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kate*の、にちようび日記。 このページをアンテナに追加

京都人kate*による日記。

10/08/30 (Mon)

[] 『キャタピラー 『キャタピラー』 - kate*の、にちようび日記。 を含むブックマーク

映画監督 若松孝二 公式サイト

解説: 映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』など独特の視点で問題作を発表し続ける若松孝二監督が、戦争の愚かさと悲しみを描いた反戦ドラマ。太平洋戦争のさなかに手足を失って帰還した傷病兵とその妻の姿を描く。四肢を失い、顔は焼けただれた姿となって戦場から戻る久蔵に大西信満。その久蔵を看病するシゲ子を寺島しのぶが演じ、第60回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。正義のための戦争などないという若松監督の痛切な思いが、過激な描写で語られていく。

あらすじ: 勇ましく戦場へと出征していったシゲ子の夫、久蔵。しかし戦地からシゲ子(寺島しのぶ)の元に帰ってきた久蔵(大西信満)は、顔面が焼けただれ、四肢を失った姿だった。多くの勲章を胸に、「生ける軍神」と祭り上げられる久蔵。シゲ子は戸惑いつつも軍神の妻として自らを奮い立たせ、久蔵に尽くしていくが……。*1

(非常に久しぶりだが)つれづれ感想。(ネタバレ含みますよ!めっちゃ!)

  • 観る前から想定内だったわけであるが、やっぱりあそこまで「戦争が如何に愚かなことか」というのが描かれると、「ああ、やっぱり乱歩原作ってのじゃないな」と納得せざるを得ない。そこが「芋虫」ではなく「キャタピラー」となった所以でもあるのだろうけれど。
  • かつて日本が植民地化したこともある国からやってきた友だちと観に行ったわけであるが、いつもなら映画観賞後、ディスカッションをしたりもするのだが(「ザ・コーブ」観に行った時もそうだった)、今回は、ひたすら「重すぎる…」とお互い言うばかりで、それ以上のディスカッションが無理だった。彼女はワタシを気遣っていたのだろうか、それともあまりにも切り口が難しいからだったんだろうか。
  • 日本兵による中国人女性のレイプ、もうこれは見ていて本当にもう、なんていうか…簡単にこんな言い方をしてはいけないが、筆舌に尽くしがたい、という状態である。その後、銃剣でひとさしにして殺すところなんて、もう人間のすることとは思えない。
  • 四肢を失って、発声することすらままならない夫。食べて寝て排泄して性行為をすることしかしない夫を、世間では「生ける軍神」として称えている。その「軍神」とやらの妻として、ひたすら外では「夫を支える貞節の妻」とを演じるわけであるが、ああやって、リヤカーで夫=軍神を連れ出して、世間に見せびらかし、「貞節の妻」を演じ、それを褒められることでしか、彼女は、毎日の介護の苦難、苦痛を耐えられなかったんだと思う。彼女の自尊心を護るためには、それしかなかったんだと思う。例え、夫が「連れ出されるのは、外の空気を吸わせてあげたいからってのではなく、自分(妻)の自尊心のためだけだ」と分かっていたとしても、夫には、それに反抗することすらできない。だって、四肢もないし、声も出ないし。反抗しようがない。
  • だけど、彼女の自尊心を護るために「夫を使う」行動が、時が経つに連れて、だんだんと共依存のような様子を呈していくところが面白かった。彼女の世話なしでは生きていけない夫、軍神さまを世話し、世間に褒められることで自尊心を保つ妻。忌み嫌い、自分の生活の自由を奪う存在でありつつも、その“邪魔な存在”でしか、彼女は自分の自尊心を保つことができない。翻って、軍神と称えられる夫も、「陛下からもらった勲章」と「生ける軍神!」と「大日本帝国新聞」の1面に掲載された自分の功績/業績を眺めることでしか、自分の自尊心を保つことができない。体の自由をすべて失っても、自分を奮い立たせるのは、戦争での功績だけだったと。四肢を失った今では、もう二度と戦争に行くことすらできないのに。
  • そして終戦。終戦の放送を聞いて、生ける軍神は、もぞもぞと、それこそ芋虫の体で、池に落ちて(飛び込むなんてことはできない。単にぼとり、と落ちるだけ)、自殺してしまう。「皇国の戦争」という唯一の心のよりどころを失ったのだから、死ぬよりほかはなかったのだろう。妻は、終戦を知って、万歳、と喜ぶ。もう軍神や軍神の妻なんていうカテゴライズを気にする必要がなくなったから、なんだと思う。「軍神さまの、貞節な妻」という「自分を規定するもの」から解放されて、うれしかったんだと思う。
  • この夫婦に対して「終戦」が与えた結果。一方は、死へ向かい、もう一方は生へ向かう。全く皮肉なものです。
  • 最後は、原爆のシーンとかナガサキヒロシマで何人亡くなったか、なんてコメントが出て終わるのだけど、あれはいらないような気がする…よほど「反戦」映画にしたかったのだろうか。
  • 平日昼間ということもあって、お客さんはご年配の方が多かった。おばちゃんたちがグループで来てはって、何かハプニングが起こるたびに、隣のおばちゃんと「あああ、なあ…」「いやーあんなならはって」などと短いコメントをやりとりしてはったのが気になるが、なんでおばちゃんってああなんやろうか(笑)私ももうちょっとおばちゃんになったらああなるんやろかしらん。おっちゃん一人で観に来てはった人も多かったのだが、あれは寺島さんのナニを期待してはったんやろうか(笑)
  • ナニ、で思い出したが夫の性欲が凄まじく、あれはどうしたもんか、またそれか!と何度もスクリーンの前で突っ込んでしまった。おそらく、食べること、寝ること、しか許されていないので、どうしても、そういう原始的な欲求が強くなってしまうんだろうか。いやよう知りませんけど。てか、セクロスシーン多杉。無駄に多い。いやしりませんよ、一人で来てはるおっちゃんはもっと期待してはったんかもしれまへんけど。
  • 寺島さんの演技は鬼気迫っていてすごかったです。
  • 期待値が高かったのかもしれないけど、そんなに大騒ぎする映画ではないと思いました。ごめんなさい、若松監督。
  • 戦争をモティーフにした映画は私の関心とするところですが、本作は…うーん。乱歩地獄の「芋虫」もなんか違う気がするし…。原作が一番素晴らしい、ということにしておきましょう。
江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

10/08/26 (Thu)

[][] 今さん逝去。  今さん逝去。 - kate*の、にちようび日記。 を含むブックマーク

ふっとした時に思い出してしまって、あああ…と嘆息を漏らす昨日今日である。何となくエントリをまとめておきたくなった。

◆「日本が誇る」2006-12-02 - kate*の、にちようび日記。

◆「パプリカ」@みなみ会館2006-12-24 - kate*の、にちようび日記。

◆「ひつこいのですがパプリカ」2006-12-27 - kate*の、にちようび日記。

◆「「不可解な言葉」@『パプリカ』」2007-01-04 - kate*の、にちようび日記。

で、『パプリカ』のテーマ曲。平沢さんの楽曲の歌詞付き。

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平沢さんが無料でネット上配布してはった楽曲と「パプリカ」オフィシャルサイトからもらった壁紙が一緒のフォルダにまとめてあったのだが、何だか哀しいフォルダになってしまった。

あああああ・・・・・・。

夢みる機械』(http://yume-robo.com/)に期待。

とりあえず週末は『PERFECT BLUE』観ることにする。何回観てんだいったい…。

10/03/01 (Mon)

[] 「赤線地帯」(1956)  「赤線地帯」(1956) - kate*の、にちようび日記。 を含むブックマーク

WOWOWでやってたやつ。

赤線地帯 [DVD]

赤線地帯 [DVD]

売春防止法が国会で論議されるなか、吉原で働く5人の娼婦が周囲の人々と織り成す悲喜こもごもの人間模様を、巨匠・溝口健二監督が鮮やかに描き、その遺作となった群像劇。

解説

日本映画界が世界に誇る巨匠の1人で、とりわけ「祇園の姉妹」「夜の女たち」等、不幸な境遇に身を置く女性たちの姿を慈しみをこめて描き出すことに、傑出した才能を発揮した溝口健二監督。本作はそんな彼お得意の題材を、時に軽妙に、また時に重くズシリと硬軟自在の演出で描き、映画公開後、半年足らずの内に58歳でこの世を去った、同監督の遺作となった。京マチ子、若尾文子ら、新旧の大女優たちの競演、そして凄絶なラストは必見!

ストーリー

売春防止法が国会で論議されるなか、各自さまざまな事情を抱えながら吉原の特飲店「夢の里」で働く娼婦たち。ハナエは、肺結核で失業中の夫に赤ん坊の世話を任せながら、一家の生計を支える毎日。若いやすみは、汚職官吏の父の保釈金のために苦界に身を落としたものの、いまや男たちを次々に手玉に取って巻き上げた金を仲間に貸してあくどく稼ぐちゃっかり者。そして、明るいグラマーのミッキーは、元黒人兵のオンリーだった。*1

  • 若尾文子きれい。京マチ子のはすっぱぶりが素晴らしい。
  • 音楽が独特。
  • まさに溝口作品〜って感じ。
  • カフェー文化面白い。
  • 舞台となっている吉原のカフェー「夢の里」。貧しい田舎から出てきた駆け出しの娼婦が「あんた、どっから来たんだい?」とベテラン娼婦に聞かれ、「九州、飯塚。おとっさんが炭鉱で働いてたんだけどさ」云々、というくだりが出てきて、「また!イイヅカ!炭鉱!!!!」と思って、一人興奮しました。なんとなく自分の趣味というか関心の首尾一貫性がうれしくなりました。(え、そんな感想かい)

10/02/20 (Sat)

[] デイヴィッド・リンチによるAriana DelawariのPV。  デイヴィッド・リンチによるAriana DelawariのPV。 - kate*の、にちようび日記。 を含むブックマーク

この歌手の方にはあまり興味をそそられないのですが(リンチが見出したとはいうものの)、映像はまさにリンチ全開な気がします。映像を観てると、リンチが好きになった理由も分かるような気がしてくる。「オレ流」って感じ。

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ムービーが始まってすぐにリンチのナレーションが聞こえてきて、思わず「プッ」と噴き出してしまった。どこまで気合い入れて作ってはるねんと(笑)

リンチの作品に出てくる「歌うシーン」であれば、やっぱり↓とか、

イレイザーヘッド 完全版 [DVD]

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これ↓

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クーパー捜査官(from ツイン・ピークス)のカイル・マクラクランが若いッ!「SATC」で再会したときは狂喜乱舞したのを思い出す。

…とかが思い浮かびますな。

マニアックすぎてどーもすいません。

10/02/17 (Wed)

[] 「アバター」(3D吹替)  「アバター」(3D吹替) - kate*の、にちようび日記。 を含むブックマーク

映画「アバター」オフィシャルサイト

つれづれ感想。(ネタバレ含みます)

  • 期待値を勝手に上げていたためなのですが、もっと(遊園地とかUSJとかで観るような)「ごっさ飛び出る映画!!」やと思っていたのが、控えめ飛び出す映画で、あ、こんなものなのか、と微妙な気分に。それでも十分、すごいなーと思いました。3D眼鏡も思ったより違和感なく(色んな種類があるらしいので一概には言えないですが)映像に入り込むことができました。パンドラの世界のときだけ、余計に飛び出すような気がしたのですが、あれは恣意的にそういう作りにしてるんでしょうか。映像に関しては満足です。なかなか楽しい体験でした。
  • 英語をネイティブ並みに理解する人以外は、吹替で観た方が映像にしっかり入り込めるのではと思いました。「ここ、原文はどういう英語になってるんやろ」と何度も思ったりしたので、もう一回、英語で観たい気もするけど…。ナヴィ族が話す、片言のスカイピープル語(地球語、つまり英語で、それが日本語に訳されたもの)はものすごくカタコトなのですが、あれは英語でどういう具合に表現されているのだろうかと思い、先ほど日本語字幕のトレイラーを観てみたのですが、ことのほか、普通の英語を話してはりました。吹替がカタコト過ぎて、ちょっと滑稽だったので、あそこまでカタコトにする必要はないんでは、と思ってみたり。
  • ナヴィ語の語彙とか文法構造が知りたい。ちゃんと言語学者と創作しはったそうです。
  • ナヴィ族が威嚇するときにやる「カァーッ」っていう表情。目を見開いて、歯を剥き出しにし、まさにトラやライオン風なのですが、あの表情を流行らせたいです(笑)
  • ストーリーに関しては、まあ、ありがちな感じで、娯楽映画としてしか観られなかった。ものすごく心を打たれるわけでもないし、あとに引きずるもやもや感(いろいろ考えてしまって結論が出ない様子)もないし、とても“シンプル”。結局、二元論というか対極にあるものたちが戦いをしてどちらかが負けるという構図。その戦いには、近代と先代というかプリミティヴとモダンがシンボライズされていて、モダンが悪とされ、ここに過度の近代化やヒューマニティの損失(金儲けに走ったり、そのためには人を裏切ったり陥れたりすることを拒まない)に対する警鐘がmetaphorとして浮かび上がるのだと。
  • やっぱりガッカリ来るのは、結局、最後は戦争、暴力、人殺し、なんですねと。こういう殺し合いで終わらずに、第三の道、例えば、対決も対話もせず、お互いある一定の距離を保って共生することに決めるとか、やっぱり対話で解決するとか、そういう終わり方はないもんなんでしょうか。なんか最後ドンパチで終わるというところが本当にありきたり。ザッツ・アメリカンムーヴィー。結局、スカイピープルからナヴィ族になったジェイクだって、最終的にはスカイピープルの持っているguns(=近代化の象徴)を使って、スカイピープルをやっつけようとしていたし。近代化に反する割には、ちゃあんと近代化の象徴を使ってるやないか、とスクリーンの前で突っ込んでしまったワタシ。自己矛盾なジェイク。
  • つらつら考えたのですが、日本の時代劇なんかは、結局戦で終わるパターンもあるけど、大岡越前みたいな「(少なくともそのエリアでは)絶対権力者」が出てきて裁きが下されて終わり、喧嘩両成敗というパターンもあったりする。ゆえに、日本の方が「対立」を終わらせるパターンを複数持っていてバラエティに富んでいると思ったのでした。なんでも人殺しして終わり、という終わり方はやはりアメリカ的というべきか。
  • スカイピープルが、ナヴィ族の神を揶揄するシーンであるが、おいおい、おめぇたちにも絶対神(God)がいるじゃあないかと。結局、キリスト教は一神教なんですなと妙に宗教のことを考えたシーンがありました。

◆まとめ:★2つ/5つ。映像を観にいくのはオススメ。ただし、ストーリーはシンプルであとあと尾を引くようなものは特に何も残りません。

10/02/14 (Sun)

[] 「つみきのいえ」  「つみきのいえ」 - kate*の、にちようび日記。 を含むブックマーク

つみきのいえ (pieces of love Vol.1) [DVD]

つみきのいえ (pieces of love Vol.1) [DVD]

WOWOWでやってたのをたまたま見る。

泣ける。

家族を大切にしよう。

日々を大切にしよう。

毎日、消化試合みたいな過ごし方してるけど(特に会社の日は)、アカンなーと反省。

毎日を大切に生きます!先生!(誰や先生て

蛇足ですが、どんどん水面が上がってくるというのは、温暖化か何かへの警鐘なんでしょうか。

…とかいらんこと考えるのも勿体ない作品でした。ほんま蛇足!

以上!

09/12/30 (Wed)

[] 「感染列島」  「感染列島」 - kate*の、にちようび日記。 を含むブックマーク

WOWOWでやってたやつ。こういうバイオ・パニック的なのは好きなので、映画館に観に行こうかと思っていたのだが、結論からいえば、観に行かなくて良かった!と自信を持って言える本作でした。(作った方に申し訳ない言い方ですみません)

爆発的感染(パンデミック)が日本を襲う! 劇症を引き起こす未知のウイルスから人々を守ろうとする主人公の姿を、妻夫木聡、檀れいら豪華キャストで描くパニック大作!

解説

新型インフルエンザの流行などで関心の高まる爆発的感染(パンデミック)の恐怖を描いたパニック人間ドラマ。致死性の新型ウイルスによる伝染病が瞬く間に全国へと広がっていく中で、ウイルスの正体と治療法を探そうと奔走する医師たちの物語を軸に、政府の対応の遅れ、パニックに巻き込まれた人々の悲劇などが展開し、スリリングかつスケール感あふれる大作となった。廃墟と化した銀座などのビジュアルも上出来だ。出演は大河ドラマ「天地人」の妻夫木聡と「武士の一分」の檀れい、ほか国仲涼子、池脇千鶴など豪華キャストがそろった。

ストーリー

いずみ野市立病院の救急救命医・松岡のもとに、あるとき急患の男性が運び込まれる。ただの風邪かと思われたが、やがて男性は目や口から血を流す壮絶な症状を発して死に至る。患者は劇症の新型インフルエンザとされ、松岡らは不眠不休で対策に追われることになるが、スタッフの奔走もむなしく感染は広がっていく。事態の深刻化を受け、松岡の元恋人でもある世界保健機関(WHO)のメディカルオフィサー・栄子が派遣されてくるが……。*1

つれづれ。

  • 未知のウィルスが引き起こすパンデミックの際に、政府や行政機関がどのように対応するのか、医療の在り方、トリアージの是非とその実質化、風評による養鶏業者への嫌がらせ、経営者の自殺などなど、まあ、考えさせるヒントはたくさん用意されている。…のだが。。。
  • はっきり言って、脇が甘すぎる!!!医者はマスクをしないまま、ウィルス発生地と思われるところに赴くし、ウィルスキャリアと思われる患者に接して、咳をされて始めて、「あ!」みたいな感じで、自分の手で口をカバーしたり。災害ならまだしも、ウィルスによるパンデミックであんだけ街が荒廃するか?火事が起きるか?自衛隊が街の中で戦車乗り捨てるか?とかもう突っ込みどころ満載でイヤんなります。途中、1時間くらいのところで「もうギヴyやこの映画…」と我が家でなりまして、見るのをやめようかと思いつつ、最後まで観ないうちにあれやこれや論じるのはアンフェアかもしれない、それに、最後に素晴らしい終わり方になるかもしれないし、と141分、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、やってみたのですがやっぱり無理でした。
  • 壇れいさんはもうちょっと良い役者さんかと期待していたが、期待外れでした。ブッキーは相変わらず、ああいうちょっと青臭い、イマチュアな若い感じの熱血サンが役に合いますね。
  • ダメポイントしか覚えてないのでこのあたりで失敬。
  • ああ、ただ1点良かったのは、カンニング竹山による、名の売れない研究者(検体を勝手に養鶏場から盗んだりする)が、未知のウィルスを見つける世紀の発見をするのだが、会見時、厚生労働省のお役人さんたちに「“わたくしども”が発見しました」と発表されてしまったものだから「いや、オレが見つけたんだ!」と一人ギリギリと歯を食いしばっている場面。あそこは上手でした。研究成果を取られてばっかりで、よって研究費もろくに与えられないの名の売れない研究者の役がリアル。

◆まとめ:★0.5。久しぶりにダメ映画を観た感じ。このタイミングでパンデミックを扱うんだったら、もうちょっと丁寧に作った方がいいんじゃないですか、特に、医療現場でのそれと思いつつ。