凄いDJの凄さは
DJ BAKUに教わった。
DJ BAKUのプレイはずっと見たいと思っていたが、邂逅DVDリリース時に
タワレコでインストアやってたのを見て、
ターンテーブル(&ミキサーその他)も楽器だということをこれでもかと思い知らされた。それにしてもあんなに明るいところで
DJ BAKUの手元を見る機会はなかなか無いんじゃないだろうか。有り得ない動きをしていた。といっても
DMCの映像とか見ると結構みんな凄い動きをしている。でも
DJ BAKUの真髄はそこではない、と思う。KENTAROよりも
BAKUだな、と思うのはやはりテクニックではなくてDJが音
楽家であるためには、やはり
ターンテーブル、ミキサーの操作のテクニックだけというわけにはいかないはずで、プロフェッショナルの選曲家という部分によって形成される音楽性こそがそれぞれのDJの
アイデンティティとなってそのDJを音
楽家たらしめているという点。オレは
ターンテーブルをいじれるわけじゃないし、DJカルチャーにも明るくないし、そんな偉そうなこといっていい人ではないのだが、それでも
DJ BAKUはそういった意味での作家性が素人耳にわかるほど滲み出ているDJなのである。しかも、その作り出す音がとても魅力的なのだ。