プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラムの基礎知識
- 作者: 矢沢久雄
- 出版社/メーカー: 日経ソフトウエア
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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寝て起きてみると、公開するには雑な所が過ぎるかなと。
島国大和さんのUnityゲーのスクショを見て流石だなと比較してね。
猫ブロック崩しを見た時はこんくらいなら行けると思ったものですが、
やっぱり年の功も落ち着いたモノ作りにはあるのかなと。
enchant.jsのおかげでメインプログラムは400行台。
それで1面完結なものだから、2面へのシーケンス遷移など、
もっとゲームとしての肉付けをするために部品化、整理、マクロ、
いろいろとプログラマ的にやりたいことが浮かんできます。
ただね、僕が経験したゲームの現場はそんなに悠長じゃない。
400行で1面動くなら全部で6面にしたけりゃ6倍書けば良い。
アルバイトを足してコピペで400×6=2400行じゃ。
プログラムを書いて次の日出社するとバイトの子が徹夜してて、
コード量が倍に膨れ上がったプログラムのデバッグ。
デバッグしていると「お客さんより先に遊ぶな!」と怒られて、
バイトの中でも身分の高いデバッグ班が会社にゲームを遊びにくる。
その様子を見て調整。
業務システムなんかのプログラムだと組み上がると長く使いたい。
だから保守のしやすいよう、堅牢なよう、プログラムの品質に、
時間はどれだけ使っても良いみたいな風潮があります。
しかしゲーム業界は流行り廃り、1つのゲーム台に寿命があります。
僕が懐かしいゲームが好きでも世の中は新しいものを求めてくる。
そんなんだからナー、自分1人で物量をこなす修練を積んでいないです。
会社去る時に言われた一言が
「ゲームってのは結局パチンコ屋だよ。
まだまだ、同じような仕事をやる気があるなら
パチンコメーカを紹介してあげてもいいけど、どうだ」
って話も聞きました。
興味はあるという返事でしたが、そこらへんは社交辞令なのかも。
仕事から離れて趣味のレベルのパソコンゲームを作ってようやく、
ゲーム作りの夢が叶っているかのような実感がわいてきてます。