ナンダロウアヤシゲな日々

◎この日記は、ライター・編集者の南陀楼綾繁が書いています。
◎新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)発売中です。
◎著書『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『谷根千ちいさなお店散歩』(WAVE出版)、『小説検定』(新潮文庫)、『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)、『路上派遊書日記』(右文書院)、『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『老舗の流儀 戦後六十年あの本の新聞広告』(とうこう・あい監修、幻冬舎メディアコンサルティング)、編著『チェコのマッチラベル』(ピエ・ブックス)、共著『ミニコミ魂』(晶文社)。
◎ご感想・ご連絡は南陀楼綾繁 まで。
◎「不忍ブックストリートの一箱古本市」は毎年春に開催します。
詳細は不忍ブックストリート公式ホームページもしくは、しのばずくん便りをご覧ください。
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2008-07-31 小ネタいろいろ

西日暮里から日暮里に向かう途中にある踏み切りで止まると、正面にラブホテルが見える。その壁面に「ビタミン三浦氏推薦! ミラー◎◎」とかなんとかという垂れ幕が下がっている。ビタミン三浦って誰!?(といいつつ、ちゃんとネットで見つかった。「ビタミン三浦ラブホテル研究所所長。ラブホコンサルティング帝王」だそうです)。


千駄木のまずいラーメン屋彦龍〉のおやじを、二日続けて西日暮里駅前で目撃。今日はどこかのおばさんと話しながら、自転車に乗っていた。あんまりこっち方面では見かけなかったが、なんかの吉兆もしくは凶兆か?


しばらく途絶えていた〈ブーザンゴ〉での茶話会を、昨日から再開。集まったのは6、7人でまったりとした会となった。今回から、回り持ちで30分ずつ話すコーナーを設けたので、ぼくが先日の東京国際ブックフェアの所感を話した。次回は8月27日(水)です。


読みたい本が次々に出ているが、なんといっても飯嶋和一『出星前夜』(小学館)でしょう。春先に出ると予告があったのに、アマゾンでは刊行予定日がどんどん後ろにズレていった。それがやっと出たのだ。ミルキィ・イソベの装幀もステキ

出星前夜

出星前夜


京橋の〈映画美学校〉で、ミカ・X・ペレ監督女工哀歌(エレジー)》(2005・アメリカ)の試写を観る。四川山村から二日間かかって街に出てきた16歳の少女が、ジーンズ工場で働き始める。その工場で働いているのは10代の少女が中心だ。オーストラリアカナダブランドに納品していて、工場広報担当は「納期は絶対に守ります。徹夜しても間に合わせます」と胸を張る。そのツケはすべて現場に行き、二日間の徹夜がザラになる。しかも、給料は遅配され、夜に外出すると罰金で二日分の労働がパーに。もう身も蓋もない搾取ぶりだ。とくに強烈なのが社長で、警察署長を務めたあと会社を設立した。従業員は「教養もなく労働倫理がない」と決め付け、犯罪者扱い。ストのあとに行なわれたパーティーでは、従業員を前にカラオケうたってゴキゲンに。


おもしろかったが、「ドキュメンタリー映画」としてどうかといえば、疑問も。主人公少女も含めてすべてが予定調和というか、監督意図通りという感じで、いいドキュメンタリーにはあるブレ(ノイズ)が見当たらないのだ(終わりに「当局に何度もテープが押収され、少女セリフアフレコにせざるを得なかった」というエクスキューズはあるものの)。音楽もちょっと甘ったるい。だから、劇映画のように観てしまった。88分という長さはちょうどいい。秋に渋谷〈シアター・イメージフォーラム〉で上映。配給会社は《いのちの食べかた》と同じエスパース・サロウ(http://www.espace-sarou.co.jp/)。


新聞で、池袋の「人世横丁」が今月末に営業をやめるというニュースを知った数日後に、田端新町の〈神谷酒場〉が来月頭に閉店という記事も読んだ。あのバラックみたいな建物もなくなるんだろうな。

2008-07-29 久しぶりの〈なってるハウス〉

午前中はウチで洗濯したり、図書館に寄ったり。午後、『SPA!』の原稿。書き出しが決まらずに何度も書きなおす。3時間近くかかって書き上げる。1000字ぐらいなのだから、1時間以内にビシッと完成させないといかんと思うのだが。


とりあえず重しが取れたので、久しぶりに入谷方面へ。〈加藤〉でモツ焼きとビールグループが多く、にぎやか。台東区中央図書館で、本を探す。9月のトークの参考書などが見つかる。8時前に、道を渡ったところにある〈なってるハウス〉へ。渋谷毅さんと石渡明廣さんのデュオドラム外山明今日は入らず、ピアノギターだけもイイ。聴きながら、しだいに眠くなってくる。休憩のとき、渋谷さんと少し話す。黒岩重吾高村薫が好きだというのが意外だった。今日も客は7、8人で常連さんが多い。


終わって外に出たら、雨が降っていた模様(あとでニュースを見たら、雷雨電車が止まったりしていたようだ)。鶯谷の坂を上がり、根津経由でウチに帰る。

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2008-07-28 大井町よいとこ

朝から仕事場で、紀要校正。眠気をこらえて、夕方までにカタをつける。途中、「十番勝負」のチラシを印刷して、〈古書ほうろう〉に持っていく。


6時に出て、京浜東北線大井町へ。好きな街なのだが、〈大井武蔵野館〉の閉館(1999年)以来、めっきり来る回数が減ってしまった。東口を出ると、駅ビルみたいになっていて〈ブックファースト〉が入っていたので驚く(しょぼい品揃えだったけど)。東小路に入る手前の建物が今風になっていたので、心配したが、東小路の飲み屋街は健在だった。ちょっと先にある〈海老原書店〉も残っていて、あいかわらず狭い店なのに品揃えがよい。塩山芳明東京の暴れん坊』(右文書院)なんてのもあったりして。「特集 馬込村の文士たち」の『史誌 大田区研究』第32号を800円で買う。宇野千代の随想、近藤富枝、木村久邇典の講演などを収録。大田区は『馬込文士村ガイドブック』などの冊子を刊行しているが、コレは知らなかった。東小路に戻ると、いつも寄っていた〈永楽〉が定休日。その数軒隣にあって店構えも似ている〈朋友〉でビールギョーザ焼きそばを食べる。五臓六腑にしみわたるウマさだなあ。


8時に改札で、渡邊裕之さん、光文社のMさん、右文書院青柳さんと待ち合わせ。渡邊さん編集の『ポスト・ブックレビューの時代 倉本四郎書評集』の上巻が刊行されたので、そのお祝い。青柳さんオススメの〈しげちゃん〉で、焼酎ゴーヤ割という妙なものを飲み、その裏にあるジャズバーへ。そのバーはいいレコードをかけていた(亡くなったばかりのジョニー・グリフィン)が、冷房がなくて、穴倉みたいな場所に座ったので、酸欠状態になった。11時にお開きになり、京浜東北線で帰る。青柳さんのハナシでは、東小路は再開発で消える予定になっているらしい。とつぜん消えたら悔やんでも悔やみきれないので、せいぜい通おうと思う。

urotankenurotanken 2008/08/03 02:47 大井町は私も好きな町ですが、そうですか。東小路なくなってしまうのか。永楽のギョーザも結構好きです。

kawasusukawasusu 2008/08/03 08:35 こんにちは。正確にいつごろなくなるのかは判らないんですが。永楽のギョーザ、おいしいですよね。

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2008-07-27 大家ですから

昨日はあまりの暑さに、夕方までぐったりしていた。夜、このところには珍しく、ちょっと涼しくなったので、晩飯を食べてから自転車で出かける。〈往来堂書店〉を覗き、根津の〈NOMAD〉へ。いつ来ても客が多いなあ。1時間ほど本を読み、裏道を通ってウチへ。藪下通りのほうから帰ると気持ちいいコトが判った。


ウチに帰ると、旬公が本を枕に眠っている。1時間ほどして眼を覚まし、読みかけの本を最後まで。「そろそろ布団敷きたいんだけど」と云ったら、「これからmixi感想を書かなきゃならないから、寝てるヒマがない」とのたまう。さっきまで寝てただろ!


今朝、仕事場に行くと、大家さんがやってきて、「隣の部屋に入りたいけど、鍵を忘れたので、おたくベランダから入らせてほしい」と。暖房の調子が悪いと住人から云われたそうだけど、その本人を立ち合わせずに、電気屋を入れようとしているようだ。隣の方は留守なんですよね? 勝手に入っていいの? ベランダからって、防犯用の仕切りがあるからムリでしょう? それらの疑問に対して、「大家ですから」と一言で返される。それで済まされたら、住人はたまらないよ。


4時ごろに出かけて、三鷹へ。駅前通りにたくさんの出店が出て、催し物もやっている。久しぶりの〈上々堂〉で、売り上げを受け取る。5か月分なので、それなりの金額になってありがたい。吉祥寺に行き、〈リブロ〉〈啓文堂書店〉で、ばるぼらナイロン一〇〇パーセント 80年代渋谷ポップカルチャーの源流』(アスペクト)を探すも、見つからず。めったに行かない〈ブックス・ルーエ〉に行くと平積みになっていた。好きな店員がいるんだねえ。〈MANDALA-2〉近くのマクドナルドに入り、さっそく読み始める。ちょうど文庫化された、宮沢章夫東京大学80年代地下文化論」講義』(白夜ライブラリー)を再読したところなので、とてもいいタイミング

NYLON100% 80年代渋谷発ポップ・カルチャーの源流

NYLON100% 80年代渋谷発ポップ・カルチャーの源流

東京大学「80年代地下文化論」講義 (白夜ライブラリー002)

東京大学「80年代地下文化論」講義 (白夜ライブラリー002)


6時半に会場に行くと、外に行列ができていた。雨の中を並んで入場。後ろから岡崎武志さんに声をかけられる。ナカに入るとすでに椅子席は埋まっていたので、カウンターの後ろで立ち見することに。この店はほかの予約よりも、店売りの入場を優先するから仕方ないとはいえ、ずっと立ち見はツラい。7時半にふちがみとふなと登場。前半ではよく知られた曲を中心にやり、後半では上野茂都さんを迎えて、新曲や珍しい曲をやっていた。途中、上野さんのコーナーがあり、曲だけでなくしぐさの一つ一つで爆笑を取っていた。上野さんの三味線は伴奏のときもイイ。終わって、新しいアルバム[フナトベーカリー]を買う。岡崎さん、海ねこさん夫妻、糸織さんと南口にある台湾料理屋へ。気になっていたが、入るのは初めて。ギョーザ焼きそばもうまく、安い。これからはライブのあとは、ココに来よう。ウチに帰り、[フナトベーカリー]を聴いて眠る。

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2008-07-26 10年ぶりにコミケに出ます

10年前に『日記日和』を出して以来、ずっとコミケにブースを出していませんでした。客では2回ぐらい行ったかな。でも、たんなる客で行くとグタッと疲れるだけなので、やっぱり売るほうで出ていと思っていました。今回は、和光大学の「雑誌研究」の学生がつくったものを売る場としてブースを取ったのですが、やはり自分でも新刊をつくってみたくなりました。「けものみち文庫」は「わめぞ文庫」のマネじゃなくて、「入谷コピー文庫」を見て以来、次につくるならこの名前だと考えていたものです。制作を決めたのが遅かったので間に合わないかと思ったのですが、わずか二週間の突貫作業で週明けに入稿できそうです。出店場所は、「西 な―15b」です。評論系のコーナーですね。販売するのは以下の3点(あるいは4点)です。


けものみち文庫

積んでは崩し 南陀楼綾繁のブックレビューコラム1999〜2004


A5判・88ページ・表紙カラー

定価1000円+税


けものみちに埋もれていた掲載誌やパソコンハードディスクから発掘された、南陀楼綾繁書評や本に関するコラムテキストを集成。もちろん全文単行本未収録。


わめぞ文庫001

武藤良子著『大阪京都死闘篇 武藤良子関西旅行記(仮題)』


解説・南陀楼綾繁

予価 500円(税込)


和光大学学生によるミニコミ(未定) 1点もしくは2点


『積んでは崩し』は300部発行。コミケ後は、「南陀楼綾繁の十番勝負」の会場や、一部のお店で委託販売させてもらいます。通販は対応できるかどうか、決めかねています。まだ少し売れ残っている「しのばずくんトート」との抱合せ販売にしようかなどと、アコギなこともちょっと。まずは見てみたいという方は、ぜひコミケにいらしてください。武藤さんの『大阪京都死闘篇』もイイ本になりそうですよ。

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2008-07-25 天国注射の夜

午前中に図書館で調べ物をして、午後にトークの準備。5時に下北沢へ。駅前の〈松菊〉という定食屋で、鳥のから揚げ定食を食べる。下北沢にあるとは思えないほど、落ち着いた店。値段も安い。また来よう。〈気流舎〉に行くと、先客の男性が。どこかで見た顔だなと思って、しばらくハナシを聞いていたら、「素人の乱」の松本哉さんだと判る。


トークは7時開始だが、『ぐるり』の五十嵐さんも近藤さんもなかなか来ない。まあ、客の集まりも遅いので、構わないのだが。7時すぎに開始。近藤十四郎さんに、自販機雑誌HEAVEN』について聞く。日大芸術学部佐内順一郎高杉弾)氏が出していたミニコミの話から、美沢真之助隅田川乱一)、山崎春美、そしてエルシー企画(群雄社)の明石賢生などの一筋縄ではいかない人々との交流へとハナシを進めていく。2時間たっぷり話し、そのあと近藤さんに一曲歌ってもらう。質問コーナーはカットしていったんシメたが、その後もほとんどの人が残り、近藤さん持参の『HEAVEN』『JAM』などを手に取ったり、いろいろ訪ねたりしていた。今回の参考資料として活用させてもらった、竹熊健太郎但馬オサム「天国桟敷の人々」(近藤さんインタビューも掲載)を連載していた時期の『クイックジャパン編集長赤田祐一さんも来てくださり、近藤さんとめちゃめちゃ濃い情報を交換していた。もう満腹というカンジで、11時に解散。


近藤さん、ほうろう・山ちゃん千代田線で帰り、いったん仕事場に寄ってから、〈小奈や〉でちょっと飲む。1時半に店を出て、小雨が降る中をウチに帰る。


紹介が遅れたが、仙台火星の庭〉で、「荻原魚雷古本の森文学採集」が8/18(月)まで開催中。魚雷さんの眼で見つけてきた本を展示し、一部を販売するというもの。購入者がもらえる『古本の森 文学採集ノート』を前野さんが送ってくれた。あさって27日(日)には、魚雷さんのトークとオグラさんのライブがあります。

http://www.kaseinoniwa.com/

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2008-07-21 「秋も一箱古本市」の日程決定!

不忍ブックストリート青秋部(http://d.hatena.ne.jp/seishubu/)から日程の発表がありました。


秋も一箱古本市2008

2008年10月12日(日) 11:00〜17:00

※雨天の場合13日(月祝)に順延

 

いよいよですね。開催場所をはじめ、すべての企画が青秋部の二人の尽力によるものです。みなさん、ご協力よろしくお願いします。こんな集まりもやりますので、気楽にご参加ください。特に出席はとりませんが、参加予定の方は、事前に青秋部までご一報いただけると助かります。

 

秋も一箱古本市2008 決起集会

日時:2008年8月2日(土) 18:00〜19:30会議終了予定

場所:千駄木交流館 和室B(文京区千駄木3−42−20)


今朝はちょっと涼しくて助かる(その代わり、窓を開けていたのでさんざん蚊に刺されたが)。旬公と渋谷に行き、〈シネマGAGA〉で、エドガー・ライト監督《ホット・ファズ》(2007・英)を観る。前半のコミカルな感じから、後半の怒涛のアクションへ。一見に値する映画だ。この劇場、客席に入るまでにらせん階段を上るようになっていて、目が回る。〈龍の髭〉で角煮チャーハンを食べて西日暮里に戻り、『COMIC Mate』の原稿を書く。今回は『「プガジャ」の時代』(ブレーンセンター)だが、書きたいことが多くて、かえって難渋した。夜、代々木で、ニューアルバム『僕のものになれ』(傑作!)を出したぱぱぼっくすらのライブがあったのだが、もう一度出かける気力が起きずパスする。福岡出身の埋火というバンドが気になっていたのだが。

2008-07-19 副都心線にのって

毎朝おそろしく暑いので、寝起きが不快テレビで《ぶらり途中下車の旅》。今回は新しくできた副都心線だったので、最後まで見てしまった。西早稲田駅は早大理工学部のほうに出口があるのか。西日暮里に行って、仕事の本を読む。


1時半に出て、池袋へ。〈蘭蘭〉でラーメンチャーハンのセット。相変わらず安くてウマイ。汗をかきつつ、〈ポポタム〉に到着。ココで上映会があるのだ、店内だから涼しいと思っていたら、奥のギャラリーには冷房がなく、後ろから送風機で風を送っている。前のほうからだんだん酸欠になり、上映中に次々にヒトが席を外すという事態に。


今日やったのは、「セルフビルド」をめぐる2本のドキュメンタリー。《エノアールカフェ We are living in the park!》(監督吉田卓史)は、代々木公園で暮し、物々交換カフェやお絵かき教室を開いている小川てつオ(前に『燃えるゴミ』というミニコミを出していたね)といちむらみさこを撮影したもの。二人の気負わないカンジがとてもよかった。もう一本は、《沢田マンションのかまんろうライフ》(監督;サワダトール)。沢マンについては本もあるし《探偵ナイトスクープ》で取り上げられたこともある。本作は沢マンの各部屋をめぐっている点では貴重だが、きちんと構成されてなくて編集のテンポも悪いので、正直いって、この状態で見続けるのはつらかった。


このあと討論会があるらしいが、それは出ずに、池袋に戻る。大ガードを抜けて、〈往来座〉へ。瀬戸さんに先日の経費と謝礼をようやく渡せる。オススメフリーペーパーをいただき、資料本を1冊買う。そのあと〈リブロ〉に寄ると、文芸評論と本の本が、奥のいちばん目立たないところに移動されていて、スペースも小さくなっている。いよいよ売れない本が排除されつつあるのか。坪内祐三東京』(太田出版)ほかを買い、ちょっと時間があるので、今朝見た副都心線に乗ってみることに。丸の内線の乗り場から、さほど歩かずにホームに出られた。できてすぐにトラブル続出していたが、いまはフツーに動いている。乗客は少ない。


西早稲田で降りるが、地上に上がって一瞬方向が判らなくなる。早稲田通りに出て、〈古書現世〉へ。なんか久しぶりに来たなあ。親父さんが店番していたが、セドローくんを電話で呼び出してくれる。だいぶ前に目録注文していた月刊『噂』の合本2冊、山本容朗『現代作家 その世界』(翠揚社)などを買う。後者には平野謙尾崎秀樹が、山本ポスト十返肇として推薦したオビがついている。いつも行っていた〈シェ・ヌー2〉が閉店し、そのあとの店が「ちょっとヤバイ感じ」だとセドローくんが云うので、無難に〈ベローチェ〉に入って話す。


また副都心線に乗って、こんどは新宿三丁目で降りる。丸の内線への乗り換えもスムースだ。新高円寺に着くと、ちょうど7時。予約していた〈レ・プリムール〉へ。旬公は例によって遅刻。旬公の友だちのシュリさんと、そのパートナーのNさんの店だが、いつも大食い選手権かといいたくなるほどの量を出してくれる。今夜もメインの伊勢エビパスタに行くまでに、「箸やすめ」と称して何皿も出てきた。こっちも焼酎を飲むなど、かなり自由に振舞わせてもらっているが。超満腹して店を出たのは11時前。なんと4時間もいたのだ。ウチに着いたら12時。炎天下を歩き回ったので、全身汗みどろ。シャワーを浴びて寝る。


献本お礼。中野純『図解「月夜」の楽しみかた24』(講談社+α文庫、800円)。ナイトハイカーの異名を持つ中野さんが紹介する、月と戯れる24の遊び。このヒトは、本当に自分だけの遊びをつくりだすのが好きなんだなあ。もう一冊は、鈴木地蔵『文士の行蔵』(右文書員、2200円)。装幀・林哲夫。やはり勝本清一郎についての章が圧巻。


図解 「月夜」の楽しみかた24 (講談社+アルファ文庫 C 123-1)

図解 「月夜」の楽しみかた24 (講談社+アルファ文庫 C 123-1)


あと、名古屋フリーマガジン『SCHOP』第14号も到着。特集は「ResisDANCE! くらしの明日」。農家やオーガニックショップのヒトなどにインタビューしている。すごい文字量、コラムが充実しているし、大橋裕之マンガ連載もあり。東京での配布先を募集しているそうなので、その気があればご連絡を。

http://schop.boo.jp/

SCHOP(S)SCHOP(S) 2008/07/21 16:04 ご紹介頂きありがとうございました!早速問い合わせがありました。
次号もがんばります。来名の際には、またご一緒させてください。

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2008-07-16 栗原裕一郎さんとトークします

告知です

『ぐるり』プレゼンツ

南陀楼綾繁のトーク十番勝負 その4

声に出して読みたい盗作〜『〈盗作〉の文学史』刊行記念〜


出演

栗原裕一郎(ニュー評論家

南陀楼綾繁ライター編集者


ゲスト

安藤礼二文芸評論家


朗読

佐藤わこ(詩人


井伏鱒二庄司薫大藪春彦山崎豊子立松和平……。著名作家をめぐって囁かれてきた〈盗作疑惑を徹底検証した、『〈盗作〉の文学史 市場メディア著作権』(新曜社)の著者・栗原裕一郎さんをお招きして、このスキャンダラスにして業の深い問題を語り合います。『神々の闘争 折口信夫論』(講談社芸術選奨新人賞受賞)の安藤礼二さんもゲストとして参戦。オリジナル盗作を並べての朗読タイムなど、底意地の悪いトークになりそう!? 


日時 2008年8月18日(月) 18:30開場/19:00開始

場所 古書ほうろう

文京区千駄木3-25-5 1F

電話 03-3824-3388

http://www.yanesen.net/horo/


入場料 800円(要予約)

予約方法 

(1)ビレッジプレス「ぐるり」編集部

info@village-press.net 03-3928-7699

(2)古書ほうろう 店頭受付のみ


栗原裕一郎(くりはら・ゆういちろう)

1965年神奈川県生れ。『インビテーション』『エクス・ポ』などで連載するほか、数多くの雑誌に寄稿。企画・共著に『腐っても「文学」!?』(宝島社)、『禁煙ファシズムと戦う』(ベスト新書)などがある。目下の興味の対象は「現象とメカニズム」(「盗作事件」もそのひとつ)。

http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/


ってコトで、目下、話題沸騰中の本(塩山芳明さんの個人的店頭調査によれば増刷間近!?)の著者をお招きしてのトークです。栗原さんは〈ジュンク堂〉でもトークするみたいですが、それより早く、それよりディープな内容になること間違いなし。ゲスト安藤さん栗原さんの紹介ですが、かなり面白い方らしいです。私は前日がコミケなので、疲労のためナチュラルハイになってるかも。今回は飲食ネタでないためホッピーは付きませんが、酒類の持込は自由です。お気軽にご参加ください。


朝9時半、西日暮里事務所ベランダに積んであった粗大ゴミを業者に引き取ってもらう。そのあと片づけをしたので、大汗をかいた。持ってきてあったTシャツに着替えたら、これが小さくてパツンパツンに肉が食い込む。我ながらボンテージハムみたい。ソフトバンクCMで、黒人が云う「すいません、水着キツイです」状態。そのまま夕方まで仕事して、旬公と〈花歩〉でお茶最近食べ物を出すようになったが、ピザトーストシチューも安くてウマイ。雑誌で紹介されたとかで、満員の盛況。


ピタTが恥ずかしいので、とりあえずウチで着替えようと、団子坂まで来たら、向こうから来た男性に「ナンダロウさん?」と声をかけられる。以前『サンパン』の集まりでお会いしたSさんだ。白山学校にお勤めとは聞いていたが。挨拶して別れ、さらに坂をあがると、こんどは向こうから来たスクーターの人が「ナンダロウさ〜ん!」と元気に叫ぶ。砥ぎ猫さんだ。わずか30メートルで2人に会うなんて初めて。それもあんまりヒトに会いたくない今日に限って。まあ、先方からすればいつも通りの丸い男でしかないのだから、自意識過剰なのでしょうが。

2008-07-15 田川さんの鼻歌映画は必見!

11月に開催予定の第三回「ブックオカ」で、フリーペーパーについての対談(お相手は未定)をすることになり、それに合わせて、フリーペーパーの展示を行なうことになりました。そのセレクトをお手伝いすることになり、いろいろ集めています。自薦・他薦は問いません。みなさんのつくっている、もしくは、愛読しているフリーペーパーを教えてください。主催者側のリクエストは、いちおう「アートフリーペーパー」ということですが、あまりジャンルにはこだわりません。おもしろければ、手書きのものでもかまいませんし、ペーパーでも冊子体でも、無料配布していればOK。ただし、会場で現物を配布できるようにしたいので、現在発行中のものに限ります。南陀楼までメールくださるか、コメント欄へ書き込んでください。そのあと、どこかで入手するか、現物を送っていただくかします。ただ、最終的に展示させていただくかどうかは、ぼくの一存で決めさせてもらいます。今月中に情報いただければ幸いです。


昼過ぎまでに仕事の区切りを付けて、出かける。千代田線明治神宮前駅近くの某ビルへ。伊勢真一監督《ゆめみたか〜愛は歌 田川律〜》の試写会。そういう映画が進行中だということは数年前から聞いていたが、ドキュメンタリー映画というのは一歩外すと目も当てられないことが多いので、正直、見に行くのを躊躇していた。知っている方が出ているのに、つまらないと云うのはつらい。


ところが、意外にも(失礼!)、このドキュメンタリー、とてもよかった。田川律という、ナニが本業だか判らないあいまい存在を、そのまま映し出している。喋る田川さん、うたう田川さん、料理する田川さん、舞台監督する田川さん。どれも生き生きとして、ちょっと笑える。86分という適度な長さも、シーンごとの編集もよく、ダレずに最後まで観た。田川さんはとにかく全編、鼻歌を歌いつづけている。お寺の坊さんの息子であり、高田渡ら親しき人が彼岸にわたった時期の撮影とあって、やたらと墓地が出てくるし、死が重要モチーフとなっているが、それがぜんぜん暗くない。最後に出る「ほな サイナラ」という字幕は、このまま田川さんが亡くなってもおかしくない感じだが、万が一、ほんとにそうなっても、笑って見送れるという気がする。田川律というひとを、知っている人も、知らない人も楽しめる映画になっていると思う。


ひとつだけ気になったのは、田川さんと監督である伊勢さんの交流の様子が、そのまま画面に取り込まれていることだ。なにも、伊勢さんの知人やお父さんの墓にまで、田川さんを付き合わせることはないでしょう。そういった監督の思いを入れ込まなくても、じゅうぶんオモシロイ映画になったと思うのだが。


この映画は都内では、明日、7月16日(水)の14:00からと19;00から、下北沢〈北沢タウンホール〉で、7月25日(金)の19:00から吉祥寺武蔵野公会堂〉で、7月27日(日)の13:00からと16:00から〈小岩コミュニティホール〉で、8月5日(火)19:00から〈大泉学園ゆめりあホール〉でそれぞれ上映される。トークあるいはライブつきだ。その後、関西でも上映会があるらしい。〈ヒナタ屋〉の「りつ、つくる」の常連さんは、ぜひ見に行ってください。

http://www2.odn.ne.jp/ise-film/works/yumemitaka/yumemitaka.htm

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2008-07-12 ブックフェアと「本の学校」シンポ

東京国際ブックフェア」のためビッグサイトへ。コミケのときは新木場経由で行くのだが、今日豊洲からゆりかもめに乗ったら空いていて気持ちよかった。ブックフェアは相変わらず、どの社のブースもうるさくて、三分の一回ったら疲れてしまった。それでも、ブックフェア合わせの新刊が何冊か買えてよかった。田中達治『どすこい出版流通 筑摩書房蔵前新刊どすこい」営業部通信1999-2007』(ポット出版)、岩田博『ひとり出版社岩田書院」の舞台裏2003〜2008』(岩田書院)、『書店未来デザインする 本の学校・出版産業シンポジウム2007記録集』(唯学書房)、それとちょっと前に出た、辻由美読書教育 フランスの活気ある現場から』(みすず書房)を。いずれも必携、必読の本だ。


会議棟に移動して、「本の学校・出版産業シンポジウム」の分科会を見る。第二分科会の「図書館書店出版社コラボレーション」と、第四分科会「若手出版人の本音トーク」のふたつ。この模様は次号の『彷書月刊』で書いた。第四では、ミシマ社の三島邦弘さんの話がよかったが、席の前の貼り紙が「ミシマ屋」になっていて気の毒だった。質疑応答で、聞いたような声のヒトが。東京新聞のMさんだ。一箱古本市を枕にふって質問して、ぼくの名前まで出してくれていた。それに対して司会の永江朗さん(今日ジャケットにとんがり頭が決まってました)が、「ぼくなんか、南陀楼綾繁みたいにヒトを集めるより、一人で本を読んでいたい」とおっしゃっていたが、ぼくも別に社交的だからこんなコトしてるんじゃないんだけどなあ。本の学校とセットで来ると、ブックフェアもそれほど苦にならないことが判ったので、来年も来よう。


ウチに帰ると、アマゾンから戸川純[TOGAWA LEGEND:SELF SELECT BEST&RARE 1979-2008]が届いていた。3枚組のベスト盤ソロハルメンズゲルニカヤプーズから数曲ずつと、企画ものからのセレクト。かなり選び抜かれたベスト盤だという気がするが、仕事をしながら聴くと疲れる。


7月25日に行なう近藤十四郎さんとのトーク、若干余裕があるそうです。近藤さんは、『HEAVEN』にずっと関わりながら、一歩引いた位置から見ていたヒトだと思うので、かなりオモシロイ話が出てくるのではと期待しています。いまはほぼ壊滅した「自販機雑誌」というメディアに興味がある人はぜひ来てください。


『ぐるり』プレゼンツ

南陀楼綾繁のトーク十番勝負 その3

ぼくが『HEAVEN』の住人だった頃


出演

近藤十四郎ミュージシャン

南陀楼綾繁ライター編集者


1980代初頭に仇花のように咲いた、自販機雑誌HEAVEN』。高杉弾山崎春美羽良多平吉隅田川乱一らがやりたい放題に暴れたこの伝説雑誌に、創刊からスタッフとして関わった近藤十四郎さんにたっぷりお話をうかがいます。香山リカ『ポケットは80年代がいっぱい』の読者は必聴! 近藤さんの生演奏もあるかも!?


日時 2008年7月25日(金) 18:30開場/19:00開始

場所 対抗文化専門古書 気流舎

世田谷区代沢5-29-17 飯田ハイツ1F

電話 03-3410-0024

http://www.kiryuusha.com/

入場料 800円(予約優先、15人限定)

予約 ビレッジプレス「ぐるり」編集部

info@village-press.net 03-3928-7699


近藤十四郎(こんどう・としろう)

1954年岡山生れ。71年(高2)より東京。エルシー企画アリス出版〜群雄社にて『HEAVEN』、豪華パンフレット『陽炎座』(鈴木清順監督)などを制作。その後フリーソロバンドによる音楽活動も並行。「バカズ」〜「ゴールデンDAS」そして今夏、新生「水の底楽団」始動

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2008-07-11 ユニクロは南千住に限る

ついに穿くものがなくなったので、昨日の午前中、〈ユニクロ〉に買いに行く。一番近いのは上野だが、どうも気後れしてしまう(ユニクロなのに……)ので、南千住店へ。ダダっぴろい道路に面した小さな店だが、客が少ないので気に入っている。ズボンとシャツを数枚買い、すそ直しの時間を利用して南千住図書館に行くも、館内整理日で休館。南千住駅前でメシでも食うかと向ったが、駅前の再開発で、小さな飲み屋や定職屋が全滅状態。いちど入ろうとおもっていた洋食屋が消滅していた。〈鶯酒場〉のあったところはパチンコ屋に(鶯酒場は前のビルの2階に移った模様)。コツ通りで定食屋を見つけ、スズキの塩焼きを食べる。


もういちどユニクロに戻って、ズボンを受け取る。隣のレジに来たおばさんが、店員に「このサイズでいいですか?」と確認されて不安になったらしく、その場でカーディガンを脱いで買うつもりのをはおりはじめる。やはり小さかったのか、荷物をそのままに売り場に戻り、しばらくして別の商品を持ってきて、またカーディガンを脱いではおる。その間、次の客が待っている。「もしもし、更衣室があるんですけど……」とは店員も客も云わない。もう慣れているんだろう。なんだかすさんでいて、とても落ち着くユニクロだ。


9、10日は光源寺で「ほおずき千成り市」があったが、仕事の切りが悪く、両日とも顔を出せず。ざんねん。今日和光大学。「雑誌研究」の講義、ことしも終わる。提出課題の「雑誌の見本」、18人ほどなんとか完成させてきた。登録した人数の四分の一だ。あんまり受講生が多いのも困るので、来年は対策を考えねば。二回目になる学生三人が和光大学に関するフリーペーパー(もしくはミニコミ)を、〈バサラブックスバイトのKくんが人物に関するミニコミをそれぞれつくって、8月17日コミケで売ることになっている。間に合えばイイけどね。


なんだか疲れてウチに帰ると、マンションの下の部屋から男の怒鳴り声が。日本語じゃなくて、英語だ。やたら「fuckin'」を連発し、「I HATE EVERYTHING!」と繰り返している。ナニがあったんだろうなあ……。妙に聞き取りやすい英語だったのは、相手が日本人のためか。英語圏女性に向けて日本人の男が英語で毒づいていることも考えられるけど。しんみりと心がすさんでいく。

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2008-07-08 告知などいろいろ

倉敷蟲文庫〉より、「蟲文庫文庫」の第一弾、原民喜『夏の花』をいただく。シンプルだが、手のかかった装幀。挿絵はミズタニカエコ。また、『瀬戸内作文連盟』第6号も。蟲さんが蓮沼小亀というペンネームで「湯気のたつ書斎」という文を書いている。お風呂原稿かくのは、ちょっとやってみたい。


あと、展覧会いろいろ。


中里和人写真展『SELF-BUILD』

バー・トタン、詫び寂びコンテナハウスアナーキーキッチュ庭園、2階

建てトラック住宅隅田川完全0ハウス、コルゲートパイプ邸など…。自分で

建てたさまざまな理想の家がある。自分たちの手で造った不思議な庭がある。

ここには、眠っていたセルフビルドスピリッツが目を覚まし、家や庭、アー

ト空間に変身したフラジャイルで堅牢なセルフ景色がある。建築家石山修武

氏と巡った、現代のSELUF-BUILDワールド。中里氏制作の「移動する組み立て

小屋」5号も展示します。


2008年7月5日(土)〜7月16日(水)

13:00〜21:00   木・金曜日休み


ROBA ROBA cafe(ロバロバカフェ

世田谷区経堂2-31-20

tel + fax 03-3706-7917

http://www15.ocn.ne.jp/~robaroba


★nakaban展覧会「ナの山」


7/14(月) 〜26(土)

open 12:00 〜19:00(最終日17:00まで) *日曜・祝日休廊


gallery福果

101-0051 東京都千代田区神田神保町1-11-2F

tel&fax:03-3259-6555


西荻ブックマーク三木鶏郎冗談音楽

出演:山川浩二(やまかわひろじ)

広告評論家1927年生まれ。電通ラジオテレビ局などで企画プロデューサー

として活躍。三木鶏郎氏とは、大学時代から、「日曜娯楽版」(NHKラジオ)の

ライタースタッフの一員として係わり、電通時代は、三木鶏郎CMソングのプ

デュースを一手にひきうける。電通退社後は広告評論家として活躍しつつ、

アド・ミュージアム東京」のオブザーバーを務める。著書に『広告発想』、

映像100想』、『昭和広告60年史』など多数。


2008年7月13日(日)

今野スタジオ『MARE(マーレ)』

16:30受付/17:00開演

\1,500 定員25名

予約はこちらから

http://s1.shard.jp/nishiogi/index.htm


★第3回「女子とふるぽん〜」寄港市

ダイバー店内で開く、ガールズ&ミセスのミニ古本市


きたる7月8日(火)〜12日(土)、女性の本を中心としたミニ古本市をひ

らきます。乙女オトメンの本、懐かしい本、欲しかった本、意外な本…いっ

ぱいの5日間。(途中で補充あり)ぜひ、ぜひ、遊びにいらしてくださ〜い。


参加:えこし会(江古田詩人会)、奈良の小さな古本屋 このはな文庫、木南

文庫オトメン代表)、こだぬき書房、トカゲ書林、ゆず虎嘯(こしょう)、

古本ピックルス、林檎文庫古書マーメイド


7月10日(木)夕には、えこし会による「朗読&ライア ミニコンサート」

もございます。


〒101-0051 千代田区神田神保町2−12 川島ビル1F(但し木造)

03−6657−3277

http://bookdiver.exblog.jp/


★エノアール&沢マン上映会イベント

インディーズドキュメント映像2本立ての上映会とフリートークイベント


上映内容

1)「エノアールカフェ We are living in the park!」 (監督吉田卓史)

ホームレスたちとブルーテント村で暮らしながら、物々交換カフェをきりもり

するアーティスト小川てつオといちむらみさこ公園暮らしの日々は、たん

たんとしていながらお伽の世界のようにファンタスティック。二人のそれぞれ

生き方と、テント村が立ち退き要求をされるまでを追った記録。


2)「沢田マンションのかまんろうライフ」(監督;サワダトール)

高知九龍城、立体長屋とも呼ばれるセルフビルドマンション「沢田マンショ

ン」。“便利でキレイ”な暮らしとは対極にある手づくりマンションに集まっ

てくる若者たちと、それを見守る大家さん。その沢マンに魅了され、惚れ抜い

た男・Nの一日を、建築物のダイナミズムとともにレポート。“かまんろう”は

土佐弁でtake it easy(まあ気楽にやりましょ)の意。


7/19(土)  14:00開場 / 14:30〜上映 / 16:00〜フリートーク

参加費:500円

定員:20名(予約者優先:電話またはメールにて)

ドリンク販売します(ソフトドリンク200円、アルコール 400円/スナック付)

会場:ブックギャラリーポポタム

豊島区西池袋2-15-17 03-5952-0114 popotame@kiwi.ne.jp

http://popotame.m78.com/shop/index.html


★『そろそろ産まなきゃ 出産タイムリミット直前調査』(阪急コミュニケー

ションズ)刊行記念

三浦天紗子・古屋美登里・豊崎由美さんトークショー

「産む幸せ・産まない幸せ


産んで幸せとはかぎらず、産まずに後悔しないとは言い切れない。でも、な

んとなく延ばし延ばしで来て、結局、産むにはきつい年齢になっていたという

のはちょっと切ない。自分で納得できる、理想的な〈出産/非出産〉のかたち

って何だろう――。3人の対話から、そのヒントが見つかるかもしれません。


日時:7月24日(木) 19:15〜

会場:リブロ東池袋店 店内カフェリブロ

参加費:1000円(税込) ワンドリンク

お申込み:リブロ東池袋店 TEL 03-5954-7730


★カタリココ feat.小林エリカ

朗読とトークの会『カタリココ』が、今年はそれぞれ特徴的な店作りをして

いる古書店舞台に行われます。


出演:大竹昭子ナビゲーター) 小林エリカゲスト

7月19日(土) OPEN:20:10 start20:30

料金:1500円


会場:渋谷・Flying Books

東京都渋谷区道玄坂1-6-3 渋谷古書センター2F

*予約:6月23日(月)より店頭電話メールにて受付けます。

tel:03-3461-1254  mail:info@flying-books.com


小林エリカ (こばやし・えりか)

1978年東京生まれ。1998年コミック爆弾の憂鬱シリーズデビュー

イラスト映像コミック小説と、異ジャンルにまたがる活動を展開してい

る。最新刊は詩をベースにしたコミック『終わりとはじまり』(マガジンハウ

ス)。現在アメリカ日本の人々の18歳の記憶写真を収集する「アメリカ

ン/ニッポンクロニクルプロジェクトを行なっている。他の著書に『ネバ

ソープランド』『空爆の日に会いましょう』などがある。

http://www.homesickless.org/flowertv/


沢マン上映会はおもしろそうだなあ。西荻ブックマークは、貴重な企画だが予約がいまひとつということなので、まだ間に合います。中里さんと石山修武さんの『SELF-BUILD』(交通新聞社)については、いま出ている『CONFORT』で書評を書きました。


あと、〈高円寺書林〉らが中心になって、「高円寺らいふMAP」を準備中とのコト。地図デザインをコンペで決めるという。作家三浦展、「散歩の達人山口昌彦編集長、まんが家のやまだないとが特別審査員だというから、デザインをやっている人は応募してみてはいかが。7月10日に説明会があるそうです。

http://kouenjishorin.jugem.jp/?cid=23

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2008-07-07 七夕にはゾウリTシャツ

土日は、昨日までの疲れが出てしまったのと、あまりの暑さに外に出る気がせず。三省堂での岡崎山本トークも、「外市」も行けずじまい。講演の原稿まとめをやった以外は、仕事場で本ばかり読んでいる。


栗原裕一郎『〈盗作〉の文学史 市場メディア著作権』(新曜社)を、半日かけて一気読み。「盗作事件とは本質的メディアの問題」という観点から、「文芸作品をめぐって起こった盗作事件の収集と分析と検証を目指したもの」というまえがきの言葉どおり、戦前から現在にいたるまでの盗作事件を網羅している。盗作じたいはここで取り上げている以外にもあるはずだが、それらは噂だったり伝聞だったりして、きちんとした記録が残っていない。本書では「盗作事件」として報道されたり、記録されたりしたものを取り上げているが、それらの事件をめぐっても、明確に盗作だと判明したケースは少なく、うやむやのまま忘れられることが多い。「まるまるパクリ」が少ない(少なくともパクリだと確定されていない)のは、けっこう意外だった。個人的には、『噂の眞相』でリアルタイムに経過を見ていた山崎豊子の『大地の子』事件がやはりおもしろい。索引と年表がついているので、この先何度も参照するであろう一冊。まえがきにあるとおり、手に取ったらレジ直行すべきだ。


〈盗作〉の文学史

〈盗作〉の文学史


ほかにも感じたコトはあるが、8月の「トーク十番勝負」のお相手に、著者の栗原さんが出てくれることになったから、そこで話します。会場は〈古書ほうろう〉で、日時は8月半ばで調整中。さらにゲストも出演予定です。けっこうエグい話になりそうなので、乞うご期待。


気になったこと一つ。誤字は少なかったようだが、「おのれ【の】顔」(452ページ)、「小さな論争【が】あった」(457ページ)、「構成【に】なっている」(475ページ)など、なぜか助詞が抜け落ちている例がある(ほかにも何箇所かあり)。助詞の書き落としというのは考えにくいのだが、校正で脱落したんだろうか?


月曜は一日机の前にいるも、不捗。帰りに千駄木駅の売店で、雑誌を買ったら、店のおばさんがこっちを指してナニか云う。ちょうど電車が来て聞こえなかったので、聞き返すと「そのTシャツ、変わってるわね」だって。云わずと知れた、ゾウリTシャツだ。韓国で買ってから10年近く、旬公の「早く棄てろ」攻撃にもめげず、夏になるとひっぱりだしている。このTシャツ、やたらとおばさん(とくに関西方面)にウケがいいのは、なぜだろう?


未来』7月号の「書店ABC」に中尾幸葉「紙がみと書店と」が掲載。「書評のメルマガ」で連載している、リブロ荒木幸葉のことね。連載でもしばしば書いているけど、このひと、店内で拾った紙モノをコレクションしているのだ。目のつけどころがいつもオモシロイ彼女エッセイ集を出したいと前から思っているのだが、どこか乗ってくれる版元がいないかなあ(興味あれば南陀楼までご連絡くださいませ)。

2008-07-04 汗だくで帰京

今朝は7時半に起きて、チェックアウト。今日名古屋は30度まで上がるらしい。さあ、殺せ。近所で食べられる店を探すが、なにもなく、喫茶店モーニング。Iさんと待ち合わせ、T校へ。駅からけっこう歩くので、汗が止まらない。図書館の地下書庫で戦前の貴重本に遭遇。思ったよりも取材が延び、急いで名古屋駅に戻り、のぞみ号に乗る。1時に新横浜に着き、横浜線に乗り換えて町田小田急鶴川と移動し、歩いて大学へ。こっちも晴天で暑い暑い。ナップザックを背負って坂を上るのは地獄の思い。講義を終え、また歩いて鶴川へ。各駅停車でずっと座り、居眠りしながら帰る。1週間に二度も遠出すると骨身にしみて疲れる。


西日暮里に戻ると、荷物多数。届いた本。津野海太郎ジェローム・ロビンスが死んだ ミュージカル赤狩り』(平凡社)、渡邉裕之編『ポスト・ブックレビューの時代 倉本四郎書評集』上巻(右文書院)、栗原裕一郎『〈盗作〉の文学史』(新曜社)。どれも出るのを待っていた本で、その期待を裏切らないという気がする。ボリュームがあるが、読み終わったら紹介します。


久しぶりに旬公と対面。不忍通りイタリア料理屋で夕飯。かなり変わったカタチのパスタ(名前聞いたけど忘れた)を食べる。〈ブーザンゴ〉でコーヒーを飲んでいると、〈不思議〉のHさんやら、一箱の助っ人さんやら、知り合いに多く会う。ようやく日常が戻ってきたというカンジだ。

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2008-07-03 汗だくの名古屋

東京に帰ってナカ一日おいて、こんどは名古屋だ。『進学レーダー』の図書館取材。のぞみ号で11時に到着。霧雨が降っている。めちゃめちゃ湿度が高い。駅隣接の高島屋の上にある〈山本屋総本家〉で味噌煮込みうどんを食べようとしたが、すでに並んでいる人がいる。あきらめて「いりなか」へ移動。駅前で〈丸賀〉というそば屋に入ったら、ココに味噌煮込みうどんが。ネギ蒲鉾、油揚げなどがたっぷり入って、じつにウマイ。熱いのでフウフウ云いながら食べた。近くの〈ブックオフ〉を覗いてから、N校へ。待ち合わせ場所を間違えて、急いで移動したら汗だくになった。


取材終わり、同行の人の車で別のN校へ移動。いちど止んだ雨がまた降り出している。5時に終わり、今池で下ろしてもらう。歩いて千種方面へ。3月にも行った〈神無月書店〉を覗き、〈ちくさ正文館〉へ。前に来たときに気になっていた全集がまだ残っていたので、思い切って買い、宅急便で送ってもらうことに。まだちょっと時間があるので、千種駅の地下を歩いていたら、小さな地下商店街にぶつかる。その中のそば屋があまりにもイイ感じだったので、ふらふら入り、冷奴ビールを飲む。メニューに「きしめん ころ」とある。名古屋では「冷やし」を「ころ」と云うのだ。あとで、何人かに尋ねたがその語源はわからなかった。で、きしめんのころを食べる。あっさりしていてウマイ。旅に出るとなぜか麺類ばかり食べている。


本山に行き、〈シマウマ書房〉へ。鈴木さんに、花森安治エッセイが載っている本を見せてもらう。500円なので、文句なく買う。鈴木さんに連れられて、〈YEBISU ART LABO〉へ。岩上さんはじめ「ブックマーク名古屋」の面々と飲もうということで、その近くの飲み屋に予約を入れていたそうだが、なぜか勝手休みになっていた。その近くの居酒屋に入る。来年の2月か3月に予定されている第二回では、いよいよ「一箱古本市」をやるということで、開催の可能性を求めていま動いているトコロだという。楽しみ。11時すぎにお開きになり、みんなで栄まで歩く。地下鉄の改札で、〈リブロ〉の青木さんがトイレに行ったのでみんなで待っていたら、いつまで経っても出てこない。岩上さんが見に行ったら、もぬけのカラだった。酔っ払って先に帰ったのだろうか。みんなが「青木さんだから、しょうがないねえ」と達観しているのがオモシロイ。ま、そういうキャラです。名古屋駅新幹線口にある某エコホテル(と名乗っている)に投宿。上から下まで汗びっしょり。風呂に入り、1時ごろ眠る。

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