kasindouの○記

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マウンテッド!Blog

2007-02-28 第1回は行ってないんだよなー

「小さくなった岡田斗司夫です」

今年も行って参りました。

このブログ過去オタク大賞のレポはこんな感じ。

http://d.hatena.ne.jp/kasindou/archive?word=%a5%aa%a5%bf%a5%af%c2%e7%be%de

今読むとなんか新鮮だなあ。日記らしいっ!

[]  日本オタク大賞2006/07

19時会場で5分前に到着。会場はほぼ満席で、アニメ誌やゲーム誌が選んだ2006年のベストランキングビデオがもう流されてたりして。全部は観られなくて残念。

19時に会場。


◆第1夜 第1部 2006年お悔やみ特集

出演:氷川竜介唐沢俊一

内容はこちらに詳しく。

http://d.hatena.ne.jp/redbicycle/20070228

洋画吹き替えは唐沢・氷川世代の人も多くて知らない人もぼちぼち。氷川氏が唐沢氏と同レベル洋ドラの話をしてたのでちょっと意外な感じ。(本当は意外でもなんでもないのかもしれないけど)

個人的には声優の戸谷公次氏が亡くなっていたのが驚き。ファイバードとか哲也とか好きな作品に出てただけに……。

氷川氏がマイクから遠くてほとんど何言ってるかわからなかった……。ちゃんとテレビでは流れるのだろうか?放送用のマイクなら拾ってるの?

基本的にお悔やみだけにそんなに盛り上がるところもなく。壇上の二人が亡くなった人たちの思い出話を語るという感じ。米澤氏の葬儀の列の仕切りが上手くて……という話とかで笑いはとれてたけど。

実は去年も唐沢氏が一人で延々とその年の亡くなった人の思い出を語るコーナーがあって、放送ではまるまる切られてたりしたのだけど、今年はちゃんと流れるのかなあ。


◆第1夜 第2部 2006年各部門をライター編集者が語る

出演:鶴岡法斎(司会)・ドリー尾崎石黒直樹・更級修一郎・藤津亮太宮昌太朗

各氏のプロフは適当にググれ。

開場前に流していたビデオの内容についていろいろと語る。

ニュータイプアニメディア・Megamiマガジンコンティニュー・男性漫画女性漫画・TechGian・特撮ニュータイプ でビデオが作成されてて、対談中後ろのスクリーンに上映されてた……けどトークの内容と映像が全然合わなくてADの頭をはたきたい気分に。音声なしだけどテロップで見れたよ。


アニメ部門はニュータイプランキングBLOOD+エウレカセブンが入ってるのに、時かけランク外番外なのはグループ内の派閥の問題だとか、アニメディアは地方の純朴なアニメファン向けのテイストを維持しているとかそんな内容。更級氏がニュータイプランキングに角川グループ関連だから〜とツッコんでたのは会場のみんなの思いではないか。

ニュータイプアニメディアランキングが露骨に違うのに苦笑。ニュータイプランキングにはブリーチとか入ってなかったりするのだ。それでもコードギアスハルヒは一応入ってたりするけど。本命ガンダムSEEDの新作なので、今のはそれまでの繋ぎだとかなんとか。

漫画部門はのだめとかハチクロとか、女性向けのほうが元気が良いという話とか。「ブラックジャックによろしく」はその経緯が講談社側からの視点と小学館側からの視点で全然違う話になっているらしいぞ。

テックジャイアンランキングFateやらマブラブやら。更級氏の「Fate/stay nightスーパーソノラマ文庫大戦」という評価がツボる。ていうか更科氏はテックジャイアンランキング深夜アニメ原作の一言で片づけてたりして、そういうキャラなのだなあと思った。もっともこのランキングは司会がまるでわかってなくて丸投げになってたりして。

Megamiマガジンリリカルなのはランキング1位になってたのだけど、これには理由があって、1作目の制作発表の時にMegamiマガジンしか来なくて、それ以来の独占&蜜月関係が続いているそうな。なのは関連のトピックでMegamiマガジンは部数を伸ばしているそうな。ええ話や。

コンティニューゲームランキング洋ゲーとかが平然と入ってたりして全然わからず。DSやWiiの話をしましょうよ!とツッコまれてた。

特撮ニュータイプランキングビデオでの副編集長ハッスル振りがネタにされてたりして。テレビでも流れるのだろうか?(テレビ向けのパフォーマンスではあるが)トピックばかりで具体的な作品名が上がってないというのは笑いどころ。

最後に各社のランキングとは別にドリー尾崎2006ベスト話。

韓国では怪獣映画がないせいで、「グエムル」が家族愛映画ととらえられていて記者会見でも誰もグエムルについて聞かなかったというのは面白かった。あと過激すぎて日本で公開を見送られたホラー映画があるそうで(タイトル忘れ)見たいなー。


鶴岡氏が司会なのに各ベストについてほとんど知らず、なんかグダグダした印象。オタク大賞のオファーが来たのがバレンタイン過ぎだったり、打ち合わせがほとんどなかったりだったそうで。



◆第2夜

出演:鶴岡法斎(司会)・岡田斗司夫唐沢俊一石黒直樹藤津亮太・宮昌太郎

ここからはフリートーク形式に。台本にもそう書かれてて出演者がみんなで呆れてたり。

各出演者の2006ベストをフリップに3つ挙げてもらってそれをネタにトーク。

石黒氏や藤津氏がメビウスを挙げてて、それで決まりじゃないの?という雰囲気のままトークが進行。


岡田氏がオタク・イズ・デッドトピックに挙げてたのは納得。オタクが共有する連帯感が死んだ、という説明は果たしてちゃんと通じているのかどうか。*1ゆうこりん下がる・しょこたん上がるというトピック岡田チック。

19時台のアニメコナンとかクレしんとか)を日テレもテレ朝も切りたがってるというのはへええ。けよりなキャベツの話とかも。

同人で脱税2億の話に興味津々な岡田氏。女性同人誌は始めに「いくら儲けるから〜」という基準で値段設定してるらしいぞ。ドラえもん同人誌にしても描くのは良いけど流通にのせる感覚がわからない、米澤氏が亡くなって抑えがきかなくなったのだろうか?という話。

あと「ハルヒ」は10年前のエヴァでの「これがわからないやつは〜」語りと同じで、昔はロボットアニメでやってたことを美少女アニメでやってる、という話とか。

著作権で話題の松本零士は、その利権が本人だけの問題ではないというちょっとアブない話も。「そば粉とうどん粉を送ってあげましょう」という鶴岡氏の発言は追っかけてる人にはわかるネタだな。

映画でもCG作品が増えてわざわざ特撮作品と言えない作品が増えている。CGのせいで東宝の大プールもなくなったし、大道具もどんどん散逸しているとか。

ハルヒはWFでたくさん出てたけど、立体物は作るのに時間がかかるのと発表の機会が限られるので同人誌とガレージキットでは流行りのズレがある。でも全てのコンテンツの消費速度が早まっているので、セカンドシーズンを作らないとすぐに忘れられるのではないか?という話も。


なんだかんだでこういう結果に。


☆大賞 ウルトラマン80(ウルトラマンメビウスの)

27年前「ウルトラももういいだろう」と思って見捨てた作品に、今こんなに感動させられるとは!という視点で。

関連してオタクのキイハナが現物より面白くなるという話。今は現物を渡せるけど、昔は口頭で伝えるしかなくて30分のアニメを2時間話すことがあったけど、その文化がなくなったのではないか?という話も。

鶴岡法斎賞 コミックリュウ

80年代から時を超えてきたような雑誌次点ハピラキ!ビックリマン女装少年が出てきて腐女子層を狙ってるんじゃ?という話。

唐沢俊一賞 ライオン丸G

あんな安い特撮で未来を表現できるとは!CM萌え系なのもカオス。ピープロ作品はキングレコードが版権を握っているそうで、レインボーマンの新作もやるとか。

岡田斗司夫賞 麻生太郎

ゲド戦記の話題を誰も出さないし、だれもゲド戦記にあげないから岡田斗司夫賞にすればいいんじゃね?という話になった。でもって麻生太郎とゲドとで会場の拍手が多いほう、ということになって半ば会場のノリで決定。

石黒直樹賞 いぬかみっ!

80年代アニメを観ていた世代の作り手が考えたうる星やつら。女のハダカは放送にのせられないけど男ならオッケーということを知らしめた。

他に新房昭之監督原作を理解した上で再構成して作品にしている……という話も。

藤津亮太賞 銀魂

こち亀やスクランで良い仕事をしていた高松信司監督作品。スクランではラブコメ要素が強かったけどこちらは少年漫画ギャグで伸び伸びやってる。楽屋落ち的な内容のギャグ

あと八谷和彦氏のメーヴェ実用化プロジェクトの話(展示のナレーション島本須美)とか。

☆宮昌太郎賞 よみがえる空

ハイレベル高山文彦作品。高山氏は電話の通じないようなところで仕事をしているらしい?


感想としては第2夜のほうがぐっと面白かった。やはり岡田・唐沢のしゃべれるコンビが居ると全然違うなあという印象。藤津氏は毎年しゃべりが良くなっているなあ。岡田氏がメビウスも銀魂も知らなくて、今日は覚えて帰ろう!と張り切っていたのが印象的。

オタク大賞の結果に対するリアクションで毎年思うのだけど、オタクの知識量云々ではなくて、それを如何に面白くアウトプットできるか?が問題だと思うのだよな。結果にグダグダ言うよりも、それを面白く伝える*2ことを考えないと。

総じて今回はリバイバルがテーマになっていたように思った。

オタク世代交代して、旧作を観ていた人が作り手になり古いものを新しく再生させ、受け手は古いものを新しいものと受け止めて楽しめるようになったのが2006年ではないか。

ってこれって一昨年の大賞のガンダムSEEDと同じような……。


収録終了後に質疑応答コーナーがあって、いきなり「メビウスの80が出てきた話は今年の放映だ」というツッコミが入ったのがなんというか。06/07だからオッケーということになってたけどアバウトだなあ。


なんか今回はほとんど台本なしでフリートークに近かったせいか、まとまりに欠けた印象。うまく編集でつながるのかな?

収録後に「オタク大賞ってキャプテンの作ったレジュメについて語る番組だったんだね」と鶴岡氏がこぼしてたのが印象的。年表が届いたというブログの記事があるが、なぜ使わなかったんだろう?

http://blog.goo.ne.jp/t-housai/e/e5f5d0e74f7b08c59155758a7788ca81

*1:おまえが言うなよ、と言われると俺は一言もないのですが

*2岡田流でいうところの洗脳力

鶴岡法斎鶴岡法斎 2007/03/07 06:58 あの年表、当日台本になかったのは自分も謎です。
添付ファイルで届いていたからてっきりプリントアウトされたものがあるのか、と。
うーん、これ以上は本当に何もわからんです。