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2007-06-28

[]悪魔とかデーモンとかサタンとか、、 14:50 悪魔とかデーモンとかサタンとか、、を含むブックマーク

コンスタンティン [DVD]

コンスタンティン [DVD]

何故かノリで『コンスタンティン』鑑賞。多分5回目くらい。結構酷評されてるけど、私『コンスタンティン』が異常に好きなんですよ。ホントに頭おかしいくらい好き。これ、このブログでも何回も言ってるけど、やっぱり好きなんだよなぁ。キアヌがかっこいいんだよ、あのコートと白シャツと黒ネクタイ。んで、タバコね。全然吸わねぇけど。いいね。レイチェル・ワイズもすごくタイトでしょ。レイチェル・ワイズは『ハムナプトラ』の時よりいいよ。っていうか、こいつなんで脱がなくなったんだよ!脱げ!マイケル・ウィンターボトムの『アイ・ウォント・ユー』では激しく犯されてたがな!まぁそれはいいとして、

別になんて事ない映画なんだけどさ、好きなんだよね。雰囲気?世界観?なんだろう、自分でもよくわかってない。人間なんてクソ、だから悪魔がこの世を地獄にしてやる!みたいな感じもいいのかなぁ。主人公が神を信じてないっていうのがいいのよ。自分が地獄に堕ちたくないから、悪魔払いをしてるっていうのがさ。そういう自分勝手なところもいいし、タバコの吸い過ぎで肺がんになったくせに、神様のバカヤローみたいなところもいい。宗教的な事全然わからないから、hackerさんにちょっと解説してもらったけど、そういう事を知ってると余計に楽しめるんだろうなぁ。原作がマンガなんだよね、信じられない。

映像的にもすごくクールで俯瞰映像を駆使しててね、それをエスタブリッシュメントショットに使ったりして、構図がキチキチとしておもしろいんだよね、キアヌが出てくるシーンも、そこからタバコを落とす絵にしたりして、めちゃくちゃかっこいい。原作からインスパイアされたものかわからんけど、映画的だし、漫画的でデザイン的に好きなんだよなぁ。この監督さんって他に何撮ってるんだろう?

んでね、『コンスタンティン』を見て、ちょっと思ったんだけど、悪魔とか地獄とか出て来ますよね。まぁ悪魔払いとか『エクソシスト』とかもそうだけど、悪魔ってその他になんか、人間の欲の塊の象徴としても言いますよね。天使と悪魔が居て、天使が理性で、悪魔が本能みたいな、設定もよくあるし。

んで、思った……

悪魔の概念って何?その前に悪魔って何なんだ?

という事で悪魔を調べてみました。

ああ、なるほどキリストから来てるのか。宗教的なものだと思わなかったよ。しかも辞書で悪魔を引くと『極悪人』って書いてあったよ『お前は悪魔だ!』とかそういう事か。神と敵対する者が悪魔なんだって、昔からかならずライバル的な物はあったという事だね。しかし悪魔の概念っていろいろあるんだな。天使の概念はそんなに無いくせに。

という事で今度は天使を調べてみました。なるほどなるほど、天使って神の使いなんだって、じゃあ天使よりも神が偉いんだ。でも悪魔を辞書で引くと、悪魔は神と敵対する者って書いてあったよ。ん?サタンと悪魔は違うのか?デビルは?サタンは?あとデーモンっていうのもあったな…結局謎は解けず…

まぁ『コンスタンティン』が好きなのは悪魔がすごく出てくるところですかね。『ベルリン 天使の詩』とかも、街に天使はいるのに、悪魔がいないのがあんまり好きじゃないところなのかもしれん。

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2007-06-27

[]プレスリーカンフー映画コミックが好きな事を誇れ! 14:54 プレスリーやカンフー映画やコミックが好きな事を誇れ!を含むブックマーク

トゥルー・ロマンス』鑑賞。私の大好きな映画だ。

トゥルー・ロマンス [DVD]

トゥルー・ロマンス [DVD]

巷では『電車男』が流行り、そのおかげでオタクの地位も少しはまともになったが、あの話は、気の弱いオタクが酔っぱらいに注意するというところからありえなくて、私がもしその場に居合わせたら『もしここでぼくが注意したらあの女の子とどんな恋愛が出来るかなぁ』って妄想する。あの話はモテないオタクが好きな女の子を振り向かせるために、彼女に寄って行く話だ。それが私には出来なくて、オレみたいな人種ってっていうのは女の子に自分の趣味を押し付けて、女の子には合わせないものだったりもする。

トゥルー・ロマンス』は現実味がないからリアルじゃないけど、オタクにとっては夢の様な映画である。クラレンスは彼女もいなくて、マニアックな話で女の子を引かせる典型的なオタク。頭の中はマンガプレスリーカンフー映画の事だけ。クラレンスは誕生日を迎え、バーで女の子を誘うが、その口実が『ソニー千葉カンフー映画を観に行かないか?』である。「3本立てだぞ!」と熱っぽく話すクラレンス。当然女の子は去って行く。これは当たり前の事なのかもしれない。

結局、1人で千葉真一映画を観に行く事になったクラレンス。すると、自分が座ってる席の後ろで飛び切りセクシーな女の子がクラレンスにポップコーンをぶちまける。ごめんなさいと謝る女の子に優しくせっするクラレンス。その女の子はクラレンスの隣に座り『これはどういうストーリーなの?』と聞いてくる。ドギマギしながらも映画の説明をするクラレンス。映画が終わって、クラレンスは彼女に聞く。『女がカンフー映画の3本立て?』と、クラレンスはカンフー映画が好きな女の子というだけで、彼女に好感を持ったようだ。2人はファミレスに行き、クラレンスはエルビスの話をまくしたて、その後、自分の勤め先であるコミックショップに連れて行く。まったくマンガに興味ない彼女にベラベラと話を続けるクラレンス。『これが最初のスパイダー・マンだ、絵もストーリーも最高なんだぜ』クラレンスは彼女と一夜を共にするが、実は彼女はそのコミックショップのボスに頼まれたコールガールだった。毎年誕生日には映画館に行ってるクラレンスのために用意した誕生日プレゼントだったのだ。『怒った?』と聞く彼女だが、クラレンスの答えはこうだ。

『別に、オレがキミみたいな娘なんかにモテるはずないもんな』

ここで大逆転が起こり、彼女はクラレンスにこう言う。『たった一晩でバカだと思われるかもしれないけど、コールガールで…でもあんたが好き』という彼女。

ここまで書いたが、これが映画の始まりなのだ。なんと夢のある始まりだろうか。『電車男』がなんぼものもんじゃい!男ならこれだ!『トゥルー・ロマンス』をみんかい!

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2007-06-19

[][]すげぇぞ!『ゾディアック』! 14:58 すげぇぞ!『ゾディアック』!を含むブックマーク

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のっけから言わせてもらうとマジに傑作。しかもその傑作具合が絶対に人に伝わらないタイプの作品だと言っていいだろう。デヴィッド・フィンチャーの最高傑作と銘打って宣伝されたが、個人的には『セブン』や『ファイトクラブ』を越えてない、だが、それに並ぶ作品である。本当に細部まで行き届いた映像と演出、これ1本でゾディアック事件はすべてわかるだろうという情報量、デビットフィンチャー映画は2〜3回観て楽しめるものが多いが、『ゾディアック』も間違いなく何度も観れるタイプの作品。そして、何度観ても楽しめ、何度観ても感動するんじゃないだろうか?

デヴィッド・フィンチャーで殺人事件と言えば、誰しもあの『セブン』を連想するわけで、そのアプローチで映画は撮れない。ガイ・リッチーの様に似たテイストで突っ走ってもいいが、毎回カメラも映像のトーンも作風も変わるフィンチャー監督は『セブン』とはまったく違うタッチで犯罪映画を撮った。しかも実話を元にした映画である。

ゾディアック事件とは69年から74年にアメリカ起きた連続殺人事件。5人を殺し、その犯行を自ら警察やマスコミに知らせ、さらに送った手紙には暗号も同封されていた。多数の容疑者が挙がるが、未だに事件は解決していない。

この事件に魅せられた男が書いた原作を元にフィンチャー監督は見事な画面構築と完璧な構成で上質の映画に仕上げた。大凡フィンチャーが撮ったとは思えないくらい地味な映像だが、プロ仕様の絵作り。色彩から、小道具、カットバックから、オーバーラップまで完璧な使い方。もちろんフィンチャーならではのスタイリッシュな演出も所々に登場し、古い時代を新しい感覚で映す事に成功している。

時間経過も字幕で出して、時間軸はぶれずに真っすぐ進むし、なによりもうまいのが、『それから3日後』とか『それから2週間後』とか、出すのが細かい。何年の何月何日だけだと、どれくらい経ったかわからないけど、細かく出す事で、「だから、この2人は結婚してるんだぁ」とか、憶測出来る。

こういうのが上手い演出で観客をバカにしてない。んで、ある程度事件の概要が出たら、その後の経過は警察新聞社のカットバックで一気に説明する。ここもかなりうまい。ここまで演出を簡略化しても2時間半以上かかる。という事はこの映画はこの時間がいる映画だということだ。

さらに一日の流れを早回しにしたり、固定カメラのオーバーラップで仕事の流れを表現したり、上手い。新聞記事と映像を融合させたのも奇を衒ってるんじゃなくて、映画において必要な演出。

夜のシーンや夕暮れのシーン、雨の降らせかたも妙にリアルで、「本当の事件の時も、このタイミングで降ったんじゃないか?」っていうくらいリアル

ゾディアック』は2部構成で出来ている。人物はたしかに個々で登場してくるが、前半は事件を追う刑事、後半は事件を諦めた刑事と手を組んで捜査する新聞社の男。この視点で話が進む。だが、『ゾディアック』は「ゾディアック事件とはどういう物だったのか?」というものに焦点があり、それにかかわった人が右往左往してる様子を克明に描いている。『ゾディアック』の主役は“事件そのもの”であり、それは映画のストーリーなので、最近の映画にしては珍しく、ストーリーで作品を見せきるタイプの物になっているのだ。だから3時間近くあってもまったく飽きないし、その都度視点が変わってもまったくブレない。さらにその時間が絶対に必要な映画でもある。

事件そのものに取り憑かれて行くというところは『殺人の追憶』を連想させるが、『ゾディアック』は至ってクール。『殺人の追憶』ほどの暑さ(あえて、この漢字を使うが)がない。簡単に言うと「犯人を絶対に捕まえてやるんだ」という執念がない。そこで好き嫌いに別れそうでもあるが、『ゾディアック』が描きたいのはそういう部分ではない。だからラストがどうであれ、私は『ゾディアック』を買う。


はぁ、これネタバレしないで書くの大変なんすよ(笑)

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2007-06-18

[][]パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 00:45 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドを含むブックマーク

f:id:katokitiz:20090103004553j:image:right

17時にあがって、映画館へ行く。今日は『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』を観ようと思ってね。

巷じゃ、それこそ人気の『パイカリ』だが、私はダメである。1はまぁまぁだが、2は超ど級の駄作。私も笑いどころがあったが、やはり腹立たしい映画だった。2はホントのホントに意味がわからないのだ。それはシュールだからとか、監督の脳内の映画だからとかじゃなく、意味が分からないのである。なんかね、小難しい筋にして、観客を煙に巻くという最低最悪のやり方なんだよね。キレイな顔ばかりを集めてさ、んで、無駄な見せ場ばかり用意して観客をバカにしすぎ。ちなみにここからは『デッドマンズ・チェスト』のレビューの一部になってます↓

ここからネタバレ!

前作から何年後?

なんで提督は責任を問われてやめて落ちぶれたのに、オーランド達は結婚しようとしてんの?

なんでいきなり死刑を宣告されてん、やつらに責任ねぇじゃん。周りの奴らも同罪じゃん。

なんでオーランドの親父生きてん?何がどうしたん??

ジャックとその親父はどういう関係なん?そんなに仲よかったん?

っていうか、呪いで生かされてるんだったら、前作で息子を連れてく前に探せばよかったじゃん!

タコの顔したあいつはなんなん?

なんでそいつとジャックが契約してる事になってるん?

クラーケンはそいつのペットなん?

なんであいつが襲うのを何回も見せてん?

いつの間にジャックはどっかの部族の族長みたいになってん?

あの女は何がどうなって、船に潜りこんだん?

あの占い師みたいなヤツはなんなん?

あのサイコロのゲームのルールはなんなん?

なんで鍵を取る時は小学生が親の財布から金を盗むみたいなん?

あのビンの砂はなんだったん?

なんであのタコ野郎は陸にあがれねえの?

なんであの水車にずっと乗ってるの?

なんでクラーケンと戦う時ジャック逃げてん?

残されたヤツなんて人物描写がないから、生きようが死のうが別にどうでもいいし!

なんであの女はあんなに強くなってん?

なんで戻ってきたジャックを置き去りにしてん、「掟なんてただの掟だ」って前作で言ってたじゃん!

んで、置いてきたのは女のくせに私も行く!とかなんであいつ言ってん?

ネタバレ終わり!


さらに言うと。海賊ってさ、極悪非道じゃなきゃいけないんじゃないの?

だって、海賊ってどういう意味か知ってる?海の盗賊だよ

船襲って、女さらって、レイプしてたんじゃないの?さんざん人も殺してるし、『ワンピース』もそうだけど、海賊って宝探しするヒーローみたいになってるでしょ?そういうのダメ。マジで。オレは『ゴッドファーザー』にノレないのもそこ。なんかカッコよろしいでしょう。みたいなスタンスが嫌。ギャングも悪い奴だからね。こんなヤツらに関わりたくない!とか、思わせなきゃだめでしょ?だってこの世から根絶しなければならないものだもん。だから『レザボア』とか『スカーフェイス』とか『グッドフェローズ』はいいんだよ。かっこいいけど、最低な部分もあるし、怖さもある。『パイカリ』もそういう風にしなきゃダメだよ。今の海賊なんて、マシンガンとか持ってて、すごいハイテクだし、犯罪者の集まりなんだからね。

まぁそれはさておき、『パイカリ』は基本的に全部ダメ。まず、単純に海賊の話なのに『パイカリ』は海賊が悪いヤツじゃない。ずる賢い止まりである。しかも幽霊を乗っけてたり、たこだったり、意味が分からない。もっと言えば、血も出ないし、なによりも全体的にハラハラドキドキしない。タコが暴れたり、骸骨が暴れてるだけである。主人公達が無敵すぎて『こいつらどうなるんだろう?もしかしたら最後死ぬんじゃないか?』という、ジョン・ウー作品のようなハラハラは無いのだ。同じアクションでもこうも違うかという感じである。溺れそうになっても、どうせ助かるんだろ?みたいな感じがあるし、

なによりも『パイカリ』の最大の弱点は強敵がいない事。なんか、こいつを倒すんだ!みたいな強敵がいないんだよ、バルタン星人みたいな強敵がさ。交渉とか裏切りとか駆け引きがあっても驚きは1nanoもない。

話も全体的に作り手の都合がいいようになってるし、なによりも最後主人公達が死刑にならないというのが分からん。でも音楽は好きだ。アレは最高。レンタルしちまったよ。

まぁここまでボロカスに言ったが、やはり、最後まで付き合うのが筋ってもんだろうという事で、やっと重い腰を上げましたよ、私は!『パイカリエンド』を観たんだよ!3時間もあるくせに!いろいろ言われてますわな。

最初の2時間は意味ないとか、

話が難しくなってるとか、

あれを観て子供はなんて言うだろうとか、

だが!だが!確かに観ない事には話にならない。観ないであーだこーだ言うのは井筒のおっさんだけで充分なので、観た。



とりあえず感想は…つまらないし、意味が分からない!

うん、私は映画を観る能力が人より欠けてるようです。意味が分からないんですよ。ストーリーの意味がよく分からない。話の核っていうの?なんか、意味が分からないんですよ。それはリンチの映画とかタルコフスキー映画のような意味の分からなさじゃなくて、

ホントに意味不明なの!

以下ネタバレ!

でっけぇタコはどうなった?

なにカリプソって?

なんでシンガポールのユンファ兄ぃが海図を持ってる事になってる?いつオーランドはあそこにたどり着いた?

あの女はなぜあんなに性格が変わった?

世界の果てに行くの簡単だな!

ユンファ兄ぃはなぜにあの女に銀貨を?

なんで親父ボケてんだよ!

っていうか、いつどこでオーランドは交渉してたんだよ!

銀貨は?そんなガラクタでいいのか?

なんでカリプソの事を目玉が取れるあんちゃんが知ってる?

カリプソはなんで巨大化した?あのカニは?

最後指揮官諦めるの早かったな!

くそ長いエンドクレジットの後のオチもよく分からんかったぞ!(あの子供はやっぱり、あいつの子供だよね?)

ネタバレ終わり


言ってしまうと『パイカリエンド』は超ど級の駄作だった。3時間ずっと「?」が点灯し、さらにアクションがまったくハラハラしない。大砲に撃たれようが、ロープで飛び移ろうが、戦ってる最中にプロポーズしようが全然ハラハラしないし、あそこまでいったらギャグだろ!という感じだ。まったく主役達に感情移入出来ず(というか、出来ないようになってる)誰が死のうが、誰が生きようがまったくもって興味がない。

よかったところを書こう。まずシンガポールのセット。見事だ。あのセットだけでも何がすごい物が出来そうだ。さらに個人的にツボだったのがキーラ・ナイトレイの演説

パチーノやサミュエルに並ぶ演説役者になれるか?(笑)『ID4』のビル・プルマンとか、かならず士気を上げるシーンでは出てくるなぁ。日本ではどんなのがあるだろうか。

ディズニーが製作だからという理由だけでこれを許してしまっていいのだろうか?ブラッカイマーの映画は残虐な要素もあるけど、これはなんだ!?ヌルい!ヌル過ぎる!というかブラッカイマーの作品なんて、予告編で充分なヤツが多いけど、今回もそうだったよ!あういぇ!!

コットンのオウムコットンのオウム 2011/02/17 22:39 長いので「俺様が駄作って言ったら駄作なの!これは決定なの!説明なんか要らないの!」というスタンスなら読み飛ばして頂いて結構です。

話の筋が理解できた上で「それでも駄作」というなら、好みの問題だからしょうがないんですが、話の筋が理解できてないのに「解らないから駄作」ってのはちょっと違うんじゃないでしょうか。

信者ってほどじゃないですが、俺は面白いと思ったひとりです。
なので、わかんね!わかんねーから駄作!って暴力的な評価はとっても哀しいです。
ちゃんと見ればちゃんと面白い映画なので、老婆心ですが解らないと書かれていた項目を説明させて頂きます。

【前作から何年後?】
3年後。

【なんで提督は責任を問われてやめて落ちぶれたのに、オーランド達は結婚しようとしてんの?】
1作目の最後に提督から「妻にするなら大切にするんだろうな、お?」みたいな許しをもらってるから婚約した。
提督が責任を問われたのは1作目と2作目の間の映像化されていない3年間の話で、スパロウを追いつめたが後一歩というところで嵐により取り逃がしてしまったため。劇中の酒場での会話に説明あり。

【なんでいきなり死刑を宣告されてん、やつらに責任ねぇじゃん。周りの奴らも同罪じゃん。】
冒頭の処刑される子供からも解る通り、東印度貿易会社のベケット卿は、船で荷物を運んで商売する者なので海賊が邪魔。なので圧力をかけて「ちょっとでも海賊との関わりが疑われるものは女子供でもコロス」「それがウソや噂レベルでもコロス」という法律を通した。魔女狩りですな。劇中のセリフ、死刑執行の際の罪状等に説明あり。
企業が権力を持って国や街を牛耳るってのはロボコップとか色んな映画に出てくる構図ですが、あれに近いです。

【なんでオーランドの親父生きてん?何がどうしたん??】
海に沈められたときは1作目で言う所の「アステカの呪い(死にたくても死ねない呪われた身体)発動中」だったため生きたまま海底でしばらく過ごしたと思われる。海底のタコ船長の墓場でタコ船長と契約し本格的に死を免れた(が、半魚人になってしまった)。劇中の親子の会話で説明あり。

【ジャックとその親父はどういう関係なん?そんなに仲よかったん?】
ジャックがブラックパール号を奪われる前の仲間(ジャックが船長、靴紐は船員)。1作目では「ウィル・ターナー?あいつの息子なのか!」とスパロウが気づいて助けた(切り札として利用した)。1作目で説明あり。というかコレを理解してないと1作目の物語は成立してないんですが「1はまぁまぁ」って評価なんですよね・・・?なんで?

【っていうか、呪いで生かされてるんだったら、前作で息子を連れてく前に探せばよかったじゃん!】
これは観客の立場だから言えることであって、劇中の登場人物達にその必然性がない/なくなった。
■スパロウ「ブラックパール号を取り戻したい」→「女をブラックパールに攫われた!命をかける覚悟がある」というウィルが現れたのでこいつを利用してブラックパール号を取り戻そう!
■ウィル「エリザベスを助けたい」→「父親を捜したい」とは考えていない。そもそも父親が海賊だって事も知らないし、生きてるのか死んでるのかさえも知らない(生存がわかるのは2作目)
■バルボッサ「呪いを解くため靴紐の血が欲しい」→「金貨を所持してる&姓がターナー」という女が現れたのであいつの娘なはず、この女の血を使おう!靴紐探しはやーめた!
それぞれ劇中で説明あり。

【タコの顔したあいつはなんなん?】
デヴィ・ジョーンズ。昔からイギリスやドイツに伝わるおとぎ話に出てくる「フライングダッチマン号伝説」の船長という設定。英語で海の底のことを「Davy Jones's locker(デヴィ・ジョーンズの宝箱/海難でなくなった水夫の魂を宝箱に集めてるという迷信)」というので、宝箱の持ち主の名前を使用しているのだと思う。
もともとは海を愛する好い男でカリプソのカレシだったが「仕事をサボると半漁人になる」という決まりがあるにもかかわらず、テキトーに日々を過ごしあの姿になってしまった。
半漁人になり「仕事をサボるような甲斐性なし」であることが露呈してしまったため失望したカリプソに振られる。逆ギレしたタコ船長は、腹いせに「伝説の海賊」たちにカリプソを封印する方法を教えてしまう。
3作目で説明あり(なので2作目の時点では「うわっ、こいつなんなん?キモチわるっ」という認識でOK)。

【なんでそいつとジャックが契約してる事になってるん?】
13年前、スパロウが船長だった頃のブラックパール号が海底に沈んだ。それをサルベージするのと引き替えに13年後にダッチマン号で奴隷になるという契約を交わした。劇中で「俺のおかげで13年間は船長を名乗っていられたんだろ?なのに約束を破るのか?」的なセリフで説明あり。

【クラーケンはそいつのペットなん?】
ペットというか、召喚獣みたいなもの。

【なんであいつが襲うのを何回も見せてん?】
ウィルがタコを退治するときの伏線。ウィルはクラーケンが船を襲のを何度か見たおかげで襲撃パターンを発見し、火薬樽爆破のシーンへとつながる。

【いつの間にジャックはどっかの部族の族長みたいになってん?】
オモシロおかしく再登場させるための演出。あと、時代遅れの人喰い土人が住むような小さな島にまで東印度貿易会社の息が掛かってることを見せるためという側面も。パプリカの粉末を見つけるシーンがそれ。

【あの女は何がどうなって、船に潜りこんだん?】
「何がどうなって」が何を指してるのか解らないけど、婚約者を助けるため(トルトゥーガへ行くため)に男性船員に化けて適当な貿易船に潜り込んだ。

【あの占い師みたいなヤツはなんなん?】
ティア・ダルマ。2作目ではその昔スパロウと恋仲であった女性ということ、3作目で「海の女神カリプソ」の世を忍ぶ仮の姿だということが判明。

【あのサイコロのゲームのルールはなんなん?】
トランプの「ダウト」か「ポーカー」に近い。全てのサイコロの目を予想し騙しあうゲーム。劇中で説明はないが「ルールは存在するが、観客がそれを理解する必要はなく、靴紐が勝ち目のないムチャな勝負をしてる雰囲気が出ればいい」とDVDのコメンタリーで言ってる。

【なんで鍵を取る時は小学生が親の財布から金を盗むみたいなん?】
そーっとやらないと起きるから。

【あのビンの砂はなんだったん?】
劇中で明言はないけど、個人的には
■デヴィ・ジョーンズが立ち入ることの出来ない「陸」の象徴でお守り説。
■ブラックパール号と一緒に海に沈むので、3作目で登場する「石そっくりの蟹」の卵なんじゃないか説。
を推したいと思います。特に「蟹」はティア・ダルマ(=カリプソ)の分身でもあります(後術)。

【なんであのタコ野郎は陸にあがれねえの?】
そういうモンスターだから。「なんでドラキュラはニンニク嫌いなの?」「なんで座敷童は大人には見えないの?」と同じ類です。伝説やオペラ版でも似た設定です。しょうがないんです。

【なんであの水車にずっと乗ってるの?】
スピードが出て飛び降りるの危険だから。水車にカギ、またはカギを持ってる人がずっと乗ってるから。

【なんでクラーケンと戦う時ジャック逃げてん?】
死にたくないから。

【残されたヤツなんて人物描写がないから、生きようが死のうが別にどうでもいいし!】
ちょっと何言ってるかわかんない(c サンドウィッチマン)

【なんであの女はあんなに強くなってん?】
ウィルに剣術を習ったから。

【なんで戻ってきたジャックを置き去りにしてん、「掟なんてただの掟だ」って前作で言ってたじゃん!】
クラーケンが狙ってるのはスパロウだけだから、スパロウから離れれば助かる。だからマストに固定した。
ギブズ達は「船長本人が残るって言ってるんなら、緊急事態だししょうがないか」という判断。本人そんなこと言ってないんだけどね。
後半ちょっと何言ってるかわかんない(c サンドウィッチマン)

【んで、置いてきたのは女のくせに私も行く!とかなんであいつ言ってん?】
後悔してるから。飲み物もらうシーンで「目を合わせられない」「乾杯した飲み物に口を付けられない」「半べそ」という描写で説明されてる。コルセットが嫌いな男勝りのお転婆娘ってキャラが、あそこだけ妙に女々しいでしょ?

【さらに言うと。海賊ってさ、極悪非道じゃなきゃいけないんじゃないの?】
そんなことないです。レッテル固定されすぎです。
ヤクザ映画は日本刀振り回して殺しまくらなきゃダメですか?ヒロイズム満開の任侠映画は全て駄作ですか?
正義の味方は完全無欠じゃなきゃダメですか?バットマンが己の心の弱さに苦悩するダークナイトは駄作ですか?
時代設定が17世紀頃ですから、その時代は「善良な労働者が貧困・失職が苦で暗黒面へ身を落とす」というのが多かったようです。なのでみんな根っからのワルではないんです。
劇中で語られない設定として、
ジャックスパロウはもともと東印度貿易会社で善良な船員として働いていたのですが、ベケット卿の命令(違法な貿易・人を攫って奴隷として運べ等)に対して「人道的でないから断る」と反抗したために怒ったベケットに「海賊の烙印(手の甲のPの焼印)」を押されてしまった、という背景設定もあったりします。

【でっけぇタコはどうなった?】
心臓を手にしデヴィ・ジョーンズの弱みを握ったベケット卿が、デヴィ・ジョーンズに指示して殺させた。ベケットのセリフで説明あり。

【なにカリプソって?】
ギリシャ神話に出てくる海の女神。日本で言うと「住吉大神(スミノエノオオミカミ)って?」という質問に同じ。

【なんでシンガポールのユンファ兄ぃが海図を持ってる事になってる?いつオーランドはあそこにたどり着いた?】
そういう設定なんだからしょうがない。サオ・フェンが海図を手に入れるまでのスピンオフでも作ってくれないと解らない。
海図がシンガポールにあると知った一行。まず斬り込み隊長ウィルが海図を「頂戴」しに潜入したが捕まってしまう(映像は無い、説明はある)。ウィルの戻りが遅いので第2部隊のバル&ベスと愉快な仲間達が「ウィル救出」と「海図入手」のために乗り込む(ここから映像化されてる)。

【あの女はなぜあんなに性格が変わった?】
どの女でしょう?
エリザベスなら「親父を殺され覚悟を決めたから」。
カリプソなら「人間から女神に戻ったから」。
アナマリアなら「貸したのより立派な船が帰ってきたから」
ジゼル&スカーレットなら「羽振りが良さそうだから」。

【世界の果てに行くの簡単だな!】
行くのは(行き方を知ってる者が仲間にいれば)わりと簡単、だけど帰りが問題。という旨のセリフがあります。

【ユンファ兄ぃはなぜにあの女に銀貨を?】
カリプソと勘違いしてるから。
かつて銀貨を持つ9人の「伝説の海賊」は、海が荒れて思うように仕事ができないことに困っていた。なので海の化身である「女神カリプソ」を封印した。
この封印を解くには9つの「銀貨」が必要であり、また、そもそもカリプソの封印に反対派であったサオ・フェンは、カリプソ本人(と思っているが実は別人のエリザベス)に「銀貨」を託し、瀕死の自分に変わって評議会(銀貨は評議会参加の身分証の役割もある)に出席してくれ、そして元の姿に戻ってくれ、と遺言する。

【なんで親父ボケてんだよ!】
ダッチマン号で奴隷として働くうちに、自我や人間の心・知能が低下して、最後には「船の一部」になってしまう契約だから。2作目でセリフによる説明と実際に「船の一部」になってしまった船員がボケてる様子で説明あり。

【っていうか、いつどこでオーランドは交渉してたんだよ!】
交渉?どの?

【銀貨は?そんなガラクタでいいのか?】
もともとは銀貨を所持していたが、海賊は金遣いが荒いので「お金」として使用してしまった。なのでそれぞれオリジナルの物で代用。肌身離さず持っていて、売ったりする価値のない物が残ったためガラクタになった。
便宜上「銀貨」という名称だけが残った。ダイアル式の電話なんかほぼ見ない時代になってるのに「フリーダイアル」という名称が残ってるようなもの。劇中で説明あり。

【なんでカリプソの事を目玉が取れるあんちゃんが知ってる?】
知っていたわけではなく「恋人に囁くように呪文を言わなければならない」と言ったのに、バルボッサが乱暴に唱えたのでその場で思いついて優しく言い直しただけ。
ちなみにバルボッサのミドルネーム「Hector」は「威張りん坊」という意味があるのでこいつは優しくなんか囁けない設定。

【カリプソはなんで巨大化した?あのカニは?】
「海の女神カリプソ」は人間ティア・ダルマの姿に封印されていたが、呪文によって本来の姿(無数の蟹)に戻ることができたためその過程で巨大化した。
「海」の象徴を視覚的に演出するのに「蟹」を使った。脚本家や監督が違えば「無数のエビ」とか「巨大なクラゲ」とかだったかも知れない。その程度です。

【最後指揮官諦めるの早かったな!】
諦めたというより、どうして良いか解らなくなってる。
挫折の経験がないエリートで、自分が白といえばカラスだって白くなる権力者なのに、自分の思い描いた展開にならないことに「なんで?なんで?」とパニックになってる。

【くそ長いエンドクレジットの後のオチもよく分からんかったぞ!(あの子供はやっぱり、あいつの子供だよね?)】
瀕死の状態のウィルは生き残る唯一の方法としてタコ船長の心臓を刺した。そのためウィルはダッチマン号の船長を引き継いでしまった。
■ダッチマン号の船長は「死人をあの世へ送る仕事」をサボると半漁人になってしまう。劇中で説明あり。
■ダッチマン号の船長は「10年に1度」しか陸へ上がれない。劇中で説明あり。
という決まりがあり、エンドクレジットの後の映像は「10年経って初めて子供に会えた」「ウィルは10年間、仕事をサボらず真面目に仕事してる」という描写。

katokitizkatokitiz 2011/02/18 01:25 ブログやってみたらどうでしょう。とても人気出ると思いますよ。

コットンのオウムコットンのオウム 2011/02/18 09:47 落書きは自分でチラシのウラ用意してそこでやれ、という意味ですね?
大変失礼しました。
申し訳ありませんでした。

ななんななん 2013/07/24 12:21 分かりやすい~。
検索して上に出てくるはずだ。

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2007-06-11

[][]『メメント』しかおもしろいのがないっすよ!ノーランさん! 19:13 『メメント』しかおもしろいのがないっすよ!ノーランさん!を含むブックマーク

休み。早起きして、朝から映画館へ。まず、『300』の原作買いました。

300(スリーハンドレッド) (Shopro world comics)

300(スリーハンドレッド) (Shopro world comics)

3000円もしたけど、やっぱり映画が素晴し過ぎたし、原作に忠実らしいから、どのくらい忠実なのか観たくてね。そして、いよいよ『プレステージ』鑑賞。クリストファー・ノーランというだけで観たが…

クソつまんねぇ!!!!!!!!激しくつまらん!マジで頭に来た!

どうした?クリストファー?一体何がしたいんだ??『フォロウィング』や『メメント』のノーランは何処へやら…確かにね『インソムニア』と『バットマン・ビギンズ』がなかなかの駄作だったからさ、嫌な予感してたのよね…

単純に『プレステージ』はオチが途中で読める。しかもそれ読めるように作られてる。劇中のセリフにこういうのがあるんすよ『手品はタネを知るとおもしろくない、誰もが逃げていく』って。ホントにそう、タネを知った途端にテンションがだだだだだ〜って落ちた。もしこれが狙いだったらすごいよね、『手品のタネなんてたいした事ないから、そんなもんに騙されちゃいかん。だからこの映画のオチもたいした事無いんだ』って監督がどっかで言ってたら、すごいよ。そう考えると、とてつもないメッセージの映画だな(笑)

まぁ、そんなどうでもいいようなオチとかを2時間以上ひっぱりやがって!なんだそれ!

話はね、マイケル・ケインの弟子として、ヒュー・ジャックマン(以下、ウルヴァリン)とクリスチャン・ベール(以下、バットマン)が居るんだけど、ウルヴァリンの奥さんが手品中に事故で死ぬんよ、んで、それがバットマンのせいと思う訳、そして、お互いにそれぞれの手品を潰し合うっていう、いわばマジシャン同士の復讐劇なんだよね。その発想は好きだし、映画も燃えるんだけど、まぁ気に入らない点もいくつかあるんだよ。

まず時間軸のズレがいらない。

最初。何が起こってるのかよくわからんかった。

これはオレが頭悪いからなのか??時間軸のズレって、ここがこうつながるんだぁ!とかさ、カットバックの延長線上みたいな使われ方するでしょ?『プレステージ』になると、そのズレとかがまったく意味をなさないんだよ。

だから物語の運び方にすごくイライラした。まぁこれは私だけかもしれないけど。主人公の立場とか、家族とか、それ一番最初に出さなきゃいけないんじゃないの?っていうヤツが後半に出て来たりしてさ。

それから主役の2人。どう考えてもミスキャストだよね。それこそ『メメント』じゃないけど、ガイピアーズとかがよかったんじゃないか?スカーレット・ヨハンソンは完璧だったな。おっぱいでかいし、エロいし、合ってたと思う。マイケル・ケインもうん、まぁいつもと変わらない感じでよかった。ただ主役の2人はないわー、うん、ないわー。。。

さらに手品のシーンがもっと撮り方なかったんかい!って感じ。

なんかさ、手品のシーンでイリュージョンとか見せられてもさ、カメラワークとCGでなんとでもなるじゃん。瞬間移動とか言われても、映画だったら、なんとか出来ちゃうんだもん。『汚れた血』でコイン動かすヤツとか『スティング』でポールニューマンがワンカットでトランプのイカサマするとか、あと『麻雀放浪記』の真田広之のつみこみの方が『すげぇ!』って思ったよ、全然ドキドキしない。

あとね、基本的にやらなきゃいけない演出をしてないんだね。お互いライバルで、ウルヴァリンは華があるけど、トリックが弱い。バットマンは華はないけど、手品は同業者が観てもタネがわからない。っていう設定なんでしょ?その設定を活かす演出をしてないんだよ。映画って要らない演出を削ぎ落としていく作業でもあるからいいんだけど、『プレステージ』だとね、バットマンがどうやって人気者になっていったかのプロセスが丸々抜けてて、

どのように華を身につけていって、ウルヴァリンをピンチに追い込んだのかが描かれてないんだよね。

そこは映画の肝でもあるだろ?ウルヴァリンが焦るんだけど、その焦りがまったく伝わらない。しかも時間軸ズレてて、グッチャグチャだから、どこをどうカットしても観れるようになってる。だから、その手法に逃げを感じた。物語の途中経過は大オチが待ってる映画にとって必要だと思うんだけど。たしかにそういう部分を描いていくと長くなっちゃうけどさ、ラストだって、わざわざ口にしなくても分かる事なんだから、そこをバッサリ切っちゃって、映像だけで見せて、短くしてさ、その途中経過くらいはしっかりと描いてほしかったなぁ。だから『ユージュアル・サスペクツ』ってすげぇんだよ、最後、30秒くらいの映像で観客に全部伝えきるでしょ?そういう根本的な所をわかってねぇんだよ、クリストファーの野郎は。

映像的にも面白味がまったくないでしょ?逆光で顔がつぶれるくらいか、クリストファーっぽい所は。あとは全然ダメ。『300』の足下にも及ばないね。まったくおもしろくない。

エメットさんは『反則だと思う』と書かれていたが、反則、反則じゃない以前に映画がまったくおもしろくない(笑)


ここから20%くらいネタバレ

映画を見た方、ネタバレOKな方は下の部分をドラッグしてください。携帯から読んでる方は一気にページを飛ばして下さい。




なんだろうなぁ、もうあのマシンが出て来た時点で、ウルヴァリンがどうなるか全部分かるし、さらにバットマンの側近みたいなヤツがどういうヤツかまったく描かれない時点でネタバレしてるんだよ。



微妙なネタバレ終わり。

クリストファー・ノーランはやっぱり一発屋だったんだな。『メメント』以外は全部ハリウッドの雇われ監督だもんね。でも『プレステージ』って自ら脚本も書いてて、さらに製作もしてるんでしょ?撮りたかった企画なんでしょ?なのにこれかよ!あー!腹立つ!『メメント』はインディーズだったよなぁ、あの頃に戻りやがれ!『メメント』ってダメだった人も多いけど、やっぱりすごかったよ。おもしろかったよ。興奮したし、あれがあったから『アレックス』だってあったんだからね、でも映画アイデアとしては『メメント』の方が上。時間が逆行していくって映画ならではだし、実際3回くらい観たしね。復讐劇だし。ああ『メメント』を早く越えてくれ。

帰って、『300』の原作を読む。おもしろくはないけど、絵がすごい!グラフィックノベルという名前なのも理解した。すごいよ、ホントにあれはアート本だね、映画で時間かけて描いたシーンがマンガだと1ページの1コマくらいにしかなってなくて、すごくスピード感があった。それだけじゃなくて、首が飛んだり、血も吹き出したりして、かっこいい。マンガというよりは殺戮絵巻って感じか?ホントに映画版は全カットがマンガとまったく同じにしてある。『これがスパルタだ!』っつって、なんか井戸みたいなところに使者を蹴り落とすシーンがあるけど、あれもまったく一緒で、映画ではスローにする事で、マンガのワンカットをじっくり見せるような演出なんだね。だから『300』はザック・スナイダーもすごいけど、やっぱり原作者のフランク・ミラーがすごいんだよ。『シン・シティ』の原作も欲しくなったよ。これはこれでかっこいいし、マンガとは違うけど、方法論としてアリ。なんかジョジョの画集みたいな感じだったよ。ジョジョ好きな人はオススメですわ。あういぇ。

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2007-06-09

[][]ここはスパルタだ! 08:51 ここはスパルタだ!を含むブックマーク

f:id:katokitiz:20070405143011j:image:right

今日は『300』の公開日なわけだけれども、なんか『300』の俳優見たさに空港にたくさん集まったとか?『300』の役者ってそんなに有名なの??最近の映画の事知らんわー。『300』はまだ見てないんだけれども、『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダーが監督してて、まぁ『ゾンビ』のリメイクなんだよね、んで、このリメイク版はファンにはけちょんけちょんだったんだけど、私は意外と好きで、これはこれでありだなと思って観た。ぶっちゃけDVD買おうともした。ゾンビが走るのはどうかと思ったけども、スピード感もあって、かっこよかった。んで、その監督がフランク・ミラーの絵にインスパイアされて『300』を撮ったんだよね。

アメリカ映画って基本的に銃でバンバンやるからさ、やっぱり剣で肉体が裂けて、血がブシューっていうアクションはなかなかないじゃない?だから『子連れ狼』とかがショックを与えたんだと思うけど、『300』も予告編を観る限りでは血が出まくってる。しかもマイミクさんがほぼ大絶賛してるから、ホントに楽しみですわ。

つーわけで、観る事にした…『300』を!月曜まで待てん!観るしか無いだろう!

いざ、鑑賞。。。。。

最高!最高!最高すぎる!傑作!大傑作!こんな映画をこのタイミングで観れて幸せ!もうホントにかっこいいし、燃えるし、血湧き肉踊るし、熱くなるし、最高過ぎる!やばい!映像も役者もストーリーも音楽も全部やばすぎ!シンプルだけど、そこが最高!

すごいよ、ザック・スナイダーは!というか、フランク・ミラーがすごいんだろうけど、ワンカット、ワンカットがめちゃ丁寧に作られてて、それが物語の節目節目をしっかりと締めてる。原作通りに全部作られてて、ワンカットキレイに出る所は完全再現してるらしい。嵐が来て、船が沈むところのカットなんて、オレ声出たもんなぁ。それだけじゃなくて、動かす所はしっかりと動かし、早回しとスローを組み合わせた長回しの殺戮シーンは最高!

ちゃんと、血も腕も首も足も飛ぶからなお最高!

この長回しをオレはずっと、ずっと待ってた!

これだけの世界観だから、セリフで説明的な事を喋らせるわけにいかない。だからナレーションなんだけど、これもいい。というか、キレイな映像を壊すくらいなら、『バリーリンドン』みたいに、ナレーションで突っ走るしかないんだよ。おっぱいもあるし、男臭いし、汗臭いし、ムキムキだし、最高!最高!最高!最高!

主演の男もかっこいいんだけど、それ以外の役者も男臭くて、いいっすねぇ。敵国が攻め込んで来て、それを300人の戦士で迎え撃つっていう映画だけど、そのシンプルさが最高すぎるんだよ。あと、ぱてんさんもおっしゃってたけど、盾がいいっすね、よく考えたら、映画の中で盾ってあまり観ないっすもんね。鎧は着てなくて、兜と盾だけなんだけど、それがいい。ホントにいい部分がありすぎて、困る。

こんなにおもしろすぎる映画なのに、年に1本くらいしか映画を観ない人が『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ハリーポッター』を観る事が腹立たしい!

ドーン・オブ・ザ・デッド』で世界中の『ゾンビ』ファンを敵に回したザック・スナイダーだけど、この傑作を前にしたら、ひざまずくしかねぇだろ?いや、男はひざまずいちゃいかん!

「ここはスパルタだ!」

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2007-06-08

[]まぼろしの市街戦 08:53 まぼろしの市街戦を含むブックマーク

起きて速攻『まぼろしの市街戦』鑑賞。ずっと頭の片隅にあって、見たかった作品。フランス戦争映画という以外、なんの情報もなく見た。hackerさんに聞いたけど、精神病院の話なんだよね、あと動物がどうのこうの。『12モンキーズ』みたいだ。それだけ聞くと、

まぁ見た訳だけども…すばらしい!!!無駄が全く無いし、ブラック度も高い!

いろいろ言う事もたくさんあるけども単純に、

凡人が殺し合う方が狂人よりも遥かに狂ってるって事でしょ。あのラストはいいですね、驚きました。それだけじゃなくて、ストーリーもいい。しかも書けない(笑)

映像はビスコンティとギリアムを足して2で割ったような感じで、アメリカでは絶対に出来ない。ビスコンティのようにこってりしていて、ギリアムみたいにおもちゃ箱をひっかきまわしたようなポップさがある。重厚な絵作りと楽しさが共存してるだけじゃなくて、戦争を扱った映画だから、テーマも深い。絵だけ見ると、主人公の造形がよくて、それだけでグイグイ引き込まれていく。カメラも意外と動いて、1枚の絵として捉えてない所が好きかなぁ。

舞台でもやれそうな感じですけどね、原作は舞台かなにかなのかな?ちょっと勉強不足ですけど。ある村に時限爆弾がしかけられて、村人が全員避難するんですね、でも精神病院にいる患者はまだその村に残ってて、全員、外に出て来て、自分たちの街を作りだすという話なんですわ。主人公は時限爆弾がどこにあるか調べにきたんだけど、その患者(まぁこの場合狂人と書いても大丈夫だろう)に王様と勘違いされて、いろいろもてなすんです。

映画の中で白痴ってピュアの象徴みたいに描かれるでしょう。この映画もそういう感じなんだけど、一体何を持ってして狂人なのかっていう基準がね、人それぞれであって、この映画の場合、「精神障害者を狂ってるっていうなら、正常な精神で人を殺す方がよっぽど狂人だっていう」メッセージがある。しかもそれが説教臭くなくて、ホントにおもしろおかしく、楽しく描かれる。見事。

これは何回でも観たいですね、しかも観れば観るほど好きになっていく映画だと思います。

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2007-06-07

[]宿題 08:56 宿題を含むブックマーク

一通り音楽を楽しんだ後、昼飯を喰って、ラス・メイヤー映画でも観ようかなぁと思ってたら、ピンポーンとインターホンが鳴った。何かと思ったら、みかん星人さん(http://mikanseijin.moe-nifty.com/logbook/)からのお届けものだった。みかん星人さんが、私に観せたいと思っていた映画、観た方がいい映画、本などを送ってくれたのだ。オフ会の時にそんな話があったけど、まさかこんな大量に来るとは!

そこでの目玉は…やっぱりまぼろしの市街戦』!ビデオ屋に無くて、探してたんですけど、みかん星人さんの粋な計らいで送ってもらう事になり、お言葉に甘えさせていただきました。

一応これを観るのは宿題らしい。『カプリコン・1』 『まぼろしの市街戦』 『昼下りの情事』『夜の大捜査線』『ジーザス・クライスト=スーパースター』『千年火』が届きました。あと本が2冊。しかし、すごいチョイスだなぁ、友達が「これ観た方がいいよ〜」とかいうノリじゃない(笑)ホントにありがとうございました。マジで楽しみです!こんな宿題ならずっとやりますよ。

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2007-06-06

[]ボーン・スプレマシー 09:01 ボーン・スプレマシーを含むブックマーク

起きて『ボーン・スプレマシー』鑑賞。まさにタイトル通り最高!おもろい!いやぁ、期待してない分、驚いた。ホントにめちゃくちゃおもしろかった。すごいよ。確かに派手な爆破とかは無いけど、すごくハラハラするし、音楽の使い方から、ロケ地から、全て完璧に機能してる。私はよく、『人が死にまくれば、あとはどうでもいい』とか言ってるけど、こういう映画も必要だよ。海賊が大ダコとどうのこうのとか、短髪や長髪になるトム・クルーズのヤツとかも映画界には必要だけどね。

アクション映画って派手なアクションがあって、見せ場はそこだけになってしまうでしょう。さらに続編を作るとなると、前作を上回らなければいけないし、展開とかも決まってくる。そうすると、1つの見せ場をメインに脚本を組み立てたり、予告編もそういうシーンで構成されるから、決まりきってて、観に行く気が失せるんだけど、『ボーン・スプレマシー』は、

ハリウッドとはこうならなければならないという定型からグッと飛躍する事に成功した作品。

『ボーン・アイデンティティ』は記憶喪失になったヤツが政府絡みの組織から追われるっていう、お決まりのヤツに、マット・デイモンという個性、ヒッチハイクした娘、普通のハリウッド映画では地味過ぎる見せ場などをうまく使って、まったく新しい映画に仕上げた。領事館からロープ無しで逃げるとか、ボロいミニクーパーで逃げるとか、全部地味なアイテムだったからすごい。っていうか、そりゃそうだよね、リアルに撮るとしたらそうなる。これが他の監督だったらば、地味過ぎるからと言ってもっと派手にするんだけど、ダグ・リーマンはそこを分かってた。『ボーン・アイデンティティ』がよかったのはあえて地味にして、逃げるシーンなどすべてにリアリティを持たせた事。その意図が読み取れなかった人にとっては物足りないという作品になってしまったんでしょう。しかも、組織はボーンが記憶を失ってる事を知らないから、ボーンの目的がわからない。ボーンも自分が何をやってたかが分からないから、互いを探り合う行動がおもしろくて、そういうのも新しかった。しかもこういうプロの映画がヒットした事もすごいんだな。まだまだ今の客も捨てたもんじゃない。

さて、続編になるとそういう「記憶喪失の男が組織に狙われる」っていうプロットが使えなくなるでしょう。使えたとしても前作ほどのインパクトがなくなる。だからどう持っていくのかが気になったけど、さすがだった。記憶がまだ完全に戻ってない事で、濡れ衣を着せられて、さらに復讐が絡むというのがいい。ボーンの行動、そして組織の行動、どっちもスレスレでニアミスするから、ただ早足で歩くシーンだけでもドキドキする。こういうのは映画じゃないと出来ないし、映画にしてこそ意味がある作品だよ。特に電車から電車、さらに船にまで飛び降りるシーンなんかはドッキドキしたし、タクシーのカーチェイスもホントにすごい迫力で、地味な映画のテンションを一気に上げる。音楽の使い方が秀逸で場面が緊迫していくにしたがって、音楽も盛り上がるという、そういうのもうまかった。

ただ、1つ文句があるとすれば手持ちカメラ。ちょっと多過ぎる。手持ちカメラは迫力を出すにはいいけど、短いカットでパッパッとやられると何が起こってるのか分からなくなるからね。監督が変わった事で、自分のカラーを出したい気持ちは分かるけど、それが映画に合ってるかどうかは別問題だからさ、『ボーン』シリーズは『エイリアン』シリーズみたいに、劇的に変えれないでしょう。だからもっと弁えて欲しかった。格闘シーンも細切れのカットと手持ちカメラのせいで台無し。それくらいかな。文句があるとするならば。

新聞記事とジョギングのカットバックもうまいと思ったし、手持ちカメラが活きてるシーンもあったし、何よりも素晴しいのは『ボーン・スプレマシー』は1時間40分で終わる!もうたらたらと2時間30分だとか、ましてや『パイカリエンド』みたいに3時間もやるような映画はこりごりだ!とりあえず、ハリウッドの連中や無駄に説明が多くて長い映画ばっかり作ってるヤツらはこれを観ろ!バカたれ!

というか、『スパイダーマン』とか『パイカリ』とかは、映画をまったく観ない人も観に行くでしょう。だからさ、映画ばっかり観てる人がそういう映画をあえて勧めるのは、もういいよね。確かに『ボーン』シリーズはヒットしたかもしれないけど、『スパイダーマン』とか『踊る大捜査線』とかを観に行く人は映画館にまで行って観ないはず、だから私はこういう映画を積極的に勧めていきたい。あえてね。これはオススメです!

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2007-06-05

[][]狙撃手が主人公だと、、、 09:04 狙撃手が主人公だと、、、を含むブックマーク

どうしようか迷ったが、結局暇つぶしに『ザ・シューター』を観に行った。みかん星人さんの話だと、原作がめちゃくちゃおもしろいらしいのだが、映画版はどうかと言うと…まぁ、普通(笑)これ見て思い出すのは『ボーン・アイデンティティ』だね。すご腕のヤツがわけもわからず、政府の陰謀に巻き込まれるってヤツ、んで、この手の映画は好きだから、それだけで観に行ったんだけど、主人公がさ、めちゃくちゃすご腕のスナイパーなんですね、んで、どんな遠くからでも人を撃てると、それが映画ではなんか弱点になってる気がして、ハラハラしないんですよ。

例えば『プライベート・ライアン』ですご腕のスナイパーが味方の1人として、居ますよね?そうすると、すごく頼りになって、戦闘シーンとかもいろんなパターンに持ち込めるじゃないですか?

フルメタル・ジャケット』になると、後半スナイパーに狙われるシーンで、遠くから狙われて、どんどん味方が死んでいくわけですよね、すると、どこから狙われてるかわからんから、すごく怖い。

そういう風に狙撃手って、物語を進めていくコマとして使うんだったらいいと思うんですけど、『ザ・シューター』はすご腕のスナイパーが主人公でしょ?んで、主人公だと、そいつ目線の話になるわけで、すご腕のスナイパーは遠くから狙えるから、どんなに危機的な状況に陥っても、隠れて、遠くから撃って、意外と、切り抜けられるんですよ、これは個人的嗜好の違いもあると思いますが、だから、普通におもしろい映画ですけど、それ以上の何かがあるか?と聞かれると、何もないと答えてしまう部類の(笑)

んで、頭を撃ち抜くから、そこで血しぶき飛ぶのはいいんだけどさ、その前に『300』の予告編見ちゃったから、やっぱり、剣でばっさー切られて、血がぶしゅしゅしゅーって飛び散る方が好きだわ、早く『300』見てー!!!!!!!みんな絶賛してるんだもん、ぶっ殺すだけの映画らしいんだもん、オフ会でも言ったけど、そりゃおもしろいに決まってるだろ!

お、話を戻します(笑)『ザ・シューター』は監督がアントワン・フークワで確か『リプレイスメント・キラー』の監督だよね、『リプレイスメント・キラー』はジョン・ウーの猿真似で、まったく中身のない映画だった。チョウ・ユンファはかっけーけど。んで、MTV出身の監督さんで、『リプレイスメント・キラー』しか見てないけど、『ザ・シューター』はわりかし普通なんだよね。映像が。そこまで凝ってない。

冒頭の空撮から、銃口に寄っていく長回しはちょっと鳥肌立ったけど、それくらいかな。ツッコミどころもあるし、映像は普通だし、ホントに暇つぶしにもってこいの映画ですね。ただね、ラスト付近で『え?そういう風に終わっちまうの??やっぱりアメリカ映画だわー』って思うんだけど、やっぱりそうじゃなかった。最後の最後で気持ちいい終わり方をする。あのラストがなかったら、駄作寄りだったな。これ、同じプロット時代劇にすれば、おもしろいと思うけどね、それくらいあのラストは好き。

さっきも書いたけど、これ見てすぐに『ボーン・アイデンティティ』見たくなったよ。私ね『ボーン・アイデンティティ』ってすごく好きな映画なんですよね、意外と評価されてない気がする。巷にあふれるカスなハリウッド映画の中ではかなり高水準だと思うんですけど、これは私だけか?

だって、持っていきかた、音楽、展開、マットデイモンのキャラ、凝りすぎない映像、骨太な演出、全部うまいよ、『ザ・シューター』もこの監督に任せれば、もっといい映画になった気もする。プロットはシンプルだけど、小技が全編に効いてて、これぞプロの仕事と言うべき作品でしょう、迫力もあるし、まったく飽きさせないし、緩急あって、見事だよ。パリを舞台にしたり、すごく凝ってるし、フランカ・ポテンテを出した事も評価すべきだと思う。元々、記憶喪失もんが大好きな私としては、映画館まで観に行きましたからね。分かる人には分かる作品。

帰りにビデオ1寄って『ボーン・アイデンティティ』と『ボーン・スプレマシー』と松本人志のビジュアルバムをレンタル。

私は『ボーン・アイデンティティ』が好きなくせにボーン・スプレマシー見てないの!(笑)だってぇ、記憶喪失が肝なのに、それが無くなったら普通の映画な気がして……でも、一応借りてみましたよ。どんな感じかしら。。。。。

卵かけ納豆ご飯を喰らい、『ボーン・アイデンティティ』を久しぶりに鑑賞。

やっぱりおもろい!これは秀作と傑作の間くらいの作品ですよ。だって、初めて劇場で観たときから、かなり経ってるはずなのに、ほとんどのシーン覚えてたもん。それってやっぱり作品がおもしろかったから、覚えてたって事だもんね。マット・デイモンっていうのがいいんだよ、あいつにあの役をやらせた事がいい。これがトム・クルーズだったらまったくおもしろくないんだよ、ちきしょーめ。

ボーン・スプレマシー』も早急に観なきゃ。でも、あの展開からどう持っていくんだろう。わくわく。

わたるわたる 2011/08/12 15:40 はじめまして。いきなりすみません。しかもこんな古い日記に(笑)
「アガサさん」のブログからのリンクでこちらにたどり着きまして、仕事中に日記を読んでいて、どんどん日付をさかのぼりここまで来ちゃいました・・・。
「ボーン・アイデンティティ」は最高の映画の1本だと思っています。
僕は3作の中でも一番好きです。

ところで、このブログ最高です♪
これからまた読み続け、今週中には2006年6月までたどり着いてしまいそうです。

katokitizkatokitiz 2011/08/12 19:42 >わたるさん
はじめまして、ありがとうございます!この辺のはまだ文体も定まってなくて、とても恥ずかしいですが、ここまでさかのぼっていただけたのなら、もうこの辺のエントリを残しておいてよかったです。

ボーン三部作はぼくは押し並べて好きですが、やはり一作目ですよねぇ。

実ははてなダイアリーを始めたのは2008年11月なので、それ以前のヤツはいずれ削除しようと思っていたのです。ただ、こういう方がまれにいらっしゃるし、とてもありがたいことなので、やはり消すのはやめようと思います。ありがとうございます。

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2007-06-04

[][]何故ジョギングするかって?汗で体の水分を蒸発させて涙が出ないようにするためさ! 09:10 何故ジョギングするかって?汗で体の水分を蒸発させて涙が出ないようにするためさ!を含むブックマーク

失恋したんで、なんか、映画でも見なきゃと思って、いろいろ自分のコレクションを漁ってたら、見つけたよ!失恋した時にぴったりの映画を!これしかないじゃん!なんで気づかなかったんだろう!

それは恋する惑星だ!

恋する惑星 [DVD]

恋する惑星 [DVD]

恋する惑星』って私、大好きな映画の1つで、部屋にポスターを貼ってるくらい好き。それこそ、映画の好みはかなり変わったけど、『恋する惑星』だけはずっと好きでいられると思う。けっこうリアルタイムに近い感じで見て、確か衛星放送でやったヤツが最初だったかな?まだ映画にハマる前ですよ、中1くらいの時に見て、『なんだ?この意味の分からない映画は!』と思ったんですが、なんとなく、後に残る映画で、見直したら、すごく感動しまして、私ゴダールよりも先にウォン・カーウァイを知ってたんでね、ゴダールを見た後に見るとまたビックリする。

その昔、好きな女の子にビデオをあげたら『何この意味分かんない映画』と言われた事がある(笑)

恋する惑星』は2部構成で金城武演じる刑事とトニー・レオン演じる刑事の2人が、それぞれ違う女の子とすれ違いの恋愛を演じるわけですが、ホントに説明的な演出が一切無い映画で、実は今でもちゃんとしたストーリーがよくわかってない(笑)ブリジット・リンは何をしてる人なのか?とか、そういう細部が分からないけど、それよりもテーマがさ、いいよね。ヘタなラブストーリーよりもそういう言葉に出来ない気持ちを映像で表してる。なんか、誕生日が賞味期限のパインを30缶買って、それまでにヨリが戻らなかったら、忘れようとか、けっこう、現実味がないんだけど、それでもなんかおもしろくて、つい見てしまう。

ストーリーも登場人物も変だけど、映像も変で、コマ伸ばしを使ったり、逆光になったり、夜の映像は自然光で撮ってて黒く潰れたりしてるんだけど、それがなまじっかリアルでね。そういうところもゴダールっぽいと思うんですが、そういうところも好きかなぁ、気楽に撮ってる感じが。

特に前半の話が染みるんですよ、金城武はエイプリル・フールにフラれて、それがウソだと思ったという設定で、彼女とよく来た店に毎日顔を出して『いつか来るんじゃないか?』って思ったり、留守電にメッセージが残ってるかどうか、毎日チェックしたり、彼女の家のまで缶蹴りして時間潰したり、いろんな女の子に電話して飲みに誘うけど、断られたりね、行動がこっちの恥ずかしい所をついてきて、なんとも言えない。

セリフというか、ナレーションがキザで映画の冒頭から、

『雑踏ですれ違う見知らぬ人々の中に将来の恋人がいるかもしれないーその時、彼女との距離は0.1ミリ、57時間後、僕は彼女に恋をした』

とかいうわけですよ、またそれがかっこよかったりして(笑)失恋してね、ジョギングするんですね、金城武が、そんでなんでそんな事をするのかというと、汗をかいて、水分を蒸発させて、涙が出ないようにするためだと、うーんキザというか、映画っぽいというか、

この映画金城武はホントに個性ですよ、いいですよ、初めて観たときはおかんと観たんだけど、あのね、この映画を見て2人で「こいつ何モンなんだ!」って言ったもん。今でこそ日本語の演技には違和感あるけど、この時ね金城武は英語も広東語も北京語も日本語も話すの、特に日本語のセリフがホントにリアルで、多分、あれはアドリブなんだろうけど、ああいう演技が何故日本で出来ないんだろうと思いますね。『お前子供いるの!?それはそれはなによりで〜』とかさ、脚本家では絶対にあんな言葉思いつかないもん。前半の金城武はホントにいいなぁ。

つーわけで、これから私もひとっ走りしてきます。何故?それは汗で水分を蒸発させて涙が出ないようにするためさ!

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2007-06-03

[]映画というか、コントとしての『大日本人09:16 映画というか、コントとしての『大日本人』を含むブックマーク

思いつきで『大日本人』を観にいく

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おもしろかった!めちゃ笑った!

映画としては完全にぶっこわれていて、フェイクドキュメンタリーの体裁をとってるんだけど、カット割のリズムも手持ちカメラの揺らぎもレンズフレアもしてる映像からも分かるように、全体的にゴダールのそれのようで、そこに松本人志らしいディテールの積み重ねの笑いに包まれた至福の二時間だった。

確かにやってることは完全に今までの延長線上にあるものだから、そこに新鮮さとかはないし、映画というよりはホントに10億かけたコントだと思う。これは映画って呼んじゃだめでしょ?でも、その映画じゃない形が、松本人志が撮る『映画』になってるんですねぇ。

すごかったのが、映像だけで分からせる演出の数々ですね。これ実は日本の監督でしっかり出来てる人っていないんですよ。例えば大佐藤がどういう家系でどういう歴史を歩んで来たのかというのは、部屋に飾られた写真やニュース映像だけで分かるし、アドリブで構築したセリフ回しも気が効いてて、特に日本を守るヒーローと自覚してる彼が、増えるわかめに妙なシンパシーを感じてるとかおもしろい。松本人志という役者がいかに魅力的かというのもよくわかったし、あれ他の監督だとああいう演技にはならないというか、松本人志監督が松本人志という役者をよく分かってる使い方だったんじゃないでしょうか。

まぁ、真面目な映画でもあるんですよ。「日本人よ!もっとしっかりせんかい!」とか、伝統とか、離婚、家族、老人介護、はたまた軍事関係とか、日米のこととか、まずコントにしては、かなり盛り沢山なメッセージで、しかも受け取りやすいように提示している。説明的な演出は一切無いし、そこに映ってるものからすべてを受け取れ!という突き放したことがホントによかったですね。

松本人志の本で『松本裁判』っていうのがあって、そこにエディプスコンプレックスというのが松本人志のキーワードとして出て来たけど、それも重要なファクターになってて。まぁ、母親に対する愛情がどうのこうのというのはなかったんだけど、だから、松本人志個人としても、松本人志の作品としても集大成的な物になったんだと思う。

にしても、後半がやっぱりすごかった。『頭頭』とまったく同じ方法論なんだもん。

老人介護問題とかも、全部前フリでとにかく衝撃的な結末でしたよ。これは「謎にしていた」というよりも、説明出来ない映画だったということが本当に見れば分かる。この映画松本人志の過去作になぞらえると『頭頭』と『トカゲのおっさん』と一人ごっつの『義父』を足して金をかけた感じ。

この間、別のエントリで内容について予想してみたけど、結構当たってたんじゃねぇか?でも、後半がすごいけど、『頭頭』みたいに笑いがないわけじゃない、ちゃんと前半にも笑いを散りばめている。インタビュアーのタメ口には映画館も沸いてた。まぁとにかく映画と呼べるかどうかは分からないが、しっかりした松本人志の新作コントを是非劇場で観ましょう。