xGPS Managerバージョン1.1.5リリース


Mac OS XWindowsLinuxそれぞれに対応。
これで、仕様が変わったGMDLに対応しxGPS用のマップデータダウンロードが可能となりました。Googleマップはちょくちょく更新されているので、たまにはマップダウンロードをし直して、オフラインで使うマップデータを新しい内容に更新してあげましょう。
ダウンロード先はコチラ

GriP(growl for iPhone)のススメ(要Jailbreak)


iPhone OS 3.0から追加されたプッシュ機能(Apple Push Notification service)実装アプリケーション、BoxcarやGPushを使ってプッシュ通知を行った場合、標準の通知ウィンドウが非常に気になる。
ドーンと画面のど真ん中に表示される標準ウィンドウ、たしかに分かりやすくて良いのだが、他のアプリを稼働中にいきなりど真ん中に表示されるのは困る場合もあり(特に画面タッチタイプのゲーム中とか)。
あと、「閉じる」もしく「表示」ボタンを押さない限りウィンドウが消えない、複数の通知が重なった場合には順番にしか確認する事が出来ない、という仕様も少々不便さが残る。

←BoxcarでTwitterのメッセージを通知(標準ウィンドウ)。

そこで、GriP(Growl for iPhone)というアプリを使えば、プッシュされた通知ウィンドウを別の表示方法にして、さらに経過時間で表示を自動的に閉じる、複数の通知ウィンドウを表示させる、と言った事が可能になる。
GriP自体は、Mac OS X上で密かに人気のデスクトップ通知アプリであるGrowlの機能をiPhone上で使えるようにしたアプリで、iPhoneで受信したメールを通知ウインドウに表示する機能等も含まれている。




上で載せた画像の内容と同じ物を、GriPで表示させた場合がこの画像。
下向きの白い▼をタップすると、メッセージの内容を確認できる。
×をタップすると、通知ウィンドウ自体を閉じる。
メールの通知の場合は、さらに別ウィンドウを開いてメール内容の確認や削除も可能。

インストールするには、

  1. Cydiaをサーチして見つからない場合は、作者であるKennyTM氏のcode.googleサイトよりダウンロードページに移動し、現時点(2009/10/13)最新版のhk.kennytm.grip-0.1-11r.deb - GriP 0.1-11r (beta) (=r397) をダウンロード。
  2. 上記.debファイルをiPhone/var/root/に保存。
  3. Terminalを起動してrootでログイン cd ~ ; dpkg -i hk.kennytm.grip-0.1-11r.deb と入力しインストール出来たらTerminalを終了。
  4. iPhoneをリブート、で完了。


無事インストールされていれば、iPhoneの設定に「GriP」が追加されている。設定の中身は下記の画像のようになっている。

設定は非常に多岐に渡るので、代表的なモノだけ簡単に説明。他は自分で色々触って確認して欲しい。
Preview:現在の設定での表示ウィンドウをプレビュー。
GriP Message Log:GriPを通じて表示された過去のログを確認する事が可能。最高100個まで表示。
Location:ウィンドウの表示位置(右上、右下、左上、左下の4カ所)設定。
Castomize:ウィンドウ表示幅の設定。
Per-Priority Settings群:それぞれの表示ウィンドウ優先設定。ウィンドウのカラーや表示時間等、表示の有無を設定可能。
Game mode:ゲームプレイ中等、通知ウィンドウを表示させたくないアプリをここで選択。
Per-App Settings:通知させたい内容の選択や通知方式の設定。(APNSの通知させたい場合はGriP Push NotificationのEnabledをオン)
上記が意味不明な場合は、デフォルトで使ってください。
それでは楽しいGriPライフを!

UnderWorldsのLv20制限を取り払うHack(要Jailbreak)


iPhone向けのDiabloRPGゲームUnderWorldsが1.2にバージョンアップされたが、公式にはLv50が上限とアナウンスされているのになぜかLv20までしかレベルが上がらない。そこでこのLv制限を取り払う方法を見つけたので記述しておく。当然、JailbreakされているiPhoneが必要となるので、ノーマルiPhoneな方は諦めてください。
/var/mobile/Applications/の中にUnderWorldsが格納されたフォルダがあるので探し出して開く(AppStoreからダウンロードされたアプリは36桁ほどの英数字混じりのファイル名に変換されている)。
その中の Underworlds.app/Assets/PlayerClasses.xml を開き、20 の部分を 50 に書き換えて保存。
これでLv20制限が取り払われてキャラクターをLv50まで成長させる事が出来ます。心ゆくまでUnderWorldsをお楽しみください。

PasteboardStacker用オリジナルテーマ

iPhoneのコピー&ペースト機能を飛躍的に便利にするMoyashiさんクリップボード履歴記録拡張 PasteboardStackerのテーマを、愛用しているqTweeterの雰囲気に合わせたイメージに変更しました。

コチラにまとめてzipファイルにして置いてますので、使ってみたい方はご自由にどうぞ(配布・改変自由です)。
以下ディレクトリの画像を置き換える事で即反映されます。

/Library/MobileSubstrate/DynamicLibraries/PasteboardStackerHistoryView.png
/Library/MobileSubstrate/DynamicLibraries/PasteboardStackerClear.png
/Library/MobileSubstrate/DynamicLibraries/PasteboardStackerClose.png

iPhone OS 3.1に備えての個人的Jailbreak必須メモ


9月(今月)の中頃迄にはiPhone OS 3.1がリリースされるという噂。
緊急セキュリティ対策の3.0.1とは違い、サービスが行われていない地域でのテザリング対策をはじめ、全般的にかなりの追加や変更が予想されます。
3.1でのJailbreakが可能になるまで少し時間が掛かると思いますが、可能になった後もアプリやユーティリティがそのまま使えるかどうかは微妙な所。
とりあえず3.1以降の再Jailbreak後に慌てなくて良いように、個人的に必須なJailbreak関連のメモをつらつらと。


と・・・リストアップしてから思ったが、これだけMobile Substate絡みのモノを色々詰め込めるのは3GSのメモリのおかげだなぁ、と。3Gだと完全にメモリ不足でまともに使用できないはず。あらためて3GSの凄さを実感。




  • Cydia経由フリーウェア
    • Mobile Substate、Terminal(OpenSSH)、Qik、xGPS、MIM、Backgrounder、VibEditer、DTAdjuster、
    • PasteoardStacker(テーマ変更済)、StatusBarCustomClock(plist変更済)
    • SBSettings(要テーマ:iPhone Congruency)、GGRCVS(テーマ変更済)、WordRgstr(テーマ変更済)、Fast Notes、KeepAwake、RecSoundToggle、Rotation Inhibitor
  • 直接インストール系
    • GriP(google code)、SysInfoPlus(最新版はサイトより)、NatsuLiphooon
  • テーマ系
    • WinterBoard、WinterBoard Settings、Reflectoid Theme、Tweetie SMS、Flat Dock、Old Dock
    • Reflective Dock

こう書き出してみると、moyashiさんにはつくづくお世話になってますね、感謝( ゚∀゚)

xGPS - GoogleマップとGoogle地形(Terrain)マップを同居させる


xGPSの優れた機能の一つに、GoogleマップGoogle地形(Terrain)マップのデータを同居させて、用途によりそれぞれの表示を切り替えて使う事ができる機能がある。
ちなみにiPhoneの標準マップではGoogleマップと航空写真の切り替えは可能だが、Google地形マップの表示は出来ない。


基本的な使い方としては、建造物や店舗などの情報が必要な都市部や街中ではGoogleマップ、そもそも建造物や店舗などの情報が殆ど無く地形やルート確認の為の情報が必要な山間部等ではGoogle地形マップと、と言った感じ。山間部などでは携帯電波が届かない所ではxGPSのオフラインマップ表示機能を使えば、電波の有無は関係無い。と言うか、あらかじめ必要なエリアのマップデータをダウンロードして使う事を前提にこのエントリを書いている。
マップデータをダウンロードするには、MacやPC用に用意されているxGPS Managerを使う。"Manage map"、"Download a map"と進むと、Map typeを選択するタブがある。ここで「Google Maps(標準マップ)」と「Gmaps Terrain(地形マップ)」のどちらかを選択し、"Add a region"でエリア選択を行い、"Download the maps"でダウンロードを行う。GoogleマップGoogle地形マップを同時にはダウンロードしてくれないので、同じエリアでもそれぞれ"Add a region"でエリア選択を行いダウンロード作業を必要がある。必要なエリアのダウンロードが終了するとMaps Managerの画面右側にダウンロード出来たエリアのリストが表示される。

Typeの所で赤線を引いた部分がGoogle地形マップデータだ。上の二つはGoogleマップ。このように必要なエリアのGoogleマップ及びGoogle地形マップを混在させたマップデータをiPhoneに転送することでiPhoneのxGPSでマップを切り替えて表示する事が可能となる。GoogleマップGoogle地形マップを混在させて使いたい人には唯一のアプリになるのではないだろうか。

iPhone標準マップのキャッシュデータを保存するMapsEnhancer

CydiaにMapsEnhancerという機能拡張ソフトが登録された。このソフトはiPhone標準マップで一度見たマップのキャッシュデータを消さずに残してくれる、という機能を持つ。ようするに一度でも見た事のある地域のマップ(航空写真でも)であれば、圏外でもマップをキャッシュから読み出して表示してくれる訳だ。ただし閲覧した事のあるマップのズームレベル以外は当然だが表示してくれない。
Cydiaからインストールすると、設定の中に”MapsEnhancer”が追加される。タップして開くと、以下の画面になる。

「Keep maps cache」をオンにすると、閲覧したマップのキャッシュデータを消さずに保存する事が出来る。オフにすると今まで通りマップアプリを終了するとキャッシュのクリアが行われる。
「Maximum zoom level」は、マップのズームレベル制御を行う。Standard=マップ、Satelite=航空写真、Hybrid=地図+写真、とそれぞれのマップ表示時のズームレベルの限界を2(世界地図レベル)〜19(詳細レベル)に設定出来る。意図的にズームレベルを制御する必要がないのであれば、Default(19)で良いと思う。
これで、一度でも見たマップはどんどんキャッシュデータとして保存されていく。iPhoneが圏外でもキャッシュ内にあるマップであれば問題なく表示してくれる。但し、これから出掛ける先の地域がSoftbankエリア外のような場合には、あらかじめマップにてその地域のマップを表示させてデータをキャッシュさせる必要がある。詳細ズームレベルで広い範囲が必要な時はかなり面倒な作業となる。
こういった用途の場合は、指定範囲のマップデータを予めダウンロードしてiPhoneに転送して利用できるOfflineMpasやxGPSのほうが理にかなってると思われる。そう考えるとMapEnhancerの利点ってなんだろう?となるのだが、それは使うヒトそれぞれなので触れないでおく。
あと、iPhoneの特性?としてフライトモードにするとGPS機能が使えない。MapsEnhancer使ってマップをキャッシュしてもフライトモードだと衛星補足だけでは現在地を表示してくれない。例え電波が届かない圏外でもフライトモード以外であれば、GPS衛星を補足できていれば現在地を表示してくれる。
もう一つ、キャッシュされたマップは”var/mobile/Library/Caches/MapTiles.sqlitedb”に追加されていく。長期にわたってキャッシュしていくと、思いのほか巨大なデータサイズになる可能性もある。例えば近畿二府四県をズームレベル19でカバーすると、数ギガ〜数十ギガバイトのサイズになるのでストレージサイズの空きが少ない人は注意して欲しい。