単なるアメコミの枠を越えた歴史的傑作!


ネットでアメコミの事をいろいろ調べる。やはり『イヤーワン』『ダークナイト・リターンズ』『キリングジョーク』は絶版になってるようだ。くそう。読みたい。。。。マイミクの人も記事で書かれていたが、『ダークナイト』が公開された時に目立ったレビューで「アメコミの枠を越えた傑作」というのがある。ウィキペディアにも書かれていたが、あれは一例でもっともっとその数は多い。

これとは違うが、私も前に「単なる香港映画を越えた」とか良く使っていて、確かにこの言い回しは香港映画をバカにしてる節がある。言い訳させてもらうと、私は香港映画がすごく好きだ。ただ、すごく好きなんだけど、一般的に香港映画というのはちょっと地位が低いような気もして、そういう風な偏見を持ってる人にも分かりやすく説明するために使ってたのだが、もう二度と使いません。すいませんでした。

ただ、これだけは言っておきたいのだが、香港映画やゾンビ映画、血しぶきホラーを愛する私としては「どーせ、ゾンビ映画でしょ?」とか「どーせ香港映画でしょ?」とか「どーせアニメでしょ?」いうナメた言い回しで否定するのだけは絶対に許せない。っていうか、殺します。ゾンビ映画に至っては、その偏見たるやすごくて、頭ごなしに否定していたオレの親父に説明する時も小一時間かかった。確かに『ハウス・オブ・ザ・デッド』なんていうふざけた映画もあるが、その元祖と言われているロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』や『ゾンビ』は「単なる」という言葉では片付けられないんだよ!ファック!

だから『ダークナイト』の時に良く出て来た「アメコミの枠を越えた」という言葉には「ちょっと待て!」と言いたくなる。だって、、、絶対にアメコミとか読んでないでしょ!!

「アメコミの枠を越えた」で検索すると13000件引っかかり、「単なるアメコミ」で検索するとなんと数はもっと増えて42500件にもなる。この中でアメコミを愛好する人は何人居るか分からないが、もしこの人達全員がアメコミを愛好してるとしたら、、、、もっと本屋にアメコミは並んでるし、絶版になるなんて事ないわ!ボケ!

確かにアメコミは日本では売れてないだろう。値段が高いというのもあるが、それ以前に本屋に売られていない。新潟でいろんな本屋で探したが、ツタヤは言わずもがなで、あの紀伊国屋に至っては、3冊しか置いておらず、マジで店でブチ切れようと思ったくらいだ。1番マシなのはジュンク堂で、アメコミのコーナーがあったが、それでも日本のマンガに比べると数はカスみたいなもんである。

ここまで書いておいてなんなのだが、実は私もアメコミはほとんど読んだ事なくて、しいて言えば、フランク・ミラーの『300』と『ゴーストワールド』とスヌーピーでおなじみの『ピーナッツ』数冊なので、ホントにアメコミというのは“単なるアメコミ”なのかを調べるべく、買ってみる事にした。

なので、チャリをこいで、ジュンク堂紀伊国屋に行く。買って来たのは以下、

バットマン:ダークナイト・ストライクス・アゲイン (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

バットマン:ダークナイト・ストライクス・アゲイン (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

BATMANオリジナル・コミック日本語版

BATMANオリジナル・コミック日本語版

X-MEN (1) (アメコミ新潮)

X-MEN (1) (アメコミ新潮)

ヒストリー・オブ・バイオレンス

ヒストリー・オブ・バイオレンス

んで、買って帯を取ってから気づいたんだけど、『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』は『ダークナイト・リターンズ』の続編らしい、、、、がーん!

帰ったら、『Vフォー・ヴェンデッタ』のコミックが届いていた。買った総額は、とんでもない事になったが、まぁ彼女はクリスマスにプレゼント交換をする事を望んでない人なので、自分へのプレゼントという事で。というか、それが本来の形だけどな、今日はジョンの『Happy Christmas (War Is Over)』を聞いて、平和を願うぞ!ファック!まぁ、夜仕事だけど、あういぇ。