ナンダロウアヤシゲな日々

◎この日記は、ライター・編集者の南陀楼綾繁が書いています。
◎新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)発売中です。
◎著書『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『谷根千ちいさなお店散歩』(WAVE出版)、『小説検定』(新潮文庫)、『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)、『路上派遊書日記』(右文書院)、『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『老舗の流儀 戦後六十年あの本の新聞広告』(とうこう・あい監修、幻冬舎メディアコンサルティング)、編著『チェコのマッチラベル』(ピエ・ブックス)、共著『ミニコミ魂』(晶文社)。
◎ご感想・ご連絡は南陀楼綾繁 まで。
◎「不忍ブックストリートの一箱古本市」は毎年春に開催します。
詳細は不忍ブックストリート公式ホームページもしくは、しのばずくん便りをご覧ください。
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2006-07-20 ミホミホマコトで盆踊り

8時半起き。今日も朝から過ごしやすくて、家で仕事するにはイイ。しかし、資料を読んだり、あれこれ考えてはいるものの、具体的に前に進んではいない。昼飯のあと、ちょっとダラけて、《探偵!ナイトスクープ》のDVDの3巻目を観てしまう。いつもどこかに行ってしまう犬(太りすぎて走れない)を追いかけるハナシが特に好き。


4時前に出かけて、三鷹へ。〈上々堂〉で二カ月分の売上を受け取る。月によってビックリするぐらい売れ方に差がある。松坂屋から送った荷物が届いていたので、本やCDを入れ替える。けっこうイイものありますよ〜。吉祥寺へ移動。〈MANDA-LA2〉で予約したチケットを受け取ったあと、『ぐるり』の五十嵐さんに教えてもらった、〈バサラブックス〉へ。南口を出て右に歩いたところにある。品揃えは、青林工藝舎タコシェZQ高円寺の)といったカンジか。奥に入ると、大人の玩具コンドームが置いてあって驚く。そういうショップと同居しているようだ。吉祥寺には意外とこういう店はナカッタので、ときどき寄りたい。


ライブ前に少し食べておくかと、吉祥寺本町の通りを歩いていたら、餃子ラーメンの店があった。そこに入ろうとしたのだが、ヨコに出してあったとんかつ屋の看板を見て、なんとなくその階段を上がってしまう。入ってみるとカウンターだけのちょっと高級っぽい店なので、ビビるビールと1300円のチキンカツ定食を頼むと、御新香とポテトサラダが出てくる。どちらもウマイ。そして、出てきたチキンカツも巨大で、しかも軟らかく揚がっている。トン汁も具だくさん。この値段で悪いみたい。吉祥寺で飯食うときは、今度からココに決定。


MANDA-LA2〉に戻り、しばらく並んで入場。番号が早いおかげで、ステージ正面のテーブルつきの椅子に座れた。こうしてゆったり見られるのと、後ろで立ち見では、やっぱり受け取る感じが違ってくる。まず、XNOX。楠均の一人ユニットで、打ち込みに合わせて、自作のペーパードラム(板や箱でつくったもの)を叩いて歌う。SAKANAライブの対番で見ているが、今回のほうがよかった。そして、朝日美穂ベースドラム(楠均。このヒトのドラミングアイデア豊富だ)とのトリオで、以前からの曲を歌う。このトリオ現在セルフカバー集を録音中とのこと。エマーソン北村キーボードで加わっての2曲がとくにヨカッタ。いったん引っ込んだあと、朝日美穂もりばやしみほハイポジ)、川本真琴の「ミホミホマコト」が登場。アルバムと同じ格好で出てくる。とにかく派手にガーリーで、カワイイ・華麗・カッコイイの三拍子揃ったというところか。アンコールでは、もりばやしみほ(このヒトの声も顔も好き)がボーカルをとる「Gone The Rainbow」で、ツイスト風の振り付けを観客全員でやらされる。決してノリがいい客ではなく、椅子から立ったりもしなかったが、いちおうみんな付き合っていた。ぼくもやったけど、なんか盆踊りみたいになってしまった。たまには、何も考えずに付き合うのもイイ。


10時半に終わり、中央線で帰ってくる。ライブハウス電車のナカでは、吉祥寺の〈ブックオフ〉で買った、井上夢人『おかしな二人 岡嶋二人盛衰記』(講談社)を読む。新刊で買って、何度か読み返しているが、最近また岡嶋二人を再読しているので、読みたくなった。文庫も出ているが、単行本で買う。デビューする前の7年間に、二人が雑談の中からストーリーを生み出していくあたり、ナニかで読んだと思ったら、『サルでも描けるマンガ教室』で相原コージ竹熊健太郎が、ひたすら議論を繰り返し、そのうちヘンな方向にハナシがずれていく様子に似ているのだった。いくらでもインチキアイデアをひねり出せる徳山諄一は竹熊、直感的で決定権を握る井上泉が相原というカンジだ。2時ごろまでかかって読み終わる。

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