便乗する衆議院議員

水泳の北島康介の実家の肉屋が、同じ通り(西日暮里駅の反対側)にあるので、やたらとウルサイのだが、いまこんな放送車が走っていた。「北島康介さんの金メダル2連覇を西日暮里4丁目の皆さんとお喜びしたいと思います。やればできるということを北島選手は教えてくれました。私は地元の衆議院議員・松島みどりです」。うるさいよ! せっかく盆で隣のマンションの工事が休みになって静かなのに。便乗するなら静かにやってくれ。


18日のトークの資料やら、書評する本とか、小説検定のネタ本とか、いろいろ並行して読んでいるので、アタマがごっちゃになってくる。夕方、谷根千工房でサトちゃん(和光大出身で、昨年の講義にゲストで来てもらった)に『キクロク』を渡し、団子坂上の〈大銀〉で買い物。すでに盆休みに入っている店が多いが、この店は明日から休み。今週末は外食も買い物も厳しいかも。


夜、テレビで佐藤祐市監督《キサラギ》(2007)を観る。それなりに最後まで観られるものになってはいたが、いかにもテレビサイズの映画。映画館で観てたらげんなりしていたろう。最後に、自殺したアイドル・如月ミキの歌という設定の「ラブレターはそのままで」という曲が流れるのだが、これがすごくインパクトがあった。「遅咲きガール」の戸川純かと思った。作詞はサエキけんぞうだし、歌い方がなんだか似てるので、ちょっとは意識しているのかも。そのあと、ふちがみとふなと外山明[はじめまして]を観る。ふちふな初のDVD-R。今年1月の「円盤ジャンボリー」でのライブで、外山明の暴れぶりがばっちり見られるのが楽しい。