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2011-02-22
■[研究]「聖☆おにいさん」に見る,「天国」コミュニケーション
「聖☆おにいさん」.ブッダとキリストが下界に降りてきて,しかも立川のアパートに二人暮らししているという設定だけでも楽しい,しかも日本じゃないと受け入れられないであろう漫画.もうお読みの方にはそのおもしろさを伝えるのは野暮ではある.とにかく私は電車の中でも笑ってしまってこれを読めない.マスクしているときはいいけど……(それでも十分怪しい).
さて,この第6巻.
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/24
- メディア: コミック
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「天国よいとこ一度はおいで!」というのが,それ自体も大笑いなんだけど,科学コミュニケーションに勝手におきかえて読むと,二重に楽しめてしまうのだ.
以下,ネタバレ含みます.
ルシフェルが「地縛霊みたくなっちゃっている子にお試しであの世を見てもらいたい」「口コミであの世の楽しさが広まるかもですし……」と,天国ツアーのツアコンをして,その宣伝に励んでいる.その中に
あ いや 今までもツアーはやっていたんですけど
ビザの関係で三途の川止まりでしたから
アレのせいで逆に『渡ったらアウト』っぽさが出てしまいましたが……
もっと気軽に! ワクワクして永眠して頂きたい! と……
『天国観光したい』…
悔い改める入り口がそれでもいいと思っています 私!
……という具合に,ラファエルさんの「天国コミュニケーション」への苦労と工夫が熱く語られているのでありました.来た人に無料配布しているガイドブックのオチも最高です(これはぜひ元を読んで!).
これ,いちいち自分の関わっている科学コミュニケーションの文脈に置き換えると,的を射ていて,痛くて,しかも笑えて仕方がない.どんな分野のコミュニケーションにもまつわる苦労と悩みを突き放して笑いに昇華した内容だーと感心してしまうのです.









