初めてのホワイトボード!《5/12》

今年の目標の一つとして、
ホワイトボートを使った活動を考えています。

特に、ちょんせいこさんや岩瀬直樹さんらが実践する
「子どもホワイトボード・ミーティング」には、
子どもたちにとって、たくさんの学びがあると思っています。
ぜひ、自分のクラスでも、子どもたちとともに、
ホワイトボードを使った活動をしていきたい!と思っています。

ホワイトボード・ミーティングについては、
ちょんせいこさんの著書
「元気になる会議〜ホワイトボード・ミーティングのすすめ方」
に詳しく書かれています。

元気になる会議-ホワイトボード・ミーティングのすすめ方

元気になる会議-ホワイトボード・ミーティングのすすめ方

先日、和泉中央の「ニトリ」にて、
10枚のホワイトボードを買い込んできました。
1枚(60センチ×90センチ)が1100円。まさに、お値段以上!

今日は、「ホワイトボードになれる!」ことを目的に、
子どもたちと簡単なゲームをしました。

1 グループになる
2 ジャンケンで勝った人 ホワイトボードをとりにくる
3 次にジャンケンで勝った人 ペンを1本とりにくる

まずは、落書きタイム 3分間!
1 相談タイム(誰から? どのようにまわす?)
2 スタート!(子どもたちは、キャーキャーと楽しそうに落書きをしています)
3 ストップ! 
4 ペンを置く
5 布で字を消す

子どもたちは、ペンの順番をまわすこと、布で字を消すこと、そんな一つひとつを過剰に楽しみ、もめごとを起こしながら、課題を進めていきます。初めての活動なので、スットップするとき、ペンを置くとき、布で字を消すときの注意など、子どもたちに意見を聞きながら、一つひとつ、グループでゆっくり相談しながら行いました。

次は、しりとり。
1 どんなルールがある? みんなで意見を出し合う。
  (濁音はどうする? キャラクターの名前はOK? パスあり? などなど)
2 スタート!

次は、絵しりとり。
1 ルールが分かりやすいので、いきなりスタート!

初めてのホワイトボードを使った活動。
子どもたちは上手に楽しめていました。
今後に期待大!です。

《ふりかえり》
1 ホワイトボードは、子どもたちにとっては非常に魅力ある「あそび道具」になりえる。その魅力をうまく利用しできたら、いい教材、いい時間がつくれるだろうと思う。
2 特に、自分たちの共通の話題が「視覚化」されるので、子ども同士のコミュニケーションの道具として、積極的に使っていきたいと思う。
3 また、子どもたちのモデルとして、担任が使う姿をたくさん見せていきたい。例えば、クラス会議のときに。また、子どもたちがもめ事を起こしたときなどは、ホワイトボートの前に立ち、お互いの言い分をボードに書いて「視覚化」してお互いの話を進めたい。
4 子どもたちのテンションが非常にあがってしまうので、早く子どもたちがホワイトボードになれるとともに、課題や目的を分かりやすく伝えることなどが必要だと思う。

テストを、「その場で採点!やり直し!」で行ってみた。《5/13》

今日は、4年生になって初めてのテストがありました。
(算数「大きな数」)

今日のテストを行うにあたって、一つの試みを行いました。
それは、テストを「その場で採点し、やり直しする」というものです。

通常、テストを行う場合、
テストが終わると、その場で回収し、採点するのは、その放課後。
でも、会議やその他の用件で採点ができず、
つい、あとで・・・ということがよくあります。
そして、テストを返すのが、さらに遅れてしまう。

これを、子どもの立場で考えてみるとどうでしょう。
テストの結果が気になるのは、きっと、テストが終わった「直後」です。

「こう考えたけど、よかったのかな?」
「ああ、あそこの答え、何だろう?」

しかし、テストが終わり、休憩し、他の授業を受けていると、
そんな疑問はいつの間にかなくなっていってしまいます。

そして、テストが返ってきたときには・・・・。
そのテストが返ってくるのが1週間後だったら・・・。

子どもたちのテストへのモチベーションの一番高い、
テストを行ったその場で採点し、返すことができたら、
きっと、自分の間違いをふりかえりやすく、
次に生かせるのではないだろうか?

そんな考えをもって、
今回のテストで、「その場で採点し、やり直しする」を試してみました。

《ふりかえり》
・子どもたちは、採点後のやり直しを意欲的に行っていた!
・それだけでも、「その場で採点し、やり直しする」は価値がある試みだと思う。
・課題も多い。
 1 採点が大変!
 2 教師は採点に追われるので、テスト中の子どもたちの前向きな姿勢が求められる。
   (集中してテストを受ける。
    カンニングをしない。
    やり直しが終わったときの時間の過ごし方、など)
 3 テストに時間がかかった場合、やり直しの時間がたりない。
   (今回、数名ほど足りなかった)
 4 休みの子がいたときはどうする?

しかし、今の所、メリットの方が大きいので、当面は、可能な範囲で、「その場で採点し、やり直しする」を行ってみたいと思っています。