開校のお知らせ
Wiiにおける「おどる メイド イン ワリオ」は、人と孤独が一体になるゲームです。
ゲームの世界は家庭や学校のしがらみから解放された、ストレスのない世界といえます。
一方で「おどる メイド イン ワリオ」は、どんな虚勢も甘えも通用しない厳しい存在でもあります。
「おどる メイド イン ワリオ」をワンルームの部屋でたった独り遊ぶオトナは、
自分の弱さ、
いたらなさ、
大のオトナが誰も見てないのに嬉々として「ちょんまげ」「天狗」をする寂しさ、
リモコン片手に普段やらないような動きでひとしきりはしゃぎまわったあと、ふと我に返ったときに感じる孤独、
遠回しに結婚をうながす実家の母親からの電話、
いつまでたっても300万の大台に乗らない年収、
キッチンに漂うそこはかとない生ゴミ臭、
自分以外の他人が入ったことのないこの部屋、
を思い知り、 「裸」の自分自身に直面せざるを得ません。
そのような現実に、戸惑い、おびえ、逃げ腰となります。
しかし、そうした恐怖と必死で格闘しているうちに技術レベルが向上し、
やがてクリアできる日がやってきます。
各種ミニゲームを次々クリアする喜びを一度でも体験すれば、
「もっとうまく、もっと華麗に動きたい。あと、できれば誰かといっしょにやってみたい。ま、『誰か』っつーか、オンナな?」という欲望が芽生えるでしょう。
「では、そうなるには、何をすべきか・・・」
オトナたちは「考える」ようになります。今さらながら。
ここから「進歩」が始まるのです―――
人間が天から与えられたコミュニケーション力を100%開花させる
―――火災ワリオスクールはその一点に全力を注いだり注がなかったりします。