち着いていて、語り掛けるように、時に子どものような笑顔で。

真介さんの手話通訳は、同じみの森本行雄さん。

まるで真介さんが二人いるかのような息の合った通訳に目が離せません。


その後のセッションも展示も、どれも本当に素敵。

最後にはつんく♂さんが登場。

彼がパソコンを使って会話をする様子は、テレビでは何度も見ましたが

実際に目の前で見ると、妙に感激。


「自分のコミュニケーション手段」として

堂々と大勢の前で、パソコンに文字を打ち出している姿がとてもカッコよかったのです。

聞こえない私たちも、様々な場面で

手話通訳」や「文字通訳」などの情報保障手段を

カッコよく堂々と演出していきたいものです。

今回のイベントでも、手話通訳とUDトークによる文字通訳がありましたが

UDトークの画面は会場の端っこすぎて、舞台と画面を交互に見るのは大変。

舞台で話す人を見ながら、手話通訳をみて、文字で確認したい場合もあるので

できる限りひとまとめになっていると、もっと見やすいと思いました。


つんく♂さんが、このイベントのために作詞・作曲を手掛けた「Happy now」の歌い手はBeverlyさん。

鳥肌立つほど素敵でした!

真ん中のスクリーンに歌詞を映してほしかったわぁ!

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明日もはたらいて、たべて、わらおう!


障害者の働き方改革プロジェクト「LIVES TOKYO 2017 はたらく・たべる・わらう」。

http://hataraku-taberu-warau.jp/「LIVES TOKYO」

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