渚トゥルーエンドを読了。CG達成率も100%になりました。まだ試していない選択肢とかバッドエンドとか、そういう取りこぼしを抜きにすれば、一応のフルコンプです。

GW中に終わってよかったというべきか、こんな気持ちで明日からまた仕事に戻らなくてはいけないことを呪うべきなのか、複雑な心境です。けれど、休みであろうがなかろうが無理やりにでも時間をつくって読んでいただろう、と容易に想像できるだけに、日常生活に支障が出ない範囲で読み終えられたことは幸運だったと思います。実際かなり生活リズム狂わされたし。

ネタバレを極力回避しつつのインプレとしては、Keyは麻枝准というシナリオライター抜きには存在し得ないブランドだということです。どこまでいってもKeyはKeyであって、やっぱりどこかへんなゲーム*1だなぁということです。

どうしてこんなにもKeyの作品は自分の中のキレイな感情を揺り動かすのでしょうか。卑下するわけではありませんが、20も半ばを過ぎようとする大の男が、号泣一歩手前でパソコンの前でカチカチとマウスやらキーボードを叩いている図というのは、客観的に見てあまり美しくないと思います。けれど、そういう些細な問題はあまり気にならなくなりました。

彼らの作品に何がしかの意味を見出すのは自分。心動かされるのも自分。だとしたら、何かしら理由を考えてみたいと思うのです。
 

*1:むろん誉め言葉