今年も。
今年も彦山のおばちゃんから無事にお米が届いた。と言っても届いたのは16日。
さすがに、今年は九州地方にアレだけ雨が降って、いまだに架線の復旧の見通しも立ってないようだしどうかな、、お米の質が悪いんじゃないだろうか、、?と思ってたけど、とりあえずは無事にお米は届いた。
お米が炊けて、ジャーを開けたときの、むせかえるくらいの新米のにおいというのは、アレはもはやアロマですな。新米のアロマテラピー。アロ米(まい)とか呼んじゃおうかしら。米ぬかが肌に良いんだったら、アロ米も良いんじゃないだろうか。湯気だし、保湿的にも。
彦山のお米は、なんとたとえていいか、炊くとちょっと土くさいような、稲のにおいというか、野趣あふれる独特な香りがするので、このにおいをかぐと「あー秋が来た」という感じになる。と同時に去年見た田んぼの稲の景色を思い出す。
とにかくしゃもじにへばりつく。ジャーの内釜に食いつく。もっちり粘る。箸ではさんで一口。もっちり。噛みしめる。口の中でにおいとともに味わう。おかずを忘れて茶わん半分ぐらい食べそうになる。
2週間も経つと、もうこの感じは味わえない。いつまで味わえるだろうか。また来年味わえるだろうか。