初めてのホワイトボード!《5/12》
今年の目標の一つとして、
ホワイトボートを使った活動を考えています。
特に、ちょんせいこさんや岩瀬直樹さんらが実践する
「子どもホワイトボード・ミーティング」には、
子どもたちにとって、たくさんの学びがあると思っています。
ぜひ、自分のクラスでも、子どもたちとともに、
ホワイトボードを使った活動をしていきたい!と思っています。
ホワイトボード・ミーティングについては、
ちょんせいこさんの著書
「元気になる会議〜ホワイトボード・ミーティングのすすめ方」
に詳しく書かれています。
- 作者: ちょんせいこ
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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10枚のホワイトボードを買い込んできました。
1枚(60センチ×90センチ)が1100円。まさに、お値段以上!
今日は、「ホワイトボードになれる!」ことを目的に、
子どもたちと簡単なゲームをしました。
1 グループになる
2 ジャンケンで勝った人 ホワイトボードをとりにくる
3 次にジャンケンで勝った人 ペンを1本とりにくる
まずは、落書きタイム 3分間!
1 相談タイム(誰から? どのようにまわす?)
2 スタート!(子どもたちは、キャーキャーと楽しそうに落書きをしています)
3 ストップ!
4 ペンを置く
5 布で字を消す
子どもたちは、ペンの順番をまわすこと、布で字を消すこと、そんな一つひとつを過剰に楽しみ、もめごとを起こしながら、課題を進めていきます。初めての活動なので、スットップするとき、ペンを置くとき、布で字を消すときの注意など、子どもたちに意見を聞きながら、一つひとつ、グループでゆっくり相談しながら行いました。
次は、しりとり。
1 どんなルールがある? みんなで意見を出し合う。
(濁音はどうする? キャラクターの名前はOK? パスあり? などなど)
2 スタート!
次は、絵しりとり。
1 ルールが分かりやすいので、いきなりスタート!
初めてのホワイトボードを使った活動。
子どもたちは上手に楽しめていました。
今後に期待大!です。
《ふりかえり》
1 ホワイトボードは、子どもたちにとっては非常に魅力ある「あそび道具」になりえる。その魅力をうまく利用しできたら、いい教材、いい時間がつくれるだろうと思う。
2 特に、自分たちの共通の話題が「視覚化」されるので、子ども同士のコミュニケーションの道具として、積極的に使っていきたいと思う。
3 また、子どもたちのモデルとして、担任が使う姿をたくさん見せていきたい。例えば、クラス会議のときに。また、子どもたちがもめ事を起こしたときなどは、ホワイトボートの前に立ち、お互いの言い分をボードに書いて「視覚化」してお互いの話を進めたい。
4 子どもたちのテンションが非常にあがってしまうので、早く子どもたちがホワイトボードになれるとともに、課題や目的を分かりやすく伝えることなどが必要だと思う。
テストを、「その場で採点!やり直し!」で行ってみた。《5/13》
今日は、4年生になって初めてのテストがありました。
(算数「大きな数」)
今日のテストを行うにあたって、一つの試みを行いました。
それは、テストを「その場で採点し、やり直しする」というものです。
通常、テストを行う場合、
テストが終わると、その場で回収し、採点するのは、その放課後。
でも、会議やその他の用件で採点ができず、
つい、あとで・・・ということがよくあります。
そして、テストを返すのが、さらに遅れてしまう。
これを、子どもの立場で考えてみるとどうでしょう。
テストの結果が気になるのは、きっと、テストが終わった「直後」です。
「こう考えたけど、よかったのかな?」
「ああ、あそこの答え、何だろう?」
しかし、テストが終わり、休憩し、他の授業を受けていると、
そんな疑問はいつの間にかなくなっていってしまいます。
そして、テストが返ってきたときには・・・・。
そのテストが返ってくるのが1週間後だったら・・・。
子どもたちのテストへのモチベーションの一番高い、
テストを行ったその場で採点し、返すことができたら、
きっと、自分の間違いをふりかえりやすく、
次に生かせるのではないだろうか?
そんな考えをもって、
今回のテストで、「その場で採点し、やり直しする」を試してみました。
《ふりかえり》
・子どもたちは、採点後のやり直しを意欲的に行っていた!
・それだけでも、「その場で採点し、やり直しする」は価値がある試みだと思う。
・課題も多い。
1 採点が大変!
2 教師は採点に追われるので、テスト中の子どもたちの前向きな姿勢が求められる。
(集中してテストを受ける。
カンニングをしない。
やり直しが終わったときの時間の過ごし方、など)
3 テストに時間がかかった場合、やり直しの時間がたりない。
(今回、数名ほど足りなかった)
4 休みの子がいたときはどうする?
しかし、今の所、メリットの方が大きいので、当面は、可能な範囲で、「その場で採点し、やり直しする」を行ってみたいと思っています。