鏡餅
先日、職場内での朝礼できいたお話。
『私、最近物覚えが悪くって』
から始まりました。
『うちはお餅が好きじゃないけど、お正月は鏡餅くらいいるよね、と思って年末に買い物に行ったら、便利なものがあったんです。』
ほーほー。
『それはビニールで包まれた鏡餅で、白いお餅の部分に砂糖が入ってるんです。』
へー。
『これだったら何年でも使えるから便利だから、今度来たときに買おうと思ってその日は帰ったんです。』
『それで、次に買い物に行ったら、その商品がなくって…。似た商品はあったんですけど、それは中身が本物のお餅でー』
えっ!?買っておけばよかったですね。
『で、その似た商品をよく見たら、『佐藤の鏡餅』って書いてあったんです』
ん!?
『いくら私でも「佐藤」を「砂糖」って思い込んだとは信じられないんですけど…』
ご本人は相当自信を失っていました。
誰しも、年齢的、その時の状況などによっていろいろあることでしょう。
でも、誰に迷惑をかけたわけでもないこの話、自然に駄洒落がつくれる能力ができたんだ、と考えれば前向きになれるでしょうか。