心理学にまつわる活動日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-10-17 科研費LaTeX このエントリーを含むブックマーク

科研費申請書類を書く季節ですが、科研費の書類を書く時はわたしは断然LaTeX派です。

レイアウトを勝手に考えてくれて、書式も整えてくれて、金額も計算してくれる。仕上がりもきれい。

書類作成中に図表が飛ぶ、罫線が思った位置に動かせない、改行記号が消えない、などでいらいらすることがないです。

もしまだMicrosoft Wordで書いている人がいたら、ぜひともおすすめしたいです。

科研費LaTeX

http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/~taku/kakenhiLaTeX/

2016-10-10 日本グループ・ダイナミックス学会第63回大会 このエントリーを含むブックマーク

日本グループ・ダイナミックス学会第63回大会で下記のタイトルポスター発表を致しました。

勝谷紀子・坂本真士「『新型うつ』はどう報道されているか(1):新聞・雑誌記事の内容分析」

おそらくこの学会では初めて?のポスター発表だったのではないかと思いますが、

何人かの方が来てくださってコメントをいただけたので良かったです。

ありがとうございました。

2016-10-09 要約筆記について

要約筆記のあり方について

難聴者の研究をするようになってから、要約筆記者対象の講習や研修の仕事もいただくようになった。

現場で活動する要約筆記者の方々の考えをうかがうにつれ、

「要約筆記=変更・省略・脱落が多い=利用者の知る権利を奪っている」

とも言い切れないんじゃないかと思うようになってきた。

「書ききれないから要約する」のではなくて、もっと積極的に「利用者の理解を促すために要約する」も

あっていいのではないかと思います。

話されたことをそのまま文字に起こしただけでは理解が難しい場合があり、整理・要約した伝え方のほうが

理解できる場合もあるのではないかと。

たとえば…

・利用者側で複雑な文章を理解する能力が落ちている場合(高齢者知的障害高次脳機能障害など)

・話者の側でわかりやすいor整理された話ができない場合(考えながら話していたり、話すのが下手だったり)

・日本語を聞いて理解する力が充分でない場合(外国人、難聴者など)

そう考えると、難聴者以外にも要約筆記サービスを活用して恩恵を得られる人が出てきそうです。

もちろん、どんなかたちでも全部を知りたいという方もいるだろうから、ニーズによって「話されたものそのまま」か「要約・整理されたもの」のどちらかを選べるようになればよいと思います。

2016-10-04 「統計入門」第3回

統計入門第3回

担当科目のひとつ、「統計入門」第3回目のこの日は代表値と散布度についてとりあげました。

じっと黙って聞いているだけの時間を少しでも減らすため、話すことは、作業内容の説明、学習内容のポイント解説だけになるべくしぼっています(長く話しがちなので、端的に話すよう気をつけたい)。

その後、代表値と散布度を求める問題を2題、書き込めば解答できる解答用シートを用いて取り組む時間を設けました。

最後に、重要ワード、2題の問題と解答、解答のポイントなどを材料に「統計入門解説ノート」を作成する作業をしました。教材作成の作業は、学習内容の知識を自分で活用して定着させることをねらいとしています。その後、自分でつくった「解説ノート」を読み返すだけでテスト対策にもなって一石二鳥…となることを考えています。

この日は配布したプリントにたくさん書き込んでしまってノートづくりに活用しにくいことがわかったので、次回はノートに使いやすいようなレイアウトにしようと思います。

2016-10-02 広島市要約筆記者対象ステップアップ講座 このエントリーを含むブックマーク

広島市での要約筆記者対象のステップアップ講座にいってまいりました。

13:00-16:30までの長丁場、参加者のみなさまおつかれさまでした。

厚生労働省カリキュラム準拠とある某要約筆記者養成用のテキストを見ると、

なぜかカウンセリングの基礎知識の節があるが、

ここではストレスストレスコーピングについてふれました。

2016-09-12 第22回全国中途失聴者・難聴者福祉大会in奈良 このエントリーを含むブックマーク

11月に開催される第22回全国中途失聴者・難聴福祉大会in奈良に申し込みました。

希望が通れば「第3分科会 難聴者の権利擁護と聞こえの健康支援センター構想のめざすもの」に参加できればと思います。

身体障害者手帳を持たない(持てない)難聴者についても議論があることを期待しています。

開催要項

http://www.zennancho.or.jp/info/data/mahorob2016.pdf

2016-09-08 日本特殊教育学会第54回大会自主シンポジウム このエントリーを含むブックマーク

9月に開催される日本特殊教育学会第54回大会にて、以下の自主シンポジウムを行います。

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自主シンポジウム44 9月18日(日) 11:00〜12:30 朱鷺メッセ 302B

難聴者のメンタルヘルスを支えるための心理的支援策

企 画 者:勝谷 紀子(青山学院大学

司 会 者:勝谷 紀子(青山学院大学

話題提供者:勝谷 紀子(青山学院大学

栗田 季佳(三重大学

名畑 康之(北海道大学大学院

指定討論者:河崎 佳子(神戸大学

小渕 千絵(国際医療福祉大学

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私も話題提供者の一人をつとめます。

難聴と精神的健康の関係について、これまでの内外の研究とわたし自身がおこなった調査を報告する予定です。

難聴の有無によって精神的健康の違いがあるかどうか、同じ難聴者でもストレスコーピングの種類によって精神的健康に違いが生じるかなどをお話できればと思います。

来月に要約筆記者対象の講習会の担当を控えているので、そちらでは話題提供の内容を活かして講習や実習ができればと思います。

2016-09-07 要約筆記者養成講習会 このエントリーを含むブックマーク

都内某所で要約筆記者養成講習会の授業を行ってきました。

受講者の皆様、お疲れさまでした。

難聴の研究を行うようになってから要約筆記者対象の講習会、研修会の仕事もいただくようになった。

養成講習会で「厚生労働省カリキュラム準拠要約筆記者養成テキスト」を用いている場合は、

13講の対人援助のところを担当することが多い。

中身を見ると、「中途失聴難聴者の臨床心理」という節もあるが、ソーシャルワークを解説する節もあったりして、

どちらかというと社会福祉よりの内容になっていると思われる。

講習の内容をテキストによらなくとも良い場合もあるので、講習会でとりあげたいことがらを

講習の経験をふまえて今一度整理しておく必要を感じたのだった。

まだ箇条書きだけれど今のところは、

難聴と精神的健康の関係

難聴者のコミュニケーションの特徴

難聴者の心理的格好

ストレスコーピング

というところだが、さらに具体的に詰めていこうと思う。

2016-09-06

「聴覚障害者の精神保健福祉を考える研修会2016」

「聴覚障害者の精神保健福祉を考える研修会2016」という研修会に参加しました。

わたしは「実践発表」というセクションでお話しさせていただきました。

難聴者の心理的な諸問題」という広いタイトルですが、これまでにおこなった難聴の方を対象にしたインタビュー研究などを紹介しました。

実践発表で報告された他の先生方は精神障害を持つろう者が中心の実践報告の話でした。自分の報告は聴覚障害者コミュニティでふだん生活しているのではない中途難聴者のインタビュー研究だったので、ひとりだけやや異質な感じになっておりました。

よく「ろう・難聴」とひとくくりにされることが多いけれど、普段良く使うコミュニケーションの手段、可視性の程度(手話を使う人や人工内耳利用者のほうが口頭で話せる難聴者、外から見えない憎い補聴器を利用する難聴者、補聴器を使わない難聴者にくらべて聴力に問題があることが外からわかる程度が大きいと考えられる)、聞こえの問題が起きた時期などによって起こりうる精神的健康上の問題や対処方法が大きく異なるように思われました。

必要な心理的支援の問題について、これから少しずつ整理できればと思います。

聴覚障害者の精神保健福祉を考える研修会2016

http://www.jyoubun-center.or.jp/2016/08/3917/

2016-09-05 夏期集中講義「インターネット心理学」 このエントリーを含むブックマーク

大阪経済大学で毎年夏に集中講義で開講される「インターネット心理学」、今年も行ってまいりました。

台風の接近、顎変形症の手術から3週間後、などと心配要素がありましたが、なんとか無事に終わりました。

この授業では、学生にも最終日に自分の好きなテーマで発表をしてもらっています。

今年はインターネット依存、TwitterInstagramをとりあげた発表でした。Instagramをとりあげた心理学の立場からの研究はTwitterに比べるとまだ少ない気がしたので、こちらも面白く聞きました。

受講生の皆さん、お疲れさまでした!