きょんきょんに思う新作落語と漫談の境目

id:osae1125は落語のセミプロっていうか、まあ仕事でもあり、以前からの趣味でもあって、今の噺家さんの中でかなり柳家喬太郎(愛称きょんきょん)をおすすめしてくるわけです。
乳飲み子を抱えているので、携帯やネットでのみ落語を視聴する毎日だけれども、確かに、うん、きょんきょんは面白いです。

新作か古典かっていうと、古典の方が好き(百〜数十年もの鉄板の積み重ね、江戸明治の世界へのタイムスリップ感、あとお馴染みだからなどの理由)だし、結構大御所の人の新作のノリ……つまりおやじ臭……に耐えきれないんだけれども、きょんきょんの新作は普通に笑える。

しかもナンセンスとか勢いでとかじゃなく笑える。泣けるのもある。

ただ、なんだか、ピン芸人とか漫談との差はなんだ、とも思えてくる。

落語らしいといえばきょんきょんのはちゃんと落語らしいと思う。
しかしなにが”ちゃんと”なのかと言えばようわからん。

これは生で聞きに行くしかないわね〜(かこつけ)。