『時をかける少女』その3(ネタバレ)
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2007/04/20
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特に最後のタイムリープのところで泣かされる。
ああ、私もこんな青春時代を送りたかったなあ。
今回見直して気づいたこと。
功介たちを追って学校をとびだした真琴が踏み切りに到着したとき、ちょうど左右から電車が来てすれ違う。右側から来た電車は手前の線路を走っている。この時、真琴の周りの人たちは中央の真琴のほうを見ている。
時間停止してるとき、踏み切りの真琴のいる側から電車と電車の間をとおして、向こう側が見える。左右の電車とも、踏み切りに進入しつつあるところで、去っていくところではない(手前の線路の電車が右側にある)。この時、真琴の周りの人たちは電車のほうを向いている。服装などから真琴が到着したとき真琴に注目したのと同じ人たちであるのがわかる。
これはおかしい。
けれど、この矛盾も前回私が書いた「踏み切りに到着したあたりから「とまれー」と叫んだあたりまでは真琴が見た夢である」という説を採用すれば問題ない。
真琴が教室に功介を探しに行ったとき、教室の時計は2時50分を指していた。真琴が踏み切りに到着した(時間が停止した)のが3時半。暑い中そんなに走ったのと、タイムリープを繰り返して普段より長い時間活動したのとで、真琴は疲労の極に達していた。そんな状態で事故が起きてないのを知って、ほっとして眠りに落ちたのだろう。
ちなみに私のDVDのおまけのフィルムは、「踏み切りに到着した真琴と踏み切り前の人たち」でした。