春日部市民有志より避難者支援金として寄付

春日部に避難されていた被災者の方が憩いの家に滞在されていましたが、4月の中旬には皆さん市や県で用意した住宅に移られ、ホッとする反面、これからどうやって支援をするべきか頭を抱えていました。理由は以下のとおり。

  • 物理的に皆さんバラバラに住まれているので対応が難しい。
  • 被災者証明を出して登録されてはいても、その個人情報を使って連絡をすることは決して容易ではない。
  • 被災者の方向けに支援するサービスを用意しても、どの方が被災者の方か証明する手段がない。

3月20日〜21日で個人的にTwitterを通して募金を集め、12万円程お預かりしておりました。そしてお風呂の施設が乏しい状況だったので春日部の温泉施設にご招待したり、お花見にご招待する為に募金の一部を使わせて頂きました。しかしまだ一部残っていたので、募金してくださった皆さんのお気持ちを1円でも無駄にしたくなくて、使い道を考えていたのです。

何か良い方法はないかと思っていたら、春日部市社会福祉協議会で避難者支援金を集めているという情報を聞きつけました。どうやら国からの支援はまだ先になりそうだから、それより先に少しでも支援ができるようにと集めているそうでした。私は募金の残りを持って社会福祉協議会にお邪魔して、避難者支援金について詳細を伺いました。

集められた避難者支援金は、地域通貨に替えて避難されている方に均等に分配されるということで、これなら募金してくださった方もご納得頂けるのではないかと思い、残金の71,539円すべてお預けして参りました。

募金にご協力頂けた皆さん、そしていろいろとご支援頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
またこの記事をご覧になって募金にご協力頂ける方はぜひ春日部市社会福祉協議会までお願いします。


【補足】本件に関する経緯はこちらを御覧ください
http://www.kasunavi.com/modules/pico/index.php?content_id=51

【補足】春日部市社会福祉協議会避難者支援金の募集について(PDF)
http://www.kasukabeshishakyo.or.jp/documents/tirasi.pdf