ナンダロウアヤシゲな日々

◎この日記は、ライター・編集者の南陀楼綾繁が書いています。
◎新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)発売中です。
◎著書『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『谷根千ちいさなお店散歩』(WAVE出版)、『小説検定』(新潮文庫)、『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)、『路上派遊書日記』(右文書院)、『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『老舗の流儀 戦後六十年あの本の新聞広告』(とうこう・あい監修、幻冬舎メディアコンサルティング)、編著『チェコのマッチラベル』(ピエ・ブックス)、共著『ミニコミ魂』(晶文社)。
◎ご感想・ご連絡は南陀楼綾繁 まで。
◎「不忍ブックストリートの一箱古本市」は毎年春に開催します。
詳細は不忍ブックストリート公式ホームページもしくは、しのばずくん便りをご覧ください。
2004 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 |
2015 | 11 |
2017 | 06 | 07 | 08 | 09 | 11 |
2018 | 02 |
2420378

2007-01-31 「本の贅肉」落としはタイヘンだ

朝8時起き。一部機能移転により、少しだけ(ほんの少しだけ)スペースが空いたので、奥から処分する本を持ってきて、そこに積む。昨年末から早稲田立石書店〉で、「けものみち放出セールを行なっているが、その延長線上で、2月20日からの「サンシャインシティ古本まつり」でも立石書店への委託というカタチで出品するのである。約300冊を出す予定。また、これとは別に、2月24日に行なわれる〈古書往来座〉の「外市」に出す本もある。


この2、3年、定期的に本を処分してきたが、これまで出した本が、手元になくても困らない、どちらかと云えばあったほうがいいかなという「贅肉」的なものだったとすれば、これから放出する本は、なんらかの点で手元に置いておきたいのだが泣く泣く……というものが多い。しばらく後に古書店で見つけたら、もう一度買ってしまいそうな本ばかりである。「贅肉」というより、ちょっと「身」が付いているというカンジか。


ちなみに、2月1日から開催中の銀座松坂屋古本市には、今回は出ません。2005年末と昨年7月には、「賛助会員」という立場で、プロの古本屋さんに混じって本を売らせてもらった。思っていたよりもかなり売れたし、初めてのデパートに学ぶことが多かった。今回も賛助会員として参加することが、昨年秋には決まっており、私から数人に声をかけるなど、準備も進めていたのだが……。残念でした。


けものみちから出てきた、岡嶋二人『ちょっと探偵してみませんか』(講談社)をななめ読み。四六判変型で、装幀・イラスト南伸坊という、この作者の本にしてはけっこうシャレている造本。中身は、犯人当てのショートショートが25本入っている。半分は1983〜85年に講談社の『ショートショートランド』に掲載されたものだ。昨日の「路上少年遊書日記――1981年出雲」で、この雑誌の創刊号を読んだ感想があった。


昼過ぎに出かけて、〈古書ほうろう〉へ。「戦後日本ジャズ文化」を特集した『ユリイカ』2月号がもう入っていたので、買う。青土社から出た同題の本の著者であるマイク・モラスキーをフィーチャーした特集。冒頭の山下洋輔との対談は、ジャズの中の流行歌的要素とか、アメリカの街の危ないエリアジャズとの関係などに触れられていて、おもしろかった。ほかのエッセイ論文も興味深く、『ユリイカ』にしては珍しく通読したくなる号だ。


午後はずっと、パソコンと本との首っ引きで仕事。夜7時半、本郷図書館へ。閉館前に来ると、人が少なくてゆっくり本が探せる。今度のマンションは、この本郷図書館から徒歩1分という、ものすごく恵まれた環境にある。もちろん、このことが、この物件に決めた理由のひとつである。資料を数冊借りて、マンションの部屋に置き、自転車千石の〈兆楽〉に行き、ギョーザチャーハンを食べる。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月17日(金)

★『奇想天外放談集』1、2読了

おもしろかった。25の質問を読むと、作家によっていろいろなちがいがあり、楽しい


トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070131

2007-01-30 「けものみち」の一部移転

昨日は夕方までぐったりしていたが、そのあと、ひたすら荷造りをした。千駄木の某所に新たにアジトを設け、一部の機能を移転させるコトになったのだ。HDに録画しておいたテレビドラマけものみち》を再見しつつ、ダンボール箱に荷物を詰め込んでいく。「けものみちに一度踏み込んだら、出てこられない」云々のセリフが身に沁みる。ただし、今回は本をいっさい動かさないので、いままでの引越しに比べたら非常にラク。


夜中の3時に一段落して6時半まで眠り、起きてから少し準備していると、引越し屋さんが到着。荷物運び2人+ドライバーの3人体制で、こちらは荷物を持たず、場所を指示するだけなので、ずいぶん助かる。11時には、なんとか先方に運び込んだ。管理人さんに挨拶に行き、近所のラーメン屋で昼飯。二人とも寝不足なので、そのあと2時間ほど昼寝。急を要する荷物を開け、上野根津で必要な品を買ってくると、6時。〈お茶ごはんや〉で、ホタテと海老の炒め物と、牛肉と春雨炒め。どちらもウマイ。疲れた身体に栄養がいきわたる感じだ。西日暮里に戻り、『谷根千』の広告づくりや、メールの返事書き。これからしばらく、西日暮里千駄木の往復がつづく。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月16日(木)

★この前「蔵書リスト」完成。現在185冊。


★『ショートショートランド』創刊号を読む。俺の書いた奴、見事に落ちていた。*1最優秀作、「読むな」というのにびっくりした。*2すごいなあ。


坂本に『陽あたり良好!』を貸す。

早速、部活の休けい時間に読んでいた。

*1宇宙ものかタイムマシンもののショートショートを応募したようだが、覚えていない。

*2:「かくれた名作33」というサイトhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~pocapoca/sub142.htm)によれば、「読むな」の作者は吉本隆弘という人である。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070130

2007-01-29 「しのばずくん便り」が届きます

朝9時半に飯田橋に。医者に行く。〈文教堂書店〉で、桜玉吉『防衛漫玉日記』全2巻(エンターブレイン)と『団塊パンチ』第4号を。後者には、昨年秋の古本屋一日講座に関して、〈うさぎ書林〉さんが質問に答える形で記事が組まれている。また、《ラジオ深夜便》の記事が載ってるなあ、と思ったら、書き手がクドウヒロミ(記事では漢字名)さんだったので驚く。ライターもやっていると聞いていたが、なるほど。


ウチに帰ると、『ぐるり』最新号が届いていた。今回のインタビューシバ3月21日(水・祝)に、『ぐるり』プロデュースシバさんのライブが、東小金井の〈海風〉で開かれる。ぜひ聴きに行きたいのだが、この日は仙台にいるのだ。ざんねん。


数日前になるが、「しのばずくん便り」(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/)というブログスタートした。不忍ブックストリートMAP一箱古本市のことは、公式サイトhttp://sbs.yanesen.org/)で告知しているが、このブログは、一箱のことも含めて、不忍ブックストリート界隈での動き(イベント開店、その他の街ネタ)を伝えていくためのものだ。じつは、先日始まった早稲田目白雑司ヶ谷の「わめぞblog」(http://d.hatena.ne.jp/wamezo/)をちょっと意識して、というか、かなり対抗意識を燃やしているのです。「わめぞ」vs「しのばずくん」、血で血を洗う抗争、なんてね。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月15日(水)

遠足で、ものすごい山に登った。20kmも歩きに歩いた。みんなタフだなあ。

ものすごく疲れた


★そういえば今日は僕のたん生日。そして塩冶神社のまつり。なんもしてもらえなかった。


塩冶神社はウチから100メートルほどのところにある神社であり、4月15日祭りには神輿が出て、各家庭ではご馳走だった。たまたまその日が誕生日なので、自分のために特別なコトがしてもらえない、と小学生のときからひがんでいるのだった。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070129

2007-01-28 肉と内臓と皮のハナシを

26日(金)は某誌の企画で、早稲田神保町古本屋を歩く。11時半スタートで終ったのは6時だった。疲れたけど、おもしろかった。その代わり、27日(土)は一日ヘタっていた。


今日は9時起き。旬公とすぐ出て、有楽町の〈ビックカメラ〉へ。新しいアジトに取り付ける蛍光灯を買う。そのあと、ウチで仕事。5時前に〈古書ほうろう〉へ。今日のトークの準備を手伝う。宮地さんたちが棚を動かしたりするのを待っているうちに時間が過ぎていき、プロジェクターのセッティングにかかれたのは、開演の6時前。使い慣れないので位置を決める段階から手間取る。開場を少し遅らせてもらい、なんとか準備を終わると、お客さんが続々と。


「屠畜狂い」と題する内澤旬子クドウヒロミさんのトークは、きわめて面白かった。クドウさんは、自分がやっている『モツ煮狂い』のエピソードを語るとともに、内澤の本をじつによく読みこんでおり、的確にハナシを進めてくれた。クドウさんという相手を得て、内澤のハナシもいつもより一層ディープなものになっていた。プロジェクターで写した、屠畜に関する各国の写真も、お客さんの目を引いていた。クドウさんが配布した、牛と豚の内臓の各部位の名称一覧表は、手元において参照したいものであった。


休憩を挟んで2時間半で終了。終ってからも、サインや質問が続く。残ったメンバーで、その場で打ち上げ。クドウさんが持ってきてくれた「さいぼし」(馬肉のくんせい)を切り分けて、みんなでいただく。クドウさんといろいろ話す。トークのときに「コミューンにあこがれて、いまでも共同生活している」と話していたが、冗談でも酔狂でもなく、真剣に「コミューン」を研究・実践しているコトがよく判った。なお、この共同生活ではクドウさんが料理番であり、食卓にはしょっちゅうモツ煮が出るそうだ。椎名誠小岩で送っていた共同生活のことが、思い出された。12時すぎにお開きに。


本日から2月4日(日)まで、〈古書ほうろう〉店内で「古本女子の一箱古本市」が開催されます。参加店は、〈ハルミン古書センター〉(from東京)、〈貸本喫茶ちょうちょぼっこ〉(from大阪)、〈book cafe火星の庭〉(from仙台)、〈cafe de poche〉(from京都)、〈yojohon book store〉(from福岡)です。どの店の本もイイですよ〜。企画者じゃなければ、買い占めたいトコロです。最終日までに補充のない箱もあり、売り切れ御免です。お早めにどうぞ。


「まぼろしチャンネル」の「帝都逍遙蕩尽日録」(http://www.maboroshi-ch.com/cha/nandarou.htm)が更新された。今回は、ブログに書くのをサボった正月出雲での出来事について。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月14日(火)

今日から三年生【は】修学旅行へ。

二年生の天下となる。


★目の検査で、悪くなっていて、おちこむ。

なぜ二年八組は眼鏡をかけている奴が少ないのだろうか。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070128

2007-01-25 ファンは春先にやって来る

9時起きのつもりが、寝坊して10時に。昨夜遅くまで倉知淳『過ぎ行く風はみどり色』(東京創元社)を読んでいたためなり。この数日で、この作家の本を読みまくり、ついにあと一冊を残すばかりになった(もともと刊行点数自体が少ないのだが)。旬公は夜中に、桜玉吉『幽玄漫玉日記』の途中の巻を読んだらしく、「このヒトの絵はめちゃめちゃウマイよねー」と感極まっている。うれしくなって、しばらく布団の中で桜玉吉談義。ナニやってる。


打ち合わせの資料をプリントする。1時に出て、根津の〈日増屋〉でラーメン。そのあと、〈オヨヨ書林〉へ。ほうろうのトークショーで、オヨちゃんのプロジェクターを借りる件。「今日借りてってもいい?」と訊くと、「いまウチにテレビがないんで、このプロジェクターDVD映画観るのが唯一の娯楽なんですよ〜」とわびしいコトをおっしゃる。なので、当日取りに行くことに。


小川町に出て、〈ドトール〉で時間つぶししてから、G社で打ち合わせ。そのあと神保町に行くと、〈文省堂〉と〈明文堂〉と角のハンコ屋(だったけ)が完全に消えて、サラ地になっている。〈書肆アクセス〉に寄って、畠中さんと話す。けっこう客が多いのに、畠中さんの声がかなりデカいので気になる(ぼくが気にすることじゃないが)。〈書泉グランデ〉で、吾妻ひでお『逃亡日記』(日本文芸社)と芦原すなお『わが身世にふる、じじわかし』(創元推理文庫)を買う。後者は「ミミズクオリーブシリーズの第3弾だ。のほほんとして好きなんだ、このシリーズは。


ウチに帰ろうかと〈三省堂〉方向に歩いていると、向こうから旬公がやってくる。「〈すずらん堂〉で山岸涼子テレプシコーラ』(メディアファクトリー)の最新刊を買って、喫茶店で読もうと思ったら、ひとつ前の巻だったの」と悔しげに云う。〈すずらん堂〉に戻ったら、最新の第10巻がちゃんと並んでいるじゃないか。ドコに目をつけてるんだか。無事買って、アクセスの前を通りがかると、畠中さんと〈ぶらじる〉の竹内さんが店の前におり、そのヨコをすり抜けて、デザイナーの多田進さんが店に入っていく。まるで集会所みたいな店だ。ウチに帰り、『テレプシコーラ』を読む。衝撃の展開、そして第一部完結、と聞かされており、それなりに覚悟をして読んだが、やっぱり衝撃を受ける。緻密な構成力と異様な絵の力。


そのあと、『逃亡日記』を読む。タイトルは『失踪日記』に便乗したもので、中身は日記ではなくインタビュー集。前後にマンガが入る。便乗本だし、版元がアレだから、期待しなかったが、インタビューのまとめ方や注の入れ方などきちんとしているし、話じたいもオモシロイ。いま公開している「路上少年遊書日記――1981年出雲」が、まさに吾妻ひでおに没入しはじめた時期に重なるので、いろいろと思い出す。『不条理日記』がSFマンガパロディだったことについて、「元ネタはみんな知っていると思って描いていた」と云うが、中学1年生には10分の1も元ネタが判らなかった。それでもじゅうぶん笑った。あとになって元ネタを知って、再度『不条理日記』を読み直したものだ。『ふたりと5人』時代に、ファンがしょっちゅう遊びに来ていたことについて、「――当時ってファンはいきなり来るんですか?」「いきなり来るね。とくに春先に来る(笑)」というやりとりが、やたらにオカシイ。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月13日(月)

★『陽あたり良好!』最高。

なぜあだちマンガはバツグンにおもしろいのか。

今日また買ってしまった。『陽あたり良好!』第3巻である。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070125

2007-01-24 告知日記

9時起き。午前中はうだうだ。神保町古本カフェダイバー〉からハガキをいただく。2月にお客さんが店内で本を出す、ミニマーケットを行なうとのコト。退屈男くん、「古書無人島」も参加するようだ。

ダイバー第1回 古本寄港市

期間:2月13日(火)〜19日(月) 11:30〜19:30

参加店主:退屈文庫古書無人島バナナポートうずしお書店、野窓書店、ぐるぐる丸 ほか


古本カフェ ダイバー

〒101-0051 千代田区神田神保町2―12 川島ビル1F

TEL&FAX 03-6657-3277


小さな店「ダイバー」を港というかバースに見立て、その内外にボート屋台が7日間だけ停泊するイメージで…。老若男女、個性豊かなニワカ店主(実はお客様)たちが一箱ずつ、埋蔵品や均一本、お宝本(ホント?)を持ち寄ります。どうぞ楽しい縁日気分で、覗きにいらしてください。お待ちしておりま〜す!


その数日後には、池袋の〈往来座〉でも「わめぞ」を中心に「外市」が行なわれる。


「外、行く?」

■■古書往来座 外市(そといち)〜軒下の小さな古本祭〜■■


▼日時

2007年2月24日(土) 雨天決行(やや縮小します)

11:00〜19:00(往来座は22:00まで営業)


▼会場

古書往来座 外スペース

東京都豊島区池袋3丁目8−1 ニックハイム南池袋1階

電話番号 03ー5951−3939

http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/


▼参加店舗

第一回ゲスト 

bookcafe 火星の庭仙台) http://www.kaseinoniwa.com/

■わめぞ古本屋軍団

古書往来座(雑司が谷)/古書現世早稲田)/立石書店早稲田

■わめぞオールスター

武藤良子(雑司が谷http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/5403/

旅猫雑貨店(雑司が谷http://www.tabineko.jp/

リコシェ雑司が谷http://www.ricochet-books.net/

ブックギャラリーポポタム(目白http://popotame.m78.com/shop/

琉璃屋コレクション(目白) 版画製作・展覧会企画

退屈男(名誉わめぞ民)http://taikutujin.exblog.jp/

一箱古本市スペシャルゲスト(近日公開)


『酒とつまみ』第9号が到着。もっと時間かかると思ったけど、意外と早く出たなあ。今号はついに8000部も刷ったそうだ。酔っ払いインタビュー松尾貴史。ぼくの連載「古本屋発、居酒屋行き」は武蔵小金井を。


3時ごろに出て、荒川区荒川図書館へ。そのあと、南千住図書館に回るのに、いつもと違う道を通ってみたら、荒川の堤防に出た。工場と高層マンションが立ち並ぶ間を、川が流れている。フシギな光景南千住図書館に併設の〈荒川ふるさと文化館〉のポスターを見て、ガクゼン。数々のユニーク企画をやってきた同館が、またしてもやってくれます!


企画展杉田玄白と小塚原の仕置場」


開催期間:2月10日(土)〜3月11日(日)※毎週月曜日休館 2月12日は祝日開館のため 、翌日13日休館。

開館時間: 9:30〜17:00(入館16:30)

場所: 荒川区荒川ふるさと文化館(JR日比谷線つくばエクスプレス南千住駅下車、京成千住大橋 駅下車徒歩8分)

料金: 100円


杉田玄白らにオランダ語医学書「ターヘルアナトミア」の翻刻と『解体新書』の出版を決意させるきっかけとなった解剖見学の記念すべき場所が、小塚原の仕置場であることは、よく知られるところであり、教科書 にも紹介されています。  

塚原の仕置場跡である回向院境内には、解剖見学を記念した「観臓記念碑」が建てられています。また 、今日では、吉田松陰橋本左内梅田雲浜といった幕末の志士が眠る場所としても広く知られるようになり、 区内外から多くの歴史ファンや観光客が来訪しています。  

ところで、日本医学史上記念すべき解剖の舞台は、どうして小塚原の仕置場でなければならなかったのでしょうか。本展は、この素朴な疑問から出発します。小塚原の仕置場が持つ多様な側面、そしてこの場所をめぐる人びとが果たした役割を、ひとつひとつ忠実に紹介しながら、仕置場が機能していた近世という時代、史跡認識され始めた近代、さらに観光資源としても注目されるようになった今日に至るまでの歴史的な経緯を、古文書や絵図、古写真などの資料を通じて明らかにしていきます。


記念講演会 江戸の解剖とその史跡 〜医学史の立場から〜(仮)

日時:2月17日(土)14:00〜16:00 

講師:石出猛史先生千葉大学医学博士) 

定員:60名


人権フォーラム 〜コツ通りを考える〜

日時:3月10日(日) 

定員:60名


展示解説 企画展ギャラリートーク

日時:2月24日(土)、3月10日(日)13:00〜14:15 

解説:当館専門員


史跡めぐり 千住医跡めぐり

日時:3月4日(日)14:00〜16:00 

定員:30人


江戸東京フォーラム 東京の地域学を掘り起こす「杉田玄白と小塚原の仕置場」

日時:2月24日(土) 

定員:70名

http://www.jusoken.or.jp/


シブイ。じつにシブイ展示企画だなあ。差別問題も関係するので、避けられがちのテーマを真正面から取り上げている。関連企画の中で、2月24日の「江戸東京フォーラム」は、フィールドワークシンポジウムがセットになっているもの。南千住や「コツ通り」に興味を持つぼくとしては、ぜひ参加したい。……と思って、よく開催日を見たら、先の〈往来座〉の「外市」の日ではないか。ざんねん。旬公は行く気になっているようなので、興味のあるヒトは誰かご同行ください。


夜9時ごろ、本を読んでいると旬公が帰ってくる。西日暮里喫茶店で、『モツ煮狂い』の著者・クドウヒロミさんと会っていたという。日曜日のトークショーの打ち合わせだが、初対面でハナシが盛り上がり、2時間も話したそうだ。「もうゼンゼン、心配ナシ。クドウさん、めちゃくちゃ喋る人だよ」と。そういうワケで、なんだかスゴイ一夜になりそうです。


【屠畜狂い】

内澤旬子 × クドウヒロミ(『モツ煮狂い』著者)トークショウ


日時:2007年1月28日(日)18時より 

会場:古書ほうろう

入場料:500円

ご予約:古書ほうろう宛にメールかお電話でお申し込みください。

メール horo@yanesen.net タイトル「屠畜狂い申込み」でお願いいたします。

電話 03-3824-3388


なんだか、今日日記は告知ばっかりになってしまったな。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月12日(日)

今日昼から問題集を買いに出かけた。

3冊ほど、数・理・地と買った。


今日買った本

『別冊奇想天外NO.14 レイ・ブラッドベリ全集』(NO.185)1500円 奇想天外


漫画

陽あたり良好!』第1巻 あだち充 340円 小学館

陽あたり良好!』第2巻 あだち充 340円 小学館


雑誌

ショートショートランド NO.1 春・創刊号』講談社


レイ・ブラッドベリ、とうとう買ってしまった。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070124

2007-01-23 〈ちぐさ〉に行ったころ

午前中は布団の中で。午後になってようやく起き上がる。東京新聞の「TOKYO発」に、桜木町ジャズ喫茶〈ちぐさ〉が今月末で閉店、という記事が載っている。大学生のときに何度か来たときには、まだご主人(吉田衛氏)がお元気だった。注文すると、分厚いレコードリストを渡されて、「リクエストがあればどうぞ」と云われた。ぶっきらぼうな応対の店員が多いジャズ喫茶にあって、かなりフレンドリーな(といってベタベタしない)店だったと思う。パシフィックレーベルの諸作品をはじめ、この店で初めて聴いたレコードは多い。1994年にお亡くなりになった。その後は妹さん(未亡人だと思っていた)が店を継いでいる。最近は1、2年にいちど入る程度の客であった。もう一度、あそこに座ってジャズを聴きたかった。


彷書月刊』届く。特集は「ふたりはいつも」。作家と妻、詩人と娘など、さまざまな関係の「ふたり」を取り上げる。地味だけどいい特集だ。〈山王書房〉関口良雄の未亡人・洋子さんのインタビューもあり。ぼくの連載では〈立石書店〉のオープニングイベントについて書いたのだが、岡崎さんの連載でも触れられている。ありゃー、ダブっちゃったなあ。


3時前に団子坂の銀行へ。先日もらった小切手を換金しようとしたのだが、現金では受け取れず、自分の口座がある銀行で手続きして入金するのだ、と教えられる。小切手なんて受け取ったコトがないから、そんなしくみは知らなかった。3時過ぎたので、明日やり直すしかない。本郷図書館リクエストの本を受け取り、〈結構人ミルクホール〉へ。わりと長居して本を読む。倉知淳の猫丸先輩シリーズ、おもしろし。


書評のメルマガ」の特集「この版元がエライ!」へのご回答をお寄せくださった方、ありがとうございます。お返事出してない人もいます。すいません。締め切りは20日にしましたが、発行は来月なので、今月末までは受け付けます。「あの版元をプッシュしたい!」という方はぜひご回答を(上記アドレスまでメールで)。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月11日(土)

今日、部会があった。このごろのいろいろなことについて話しあったのだ。

二年生の女子は二重性格が多くていやになる。


★帰りに三年生にからまれる。他の部を退部になったやつだ。チビのくせに、いばりおって。あんなもの、なぐりとばせばよかったのに。


★注文していた本が来ていた。*1

広瀬正小説全集』の第2、3巻は品切れ、第6巻は注文していなかった。総計5冊来ていた。


★『少年ビッグコミック』NO.8 180円 小学館

買ってびっくりした。ファンコーナーのところに僕の書いた投書がのっていたのだ。

こんな投書だ。

〈表紙について一言いわせてください。

少年ビッグ”は一作品ずつ表紙にしているのがいいですね。他の雑誌ではごちゃまぜにしているのに、“少年ビッグ”では一作品にしぼっている。それがぼくの好きな作品の時はうれしくなってしまいます。こんな“少年ビッグ”に出会えたことを、ひじょうにうれしく思っています。

島根県 河上進)〉

僕の名前が目についた時、一瞬びっくりした。まさかのっているとは思わなかったからである。

原稿料は千円である。

これが僕の初めての原稿料、自分でかせいだものである。


今日来た本

広瀬正小説全集 第1巻 マイナスゼロ広瀬正(NO.180)1200円 河出書房新社

広瀬正小説全集 第4巻 鏡の国のアリス広瀬正(NO.181)880円 河出書房新社

広瀬正小説全集 第5巻 T型フォード殺人事件』広瀬正(NO.182)880円 河出書房新社

奇想天外SF放談集』第1巻 豊田有恒他(NO.183)880円 奇想天外

奇想天外SF放談集』第2巻 筒井康隆他(NO.184)880円 奇想天外


初投稿の文章が、雑誌の表紙についてだったとは……。まあ、『みゆき』の熱狂的礼賛でなかっただけマシか。

*1書店で受け取ったのではなく、当時、家に出入りしていた、店舗を持たない本屋さんに頼んで、自宅に届けてもらったようだ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070123

2007-01-22 初めての古書店みっつ

9時起き。午前中はあれこれ。4時ごろに出かける。大手町東西線に乗り換え、茅場町で降りる。地上に出て、霊岸橋方面に向かい、川沿いの古いビルへ。3階に昨年夏に開店した〈森岡書店〉(http://www.moriokashoten.com/)が入っている。白い壁と古いテーブルや椅子オブジェマッチしている。平野太呂の写真展「POOL」が開催中で、壁に5点ほど飾ってあった。2月24日(土)まで開催で、2月17日(土) 19時からは、平野太呂×飯沢耕太郎の対談がある。洋書専門で、とくにチェコの本が充実している。電話テーマチェコの本(イラスト、見返しがカワイイ)を2000円で買い、店主と話す。いつか来たようなビルだなあと思ったら、上に〈タグファインアート〉(http://www.taguchifineart.com/)というギャラリーが入っており、チェコ写真展を見に来たコトがあるのだった。


ビルを出ると、外は夕闇。東西線阿佐ヶ谷へ。北口を5、6分歩き、〈元我堂〉(http://www.gangado.com/)へ。日替わり店主で、開店時間も日によって違う。事前に調べずに行ったので、これまで3回とも開いていなかった。今日開いていたので、ホッとする。日替わり店主ということだが、寄せ集めというカンジではなく、全体に調和が取れている。奥にはコタツがあった。以前(10年以上前)に、この通りにヒッピーっぽい雰囲気の古本屋があった。近くのビルの2階に中古レコード屋があり、そこに行くついでに何度か寄った記憶がある。ひょっとして〈元我堂〉と同じ場所なのか? 仕事の資料を2冊買う。


そのあと、中野に戻り、北口を線路沿いに東中野方向へ歩く。〈ぽちたま文庫〉で、荻原魚雷さんと『ぐるり』の五十嵐さんと待ち合わせ。この店も初めてだ。出たばっかりの新刊が大量に並んでいる。二階堂正宏『のりこ』(新潮社)を500円で買う。ココのところ出不精だったから、一日で3軒もはじめての古本屋に行くのは久しぶりだ。


タコシェ〉に寄ってから、北口の居酒屋に入る。若い連中で満員の店で、勘定が安いのはいいのだが、その熱気にアテられて、なんだかどんどん元気がなくなってくる。魚雷さんに、阿佐ヶ谷の〈ブックギルド2〉が閉店で全品7割引だからと行きましょうと誘われるが、気力なく、中野駅で別れて帰る。魚雷さんに「調子悪そう」と心配された。ウチに着くと疲労困憊で、早めに布団を敷いて寝た。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月10日(金)

★生活指導というやつは、なんでこんなに腹がたつのだ。大人というやつは勝手なやつだ。

自分の頭の中にいい子ども、いい中学生というものをつくりあげて、それをおしつける。

そんなものは中学生らしくないと言うが、いったい何を基準にしてそう言うことが言えるのか、自分はいったい【その言葉どおりのことを?】やっているのか。大人の切り札はいつもこうだ。

「言いたいことがあるなら、自分でかせげるようになって言え」。まったく勝手な生き物だ。


★このごろ部活の中のふんいきがおかしくなっている。今日も事件があった*1

もう腹がたつ。


いかにも中学生っぽい青くささだ。このあと、「自分でかせげるようになって言え」と何度云われたことか。いまでも、云われそうだけど。

*1:ナニがあったのか、さっぱり憶えていない

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070122

2007-01-21 芸人・塩山芳明がデビューした夜

9時起き。午前中は1本原稿を書き、ラーメンを食べながら、《噂の東京マガジン》を見る。レギュラー風見しんごの娘が前日に交通事故死しており、司会二人は黒っぽい服を着ている。そのあとスグに出かけるつもりが、旬公が山崎豊子原作テレビドラマ華麗なる一族》第一回目の再放送を見始めたので、付き合って最後まで観てしまう。木村拓哉の演技が鼻に付かなかったのは初めてだ。


4時半、三鷹へ。〈上々堂〉で、新しいアルバイト女性から「古書モクロー」の精算金を受け取る。〈三鷹書房〉で、赤木洋一『「アンアン」1970』(平凡社新書)と山村修書評家〈狐〉の読書遺産』(文春新書)を買う。高円寺に出て、南口の〈大将〉でチューハイを飲む。エンジンがかかったところで、〈古本酒場コクテイル〉へ。塩山さん、退屈男くんのほか、山崎邦紀さんが来ていた。心配していた入りだが、「店長が泣きついた云々はガセだよ、ガセ」とのこと。じっさいはコマめに営業していたようで、6時半には20人近くが集まる。


休憩を挟んでちょうど2時間。前半は『出版業界最底辺日記』の書店在庫状況や書評についての月旦、後半はつまらない本についての雑談、といったカンジ。ぼくは「乗せ役」ということだったが、塩山氏の上がったテンションをうまく受けきれなかったかもしれない。「庶務」退屈男の使い方にも悔いが残る。しかしまあ、みんなよくウケていたし、全体としてはうまくいったのではないか。知り合いのほかに、吉祥寺バサラ・ブックス〉の店長、「東川端参丁目」さん(http://d.hatena.ne.jp/thigasikawabata/)らが来てくれた。「腰痛日記川崎追分町」さん(http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/)も途中まで(あとでブログ見たら、大変な一日だったようだ)。塩山氏は「芸人宣言した手前、ココでやめられない!」と3月にもコクテイルで話す模様。ぼくのほうは、4月15日に40歳になるのを記念して、オヨちゃんとの「古本ジェットストリーム」を開催します。


打ち上げに行くタイミングを失い、店内のあちこちを移動して話しているうちに11時。眠そうな旬公と一緒に先に失礼する。外は雨。ウチに帰り、録画しておいた《華麗なる一族》を見おわったら、急激な眠気が襲ってきた。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月5日(日)

★もうつかれた。これを書く気力なし。


4月6日(月)

同じ


4月7日(火)

同じ


4月8日(水)

同じ


4月9日(木)

同じ

もうマンネリだ、マンネリだ。


なんだか停滞してるな。でも、翌日にはまた普通に書きはじめるのであった。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070121

2007-01-20 新書読書強化年間

9時起き。冷凍庫に入っていた餅を食べる。「早稲田古本村通信」の原稿を書く。今回で42回目。この連載は昨年中に終る予定だったが、もう少し書きたいコトがあるので、セドローくんに頼んで継続させてもらっている。


筑摩書房のMさんから、彼が担当した野田敬生『諜報機関に騙されるな!』(ちくま新書)をいただく。おもしろそう。今年は、新書読書強化年間にすべく、週に1冊は新書を読むつもりでいる。この本は来週中に読もう。アマゾンマーケットプレイスから、ネタンダーズのシングル[嘆きのメロディー]と、アルバム[MOODOO]が到着。さっそく聴くがどちらもイイぞ。


夜はまたもや《プリズン・ブレイク》。1話見終えると、続きが気になると旬公が云いだし、もう1枚(2話収録)借りてくる。あと4話ぐらいで完結だが、コレだけたくさん伏線張っておいて、ちゃんと収束するんだろうか。


昨日の「日刊漫画無駄話」に「『申し上げづらいのですが、明後日のトークショー、知り合いにもう少しお声を…』と、21日にトークショーがある、高円寺は『コクテイル』の“ルーズ店長電話を」とあった。チラシもつくらずサイトでの告知だけなんて強気だなあ、しかもコクテイルサイトにはいっさい載ってないし、と思っていたら、やっぱり……。「芸人宣言」するんだったら、集客にも力を入れるほうがイイっすよ、塩山さん。というワケで、何人集まるかは知りませんが、明日は〈古本酒場コクテイル〉で、塩山芳明トーク「嫌われ者新年会」があります。賑やかしに南陀楼と退屈男も出ますので、よかったらどうぞ。


本屋のほんね」(http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/)さんが、「書店員検定3級」というのを自作していたので、やってみたが、コレがえらく難しい。1問10秒で答えねばならず、作家や版元についてはほぼ正解できたが、スリップとかバーコードとか、あるいは実用書の売れ線などについては、見当もつかず、不正解が続出。結果は、40問中22問正解で、「書店員失格(新人さんレベルです)」とのこと。うーん、キビシイ。けっこうオモシロイので、やってみてはいかが。ついでに誰か別のヒトが、コレと同じ見せ方で、「古書店員検定3級」をつくってくれるとイイだろう。そっちでも「失格」の烙印を押されると、もう夢も希望もなくなってしまうワケだが……。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月4日(土)

今日から中学二年生。組は8組である。

岩佐高志や山崎圭三といっしょな組になった。まあせいぜいがんばりたいと思う。


今日、前に武田書店で出ていないといわれた、『筒井康隆の世界』が来た。

他の所へ注文したらしっかりと来たのだ。

どうなっておるのか。


★手に入れた本

筒井康隆の世界』(NO.179)980円 新評社


雑誌広告に載っているのに、書店で注文しようとしたら「そんな出版社はない」と云われたり、出ているはずの本が届かなかったりと、中学から高校にかけて、出版流通の理不尽さをたっぷりと味わわされた。このあとも「どうなっておるのか」と怒ることが多い。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070120

2007-01-19 こほろぎなんかのことを

8時半起き。午前中は資料読みと、不忍ブックストリートの文書作成。昼はうどんとろろと卵を混ぜるとウマイ)。午後は『進学レーダー』の原稿。けっこう手間取って、4時半に完成。時間を気にしながら、出かける。


下北沢に着いて、早足で〈シネマアートン下北沢〉へ。浜野佐知監督作品《こほろぎ嬢》の上映が、今日のこの時間で最後なのだ。脚本山崎邦紀さんからチケットを買っていたのだが、今月の初めは調子が悪く、そのあとは旬公との都合が合わず、こんなギリギリになってしまった。会場は満員で、補助席が出ていた。別の用事があった旬公は、上映が開始されてから到着したもよう。


《こほろぎ嬢》は尾崎翠短編三つを題材にしたもので、《第七官界彷徨》で尾崎翠の生涯を描いた浜野山崎コンビが、尾崎翠の作品世界に踏み込んでいる。空想に浸りがちな少女石井あす香)が出てくる前半が、すごくイイ。登場人物のコトバが相手に向かって発せられず、会話は、ひとり語りや手紙の本の朗読を通して行なわれる。相手を呼ぶときも「きみ」ではなく「おばあさんの孫娘」と呼んでいる。面と向かっているのに、コミュニケーションが成立していない状態。演劇はそういう関係性を見せるのにふさわしい芸術だが、これを映画でやろうとすると、どうしても不自然に見えてしまう。前作《第七官界彷徨》でも、そういうワザとらしさが鼻についた。しかし、本作では、冒頭の老婆(大方斐紗子)をはじめ、役者の演技とセリフが、映画の世界にピタッとはまっている


登場人物は、すべてが非日常的な空想に浸りがちで、まともに生きることができないでいる。生身の身体を持ちながら、リアリティがなく、浮遊している状態。それを無理なく「絵」として見せてくれるのが、鳥取の古い街並みや建物だ。実在の建物のなかに、非現実的な登場人物たちを置くことで、リアルバーチャルが溶け合っている。ただし、鳥取ロケのすべてが成功しているわけではなく、図書館の書庫はそんなに古く見えないし、洋館のシーンはいかにも文化財をお借りして取りましたというカンジがある。


前半を見ているだけでなんだか幸せな気分になり、途中、15分ほど寝てしまった。その後、少女に代わって「こほろぎ嬢」が登場し、これまた、妄想の世界に浸る。彼女は、産婆の勉強をする女性を眺めて、「私はいつでもこほろぎなんかのことを考えている」「かすみを食べて生きていきたい」と考える。でも、じっさいにはその日のパンのことを考えずにはいられないわけで。映画では、この難問へのある解決策を示して終る。


脚本も演出もあまりヒネらずに直球なところがいい。ひとつもギャグがなく、笑うところもないけれど、見終わってなんとなく微笑が浮かんでくるような映画だった。90分という長さがちょうどイイ。鳥取ロケが見事に成功した「山陰映画」でもある。寝てしまった部分も含めて、そのうちもう一度観てみたい。


終って、トークがあるようだったが、山崎さんに挨拶して旬公と外に出る。千代田線日比谷線を乗り継いで、三ノ輪へ。青柳さんに電話すると、〈遠太〉にいるという。腹をすかしている旬公に、おばあさんが一人でやっているから、つまみをたくさんは頼めないよ、と云うと、ナニか食べていこうというので、閉店間際のそば屋に入り、鴨南蛮を食べる。人心地つけてから〈遠太〉へ。青柳さんと、濱田研吾・藤田加奈子夫妻がいる。ハマダ・フジタの会話を聞いていると、出てくるキーワード一つ一つに反応していて、お互いのやってることへの興味の高さが感じられる。その辺が、互いに無関心の部分も多いウチとの違いだな、とあとで旬公と話す。


10時に解散して、日比谷線仲御徒町で降り、湯島から千代田線に乗って、千駄木へ。旬公が〈ブーザンゴ〉に放置した自転車を拾って帰る。《プリズン・ブレイク》1話と《タモリ倶楽部》を見てから、寝た。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月2日(木)

坂本(もげ)に『ナイン』第1巻を貸したら、すばらしいと喜んでいた。第2巻を手に入れたい。


4月3日(金)

今日参考書を買いに行き、『ナイン』第2巻を見つける。早速読む。すばらしい。


だんだん記述が投げやりになってきました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070119

2007-01-18 バーバラ・セクサロイド

9時前に目が覚めるが、起きる気力なく、10時半まで布団に。そのあと、資料読み。1時すぎに、千駄木で立会いが1件ある。西澤保彦『黄金(きん)色の祈り』(文春文庫)を読む。図書館に行くとやたら冊数が並んでいるミステリ作家だが、借りたことはなかった。いちど手に取った本作の単行本には、レトロなカバーイラストが使われているが、そのせいで何となくパロディっぽい作品を思い浮かべていた。田中啓文蹴りたい田中』(ハヤカワ文庫)のイラストと同じ趣向だと勘違いしていたようだ。で、先日、文庫版を開いてみたところ、これはブラバン小説だったのである。中学吹奏楽部で起こった事件が、主人公人生を変えていく。自分の才能への絶対的な自信、他人への嫉妬など、主人公の描写はじつにイタイ。向日性のブラバン小説である津原泰水ブラバン』(バジリコ)とは、正反対であるが、おもしろく読んだ。柏木ハルコの『ブラブラバンバン』が実写映画化されるそうだし、いつかつくろうと思っているブラバン小説マンガリストに、そろそろ着手するか。


4時に出て、飯田橋へ。打ち合わせまで中途半端時間があるので、ホームのベンチで本を読んでいたら、ヨコに座っていた女性が、携帯で「バーバラです。これから戻ります」と話していた。コレは出張風俗というやつか? 横目でどんなヒトか眺めるが、帽子をかぶった地味なみなりだとしかワカラナイ。そのうちに到着した三鷹行きの総武線に乗って、バーバラさんは去っていったのでした。神楽坂の〈深夜プラス1〉で、『映画秘宝』の最新号を買って、打ち合わせに向かう。西日暮里まで戻り、〈はやしや〉へ。ビールを飲んで一息ついていたところに、高野マユタンから電話。なにがキッカケだったかは忘れたが、その直前、交差点をわたるときに、そういえばしばらく会ってないなあ、と思ったところだった。シンクロニシティってヤツか?


夜は本を読んだり、正月深夜放送で火をつけられてしまった、アメリカTVドラマプリズン・ブレイク》の続きをDVDで観たり。


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年4月1日(水)

テレビドラマの「サザエさん」をやっていた。

遠藤周作北杜夫が出ていたりして、おもしろかったが、やはり漫画ほどギャグは多くない。マジメな感じがする。


★蔵書リスト140冊までこぎつける。


★石飛さんに手紙を出して、【SF雑誌を】ゆずってもらうようにお願いする。


星新一ショートショートコンテスト、どうも落選の気配である。やけくそになって、ひっくりかえる。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070118

2007-01-17 今年の「一箱古本市」は4月29日です

9時起き。『進学レーダー』および『COMIC Mate』【昔のクセで『レモンクラブ』と書いてしまいましたが、マチガイです。1月19日訂正】の原稿を書く。いずれも書評。昼飯は出雲そば。午後も一本書くつもりだったが、塩山さんから「昨日のメルマガにオレの原稿だけ載ってない」という連絡があり、完全に載せ忘れたことに気づいて再発行したりして、時間がすぎる。


5時すぎに、旬公と〈古書ほうろう〉へ。明日からはじまる「屠畜文庫・閲覧日和」という展示のお手伝い。『世界屠畜紀行』(解放出版社)の刊行を記念して、内澤旬子がこれまでに集めた屠畜・食肉関係の資料を、ひとつの棚にまとめて並べ、自由に読んでもらおうという企画。いつもは複数の本棚にまたがっている本を、一箇所に並べてみるとなかなか圧巻の眺めである。ウィンドウも借りて、チェコ絵本や食肉処理の道具(現物)などを並べている。ぼくが集めている古本普通というか、あるレベルの古書好きなら持っているような本が多いのだが、内澤の場合は、同じ方向性で本を集めているヒトがほとんどいないために、きわめて珍しいコレクションになっているコトは間違いない。「屠畜」というテーマに興味のある人もない人も、ぜひ何冊か手に取っていただき、「こんな本を100冊以上も集めているのか……」と呆れるなり、感心するなりしてほしい。2月20日まで開催。同時に〈往来堂書店〉でな「屠畜」関連の新刊を販売します。また、会期中にはトークショーもあります。


トークショー「屠畜狂い」

内澤旬子×クドウヒロミ(『モツ煮狂い』)

日時 1月28日(日) 18:00から

場所 古書ほうろう

会費 500円


要予約(電話もしくはメールで。メールの場合はタイトルを「屠畜狂い申込み」で、と書き添えてください。)

問い合わせは古書ほうろうまで       

03-3824-3388  

horo@yanesen.net  

http://www.yanesen.net/horo/


本に帯を巻いたり、棚に並べたりしていると、7時半になった。不忍ブックストリートメンバーが続々集まってくる。ちょっと遅れて8時に、会議が始まった。「不忍ブックストリートMAP」の改訂版をつくる件と、今年の「一箱古本市」の件。一箱は雨対策のため、新規の大家さんを開拓する必要があり、それにともなって、さまざまな変更点が出てくるので、話し合うコトが多かった。11時までかかる。2月には詳細を発表しますが、今年の「一箱古本市」の開催日は4月29日(日)に決定です。店主として参加するつもりの方も、お客さんも、スケジュールに入れておいてくださいね。さて、今年もこれから4カ月ほど、やるコトがたくさんあるなあ。

では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年3月30日(月)

『奇想天外』五月号読む。実におもしろかった。来月も買おう。


★『ナイン』第1巻 あだち充の良さ、すっかりわかる。

みゆき』もいいが、これもいい。

2巻を手に入れたい。


3月31日(火)

書店に『レイ・ブラッドベリ全集*1が出ている。ほしいけれど金がない、涙をのんであきらめる。

なんだかこれ書くのめんどうくさくなってきた。

これ、いつまで続くやら。

頭になんにもうかばないよ。

*1:別冊奇想天外No.14

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070117

2007-01-16 地味な一日

9時起き。朝風呂に入り、湯船に浸かりながら、これから書く原稿のとっかかりを思案。そのまま、『ぐるり』の原稿を書く。今回はネタンダーズ。うまく書けたかな。そのあと、「書評のメルマガ」を2号続けて発行。昼飯はシラスを茹でて食べる。シラスのだしでつくる味噌汁はウマイ。午後は、仕事の連絡をしたり、旬公のイベントのチラシをコピーに行ったり、書評の本を読んだりしているウチに過ぎる。


夕方、DVDで《ボーン・スプレマシー》(2004・米)を観る。マット・ディモン主演のスパイアクションものの第二弾。前作(《ボーン・アイデンティティー》)の方が、スリリングでテンポがあってヨカッタ。晩飯は鳥の手羽先ジャガイモタマネギの煮物。地味に仕事した一日だった。


そういえば、昨日の新聞で、マイケル・ブレッカーサックス)とアリス・コルトレーンピアノ)の訃報を見た。マイケル・ブレッカーはまだ57歳だった。1980年代半ばは、新作が出るたびに聴いていた。それから哲学書房の中野幹隆氏も亡くなった。中野氏は『パイデイア』『エピステーメー』といった難解系雑誌編集者だった。安原顕が創刊した竹内書店の『パイデイア』は、浅羽通明さんに存在を教えられ、早稲田古書店街でバックナンバーを探したものだ。「日本的狂気の系譜」という特集名はいまでも覚えている(同誌については、以下を参照。http://www.logico-philosophicus.net/resource/paideia/index.htm


では、最後に「路上少年遊書日記――1981年出雲」を。


1981年3月29日(日)

部活はじめての休み

松江に行く。今井*1と他の本屋につきっきりになる。いいものばかり。松江に住みたいと今までで一番強く思った。

これからは、金をためて、全部松江で使おうと決心。いつまで続くやら。


今日買った本

『ふぁんた爺さんほら吹き夜話』横田順彌(NO.177)880円 集英社

スポンサーから一言』フレドリック・ブラウン 中村保男・訳(NO.178)320円 創元推理文庫


漫画

ナイン』第1巻 あだち充 340円 小学館


雑誌

『奇想天外』五月号 600円 奇想天外

*1今井書店松江本店。県庁の近くの殿町にあった。県内で最大の新刊書店で、行くたびに欲しい本が多すぎて困った。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070116

2007-01-15 松屋の暖房にアテられる

朝9時起き。午前中は『進学レーダー』の原稿を書く。そのあと「書評のメルマガ」の編集を途中まで。2時前に旬公と出る。小川町の〈アツマル〉でカレーうどんを食べる。この店、この辺りではいちばん好きなのだが、このところ、休みだったり満員だったりでフラレ続けていた。小ライスを頼んで、最後におじや風にして食べるとウマイ。


書肆アクセス〉で、「全国〈古本女子〉サミット」のチラシを渡す。深谷考『滝田ゆう奇譚』(青弓社)を買う。先日、校條剛『ぬけられますか 私漫画滝田ゆう』(河出書房新社)を買ったので、両者を読み比べたい。〈書泉グランデ〉で、田山三樹編著『NICE AGE〜YMOとその時代 1978-1984』(シンコーミュージック)を買う。〈ぶらじる〉でチラシを置いてもらうだけのつもりだったが、なんとなく席に座ってしまった。そうしたら、隣の男たち(会社の同僚だろう)が、タバコをもうもうとふかしながら、自分の女がTバックの下着を持っているかどうかという話題をしている。なんか、どっと疲れた。


書泉ブックマート〉のコミック売り場で、桜玉吉『幽玄漫玉日記』(エンターブレイン)を第3巻まで買い、小川町から都営新宿線に乗り、途中で乗り換えて浅草へ。〈松屋〉の古本市を見る。外が寒いので厚着をしてきたのだが、店内はむっとするほど暖房が効いている。荷物が多いのでコートを脱ぐわけにもいかず、だんだん気持悪くなってくる。ようやく一回りするが、ナニも買わず、牛イチロー先生と牛父に挨拶して、その場を去る。雷門前からバスに乗って西日暮里へ。


ウチに帰り、『幽玄漫玉日記』を一気に読む。『御緩漫玉日記』とはかなり絵柄が違うが、こちらもオモシロイ。とくに会社を設立したり、イベントに出店して小銭稼ぎをするくだりが。たちまち第3巻まで読み終わり、「ぜんぶ買っておけばヨカッタ」と悔やむ。出かける時間となり、〈古書ほうろう〉に行く前に〈ブックオフ〉に寄ったら、『幽玄』の5、6巻があったので、そそくさと買う。


ほうろうで棚を眺めて待っていると、〈リコシェ〉のアベちゃんが登場。旬公も呼んで、〈千尋〉に行く。このところ手元不如意なので、足が遠ざかっていた。久しぶりにウマイ魚を食べる。アベちゃんが、15歳の頃から(いちどだけ就職したのを除いて)さまざまなアルバイトを体験してきたというハナシを聞く。どうりでまだ若いのに世慣れているハズだよ。11時ごろに解散。


では、久しぶりに「路上少年遊書日記――1981年出雲」を一発。


1981年3月28日(土)

新井素子星へ行く船読了

ますます新井素子の良さを感じる。

俺もあんなの書きたいのに。主人公はいつも女だけど、会話や考えを読むと、なんとなく浮いた気分になる。女の子じゃないと書けませんわな。


河上進読書リスト作製中。

ノートに僕の持っている本を書く。

現在84冊まで。やっと半分。苦しい。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070115

2007-01-14 スサミ・ストリートの立ち飲み屋

9時起き。自宅で無線LANができるようになったので、ちゃぶ台パソコンを置いて、ネットを見たり、文章を書いたり。たちまち午前中は過ぎ、トマトソースパスタをつくって《噂の東京マガジン》を見ながら食べる。そのあと、久しぶりに電車に乗ってお出かけ。


西荻窪に行き、〈音羽館〉〈興居島屋〉〈にわとり文庫〉と回って、「全国〈古本女子〉サミット」のチラシを置かせてもらう。音羽館、今年から毎週火曜日が定休日になった。広瀬さんに「覚えられるかなあ」と云うと、「大丈夫ですよ、ささま書店にわとり文庫と同じ定休日ですから」と。なるほど。でも、いまだに、定休日なのにささまの前まで行ってしまうコトがある(電車内から店が見えるのにもかかわらず)。〈森田書店〉の50円均一で、最近ハマっている西村寿行文庫を4冊買った。


せっかく中央線に来たのだから、ほかに回ろうと思っていたが、まだ積極性が低下中なので、ドコにも寄らずに帰宅。音羽館で買った、桜玉吉御緩漫玉日記』第1、2巻(縁ターブレイン)を読む。『ファミコン通信』出身の漫画家ということで、ゲームに縁のないぼくは読む機会がなかったが、本作は雑誌などの短評を読んで、妙に気になっていた。読んでみると、現在の日常生活と過去の(かなりイタイ)体験が交錯するかたちで進行する「私マンガ」だった。この一カ月ばかり、どうも気分がすさみがちなので、ナンだかいちいち身に沁みる。


読み終わって、自転車で道灌山通りを走る。昨年夏にできた立ち飲み屋が、年末から開いてないなと思っていたが、今年に入っていちども営業していない。店主は昼間はどこかの会社で働いていると云っていて、脱サラの準備のつもりで立ち食いそば屋を始め、その後、立ち飲み屋チェンジした。しかし、「自分の理想の店をつくりたい」とか、「男一匹、自分の城でやったるで」などという気概はまったく見受けられず、つまみ適当で、営業時間もまちまち、ディスプレイにいたっては、どこかの韓国料理屋でもらってきたらしいネオン看板(裏側が壊れている)を平気で流用していた。「スサミ・ストリート」の異名を持つこの通りにはぴったりの、すさんだ店だったが、その力の入れなさ具合が好きでときどき寄っていた(チューハイ一杯150円という安さも魅力だったが)。しかし、いまでは手書きの看板もはげてしまっており、営業再開はムリかもしれない。ちょっと残念だ。


〈結構人ミルクホール〉と〈ブーザンゴ〉にチラシを届けて、ウチに帰る。晩飯は、秋鮭のバター焼と、ほうろうの宮地さんにもらった、名古屋土産のミソ味のモツ煮込み(レトルト)。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070114

2007-01-13 チラシができた

昨夜は7時に〈八重洲ブックセンター〉で、塩山芳明退屈男と待ち合わせ。ちょっと待ってもらって1階をぐるっと回るが、食指の動く本はナシ。『本の雑誌』だけ買って、二人のところに戻ると、塩山さんが「『本の雑誌』で鏡明がアンタの本をけなしているぜ」と嬉しそうに(あとで見たら、さらっといなされた、というカンジだった)。


八重洲BCの裏、京橋に通じる一角には、以前、サラリーマン向けの安居酒屋がいくつもあったのだが、いまはほぼ全滅状態。で、地下街の居酒屋に入る。今日は、21日(日)の〈古本酒場コクテイル〉での塩山トークの打ち合わせ。塩山センセが意気軒昂なので、なんとかなるでしょう。ぼくは「あいづちマシン」と化す予定。新幹線に乗る塩山氏と別れ、退屈男山手線で帰る。帰宅したあと、旬公に付き合って〈往来堂書店〉に行き、〈古書ほうろう〉でミカコさん製作の「全国〈古本女子〉サミット」のチラシ版下を受け取る。


今日は9時起き。朝風呂に入り、チラシをコピーしに行く。数箇所にチラシを届け、本駒込の〈ときわ食堂〉で定食を食べて帰る。そのあとは、チラシを切ったり、本を読んだり。夕方、日暮里図書館に行くと、新刊のところに『路上派遊書日記』があった。荒川区が出てくるので購入してくれたのか。旬公が鎌倉実家に泊まるので、DVD映画を観て、HDDで録画したテレビ番組を見て過ごす。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070113

2007-01-12 第1回「全国〈古本女子〉サミット」を開催します

きたる2月4日(日)に、〈古書ほうろう〉をお借りして、以下のイベントを開催します。仙台東京京都大阪福岡の「古本女子」に集まっていただき、古本との出会い古本女子としての活動などについて、話していただきます。めったに見られない組み合わせです。早めにご予約ください。チラシは来週から配布します。配ってくれるヒト募集中。ブログメルマガへの転載も歓迎です。


第1回 全国〈古本女子〉サミット


いま、古本の世界では、買う側も売る側も女性が元気だ。

彼女たちはこれまでの常識にとらわれず、自分がいいと思ったものを選び、

見捨てられていたものに新たな価値をつくりだしている。

また、本を売ることとイベント自然に連動している。

全国で活動しているそれらの「古本女子」の皆さんに大いに語ってもらうこの一夜。

古本女子も古本男子も、みんな、古書ほうろうに集まれ!


【出席者】

浅生ハルミン  ハルミン古書センター(from東京

福島杏子    貸本喫茶ちょうちょぼっこ(from大阪

★前野久美子    book cafe火星の庭( from仙台

★小西佐紀子&伊東琴子   cafe de poche(from京都

生野朋子    ふるほにすと(from福岡

【司会】

南陀楼綾繁


古書ほうろう

〒113-0022

東京都文京区千駄木3―25―5

tel./fax. 03-3824-3388

http://www.yanesen.net/horo/


2月4日(日)

18:00 open/18:30 start

入場料 1200円

予約優先

(予約は古書ほうろうまでメール電話で。メールの件名は「古本女子サミット申込み」としてくてください)


プレイベント】

古本女子」の一箱古本市


サミットに出席する「古本女子」が、古書ほうろうの店内を借りて、ひとり一箱分の古本を販売します。どんな本が出るか、お楽しみに。


期間 1月28日(日)〜2月4日(日)

古書ほうろう店内にて

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070112

2007-01-11 しばらく休んでみた

kawasusu2007-01-11

10日間のご無沙汰です。そして、おそまきながら、明けましておめでとうございます。2日から出雲実家に帰ったのですが、たくさん仕事を持ち帰りながら、ふらふらと過ごしてしまいました。たくさんの方から年賀状をいただきましたが、そういうワケでいまだ返事が書けていません。申し訳ない。まだ本調子ではないですが、今日からちょこちょこ書いていきます。


しかし、コレだけ休んでいたのに、どのブログでもまったく言及されなかったなあ。休んでいるあいだに50万アクセスに達したのだけど、読まれているという実感があまりしないのでありました(やっぱ、コメント欄がないから?)。


写真は、木次線出雲坂根駅の線路脇のタンク。ここの駅構内では、「延命水」といって、飲めば長生きできるという水を汲むことができるのですが、その脇にありました。左側のタンクには「烏龍茶」「珈琲」と書かれていて、旬公は「アレは宣伝なのでは?」と云ってましたが、商品名を出さない宣伝なんかあるわけないから、落書きだと思います。それにしては妙に流麗な文字ですね。右側のタンクにも「延命」とあるのですが、こっちはいかにも落書きっぽいトコロが笑えます。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20070111