穂史賀雅也『暗闇にヤギを探して 3』
- 作者: 穂史賀雅也,シコルスキー
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2007/04
- メディア: 文庫
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で、3巻である。そして完結である。まじかよ。荒縄の姫君とは別の意味でびっくりだよ。
それにしても風子はいいツンデレだった。ななせといい風子といい、ここのところ素敵なツンデレを読めて幸せに感じる。僕はツンデレはいままで好きではなかったのだけれど、こういうツンデレが多くなれば悪くないなとは思う。
話がずれた。ところで、僕はこの作品を「半径1メートルの綿あめ」と感じている。非常にふわふわしてて見た目は大きそうなのに、いざ食べてみると案外すぐに終わってしまう。しかし食べ応えはあるし、何よりも飛び切り甘い。そういう作品だった。4ヶ月くらいのスパンで読みたい作品だった。それが終わってしまった。認識するたびに寂しさが募る。俺、ほんとにこの作品が好きだったんだなあ、としみじみ思う。
まあ、実に変な作品だった。今回もやっぱり変だった。突飛だし、抽象的だ。だけど、素敵な終わり方だった。
魔法少女リリカルなのはStrikerS #6 進展
ヴィータに始まりヴィータに終わった。ヴィータちゃんかわいいよヴィータちゃん。俺もかいぐりしてえよ、代わってくださいよなのはさん。なのはさんはフェイトとイチャイチャしてればいいじゃないですか、昼休みのフェイトかわいすぎですよなんですかあれ。昼休みといえばパスタをどか食いするスバルがバカかわいかった。エリオの皿にパスタを山盛りに盛っていくところとか、そのまま地雷踏むとことか。ほんまスバルはもののふだらけの機動六課における清涼剤やで。
しかし最後の会話もやばいね。ヴィータが「もっと厳しくしたら」とか言って、何まだ甘いって言うのこれで、と驚いたところにすかさずなのはさんの「打ちのめした方が手っ取り早い」発言でしたからね。どんな叩き上げられ方をしたんですかねこの魔法少女。一時期泣いたり笑ったりできなくなってたとしか思えませんよ。