苔玉づくり


a・la・place 代表の 石川 治子 先生による苔玉作りの実習。

苔玉とは?

「根洗い」という長期間育てた盆栽を鉢体して飾る形式をもとにして、植物と用土を丸く纏めて表面に苔を張ったもの。
(定義やその是非については諸説あるようですが、ザックリこのような認識です)

作ってみる

今回はこの「木っと」という商品を使って苔玉作り。

必要なものが全てセットされているし、行程も簡単で20分くらいあればだれでもできてしまう。
作り方・詳細は→こちら


植物:黄金シモツケ

水を張る必要はないのでこのまま、テーブルの上などどこでも飾れる。

そして、今回はすでに「木っと」経験者の生徒が多かったので、キットではなく自分で土作りからするパターンもやってみることに。
ケト土、富士砂、赤玉土ブレンドして用土を作り、鉢底ネットの上に形を整え、根を切った苗をのせて土で形を整えながら丸めていき、最後に苔を張る。

苔については最後に張る方法と、土の中に練りこんで自然に生やすという方法があるとのことで、後者を試してみた。

植物:シラサギカヤツリ
(これは水棲植物なので多少水をためられるような器に。・・100円のお皿ですが)

ちゃんと苔が生えてくるか?

入り口の敷居はなるべく低いほうがいい。

数年前に大流行したものの、それほど市民権を得るに至らなかったように思える「苔玉」。
インテリアとしてもオシャレでかわいらしいし、都市部に暮らす女性などには受ける形態であるはず。
が、小さい→場所をとらないのはいいけれど、いざ自分でとなると、どうすればいいかわからないし、泥だらけに汚れたり、専門の道具も必要(逆にそれ自体が魅力という人もいるかもしれないが)。

苔玉に限らず、園芸作業というのは知らない人にとっては、とにかくとっつきにくいし、めんどくさい。→続かない。

このキットはそんなハードルをかなり低くしてくれる良い具体例だと思った。