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2006-10-31

[][]ダニー・ザ・ドッグ 00:25 ダニー・ザ・ドッグを含むブックマーク

すごい映画だ!パワフルで映画における要素がすべて詰め込まれてる。すべて詰め込まれてるが故に、中途半端な印象もあるが、それを無視して、映画を純粋に楽しんでほしいという作り手の心意気にまず打たれる。そしてジェットリーを追い続けてた私としては、彼の持ち味を最大限に活かしたアクションと、彼の持ち味を活かした脚本に大興奮。ジェットリーじゃなければ成立しないストーリーをベッソンは練り上げたのだろう。スターありきの映画は多々あれど、その役者の持ち味を最大限に活かした脚本という事に、ジェットリーファンの私としては涙を拭えない。恐らくベッソンはジェットリーの大ファンなのだと思う。

ユエンウーピン、ルイリテリエ、リュックベッソン、この3人がジェットリーという素材を思い思いに調理し、そしてそれが化学反応の様に変化を起こし、ビックリする程の傑作に仕上がったのは、奇跡というほかない。一般的に見るとこの作品はたしかに「普通の映画」である、ハッキリ言ってこの作品の本質を理解出来る人は、ジェットリーのバックグラウンドやユエンウーピンの諸作品を見た人、そして『トランスポーター』に感動した人だろう。正直、この作品にここまで感動した自分にもビックリしている。それはまるでバラバラだったパズルピースが、バシバシはまっていくような快感もあった。監督やベッソンの想いまで映像を通して伝わってくるようだ。この映画にはかなりの魅力があり、それを全部語り尽くすのは不可能にも思える。そして私自身の文章能力の無さを悔やみ、ここでどの様にこの作品に触れていいかわからない、ただ、ベッソンには我々と同じ想いがあったのだと思う。

香港映画時代に負けない傑作を作り上げたい(我々も見たい)」という想いが。

実際『キス・オブ・ザ・ドラゴン』はベッソン製作だが、明らかに失敗作だ。いい人すぎるジェットリー、中途半端なブリジットフォンダ、なによりも編集でズタズタにされてしまった、ジェットリーのアクションは見るに耐えないもので、

「やはり海外でジェットリーの事が分かってる監督はいないなぁ」とかなり落胆した事を覚えている。『マトリックス』の何が偉かったのかというと、アメリカの監督が香港映画の監督以上にカンフーアクションの撮り方を分かっていたからだ。キアヌリーブスのアクションは香港映画界から見れば水準以下だが、見せ方がかなりうまく、ハリウッドでああいうアクションを撮れる監督がいるのかと感動した覚えがある。ユエンウーピンもそれに負けじと手数が多いカンフーを振り付け、ダンスを踊る様なアクションにした。これならばどんなにカンフーがヘタでも覚えるだけで、かっこよく見える、つまりカンフーアクションというのは偉大なコレオグラファー(香港では“武術指導”と呼ぶ)だけでは成立しない、監督の美意識がある程度固まってないと、いいものにはならないのだ。

ダニー・ザ・ドッグ』のアクションは香港映画ファンでも納得してしまう出来。派手さや迫力という点ではもちろん『天地黎明』や『天地大乱』には勝てない。だがアクションスターのピークを過ぎても、ジェットリー風味がしっかり出ている事に感動してしまう、見た目のインパクトは薄いが、完成度という点ではかなり高い。なんでここまでうまく撮れるのだろうと思ったが、監督は『トランスポーター』のルイリテリエだ、あの作品での中盤のアクションを覚えているだろうか?『天地争覇』のアクションを見事に再現していて、しっかりワンテイクで撮られていた。ジェイソンステイサム自身のアクションのうまさも相まって、あのシーンには心躍った。共同監督がコーリーユエンだったから、てっきりコーリーユエンが演出していたと思ったが、『ダニー・ザ・ドッグ』を見て、ルイがどれほど貢献していたかも分かってしまった。あのアクションが撮れたからベッソンも再び監督に起用したのだろう、それは間違ってはなかった。

ワンテイクでしっかりジェットリーの動きを見せ、画角を最大限に活かし、カメラが寄ってない事も評価すべき。ワイヤーもかなり地味に使われており、ジェットリーの神業も存分に味わえる。冒頭の超絶カンフーはユエンウーピンならではの振り付け、体全体を使い飛び跳ねた様なアクションを体験出来る。そして中盤の武器を使ったアクション、多人数相手に立ち回るジェットリーだが、ここも強烈だ。『マトリックス リローデッド』のアクションを軽々越えている、特殊な武器もさることながら、それぞれを独立して立ち回らせたり、組み合わせて撮ったりと見た目の変化も楽しめる、ここでのカット割りはちょっと多すぎる気もするが、しっかりとしたワンテイクのアクションもあるから、映画的な興奮と映画にしか出来ないカンフーが見れるのだ。そしてクライマックスの室内カンフーである、あの狭い所でのカンフーには驚いた。香港映画ではワイドである事を最大限に活かしたアクションを撮る、ジャッキーは後期こそ小道具を使って、ちょこまか動くアクションを撮ったが、『ヤングマスター』を見れば分かる様に、基本的にカンフーアクションだけは広くワイドに撮る。だが『ダニー・ザ・ドッグ』のカンフーはそんな香港映画では絶対に見られないような、狭い所でカンフーをする。ここは見ていて大興奮、是非その目で見ていただきたい。

アクションもさることながら、役者の演技を中心にしたストーリー展開も見逃せない。主要キャストは4人と少なめだが、それぞれが完璧な仕事をし、アクションだけの映画になっていない。ジェットリーにあまり喋らせないという演出は正解、彼の“いい人”っぷりを活かしたキャラ設定は、モーガンフリーマンの温かさも相まって、映画にいい方向性を持たらした。このキャスティングはかなり思い切った事だし、モーガンフリーマンもかなり戸惑いがあったのではないだろうか。この不思議なコラボレーションは映画に不思議な魅力を持たせ、盲目のピアノ調律師という設定も効いている。ボブホスキンスに強力な悪役を演じさせるというのも見事で、彼の演技には迫力があり、単なるチンピラ家業ではなく、本当に人を殺してきたかの様な怖さがある。調律師と犬だけだと単調にならざるをなない展開もケリーコンドンのスパイスを入れる事で、軽快なテンポを生み、家族愛というテーマを強調する事が出来た、キャスティングで言えば完璧だろう。

そして映像である、この作品『トランスポーター』の様にただ“撮られた”作品ではなく、映像美も見事である。シャープな映像で極力色を抑えたトーンは彼が見ている世界を表現しているようで興味深い。アクションシーンではモノクロの様に色が統一され、ピアノを弾くシーンでは木の色とも言うべきトーンになり、温かさと冷たさを映画的な手法で見事に表現した、もちろんカメラワークも随筆。記憶を辿っていくシーンでのカメラワークや過去と現在を同じカット割りで撮るなどの小技も効いている。

ピアノというシンプルなものを使って、ストーリーに組み込んだ事もすごい。単なるアクション映画ではここまで音楽の良さや温もりというものを表現しない、たしかにここはベッソンの打算的な部分が垣間みれるが、音楽で謎が解けるといったところや、音楽で人が救われるというテーマは音楽好きにはたまらない。しかもピアノというアイテムが非常にいいのだ、バイオリントランペットではここまでの感動にならなかっただろう。ピアノ調律するシーンのモーガンフリーマンのセリフの深みもピアノならではのものだと思う。

もちろん“ダニー”という存在のすべてを明らかにしないストーリー展開も秀逸だが、ここでは割愛させていただく。

今まで制作者や脚本家としてはパッとしなかったリュックベッソンだが、ハッキリ言って彼が製作にまわってからの最高傑作だと断言していい。正直、ここ最近見たどの映画よりも感動と興奮がハンパじゃなかった。ここまでの評価をするのは多分日本で私だけだと思う。もっと香港映画プロフェッショナルに見る人や、アートフィルム寄りの人ではここまで楽しめないのだと思う。ジェットリーに思い入れが無い人、または熱狂的にありすぎる人もアウトだろう。もちろんベッソンのいい意味での打算的な脚本が嫌いな人もアウトだ。つまりこの作品はかなり狭いゾーンを狙って作られた映画でもある。もちろん一般のお客さんでもそれなりに楽しめるように作られているが、この作品を私の様に支持する人もいると思う。だからもしこのレビューを読んで興味があるのなら、このレビューはいっさい忘れて観る事をオススメしたい。

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2006-10-27

[][]オーシャンズ12 00:31 オーシャンズ12を含むブックマーク

………ある意味裏切られた…

オーシャンズ12 [DVD]

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オーシャンズ11』は全体的に評価も高くなかったが、私はかなり好きな作品で、これから映画監督を目指す人は絶対に見逃せない作品だと思った。おしゃれなカット割り、的確な音楽の使い方、スリリングな展開ではないが、なによりもスタッフやキャストが楽しんで撮ってるのが伝わってきて、見ているこっちもハッピーな気持ちになれた。つまりこの作品の続編が作られるという事はそんなノリで再び行くのではないか?とある程度のものを予測してしまう、だが、その予測はモノの見事に裏切られる事となる…

ソダーバーグらしい演出は随所に登場する。文字の出し方からスタイリッシュな映像、カット割り、

職人らしいアングルと映像作家らしい遊び心は満載だ、だが遊びすぎてない所も素晴らしい。ほどほどにスタイリッシュでほどほどに職人的であるのが、いかにもソダーバーグだ。もっと遊んで欲しいという部分もあるが、彼はこの作品に限っていうと役者メインに演出していて、映像で遊んでしまうと、その映像に役者の演技が負けてしまうという事まで考えてるんじゃないだろうか?

それくらいこの作品の映像はバランスがいい。ソダーバーグも映像のタッチには苦労しただろう、その苦労が、脚本にも出ている。豪華スターが勢揃いしているが、前作よりも全員にスポットが当たり、どの役者のファンでも楽しめる様な気配りがなされている。前作は完全にジョージクルーニーがいいとこどりしてたから、他の役者達からクレーム出たのかな?音声解説ではみんなジョージクルーニーの事褒めてたけども。

今作では全員の見せ場が増えたうえに新しいメンバーまで増えて、さらにゲストまで登場しているので、映画のピークがいつだったのかわからないほど平坦だった、はっきり言ってつまらなかった(笑)キャスト全員が同じ様な扱いを受けているので、豪華メンバーである必要性を感じない。前作はあれだけのメンバーを揃えて、ジョージ・クルーニーにスポットを当てたのが正解だった。そのお陰で映画は散漫な印象にならず、すっきりまとまっている、今作ではこんなセリフが出てくる。

オーシャンズ11だと?誰が決めた?子分じゃないぞ」

「あれは共同作業だった、侮辱だよ」

「一緒にやった唯一の仕事だ、ダニーオーシャンの名をつけるなんて」

これが『オーシャンズ12』を象徴するセリフだ。全員が一緒にやるという点では映画製作も同じ事、だが、そこには観客やストーリーを引っ張って行く、リーダーが必要である。たしかに前作、ジョージ・クルーニー以外はあんまり見せ場が無かった。同じ仕事をしているにしてはである。でも、それでいいのではないだろうか?やっぱりこういう娯楽映画の場合、1人だけスターが目立ってもいいのではないだろうか?そのお陰でストーリーに1本筋が通って映画としてはおもしろかったのではないだろうか?今作は「オーシャンとその仲間達」ではなく、ある意味、泥棒集団ではある。その分、誰か1人が目立つという事がないので、ストーリーにスピード感がない。それぞれがダラダラと仕事をしたり、捕まったり、そんな事の繰り返しなのである。

今作はハッキリいって『オーシャンズ11』のパロディである。パロディと言うか、お遊びで作った感がある。前作を見た人が、楽しむ様に作ってあるので、話もむちゃくちゃ(笑)『男たちの挽歌2』ばりのツッコミを入れたくなるくらいのストーリー展開、だからこの時点でもっと無茶をしてほしかった、ダラダラした映画にはしてほしくはなかったのだ。

オーシャンズ11』は絶対不可能なところから金を盗むというカタルシスがあった。1億5000万ドルを史上最強の犯罪チームがどのように盗み出すのだろう?という興味もあった。今作ではそれがない、つまり泥棒の話なのに、泥棒するシーンがない(笑)あったとしても、前作を越えてない、そしてしょぼい(笑)もっと言うと、一番おいしいのはヴァンサンカッセルで、それ以外はどうでもいい(笑)

この作品で一番おもしろかったところはジュリア・ロバーツである。彼女に与えられた役割が従来のハリウッドではありえない役回りなのだ、これはソダーバーグのアイデアだったのだろうか?

ジュリア・ロバーツのお陰でオーシャンたち助かるのかな?って思ったら、結局このシーンもストーリーにはまったく関係なかった(笑)

まぁ『オーシャンズ11』に続編はいらなかったのだと言う事。ソダーバーグもこの出来には頭を抱えただろうなぁ、あういぇ。

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2006-10-26

[]洲崎パラダイス 赤信号 00:34 洲崎パラダイス 赤信号を含むブックマーク

洲崎パラダイス 赤信号 [DVD]

洲崎パラダイス 赤信号 [DVD]

洲崎という特殊な街にやってきた男女が一度別れて、また元のサヤに戻って行く様を生き生きと描いた傑作。

一組のカップルを中心に、居酒屋の女将、そば屋の出前、電気屋さん、子供と脇役にまで気を配った演出のお陰で街全体を写さなくても、街の存在を感じれるという演出がメインで、実際、洲崎パラダイスと書かれたネオンと橋くらいしか映らず、エスタブリッシングショットの数が少ない。それなのにも関わらず、観る側になんとなく全体を想像させてくれるのは岩井俊二監督の『スワロウテイル』を彷彿とさせる。

風俗描写で感心したのは、三橋達也は冒頭でゴールデンバットを買うのに、金持ちの電気屋さんはラストの方で缶ピースを吸っていたところ。ほんのワンカットしか出て来ないが、円還構造的に冒頭とラストにそれを持ってきたこともすごい。そういう細かい演出の積み重ねがこの作品には詰まっている。

パッと見ダラダラした映画かもしれないが、こういう映画が今の時代にはない。それはこういう人情喜劇を上手く撮れる力量の監督さんがいないからだろう。『洲崎パラダイス』に一番近い近年の作品は『うなぎ』だと思うが、今村昌平はこの作品に助監督で参加。そういうところでリンクしていくんだろうなぁと思った。

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2006-10-24

[]孤高の天才集団、キンモクセイについて。 05:54 孤高の天才集団、キンモクセイについて。を含むブックマーク

音楽は素晴らしいものだ

音楽は素晴らしいものだ

キンモクセイを聞く、今日でたまたまデビュー5周年になったそうです。

キンモクセイはね、なんと言っても音楽性がかなりマニアックなんっすよ。やってる事はユニコーンとかスキマスイッチに近いもんがあると思いますが、もっと日本寄りというかね、シティポップスやナイアガラサウンドを軸にものすごい音の世界を構築してる、

大ヒットとなった『二人のアカボシ』はアレンジがすごく凝っていて、ミスチルの『CROSS ROAD』に精神状態は近いのかな?どうなってんだ!?これ!?っていう感じ、

私が注目したのは『七色の風』である、大滝詠一から受け継がれたナイアガラサウンドの再現は見事で、リバーブをかけたカスタネットまで入れ、凝りに凝っている。大滝さんのレコーディングディレクターをプロデューサーにして、音の作り方からこだわったそうだ。この曲はスマッシュヒットになったが、過小評価されてる楽曲だと思う、

そしてもう一曲『追い風マーク?』である、この曲はホントにすごい。アレンジが、はっぴいえんどの『あやか市の動物園』+井上陽水の『夢の中へ』なのだ。この組み合わせからしてありえないのだが、間奏に行く前に『はいからはくち』同様に「かんそう!」と叫ぶところにもニヤリとしてしまう。完全に確信犯である。こういうところからひっぱってきて、曲を作る手腕はまさに天才的だ。

この3曲が収められたアルバム音楽は素晴らしいものだ』は傑作である。この他にも『手の鳴る方へ』『ゆびわ』『さらば』あたりがベストトラックだろう、大滝詠一佐野元春井上陽水はっぴいえんど好きならば、要チェックなアルバムだ。

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2006-10-23

[]タリホー 06:03 タリホーを含むブックマーク

D

Mステ』観賞。ザ・クロマニヨンズがゲストだったので録った。ザ・クロマニヨンズブルーハーツザ・ハイロウズを結成した甲本ヒロト真島昌利を中心に組まれた新バンド。私ブルーハーツは人並みに好きなんですよ、歌詞も尾崎より刺さるし、やっぱり日本人にとってセックスピストルズクラッシュラモーンズよりもパンクのヒーローだし、んで、ザハイロウズになってからは音が厚くなって、大分変わった。これは新しくバンドを立ち上げるだけあって、正しい判断だったと思うが、ブルーハーツのファンは戸惑ったに違いない。ブルーハーツの反動からか、歌詞もわけわかんなくなったが、私は意外にハイロウズの歌詞の方が好き。『バームクーヘン』という曲の歌詞の深さは素晴らしく、マジで感動した。

んで、解散しまして、甲本と真島は新しくバンドを立ち上げた、それがクロマニヨンズというわけ、デビュー曲の『タリホー』はよく有線でかかってて、すげぇかっこいい曲だと思った。今回Mステでちゃんと聞くわけだが、この曲はハイロウズから今度はブルーハーツに戻った印象がある。超が付くほどシンプルなアレンジ、そしてこれしかないというブルーハーツに準じたコード進行、スタイルは8ビートのパンクなんだけど、もう今の時代はそれがロックになってるよね、ウルフルズしかり奥田民生しかり、こういうシンプルなロックメジャー展開しているバンドってなかなか居ない。

特にハイロウズは、音の厚みにこだわったバンドだから、また原点に戻ってくれてすごく嬉しい、ビートルズが中期を経て『ゲットバック』を作った感じかな、また原点に戻って行くという意味で、この『タリホー』“ブルーハーツファンだったけどハイロウズで離れてしまった人”にも自信を持ってオススメ出来る。これは売れて欲しいなぁ、傑作ですよ、買っちゃおうかな…

Mステのパフォーマンスを5回連続で見る、いやぁ『タリホー』最高だな。

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2006-10-22

[][]孤高のシンガーソングライター清水ミチコ 05:58 孤高のシンガーソングライター清水ミチコを含むブックマーク

なんかマッキーの作った曲に松本零士のフレーズが入ったとか入ってないとかでもめてるらしいが、しかしなんで松本零士ほどの大物がそんな事で訴えてるのだろう。だいたい歌の世界でパクりは日常茶飯事(にちじょうちゃめしごととお読み下さい)なわけで、ユーミン松本素生峯田和伸の事を訴えないし、aikoYUKI安倍なつみの事を訴えてないよね。そもそもそういう人達ってさ、なんかそういう事で訴えないのがカッコいいみたいなところありますよね。だからさ、松本零士もこういう事で訴えて欲しくはなかった。もちろん本人にとってはすごく大事な言葉だとしても。松本零士本人が言い出さなかったら、絶対に気づかなかったわけだし、パクってるっていう意識があったら、やっぱり意識的にパクったって言うもん、だから偶然だよ偶然。ちなみに私マッキー好きなんですよ、覚醒剤で捕まった後のアルバムなんて、すげぇいいよ、『濡れひよこ』っていう曲がね、私のテーマソングなんです、オレはこの歌の主人公みたいなヤツなんですよ(笑)

清水ミチコの『歌のアルバム』を聞く、これが傑作だった。

歌のアルバム

歌のアルバム

前々から書いてるけども、私、清水ミチコ好きなんです、顔マネの本も買ってるくらいで(笑)話を戻すと、ただのモノマネを詰めたアルバムだと侮るなかれ、そのモノマネを芸術レベルにまで高めた傑作である。声どころか歌唱法自体をものにしてしまっていて、〜風という曲が本人に歌わせても問題無いレベルになっている。特に矢野顕子のモノマネが完璧で、笑えない、なんだけど、小ネタを入れる事で笑いにしている。矢野顕子ってカバー曲をぐちゃぐちゃに壊すじゃないですか、そのぐちゃぐちゃに壊す感じを見事に再現していた。いや、この曲は矢野顕子自体もカバーしてるのかな?一応はっぴいえんどの『相合傘』だったんですよね、1は山口百恵の新曲風、お気に入りの2曲目は森山良子パロディで『この凄い血筋いっぱい』オールナイトニッポンでのユーミンのマネまで飛び出した3、4曲目、5曲目の『野球中継』は最高!野球のルールを知らない人がそれっぽい言葉を使って、野球中継するというネタだが、これがやばすぎ!九九をフレンチで歌ったり、桃井かおりが飛び出したり、とにかく楽しすぎるアルバムだったの!

作詞作曲もやるしピアノ演奏もしてるから、孤高のシンガーソングライターだな清水ミチコは。

続いてHISの『日本の人』を聞く。

日本の人

日本の人

音楽ファンならば知らない人は居ないだろう、当時かなり話題になったと思うし、

HISは細野晴臣忌野清志郎坂本冬美からなる異色ユニット。細野がプロデュースした絶妙なアコースティックサウンドにイマーノと坂本冬美のボーカルが冴え渡る。印象は“たま”に近いかな、あのアコースティックな感じが一番近いかも、フォークからロックに転身したイマーノ、ウエストコーストからチャンキー、そしてテクノを作り出してきた細野、彼らが組むとどうなるんだろうと思ったが、これがホントのホントにアコースティックなサウンドだったのでビックリだ。これに演歌畑の坂本冬美ですからね、ホントにすごいサウンドですよ、しかもジミヘンビートルズのカバーまで入ってますからね、これはいいアルバムだなぁ、シングルにもなった『夜空の誓い』はかなり良い曲だ。

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2006-10-21

[]PIECE4LINE 06:08 PIECE4LINEを含むブックマーク

PIECE4LINEのライブを観に行く。新潟ではかなり有名なバンドというか、ボーカルのサカイダユーキ氏がとても、とても有名な人なのだ。カナデフウビの翔は彼の事を『マジにあの人には勝てる気がしない、天才っていうのはああいう人の事』と言ってる。

元々、あきばこというストリートミュージシャンで、そっからノーアクセルっていうバンドになった、この近辺は私も新潟ロックバンドをよく追っかけてたから、ライブもよく見た。特にバリアフリーというバンドはこの時、絶対にメジャーで出せば売れると思ってたし、んで、正直言って、この時の彼の楽曲にはまったく魅力を感じてなかった。まぁ普通に良い曲という程度。やがて新潟ロックシーンもつまらなくなり、私もライブに行く回数が激減した。そんな中でサカイダ氏がバンドをまた組んだという噂を聞いたのだ。んで、そのピース4ラインというバンドの曲を聴いたんだけど、これが…

マジに鳥肌もんというか、しびれた

このジャンプアップはなんなの?というくらい、音も楽曲のセンスもずば抜けてる。音楽、そして人というものは常に進化しているんだと思わされた、ミクシィに居る事を知り、コンタクトをとり、そして今日のライブとなるわけ。

んで、ジャンクボックスミニを目指したんだけど、なんと私がライブハウスに行かない間に

ジャンクボックスミニがつぶれてた!

まじで焦った、急いでいろんな人に電話するが、こういう時に限って誰も出ない!とりあえず1人がかけてきてくれて、ウィズビルの近くという情報をゲット、ここ駅南なんですけど!いそげ〜!!!!20分かけて到着、あ、チャリだったんで、

いやぁけっこう分かりやすい看板出てたね。前座のバンドを観る、なかなか音がよろしい、Aネーションの前座もやったんだって、新潟も熱いじゃん。いよいよピースフォーラインを見る。

PIECE4LINE

 

いいバンド名だと思う、この4人でこれからもやっていくんだという決意の様なものがバンド名から伝わり、4人でやってる事の意味がひしひしと音から伝わってきた、そんなライブであった。結成して初のワンマンという事で、本人達はそうとう気合いが入っていたと思う、そんな気合いと、いい音をぶつけてやるというバンドとしての衝動が見事に共存していて、見ていて圧巻だった。初めてしっかり聞いたが、the pillowsバンドアパートもPICK2HANDも感じれる音。なんだけども、それらの猿真似ではなく、ちゃんと昇華して自分のものにしていたところが素晴らしい。それぞれの楽曲の振り幅の広さにも驚かされたが、演奏力の高さ、音に対するこだわりも十分に感じられたライブであった。

私のお気に入りである『COLORS』は何度聞いてもすごい。まさに1曲目にふさわしいと思っていたが、本当に1曲目に持ってくるとは思わなかった。サビメロだけなら、The Pillowsの『LITTLE BUSTERS』に匹敵するポップチューンである。

今回のライブで一番圧巻だったのは『ブランコ』という楽曲だ、すごい曲だ、完成度がずば抜けてる。例えるならBUMPの『天体観測グレイプバインの『スロウ』スピッツの『ロビンソン』という感じ、売れてるバンドの中でも一際完成度が高い楽曲突然変異のように、魔法がかけられているかのように、キラキラしている楽曲というのがあるが、この『ブランコ』がそういう感じであった、1発目の音からがつんとやられた、イントロのオクターブも鋭く、サビメロもめちゃくちゃキャッチー、叙情的に歌うボーカルスタイルにも参った、シャウトする場所をしっかりと弁えてきてまったく嫌らしくない。歌詞の世界観もこの曲だけかなり練り込まれた感じがある、1つ1つの言葉からいろいろ連想させる事が出来る歌詞で、『彼女 病と戦ってんだ』というフレーズはなかなか出るものじゃなく、鳥肌が立ちまくる、この曲にはホントに痺れた。実際この曲が出来た時は相当な満足感があったに違いない、と、勝手に推測してしまう(笑)

全体的に泣きメロが多かったので、こういう破壊力のあるメロを作って洗練させて行って欲しい、演奏もうまいし、音もかなりいいのだから、後は大衆を惹き付けるメロだけだ、『COLORS』『ブランコ』が作れるのだから、このまま行けば大丈夫だろう、いいバンドだ。

『ブランコ』が入ったCDを買った。

帰って『ブランコ』を聞くのだが、コンポに入れるとこの『ブランコ』のトラックだけ飛ぶ!なんで!?パソコンで聞いたら問題無かった、いよいよ、オレのコンポも寿命かな。

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2006-10-19

[]くるくる節 ~Quruli Live Tour 2004 Documentary Film~ 13:13 くるくる節 ~Quruli Live Tour 2004 Documentary Film~を含むブックマーク

くるりのライブDVD観賞、やはりくるりはライブバンドなんだという事を思い知らされる。くるり岸田繁はノンエフェクターギターを弾く、だからギターをコロコロ変える。私はコロコロギターを変える人が好きじゃない、やっぱりバンドの音像はギターの音で決まるからさ、アジカンも今はギター変えたりするけど、初期は全部マローダーで弾いてるんですよ、エフェクターを駆使して音を変えてね、つまりそのギターに愛着があるわけですね、向井さんもずっとテレキャスだし、エルレレスポールでしょ、The Pillowsサイクロンとムスタング、こうやってギターを変えない人はなんか好きですね、見た目だけで変えてないか?ってヤツも多いじゃないですか?

でもくるりの場合はエフェクターを使わない。アンプもVOXのシンプルなヤツ。つまりアンプだけの歪みとギターだけで勝負する。純粋にその音をギターに求めてるから、ギターを変える。これだったらいいと思いますよね。ミュージシャンっぽいし、他の人もそうなんだろうけど、でも、ギターを変えるってよっぽどの事だと思うんですよね、私だってよく分からんですよ、ギターを変えた時の音の変化なんて。

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2006-10-18

[]叶姉妹は一体何もの?? 01:54 叶姉妹は一体何もの??を含むブックマーク

f:id:katokitiz:20090314015418j:image:right

最近ウィキペディアを見るのが好きで、ずっと見ていても飽きる事はない。昨日のヒラシタブログの記事、初期の小倉優子にもかなり驚かされたが、今日見てビックリした事は…

叶姉妹は本当の姉妹じゃない

という事。異父姉妹というのは知っていたが、それはあくまでキャラ設定らしい。異父もクソも正直赤の他人だとか、私恭子さんが出した本とか読んでないんですけど、それも全部嘘なんですかねぇ、どこまでが本当で、どこまで嘘かはわからないが、これは芸能界では有名な話だったのかな?いやぁ、姉妹じゃないのに、あそこまで作り込めるとは思わなかったぜ、

じゃあ彼氏を取られるとか、全部嘘のエピソードなんだろうか?一応ヒルトン姉妹の日本版という設定で芸能活動しているらしい、たしかによく考えたら、本当のセレブがバラエティなんて出るわけないもんな、デビィ夫人とか、いつまで夫人扱いなんだよって話、あれは元・セレブだから、バラエティに出れるんですよね。

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2006-10-17

[][]長渕剛ファン王選手権2 01:59 長渕剛ファン王選手権2を含むブックマーク

スマスマ」を経て、いよいよ待ちに待った「長渕剛ファン王選手権2」の後編を鑑賞。本人が出てきて、いよいよ本当のファン王選手権になったわけだが、もう長渕ライブになってて、マジで感動、泣きそうになる。今の音楽界でギター1本で勝負出来るのは、吉田拓郎井上陽水、そして長渕剛だろう。

もっと言うと、拓郎も陽水もバンドを従えてる方が多いから、長渕だけなのかもしれない、拓郎はCD化不可能になってしまった伝説のライブ盤『たくろうオンステージ・ともだち』で、陽水は『もどり道』でギター弾き語りを聞いたが、これはマジで魂震える二枚である。特に拓郎の『されど私の人生』は斎藤哲夫のカバーだが、拓郎のベストの内の一曲だ。これは版権の問題でCD化出来ないらしいし、レコードも手に入りにくい状況らしい、私の親父は拓郎狂いなので、拓郎には不自由する事はなく、レコードもちゃんと持ってるわけで、聞けた。『されど私の人生』だけは編集盤の『ひきがたり』で聞けるから、是非聞いていただきたい。本気のシャウト、魂の叫びがここにある。

長渕剛も昔すごく聞いた。特に『アコースティック俺の太陽』はテープに録って何回も聞いた。『ひまわり』とか『俺の太陽』とか必死でコピーした、このアルバムが発売された時BSで特集が組まれて、弾き語りでいろんな曲をやった、もちろんこれも何回も見ている、アルバム未収録の曲もたっぷりあった。『交差点』は弾き語りバージョンの方が明らかにいい、というか、元の曲は松山千春みたいでショックだったし(笑)

CDになってるヤツは全部音質的にはあんまし好きじゃないんだけど、長渕はやっぱりギター弾き語りになるとカリスマ性がある。しかもギターがうまいから、それだけでも見れる、今回も完璧に弾きこなしていた。特に『激愛』のギター押尾コータローばりにギターを叩いて、かっこよかったなぁ〜。後、私が大大大好きな『東京青春朝焼物語』を今回弾き語りで披露していて、マジで感動した。多分放送を見ているみんなが同じ想いだったと思う、長渕がファンの為にバラエティに出て、ギターで歌う、そしてエンディングでの長渕の熱い言葉に泣いた…本当に泣いたよ…

長渕はカリスマだ、間違いない。

陽水ライヴ もどり道

陽水ライヴ もどり道

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2006-10-16

[][]世界で注目されてるジャパニーズカルチャー 02:04 世界で注目されてるジャパニーズカルチャーを含むブックマーク

スマステーション6」観賞。私この番組が大好きなんですよ、普通のニュース番組よりもぜんぜんおもしろい。

香取慎吾の着眼点は普通の人っぽいんだけど独特、分からない所はしっかり専門家に質問していて、わかりやすい。今回は“世界で注目されてるジャパニーズカルチャー”であった、アニメ小説、ファッション、言葉にいたるまで、ありとあらゆるところで日本は注目されてるんだなぁと知らされた。

例えば、漫画とかアニメとか、ゲーム日本製がすごいっていうのは分かるじゃないですか、でもファッションとか、言葉とか、食までが、注目されてるというのは嬉しい事実。もっと日の当たらないものにもスポット当てて欲しかったなぁ、The Pillowsとかさ、少年ナイフとかさ、香取慎吾は『そうやっていろんな話を聞くけど、それ本当かよぉって思うんですよね』と言ってたが、まぁね日本のものは客観的に見ても、素晴らしい物だらけですよね、映画アニメとかは日本独自のものがあるんですけど、特に音楽とかすごいと思うんですよ、洋楽からモロに影響を受けてるくせに、日本独自のものになってる。

この間、バッファロースプリングフィールドの最高傑作とされてる『アゲイン』を聞きましたが、やっぱり、はっぴいえんどの方がかっこいいし、好きだと思った。もっと言うと、はっぴいえんどの方がウエストコーストっぽい感じがあったんですよね、いや、はっぴいえんどもね、『風街ろまん』はフォーク寄りなんですよ、これの直結がサニーデイサービス、かせきさいだぁですよね、

でも『ゆでめん』からはサニーデイサービスを感じない、やっぱりウエストコーストロックなんですよ、でも、何処かしら日本的なものをすごく感じてしまうわけ、こういうのがオリジナリティであり、日本でしか生まれないロックなんですねぇ、だからね、音楽とかも韓国とか中国ロックバンドとか聞いてみたいんですよ、おもしろそうじゃないですか。

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2006-10-11

[]【priceless】 02:13 【priceless】を含むブックマーク

プライスレス【priceless】非常に貴重なこと。金で買えないようなこと。

きっこのブログ書籍化したらしい『耐震偽装問題』の時の日記がまとまってるらしいから、読みたいのだが、いかんせん、値段が1300円もする。さすがにブログ本で1300円は躊躇してしまう、特に私のような貧乏人は…

きっこの日記は1日に23万もアクセスされる、だが、はたしてここから何人の人が本を買うだろうか?カナデフウビというユニットをやってる友人がわかりやすく、こんな事を言っていた。

路上ライブだと人が50人くらい集まるんだけど、これをライブハウスでやると1人か2人しか来ないんだよね』

1000円払って見るくらいなら、音響や環境が悪いけども、無料で見る方がいいという事だろう、

だいたい日本は物が高すぎると、今更ながら言いたい!

映画は1800円(割引でも1500円)

CDアルバムは3000円

DVDは安くて3800円

ビールは200円前後

フィリーズの葉巻は1箱800円、

ハードカバーの本は1500円前後、

ガソリンや服、ゲームだって一時9800円もしたもんだ。コストパフォーマンスが高いものなんてユニクロの服くらいだろう(笑)

私は音楽映画が好きだが(むしろそれしか知らないという話も)昔、CDやビデオをレンタルするという行為が大嫌いだった、だからCDDVDもたくさん買った。もっと言うと、金なんて稼げない小学生の時にクリスマスと誕生日とお年玉で、CDゲームを買うのがなによりも楽しみだった。自分で買ったものには愛着がわくからさ、もちろんネットなどの情報はなく、当たりかハズレかドキドキしながら買ったもんだ。

だから、その時に当たりに出会うとまさにプライスレスな喜びが待っていた。思い入れがあるアーティストというのは、この辺に聴いた物だったりもする。

誕生日に買ってもらったビートルズの『アビイロード』ビートルズにハマった時、名前だけで買ってしまったビーチボーイズの『ペットサウンズ』緑のジャケットだけで、音楽性も知らないのに買ってしまったWEEZERの『グリーンアルバム』初めて自分の小遣いで買ったスピッツの『空の飛び方』友人の家で聴いて、衝撃を受け、すぐに買いに行ったオアシスの『モーニンググローリー

どれも思い出が詰まっとるんよ、実際アルバムの出来なんて、どうでもよかったの。

ゲームもそうだった。年に数回買えるか、買えないかのチャンスを無駄にするくらいなら、せっかく買ったのだから、思い入れがなくても、クリアするまでやるとかね、音楽もそう、その内に好きになり、ズブズブとハマっていくという事が多かった。

実際WEEZERも1曲目以外はあんまし良くなかったしね(最初はですよ、聞き込んだら好きになったでな)

だからこれがレコード時代になるともっと感動出来たと思うんよね、今は安いコンポで聴けて、オーディオっていうのはバカ高いけど、昔はその高かったオーディオじゃないと音楽は聴けなかったでしょ?しかもレコードなんて、ホントに子供にとっては高嶺の花だったと思うの今のCDなんかよりも、なんとか買った1枚を音がすごくいいオーディオでさ、1枚じっくり聴くわけじゃん?曲とかも飛ばせないから、流れとかも頭に入って、そういう時に聴いた音楽って一生もんでしょ、それが『ベガーズバンケット』であれ『いとしのレイラ』であれ、もっと言うとチャゲアスだったとしても、マジにプライスレスだったと思うんですよね。

昔はそういう事にしかお金を使わなかったから最優先出来たものが、他に使うべき物が多くなって、今ではレンタルになってしまい、音楽映画で昔ほどの感激を得る事は少なくなってる。いや、その音楽で感動したなら、CDを買えばいいだけの話だが、パソコンに取り込んでもCD並みに音がいいし、カセットみたいにその曲、その曲を飛ばす事も出来ちゃうから、買わなくてもいい状態になってるんでな。だからMDが出来た時に音楽って1つの終わりを迎えたんよ、実際MDが普及するまでの音楽って、濃かったでしょ?3000円以上の価値があった。ミスチルの「深海」だって、スピッツの「ハチミツ」だって、一生もんの価値があったじゃん、

今の音楽はマジに薄っぺらくて、3000円以上の価値がね…ない。CDが売れないって業界人は嘆いてるみたいだけど、それはその値段にあった価値が今の音楽にはないからなんよ、

今更いろんな物が高いって感じるのは、つまりそういう部分にあるんだと思う。値段のわりにいい物がなさすぎる、音楽映画ゲームも、昔は全部が濃かった。だから、値段を下げる事が出来ないのなら、いい物を一生懸命になって作って欲しいと思う。

最近はWEEZERオアシスのニューアルバムしか買ってないけど、やっぱり全盛期に比べて劣る。聞き終わって、レンタルまで待っても良かったかなとも思う。WEEZERのニューアルバム『メイク・ビリーヴ』はアルバムいいと思ったんだけど、やっぱり聴いてないしね。ところが、同時期に買った、スペシャルエディションとかで最発売された『バンド・オン・ザ・ラン』は、買って大満足なんですよ、すごく聞く、未だに聞き込む。つまりはそういう事なん、分かりやすく言うとね、

路上ライブミクシィブログを見るという行為もタダだからこそ、その価値がある。金を払ってでも見たいというのは、稀ですよ。いい物にはそれ相当の値段を、もちろんその価値がないものには、安い値段をつけて欲しいものですな。なんか、まとまらない文章になったが、すいません。

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2006-10-10

[][]長渕剛ファン決定戦2に長渕が! 03:45 長渕剛ファン決定戦2に長渕が!を含むブックマーク

おとこ-ぎ【男気/▼侠気】 男らしい性質・気持ち。自分の損得を顧みず弱い者のために力を貸す気性。義侠心。侠気。

『くりいむナントカ』の「長渕剛ファン決定戦2」観賞。前回もヤツも反省会と称して、再放送したほどの伝説の企画、私はこの再放送バージョンを見たのだが、これが最高で、DVDにして、何回も見た、未だに見ても飽きない。と言っても、これは私が長渕ファンなわけで、普通の人が観てもそこまでグッと来ないかもしれないが…

とにかく男なら長渕を聞け!と強く言いたい、まじ、何回泣きそうになったことか、初期は古くさくて、80年代半ばくらいのヤツは気持ち悪いから、泣けはしないけど、弾き語りのヤツはホントに魂震えるよ、『東京青春朝焼物語』とか『STAY DREAM』はいつ聞いてもやばい。

今回も、もちろん最高におもしろかったのだが、マジにサプライズで…

本人が登場した!

これはホントに鳥肌が立った!エンターテイナーだよな!もう一曲でその場の空気が変わった、ギターも歌も本物は刺さる!さすが剛!

北野武がサブカルチャーの事を評して、『3日間飲まず喰わずだった人におにぎり映画を渡したら、おにぎりを取るに決まってるんだから』と言った、つまりサービス業なんですよね、お客さんありきの商売、だから大御所になっても、巨匠になっても、おもしろいと思える事ならどんどんやって欲しいんですよ、自分がバラエティごときに出るとか、そんなプライドはどうでもいいんです、長渕はバラエティの事をよくわかってる!有田が言ってたけども、この企画がおもしろくて、オレが出た方がおもしろいだろ?と言って直々にスタッフに言って来たらしい、すごいなぁ、だから来週が本当の『長渕剛ファン決定戦』なわけだ、楽しみ、視聴者の事を一番に考えるエンターテイナーだ。

最近はグループ魂のライブに忌野清志郎が出たり、小田和正が若い人の曲をカバーしたり、矢野顕子くるりと組んでライブしたり、永ちゃん奥田民生ハイスタ横山健をバックに歌ったりと、大御所のファンサービスが目立つ、やっぱりカリスマでも、お客さんを楽しませる事だけはし続けて欲しい。

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2006-10-09

[][]長岡のジャスコはデカすぎる。 10:15 長岡のジャスコはデカすぎる。を含むブックマーク

昨日の夜続き

長岡に行く、花火以来で、ちゃんとした上陸は初と言っていいだろう。車で1時間半、目的地の川崎インターに着く、そこから友人に先導してもらい、友人宅へ。

酒を飲んで、ダラダラしゃべくる、久しく葉巻のフィリーズブラントを吸ったが、今の所これがベスト、

6時に起きてしまい、寝る事がなによりも好きな友人が起きない為にいろいろする、まずはグループ魂のライブDVDを2本観賞、向井秀徳演じる向井徳二郎のコントが最高。九州ギャザーのCDも出せば絶対に売れるのになぁ…

その後、まったく興味も無い倖田來未のライブDVD観賞。え〜っと何がいいんかさっぱりわからん!!みんなダンスと生歌を観に行ってるのか?なんであんなライブで盛り上がれるのだろう、カラオケ流して、踊るだけですよ、倖田來未自身も歌ってない部分多かったしね、あれはライブじゃなくてショーだな、じゃなかったら、ちゃんと演奏してるバンドの人に失礼だ。これだからR&Bなんて音楽じゃねぇんだよ、あ、ここ最近のR&Bですよ(笑)

続いてDragon Ashの初期のアルバムを聞く、やっぱり微妙、カッコいいとは思うけど、これは好き嫌いだろうなぁ、

友人が起きてきたので、DJをしてもらい、いろいろ勝手にながしてもらった。その中で、ビックリするほど古くさい音楽が流れてきた…なんだこれ!?

音質は私の嫌いな80年代、ギターの音はペケペケで、ドラムはリバーブがかっている。ZEPに根付いたようなブルース寄りのハードロック、ちょいメタルも混じってるのかな?ギターはすごくテクニカルなんだけど、いかんせん音が嫌いな感じだ、2曲聞いて、ギブアップ。

これ誰?と聞いたら…なんと…

ヴァンヘイレンだった!

私ヴァンヘイレンって聞いた事なかったんですよ、もちろん名前は知ってますよ、「ライトハンド」の天才で、これを初めて聞いたディレクターが「どうやって、弾いてるんだ!」と言ったアレですよ、っていうか、ヴァンヘイレンってこんなのだったの〜!マジでショック!

絶対に80年代の音質だったと思ったら、聞いたアルバムは95年発売の「バランス」というアルバム

しかもいろいろレビューを見たら、みんなが名盤扱いにしてる〜!これ95年の音じゃないよ、だって明らかに91年の『ネヴァーマインド』の方がいい音だもん、でも、ヴァンヘイレンという名前までくると、ギターの音にはそうとうこだわってるはずだから、好きな人は好きなんだろうなぁ、ちなみにその友人もあんまり好きじゃないらしく、『お前がどんな反応するのかと思ってかけてみた、やっぱり予想通りだった(笑)』と言われましたよ。

エアロスミスもボンジョヴィも飛び抜けて好きなわけじゃないですからね、好きな曲はたくさんあるけど、基本的にこの時代のハードロックはドラムがリバーブがかってて、ホントにダメなんですよ、U2とかもみんなが言うほど好きじゃないんですよね、これも80年代っぽい音。尾崎豊も歌詞と曲はすごいと思うけど、アレンジやレコーディングの状態が悪すぎてホントにダメ、井上陽水もそういう時期が来るじゃないですか?『Make-up Shadow』のドラムも全然ダメ、そもそも今私はストーンズフェイセズのモコモコした音質に慣れきってしまい、アレがロックだと思ってるから、ああいうパキパキした音は本当に受け付けないみたいだ、まぁ時代が生んだ音楽である事は間違いない。デジタルの録音技術が発展途上だったし、ああいうのが新しい音として受け入れられた時代だったんだよなぁ、もし今ヴァンヘイレンを聞こうと思ってるのならば、絶対にZEPを勧める。間違いなくZEPの方が新しいサウンドだ。

背油たっぷしのラーメンを喰らい、長岡見物、長岡っておもしろいね!

もうすごいですよ、まずね…

ジャスコに人が居すぎ!

友人曰く『新潟のビルボみたいなもんだよ』と、休日には家族、カップル、女子高生で溢れかえると言ってたが、ホントに人が居すぎなんだよ!笑うしかないよ、ジャスコ最強説だろ!

それから…

たいがいの店が21時に閉まる


若者は一体いつ遊ぶんだ、ゲーセンでも0時には閉まるらしいですよ、

あと…

ウオロクでかすぎ!


新潟のスーパーマーケットであるウオロクだが、あんなにデカいウオロクは初めて見た、元々病院だった場所をつぶして、ウオロクに、なんでだよ!(笑)

もう後は話を聞いてただけなんだけど、

中学生は自転車に乗る時ヘルメットをつけてるらしい

ここはSAGAかい!

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2006-10-08

[]アンダーグラフ素晴らしき日常』 10:20 アンダーグラフ『素晴らしき日常』を含むブックマーク

アンダーグラフの『素晴らしき日常』を聞いた。

素晴らしき日常

素晴らしき日常

実はアンダーグラフは飛び抜けて好きというわけじゃないんだけど、何気に聞いてる。この近辺のバンドだったら、一番好きかもしれない。『遠き日』という曲がすごく好きでこの曲を聞きたくてアルバムを借りたのだが、この曲は非常に惜しい印象がある。サビメロは素晴しすぎるのに、それ以外がパッとしない、いや、サビが良ければ、まぁいいんだけど、もっと練り込めば大名曲に化けた可能性もあって、もったいないのだ。しかも感想のギターソロがものすごくチャッチーで、それをイントロに持ってきても良かったのでは?とも思う。イントロもなんか微妙だからね、だからこの曲はサビのメロがずっと前からあって、がんばってAメロとBメロを無理矢理つけたって感じ。アンダーグラフってAメロとBメロは平行してきて、サビで別な曲をくっつけた様に転調するんだけど、この『遠き日』はその転調が明らかに、無理矢理つけられたような印象があるんだよなぁ。『ツバサ』って曲がヒットしたのは、Aメロ、Bメロ、サビメロのどれもがハイクオリティで、さらに転調してる。それがまったく違和感が無かったから、耳に馴染んだ。歌詞も誰もが共感出来るものだったし『遠き日』は『ツバサ』以上の楽曲になり得たから、ホントに惜しい印象があるんだよなぁ。

まぁそう言いながら1曲目〜6曲目の流れは、ほぼ完璧、スピード感たっぷりの『五色の虹』そしてAメロ、サビメロの力強さが素晴らしい『パラダイム』実はベストトラックかもしれない『イーゼル』映画化された『ユビサキから世界を』それまでのイメージを覆す激しい『アナログcpu』そして『遠き日』1曲が平均で5分あり、もっと聞きやすい感じにしてくれても良かったが、やはり飽きさせない展開はたいしたものだ。箸休め的の『スローライフ』を挟んで(まぁこれはあってもなくてもいい感じ、好き嫌いだと思うが)ミスチルっぽい『言葉』ギターが気持ちいい『枯れたサイレン』からの後半も良い。ちょっと似た曲も多いけど、アンダーグラフはこれでいい。変に世界観を変えようとして無理するならば、飽きられてもいいから、長所を伸ばし続けて『ツバサ』越えをしてほしいものだ。『素晴らしき日常』最近のアルバムでは、力作と言っていいだろう、なかなかオススメだ。

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2006-10-07

[]スマパンの話。 10:29 スマパンの話。を含むブックマーク

ネットを見たり、いろいろ書いたりする、ミクシィレビューもおもしろいですね。Yahooと違ってみんなしっかり書いてるから、読みごたえがある。ニルヴァーナスマパンを読んでて泣きそうになった、みんなそれぞれ思い入れがある音楽というのがあるんだよなぁ、オレよりもぜんぜん伝えるのが上手い人ばっかり!

私はグランジは世代的にちょい上なんですよ、なんと言ってもドンピシャはオアシスモーニンググローリー。そん時、洋楽とか聞いてると生意気に見られると思って、誰にも言わずに聞いてたんですよね。ブラーとか、そのちょい後にWEEZERがくるんだけど、90〜96年の洋楽邦楽ロックはすごく濃かったですよね、これは思い入れがどうのこうのというより、客観的に見ても名盤揃いですから、いい時代にいいタイミングで聞けたよな、

という事でスマパンの『サイアミーズドリーム』を聞く。ニルヴァーナの影に隠れ、当然ながら知名度では完全に負けてるが、個人的にはニルヴァーナよりも好きだったスマッシングパンプキンズの2ndアルバム。ノイジーなギターに超絶なドラム、ビリーの声には好き嫌いが別れるがとても繊細で轟音のサウンドに希望や絶望といった隣り合わせの感情を表現している。ビリーがソングライターとして素晴しいのはこの作品と次作の『メロンコリー』を聞けば分かる事だが、バランス的にもこのアルバムが一番いい気がする。やっぱり最高傑作に挙げる人も多いし、個人的にも回数をかなり聞いたアルバムだ。

スマパンは世界的にも日本にも多大な影響を与えている、hideがその影響を受けてるのは楽曲を聞けば当然だが、タイトルどころか、ギターリフまでパクったのがDragon Ash。もう解散してしまったゼペットストアやピック2ハンドもスマパンの影響を口にし、リンプピズキッドの音質なんかもスマパンの影響はあるだろう、だがすごいのはスマパンがあの音を鳴らしていたのは93年、もっと言うとアルバムの『ギッシュ』は91年である。ハッキリ言って早すぎると思う。スマパンが鳴らしていたのは確実に2000年代でも色褪せない未来のロックだった。私がニルヴァーナよりもスマパンの方が好きだったのは、グランジという枠に収まる事の無い音楽性だったからである。グランジオルタナとかではなく、音像そのものが“スマパン”というジャンルを与えてもいいくらいの音楽性なのだ。今はニルヴァーナにもかなりの魅力を感じている、同じくらい好きかな。

このアルバムはそんなスマパンの魅力がギュッと凝縮されている。つまりスマパンを知りたければこれを聞けという位のアルバムビリー・コーガンカート・コバーンをライバル視していて、そこからこの様なアルバムが生まれたのだが、あの時代にビリーとカートというソングライターが競ってアルバムを制作していたこと自体奇跡で、「ペットサウンズ」と「ラバーソウル」くらいのライバル関係だと思っている、実際『ネヴァーマインド』と『サイアミーズドリーム』は甲乙つけがたいアルバムで、どちらかが欠けていたら、その後のアルバムもなかったと断言してもいいだろう。

『CHERUB ROCK』のドラムロールからの轟音、hideも参考にしたであろう『QUIET』のギタービートルズの『イエスタデイ』と並ぶほどの名曲『TODAY』キャッチーなリフから放たれる希望と絶望を歌った『HUMMER』個人的にはかなりお気に入りの『ROCKET』その後のロックストリングスに繋がる『DISARM』これまた美しい調べの『SOMA』超絶な演奏にテンションが上がる『GEEK U.S.A』これぞグランジだと言える『MAYONAISE』アコギストリングス見事に使った『SPACEBOY』にスマパンロックを見せつけた大作の『SILVERFUCK』小品であるビートルズ風の美しい楽曲『SWEET SWEET』を挿み、ラストを飾るにふさわしい『LUNA』で締める。ボーナストラックである『PISSANT』もアルバムで聞くと浮いているが、この曲もボーナスに入れておくにはもったいないくらいのかっこ良さだ、アルバムの完成度もさることながら、楽曲すべてがどれもベストに持ってきていいくらいの出来なのは聞けば分かる事だろう。

ちなみにこのアルバムを『洋楽にハマりたいけど、どれから聞いたらいい?』という人に勧めると絶対に『なんだこのアルバム!すげぇ!』という答えが返ってくる。なので、このアルバムを嫌いな人は多分この世にはいない(笑)ロック好きなら避けて通れない名盤

スマパンレビューを読み漁る、また泣きそうになる、ミクシィって一体どんな人の集まりなの?言葉が刺さるというか、もう直球の言葉達が目に焼き付いてる、他のアーティストレビューじゃこうはならない。スマパンニルヴァーナだけなの、それくらいみんなの想いが強いっていう事だよね!

んで、その影響でスマパンの『tonight,tonight』を聞く、私スマパンでこの曲が一番好きなんですよ。ストリングスロックの融合としてはこの曲が郡を抜いて素晴しい、ビートルズがやった事の延長線上にあるんだけど、メロも美しいし、歌詞も素敵でね、9.11のテロの時、この曲がすごく流れたらしい、『オレがお前を信じてるくらい、オレを信じろ』っていうのが、なんかいいっすよね、サウンドと共にキュンてなる。ミスチルの『Worlds end』は絶対この曲の影響で出来た作品ですよ、イントロなんてマジに似てるもん。

んで、みんな『tonight,tonight』のプロモがすごく素敵っていうんで、探してみたら…『tonight,tonight』のプロモがあった!見てみたんですけど、マジに鳥肌が立った!これは私の好きなテリーギリアムの『バロン』の世界観ですよ!いやぁ本当に素敵すぎて、まじでね、寒気した、金もかかってるし、こういう風にプロモって作るべきだよ、いくらくらい金かけてるんだろうなぁ、浜崎あゆみとかも見習った方がいい、金をかけてふざけたものを作るよりは、ちょっと遊び心がないとダメだね。

んでさらにね、『tonight,tonight』のライブ映像があった!これがマジで鳥肌もの、すっごい!ストリングスを揃えに揃えて、録音したものを再現してるところがすごい!私オアシスの海賊版ライブビデオ持ってるんですけど、それでもね『What ever』を完璧に再現してるんですよ、これは残念ながらノエルが歌ってるんですけど、スマパンのは完璧でしたね、いやぁこれはいいものを見たなぁ…

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2006-10-05

[]グラビアアイドルの話 10:31 グラビアアイドルの話を含むブックマーク

『石橋新撰組』という昔、夜中にやってた特番をDVD-Rの中から発見した。元・極楽とんぼ山本圭一が殿様になって、貴さんが女を紹介するという企画で、グラビアアイドルが登場、4人出てきて、その中に居たのが、完全にブレイク前の…

井上和香磯山さやか

んでね、後の2人は

今、何やってんの??

っていうくらい、見る影もなく、正直、こうやって書いてる間も名前がまったく思い出せない状態。多分、井上和香ブレイクの兆しがあったと思うが、磯山さやかはまだまだ新人で、正直、その番組の中でも、井上和香とその他3人扱いだった、現に編集でスルーされてる箇所もあったし、誰が生き残るとこの時思っただろうか…でもさ、磯山さやか、かわいいもんね、マジで、やべぇもん。オレさ、こういう娘好きなのよ、磯山さやかとか三津谷葉子とか小向美奈子とか、こうぽっちゃりした感じの娘。スリーサイズでウエスト60とか書いてあると、おいおい!それはいくらなんでも嘘だろう!と叫びたくなる感じの(笑)

しかし、グラビアってホントに移り変わりが早いですねぇ、大変な世界だと思いますが、やっぱりそこにはプラスアルファの何かが無いと生き残れないんでしょうなぁ。

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2006-10-04

[][]ハードボイルド 00:30 ハードボイルドを含むブックマーク

ハードボイルド (hardboiled) とは、元来は「堅ゆで卵」(白身、黄身の両方ともしっかり凝固するまで茹でた鶏卵)のこと。転じて、ミステリの分野のうちでも、感傷を排して、ことさらに文体や主人公の性格、行動などの冷静さ、一部には冷酷を装った内容をもつ作風の小説映画のことをいう。(ウィキペディアより)

昨日の夜続き

彼女を迎えに行く、その前に雑貨屋さんをはしご、かっこいいライターがあった、ガスライターだったら買ってもいいかも、オイルライターはダメなんですよ、匂いが葉巻についちゃうから、

まずは2人でゲオに行く、レンタルが半額だったので、いろいろ借りた。彼女はロコフランクを2枚、私はマルーン5The Pillowsセルフカバーアルバムを借りました。最初はアンダーグラフのニューアルバムロストインタイムを借りようとしたんだけど、『あ、それ両方持ってる』ってあっさり言われたので、今度持ってきてもらう事にしましたよ。

んで、家に着いて、早速観賞…何をって?

名探偵コナン』の実写版さ!

え〜っと分かってますよ、こんなもん、駄作に決まってる(笑)でも、これは笑うために見たいじゃないですか、彼女もコナンの大ファンだし、私も22巻まではかなりセリフも完璧に入ってます、後は飽きたんですね、しかもね、コナンはね、私4巻くらいから持ってましたよ、まだアニメ化される前に買ってたんですよ、青山剛昌のファンでしたし、でも飽きたんですねぇ。

まぁこのドラマがですね…

コントですよ!コント!

完全に視聴者をナメてた、5分に1回突っ込みどころがあるくらい、話やら細部が矛盾だらけなんですよ、園子の聞き分けが妙によくなったり、新一は無茶言うし、目暮は変な言い回しだしね、まぁ言い出したらば、キリがなさすぎる、そもそもなんで全員が犯人だ見たいな目線を送ったりしてるの?監督も脚本も含めて、完成度はアマチュアレベルですよ、だからこそ、つまんなくはなかった、かなり笑えた。工藤新一を演じた小栗旬は頑張ってましたけどね、う〜ん今ひとつかな、蘭なんてまったく似合ってなかったし、目暮は太ってなかったしね、漫画アニメの実写化はむずかしいですよ、褒めどころは陣内孝則毛利小五郎と園子を演じたイワマユがすごくよかった、この2人はハマり役でしたね、もう出てきた感じと第一声で『完璧』って思いましたもん、彼女もそう思ってたらしい、そういえば今日は彼女と妙に気があったな、全体的に。

見ながらコナンについて調べて、いろんなリンクに行った、ウィキペディアなんだけど、シャーロックホームズを調べるとすごい事になってる、この記事書いた人はすごすぎるな、これで辞典作れるんじゃないのか?と思うほどだ、ホームズが薬物依存症だなんて知らなかったよ、まぁホームズ読んだ事ないけどね、それでマーロウに行き着いた、チャンドラーってあんまり本数を書いてないんですね、特に長編はね少ない、よろっとハードボイルドって奴を体験してみますかな。バーボン、よれたシャツにスーツ、タバコ…う〜んマンダム!

彼女を帰したら腹が減ったので、お茶漬けを作る、中華だしを入れて、塩を入れて、ごま油を入れて、ネギを刻んで、んで仕上げに冷たいウーロン茶をかける。冷やし茶漬けですね、無茶苦茶うまかったので、是非に。

缶チューハイを2本飲んでミクシィをいじくる、マイミクが一気に増えた、まぁ友人がやり始めたり、続々発見しただけなんだけどね、コミュを作ったり、探したり、入ったりして、寝た。

お茶漬けを喰らい『長いお別れ』を読み始める、やはり読みやすい文体はいい。これは私の人生のベスト5の1本に君臨する『ロンググッドバイ』の原作である。この作品は20回近く見ているからストーリーが分かってる、ストーリーが分かっているのに、ぐいぐい引き込まれて行ったのは、やはりこの人の文がそれだけの力を持っているという事になる、あっという間に100ページを読んだ、いやぁ、おもしろい、とにかく文体に人間そのものが溢れている、ハードボイルド小説ミステリーと違うのは、つまりそういう事なんだろうと思った、事件そのものに比重が置かれてなくて、その周りにいる人間を描いている。

100ページまで読んだのだが、とてもビックリした事があった、文学界ハードボイルドってどう言う事かあまりわかってないけども、映画界においてハードボイルドはハンフリーボガードだった、コートを着て、女と銃と酒、男臭いのがハードボイルドであり、それを見事に体現していたのがボギーだったのだ、つまりボギー=ハードボイルドの定説であり、誰もがそれをハードボイルドだと思っていた。

アルトマンの『ロング・グッドバイ』は前にも書いた通り、ハードボイルドのそれとはまったく違う作品だ。マーロウに女の気配は皆無、飼っているネコに翻弄され、ヨレヨレのシャツを好み、拳銃を抜く気配もない、それ故、公開当時はマーロウファンに評判が悪かったが、時が経って、『この作品が一番マーロウっぽい』という評価になった、

『長いお別れ』を読んでビックリした事、それは…

ロング・グッドバイ』のエリオットグールドが一番マーロウに近い

という事である、原作を読む限り、マーロウは至って普通の人である。元刑事だから、法律も知っていて、頭がちょっと他の人よりキレるくらいかな、ダンディなイメージもなければ、ボギーの顔なんてましてや浮かばない、だからと言って、よれたシャツや猫を飼っているという描写も出ないが、どちらかと言うと頼りなく、なよなよしてるようなイメージもある、これは私が映画版を見まくったせいではない、まぎれもない事実なのだ、だから、アルトマンが撮った『ロング・グッドバイ』はハードボイルドの定型を破ったパロディ作品ではなくて、

原作からイメージされるマーロウ像をハードボイルドというジャンルを無視して、人間の一人として演出した作品

という事になるのだ、これはあくまで私の解釈にすぎないが、もちろんアルトマンは異端児だから、そういうハードボイルドからの逸脱を狙った節もあるかもしれない、ただ、映画版の『ロング・グッドバイ』は、異色作であると同時に、ものすごく原作に忠実な作品である事もわかった。だからこそ映画版の『ロング・グッドバイ』は長く後世に語り継がれる作品でもあるわけだ。原作をちょこっと読んだ段階で映画のすごさもわかったし、原作もより楽しめるという結果になり、私としては大変に嬉しいハプニングであった、一気に読んで『大いなる眠り』とかも手を出そうと思っている。

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2006-10-03

[]くりごはんが嫌い 14:49 くりごはんが嫌いを含むブックマーク

朝、パートさんに『栗ごはんって好き?』と聞かれる。

え〜っとわたくし、栗ごはんが…

大嫌いです。

なんか、無理すれば喰えるレベルなんですけども、ご飯と栗って合わなくないですか?絶対に食感的にも合わないし、食べ物としてあり得ないでしょ?これは好き嫌いなんかじゃない、絶対にみんな騙されてるんだって、マジマジ。

これはあくまで私の推測なんですけどね、栗ごはんとかさつま芋ごはんとかさ、米が無くて、かさ増しのために、そういうのを入れたんだって、だから味のためとかじゃないの、戦時中に米がなくて、水を入れても、それでも腹が減っちゃってさ、「栗でも、いもでも、なんでもぶちこんどけ」っつって、入れたんだよ、だから、栗ごはんはそういう歴史というか、バックグラウンドがいとも簡単に見抜けるから嫌い、例えばね、麻婆豆腐とか、餃子とかさ、バックグラウンドが見えないじゃん、どういういきさつで生まれたのか、ぜんぜん想像がつかない、そういうのが好きでね、栗ごはんみたいな喰いもんが、なぜ、この後世にまで語り継がれてるのかが、わからないんですよ、

という事を、朝からわめいてました(笑)

実際分かんないっすよ。どうなのかは。

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2006-10-02

[]最後の晩餐の作り方 00:34 最後の晩餐の作り方を含むブックマーク

書評を頼まれたものの、その文章の組み立てが強烈で、読むスピードを遅くさせてきた『最後の晩餐の作り方』に再び挑む、これはマジに挑戦だ、自分に仮した締め切りがね、過ぎちゃったわけですよ、宮藤官九郎は言ってました、『遅れておもしろいのと、早く出来ておもしろいのだったら、早く出来た方がいいじゃないですか』と、みなさん続々と書評があがってきとるわけですが、それを読んでるとね、やっぱりすごいわけですよ、特に私なんて、映画レビューはもう600本以上も買い取りますが、本の事はぜんぜん書いてないですし、そもそも書いた事もないので(それ故、私のブックログは文章が短い)書き方すらわからない、それにも時間がかかるくらいだったら、最初から本くらいは早く読んでおこうと思ったわけでね、なのにも関わらず、その本が読みにくい(笑)100ページで止まっていて、朝の7時から10時まで頑張って読んだ、というか、頑張って読んだの時点で、楽しめてないのでは?(笑)

私は本を読むスピードはかなり早いと自負している、ゲーム世代ですから、スクロールしていく文字を追って行く感覚でバシバシ読んで行く、だが時折読むスピードが遅くなってしまう本がある、読んでて映像が頭に浮かばないというか、脳内変換が出来ない類いのものは“苦手”な本として、印象が強く残ってしまい、なんだかなぁ〜と唸りをあげる。頭の中に浮かびにくい世界を文章で表すのはすごいでしょ、だから村上春樹って圧倒的な筆力を持ってるのよね、だってさ頭蓋骨かぶって、夢を読むとか、あり得ないでしょ?それを嘘に思わせないのがすごいわけ、『最後の晩餐の作り方』も、苦手な部類の本であった、だが、この場合の浮かびにくいというのは、状況の事であり、料理の事やら、蘊蓄のスタイルは分かりやすいとも言える。

『最後の晩餐の作り方』はある種、自伝的な要素が強い小説である。もちろんこの小説は料理の作り方に殺人をまぶしたミステリーの体制をとっており、まったく作者の自伝的要素はない(いや、エピソードの1つくらいはあるかも)じゃあ、なんで自伝的なのかと言うと、この本には作者が体験してきたであろう知識と蘊蓄がつまっているからだ。恐らく人はだれしも衒学的な要素を持っていて、自分が得た知識をひけらかしたいと思う節があるだろう、私自身も映画レビュー音楽の事を書く時はハッキリ言って衒学的になってるかもしれない、それは人によってはイヤミに映ったり、人によっては感心させられる技術なのかもしれないが、その反面、素直に書くという事を羨ましく思う事もある。この作者はその素直に書くという事が出来ない人種(つまり私のような)で、

そういった事を盛り込みたくなる衝動に駆られたに違いない。

エヴァンゲリオンを作り上げた庵野秀明エヴァについてこう語っている。『あれは哲学的とかよく言われるんですけど、衒学的という言葉が似合うんですよ、もっと言うと知ったかぶりかな、 こういう言葉を使えば、頭良さそうに見えるっていう(笑)』

『最後の晩餐の作り方』はその言葉には当てはまらない、何故ならば、そこに嘘はなく、ホントに知識をひけらかしてるからだ、正直この手の本は初めてだったし、最初はとまどったが、キャビアのくだりから、一気に引き込まれ、感心している自分がいた、う〜ん作者の術中にハマってしまったな…

とにかく一言多い小説、だからと言ってそれが邪魔なんじゃなくて、独特のリズムを生んでいる。特にそれを象徴しているのが、この文、プリンの作り方を書いた後の文章だが、

プリンでひとつ残念なのは、書いたり説明するのに主有格の「〜の」の重複がどうしても避けられない事で、作家フロベールはこれによく腹を立てたものだった』

こんな感じでどんどん作者の博識が詰め込まれていって、どんどんそれに引き込まれている自分がいる。

じゃあ小説としては変化球なのかと言われるとそうではない。たしかに話はつねに脱線し、一体何の話だったのかすら、忘れさせるほどの量が詰め込まれている。筋だけを書けばあっさり終わるだろう、だが、それ以外で楽しませる小説というのもなかなかない。映画で言えば、タランティーノの作品にもテイストは似ている感じはある、本筋以外がおもしろいと言うか…料理が好きな人にはたまらない小説だろうが、それ以外の人は大変な思いをするだろう(笑)一応、それとは関係ない博識も山ほど出てくるわけだが、まぁ70%は料理の事である。

そして若干の死体を漂わせ、決定的な殺人が起こるのだが、その殺し方がまたなんともユニーク、

その事についても蘊蓄が飛び出すものだから、おもしろい。

この小説は96年に発行されたもので、作者ランチェスターのデビュー作、世界各国で翻訳され、各賞を総なめにしたらしい、それが2001年にやっと日本で発売、そして文庫化である。これを読んだらなんでそんなに遅れたのか分かった、だって、これ分かりやすく翻訳出来る人、そんなに居ないもん(笑)一番大変だったのは書いた本人でもなく、これを読んだ読者でもなく、翻訳をした小梨直、この人に拍手を。

と、やっと書き終わりました、お待たせしてもうしわけございませんでした。お待たせしたぶん、いろんなところに掲載したいと思ってます。

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2006-10-01

[][]麻雀放浪記 03:55 麻雀放浪記を含むブックマーク

麻雀放浪記 [DVD]

麻雀放浪記 [DVD]

ハイライトのパッケージをデザインした事で有名なイラストレーター和田誠が初めてメガホンを取り、あの超有名な原作を映像化した事で話題になった力作、角川映画というところも不思議である。

麻雀の話だが、麻雀を知らない人でも入り込める様に作られており、超一級の娯楽作になっている。雀卓をグルグル回るカメラワークがとにかく素晴しく、映画畑じゃない人のアイデアが随所に詰まっている。モノクロで撮られた映像は黒澤映画を思わせ、戦後の日本リアルにあぶりだす、イラストレーターの感覚なのか、映像のカットは完璧で、カメラの動かし方まで言う事無し、音楽も流れないままストーリーが進んで行き、高品格の名演技が映画全体を引き締める事に成功、中でも、天和の積み込みシーンは麻雀を知らないものでも、息が止まる事必至のクライマックスシーン、緩急織り交ぜた演出も見事だが、その緩和の部分が多く、そこは好き嫌いだし、まったく悪いという風にも思わないが、映画のピークが早く来る分、盛り上がりにかける。それ故、博打打ちでしか生きられない男の生き様が後半に詰まっており、戦後のゴタゴタと相まって、虚しさや悲しみも映画に盛り込んでいる。青春映画や恋愛映画の要素もあり、初監督とは思えない完成度、まさに傑作である。

まずワンカット、ワンカットに魂を感じられる、戦後の日本を映し出す為の雰囲気作りや、カメラの動かし方が完璧だ。美術もそうとう気合いが入っており、あきらかにセットの質が良いのは映像からすぐに汲み取る事が出来た。地味な映画だが、金がかかってるのは、一目で分かる、黒澤映画にも匹敵する程の映像の作り方である。モノクロで撮ったというのも大正解だろうが、初監督である和田誠を全面的にバックアップしたスタッフが素晴しい。そのワンカット、ワンカットを的確なカメラワークで映し出す、クレーンを使って優雅に、動きまくるカメラは、見ていて、緊張感もあり、麻雀をしているだけのシーンでも、独特のリズムを生んでいる。

映像だけでなく、役者陣も完璧に揃える、なんと言っても一番おいしいのは高品格だ。存在感と言うか、オーラが出目徳そのもの、声のトーンや表情、しぐさまでも完璧。この映画は彼が居たからこそ成り立っていると言っても過言ではないだろう。もちろんそれだけでなく、加賀まり子のママっぷり、切れ味鋭い鹿賀丈史大竹しのぶ名古屋明と、個性的なメンバーが映画を彩る。その中で主役を演じた真田広之も青春を全面に出し好演。特に天和であがらなければならないシーンでは、「演技している」というのを映画の中で「演技する」というむずかしい事を見事にやりきっている。これはドラマでもよくあるが、あそこまで自然なのはなかなかない、ここは見ていて鳥肌が立った。そして、素人ではむずかしい積み込み技を習得しており、映画の中で披露。ここもワンカットで撮られており、インチキはしてない模様。『スティング』のポールニューマンのトランプさばきを思わせるを見せている。

麻雀と言う事で敬遠してる人は多いと思うが、麻雀を知らなくても全く問題無い。どっちかというと、麻雀のシーンは少ないくらいだ、故にこの映画は娯楽作であり、傑作、絶対に観るべき1本なのだ。

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