Hatena::ブログ(Diary)

小鳥が飛びこむので

2010-03-04

ダメな人の特徴10項目

| 21:43

  • 自分に甘い
  • 誠意がない/見えない
  • 反省しない
  • 喉元過ぎれば熱さ忘れる
  • 見通しが甘い
  • スケジュールできない
  • 時間にルーズ
  • 一度決めたことを途中で放棄する
  • 人に悩みを打ち明けない、自分で抱え込む
  • 挨拶ができない

以上!

2009-05-07

これから公開する翻訳について、欲しいのは「批判」

| 03:46

これから公開される翻訳についての言及と、それに対してのPJリーダーの答え

昨日もエントリを起こしたが、「翻訳の質」という部分について言及があったので、改めて書く。

上記のParty in Preparationさんからの引用。リーダーと同じく参考にすべき点ばかりで、非常に重く受け止めた。

どんな人たちがメンバーなのか分からないが、提案者の年齢から推しても若い人が中心なのではないかと推測され、中には翻訳の経験が少ない人もいただろう。大変な作業であったと想像される。

「自分たちは日本人なんだから日本語はじゅうぶん理解できる」とばかり、「原文の解釈」が軽視されるようであれば、それは大きな間違いだということを言っておきたい。

たとえば羽生名人の「ああ、ああ、はい、はい、読みました。どうも、はじめまして」(本書147ページ)という発言―これなど羽生名人の口癖を見事に写し取った記述であり、将棋ファンなら、ここを読んだだけで羽生名人の多少メガネが落ち気味の(今使用しているメガネは少しずり落ちている場合が多い)表情と、そのひょうひょうとしたしゃべり方を思い浮かべるのだが、それを英訳しようとすると、一筋縄では行かない。

いずれにせよ、翻訳文はネット上で公開し、Wikipediaのように編集を自由化するプランであるようなので、文章のブラッシュアップはこれからも可能ではあるが、最初に公開する翻訳文が良ければ良いほど、後の修正も楽であり、なによりも出発点のレベルが高ければ到達点もまた高くなる。

メンバー同士もまだネット上だけの付き合いなのでハッキリとはしませんが、メンバーの翻訳経験はほぼ皆無に等しいと思います。羽生名人の発言についても日本語のまま残してありますが、メンバーの中にその意識があったのかといえば、疑問符がつきます。職業で翻訳家をされている方に対して答えているというのを考えると、書いていて悲しくなるくらいです。

ただ、僕は完全にプロジェクト内部の人間なので、これ(特に最後の文など)を受けてid:shotayakushijiが躊躇しなかったのに正直、安心しました。

「限界とそして希望」とはよく書いたもので、第一段階を担当した僕らにはこれから公開するクオリティ限界でした。彼とまったく同じことを言えば、それでも僕も未来に期待したい。


なぜ僕が昨日「下地」という言葉を使ったのかといえば、下地すらなかったら何も生まれないからです。今回、梅田さんは何語に翻訳しても自由という宣言をしましたが、日本語については2章と5章を除いて素材は本にしかありません。だから、僕らは今回一刻も早く下地を揃えることに集中しました。

また、多くの方が今後行われる作業を「修正」と書かれていますが、僕は「差し替え」というレベルでもいいと思っています。

「この翻訳はひどすぎる。俺だったら、もっと上手く訳せる」

そのような方がどんどん出てきてくれれば、どんどん訳は良くなっていくはずです。


この後、このプロジェクトがどんな方向に進むのかはまだわかりません。でも、こういう風になればいいなという情熱だけは持ち続けて、これからも僕のできることをしていきたいと思います。

salamancasouryusalamancasouryu 2009/05/08 23:25 将棋を世界に広めるという観点からは、スピードが大事だと思うし、このweb上の実験という観点からも今回のようなスピードはすばらしかったと思いました。
英語ネイティブの人もかかわっていくことにより、将棋が世界に広まることにいっそう貢献できると思います。

2009-05-06

一冊の本を「群衆の叡智」で翻訳する、これは大きな実験である。

| 01:23

4/20梅田望夫さん(id:umedamochio)が『シリコンバレーから将棋を観る』の翻訳フリー化宣言を出し、

4/29id:shotayakushijiみんなで丸ごと英訳プロジェクトを立ち上げた。

シリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代

シリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代

そして、もうご存知のように5/5(5/6未明)の時点で一冊の本の下訳が一週間で完成した。



僕はといえば、最後のブログの筆者であるid:Moto_Mtwitter(@SaitoM)経由でこのプロジェクトの存在を知り、リンクを飛びプロジェクトリーダーのid:shotayakushijiの文章を読んだ瞬間、またしても直感でプロジェクトへの参加を決めた。id:shotayakushijiは偉い。何事もそうだが、やると言って実際にやる奴は少ない。彼の場合、プロジェクト開始前にもう既に訳し始めていたのだから素晴らしい。その後のプロジェクトの進捗のスピード感とその興奮は、上記の3人のブログで語られているので、是非各々のブログを一週間分読んでみていただきたい。まったくもって同感である。

書きたいことはすべて既に書かれてしまっているが、僕の手でもう一度強調して書いておきたいのはid:takuya514の存在だ。Google GroupsのMLにて行われた翻訳の第一段階において彼の翻訳量とそのスピードは他のメンバーを凌駕していた。id:shotayakushijiとともに、まさにオープンソースプロジェクトにおける熱狂的リーダーである。

梅田さんが以前本の中で

オープンソースが成功する時には必ず、その中心に狂ったような奴がいる」

と書いていた気がします。

彼らは、はまり方の度合いが違うんです。

今回はid:shotayakushijiと本間さんの情熱が全体を引っ張っています。

彼らのの熱にほだされるように、僕らも時間を惜しげもなくコミットしている。

なぞなぞ認証 - はてな

プロジェクトに申し込んだ時点で僕は、

  1. 他のメンバーより英語の能力が劣っていることは明らかで
  2. それでも絶対にこの試みには参加したかった

それはオープンソース的手法はなにもソフトウェア専売特許ではなく、今後のインターネット時代には色々な分野に適応できるはずという問題意識を持っていたからだった。実際、やってみたら予想以上に自分の能力がなくて若干自己嫌悪があったりしたのだけど。

しかし悩んでいても仕方がないので、僕は自分のできることを考え「ファシリテーター」という役割を選んだ。

最初のうち、Google Docs上で翻訳の作業は進んでいるのになかなか進捗の共有の報告が為されていなかったので、メールの流量が増えるように工夫したり、下訳が完成しWisdom of Crowdsに任せる次の段階ではどのようなプラットフォームがいいか検討したり、実際に公開場所を設置したりする作業を行った。自分には何ができるか考え、できることをすることがやはり大切である。


梅田さんはこの本の中でこう書かれていた。(p.90)

将来的には、ネットでの解説中継や映像配信などによって、将棋ファンの誰もが自宅にいながらにして、「対局の現場」を体感できるようになるはず(中略)しかし現実には、誰かが未来を先取りした酔狂な人体実験を繰り返さないと、技術だけが進化し続けても、アプリケーションがうまく生まれず、世の中は変わらない。

私がその人体実験の先鋒として「ベストを尽くしてみよう」と思ったのだ。

そう、今回のこの翻訳フリー化宣言という試みも、インターネットの特性を生かすことで海外の将棋ファンにこの素晴らしい文化と日本のプロ棋士をもっと深く知ってもらうという新しい実験なのだ。梅田さんはこの大きな実験に自分の身をかけて、取り組んでおられる。ワクワクするではありませんか。

この熱意に共感して、プロジェクトの初期メンバー14人はこの一週間動いてきたのです。


第一段階では、スピード感を重視してより多くの人が早くこのプロジェクトに参加できるような下地を作ることに集中した。したがって、はてブのコメントで翻訳の質について言及があったが、正直にいって直すところだらけだと思う。

でも、だからこそ、皆さんにこの実験に協力してほしい。

第二段階では多くの人が自分のスキルに合わせて参加できるように、はてなグループModern-Shogiを作成した。今週末までには翻訳が公開され、今後はここを中心としてオープンな議論を展開していく予定。


少しでも、おもしろいと感じたら是非グループに参加してください。

あなたの参加をお待ちしてます!

2009-04-05

カンファレンスに参加したのに特に理由など無かった

| 17:02

f:id:katsu8:20090323163958j:image:w400

シリコンバレーカンファレンス2009に参加してきて、その渡航前や期間中や行ってきた後に「わざわざシリコンバレーに行く目的は?」ということをよく聞かれました。

その度にのらりくらりと「空気感を感じてくる」とか「現地で知り合いを増やすため」と答えていましたが、それはどれも当たらずとも遠からずで、正直なところあまり具体的な理由は持ち合わせていませんでした。

10月に参加申し込みをしたのは、直感とほんの少しの好奇心。いま思えば、色々と進路について思い悩む時期に今まで触れていなかったものを見て、考える契機がほしかっただけなのでしょう。


なので、渡辺千賀さんのこのエントリーで「日本人がシリコンバレーで働くのを支援する組織であるJTPAが主催するイベントで、『愛国心はないのか』と聞かれびっくりした」とおっしゃっているのに対して、参加者としては海部美知(id:michikaifu)さんのコメントにあるカーブを投げたというのが一番正しいところなのだと思う。

参加者の大半は、今すぐにシリコンバレーで働きたい人でもその愛国心とやらを持ち合わせている人でもなく、恐らく自分と同じように「シリコンバレーという土地がどんなところで、どういう人がどういう考えで働いているのか、今後の選択肢の一つとして参考にするために見に来た」人だからです。


さて、シリコンバレーが実際にどういう土地なのか興味を持ったのはやはり梅田望夫(id:umedamochio)さんの「ウェブ進化論」を読んだ影響が大きい。ベストセラーになったこの本は、いわゆるキャズムを超えて一般人レベルまでウェブ世界やシリコンバレーという土地のダイナミズム、オプティミズム(楽観主義)というものを教えてくれました。

今読み返してみると、あとがきに

「お互いに理解しあうことのない二つの別世界」*1が生まれてしまうことを懸念し、できれば二つの世界を架橋する共通言語を提示したいと考えた。

とありますが、売れたことである程度当初企図した目的は果たしたのではないでしょうか。


この本は2006年の出版ですが、確か本を手に取った当時の自分は大学1年生の5月か6月でした。早稲田大学政治経済学部経済学科というところに入学し、大学生活にやっと順応し始めていたころです。今は無き大きかったブックファースト渋谷店で平積みになっていたので偶然に買ったのだと思います。

オプティミズムに貫かれて(そしてきっと若い世代に向けて)書かれたこの本は、パソコンは大好きで小学生時代からずっと使ってきたけれどインターネットばかりしていて浅い使い方しかしていない文系の自分でもワクワクするような内容でした。

とにかく、当時は「ITの世界って面白い」「自分も関わってみたい」と無邪気に妄想していたのでした。


それから月日が経ち、「ウェブ時代をゆく」ももちろん発売後すぐに買って読了し、本の中でより具体的な行動の志向性が示されたにもかかわらず、日々に忙殺され何をつかむことも行動することもせずに時間だけがただ過ぎていきました。振り返ってみれば、本の中で理解した内容は何の身にもなっていなかったのでしょう。


そこにJTPAシリコンバレーツアーのカンファレンス化と今年は募集人数大幅増という便りがありました。ああこれは天が与えてくれたチャンスだと思い、応募開始初日に申し込んだのでした。

*1:「ネットの世界に住む」ように生きている世代と使ったこともないが日本を形作ってきた団塊以上の世代