ナンダロウアヤシゲな日々

◎この日記は、ライター・編集者の南陀楼綾繁が書いています。
◎新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)発売中です。
◎著書『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『谷根千ちいさなお店散歩』(WAVE出版)、『小説検定』(新潮文庫)、『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)、『路上派遊書日記』(右文書院)、『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『老舗の流儀 戦後六十年あの本の新聞広告』(とうこう・あい監修、幻冬舎メディアコンサルティング)、編著『チェコのマッチラベル』(ピエ・ブックス)、共著『ミニコミ魂』(晶文社)。
◎ご感想・ご連絡は南陀楼綾繁 まで。
◎「不忍ブックストリートの一箱古本市」は毎年春に開催します。
詳細は不忍ブックストリート公式ホームページもしくは、しのばずくん便りをご覧ください。
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2008-12-31 極私的2008年ベスト12のテーマは「回想」

年の終りに、今年読んだ本のベスト12を書いておきます。掲載は順不同。今回は小説は省きました。


武藤康史文学鶴亀』国書刊行会

栗原裕一郎『〈盗作〉の文学史作品社

坂崎重盛『東京読書晶文社

岡崎武志『女子の古本屋筑摩書房

津野海太郎『おかしな時代』本の雑誌社

椎根和『POPEYE物語新潮社

大阪府立文化情報センター編『「プガジャ」の時代』ブレーンセンター

滝田誠一郎『ビッグコミック創刊物語プレジデント社

霜月たかなかコミックマーケット創世記朝日新書

辰巳ヨシヒロ劇画漂流』上・下 青林工藝舎

小林まこと青春少年マガジン1976〜1983』講談社

東村アキコひまわりっ』1〜9巻、講談社


いまのコトよりも、ひと昔、ふた昔前のハナシが面白い年でした。このテーマだと、青木正美古本屋群雄伝』(ちくま文庫)なども入るはずだけど、まだ途中までしか読んでないので。ただ、古いハナシといっても、かつての黄金期のエピソードに耽溺するだけじゃなくて、その中に、いまの自分がやりたいこと・やろうとしていることへのヒントがないかを求めて読んでいたように思う。


今年もやれなかったこと、やり残したことはたくさんありますが、「トーク十番勝負」や「けものみち文庫」など新しいコトもできました。ブログのほうは、年の後半でやや息切れしてしまった感がありますが、ヤメる気はありませんので、長い目で見守ってください。年末ブログ引っ越した(http://kemonomici.exblog.jp/)旬公ともども、来年もどうぞよろしくお願いします。皆様、よいお年を。

市川 陽市川 陽 2009/01/01 13:58 初めまして。テレビマンユニオンの市川と申します。
NHKBS2「週刊ブックレビュー」という番組を制作しております。
09年1月24日放送の番組の特集に津野海太郎さんをゲストにお招きし、『おかしな時代』についてお話しを伺います。よろしければ皆さま、ぜひご覧ください。
(放送:1月24日(土)朝8時30分より、翌25日(日)夜11時45分から再放送)

とくとく 2009/01/02 11:04 ブックレビューがくるとはさすがなんだろうブログ、今年もよろしくです。

kawasusukawasusu 2009/01/05 22:57 >市川さま
お知らせありがとうございます
津野さんの出演楽しみですが、BS見られないのが残念です

>とくさま
今年も一箱古本市で便乗企画やってください!

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2008-12-30 冬コミで101冊売れた!

朝6時半起き。千駄木駅前のコンビニカラーコピーを取って、千代田線に乗る。日比谷有楽町線に乗り換え、新木場りんかい線国際展示場へ。ここまではワリと人が少ないかなと思っていたのだが、改札を出た途端、すごい行列。それでも意外に早く、8時20分ごろ到着。『山からお宝』、無事ブースに届いている。


しばらくして、武藤良子さん到着。新刊『オ風呂ノ話。』が出来ている。昨日遅くまで綴じていたそうだ。和光大生のYさんも来る。フリペ『便所便り』を持ってくる。グーゼンだが、風呂ネタトイレネタが並ぶことになった。


10時にシャッターが開き、販売開始。さほど寒くないので助かる。午前中に西ホールを一回り。目を付けていた同人誌はだいたい買えた。東ホールにまで遠征する気力はナシ。昼前からぼちぼち売れ始める。本の山ネタへの食い付きがいいのはしてやったりだが、前の『積んでは崩し』とセットで買ってくれるヒトも多い。柳下毅一郎さん、野中モモさん、五所光太郎さん(式貴士研究家)他の皆さま、来てくださってありがとうございました。新刊寄稿者の書物蔵さん、栗原裕一郎さん、ピッポさんも姿を。二人連れの外人が来て、片方が『便所便り』を手にとって何やらコーフンしている。日本語のしゃべれるもう一人が通訳し、iphone映像を見せてくれる。なんか、トイレアート研究をしているみたいだった。


早めに切り上げようと思っていたが、3時半すぎてもまだ手に取る人がいるので、ギリギリまで販売する。結果は、『山からお宝』85冊、『積んでは崩し』16冊で、合計101冊に達しました。やったぁ〜。もちろん、これまで最大の売り上げ。武藤さんのは完売、フリペも全部配布したので、それぞれ満足だったようです。


混雑の中、りんかい線新木場有楽町線永田町に出て、半蔵門線神保町へ。〈三省堂書店〉4階で『山からお宝』30冊を納品。近くの居酒屋で、武藤和光のY、Aと四人で打ち上げビールがウマい。8時ごろに解散して、千駄木に帰ってくる。


そういえば、三国志関係のブースをウロウロしましたが、ウイング先生にはお目にかかれませんでした。残念。

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2008-12-29 年末に来る山

しのばずくん便り」(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20081229/p1)に、不忍ブックストリートの実行委員募集のお願いを載せました。スタートから4年が経ち、そろそろ節目かなと思っています。新しく加わってくれる人たちが、自由にアイデアを生かせるような開かれた実行委員会でありたいです。参加したいという方、迷うけど話を聞いてみたいという方、まずご連絡ください。


朝10時に西日暮里に着くと、不在票が。慌てて配達員に電話し、11時ごろにミニコミ『山からお宝』が到着。玄関にドカドカと積まれた5つの段ボール箱。コミケのブースに150冊配達してもらったから、こちらには550冊届いたワケだ。このままだと出入りも厳しいので、箱を開けて60冊の一梱包ずつ奥に積む。


出来上がった『山からお宝』をざっと見るが、グレゴリ青山さんの表紙はシックでいい感じ。裏表紙の写真退屈男くんの部屋。そして、口絵には寄稿者中4人の「本の山」をチョイス。この口絵のカラーはかなり鮮明で、一冊一冊が判別できる。とりあえず、執筆者とアンケート回答者手紙を付けて発送。


古書ほうろう〉、〈模索舎〉、〈東京堂〉には納品済みです。また他の書店にも年頭には発送するようにします。ただ、今年は郵便局1月4日まで休みで、店も5日以降に開くところが多いので、じっさいに店頭に並ぶのは1月10日頃になるかもしれません。近々リストを上げますが、いちど店に問い合わせてからお出かけください。


明日はコミケ3日目。改めて配置図を見ると、西なー8bはシマのはじっこでした。売り上げに関係するかは判らないけど、見つけやすいのと、ブースへの出入りがラクなような気がします。いらした方、声をかけてくだされば幸いです。では、明日。


ちなみに、今回初めてコミケに行ってみようという方は、これ↓を見てください。長征というコトバを思い出しました。朝10時からはこんな感じなので、12時すぎてから来るのがいいでしょう。

http://jp.youtube.com/watch?v=PRqnptODQsI&feature=related

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2008-12-28 コミケで販売するもの

いよいよ明後日コミケに出店します。けものみち文庫の新刊はまだ届いておらず、明日か、ひょっとして当日会場で手にすることになるかも。年内にはうまく行っても、2、3店にしか納品できないので、この際にお求めください(取扱い店舗は後日発表)。なお、執筆者・アンケート回答者の方々にはなるべく年内に届くようにお送りします。


ブースは西2ホール、なー8b「けものみち計画」です。ココでは以下の新刊、既刊を販売します。


けものみち文庫

『山からお宝  本を積まずにはいられない人のために』

著者 南陀楼綾繁積ん読フレンズ

A5判 72ページ カラー表紙+カラー口絵1ページ

表紙イラスト グレゴリ青山

定価1,000円


本棚」本、「書斎」本にはもう飽きた!? 「本の山」こそが読書生活のリアルである。この信念のもと、本を積まずにはいられない南陀楼+17人が自らの積ん読生活を写真入りで大公開。さらに、24人へのアンケートも収録! カラー口絵を含め、図版多数。


【目次より】

・第一部 まぼろしの書斎を求めて 南陀楼綾繁

・第二部 「本の山」と私

山本善行能町みね子退屈男中相作ピッポ藤原努、書肆紅屋、塩山芳明グレゴリ青山須賀章雅武藤良子青柳隆雄、書物蔵、今柊二畠中理恵子高野麻結子栗原裕一郎

コラム 「積ん読」の語誌 岡島昭浩

・第三部 アンケート 我が家の「本の山」

高野ひろし豊崎由美芝田文乃、u―sen、みさきたまゑ五十嵐洋之神原智子下妻久美、東川正彦向井透史ほか


武藤良子『オ風呂ノ話。』

B6判、30ページ

定価450円(東京銭湯の入浴代と同じ額です)


風呂の話から、銭湯の話、そして目白台銭湯月の湯」の話まで。お風呂にまつわる話をいろいろ書きました。

【目次】

昭和ノ話。

平成ノ話。

・月ノ湯ノ話。

・後書。

『便所便り 和光便所 キクロク増刊フリーペーパー

B6判、無料


【目次より】

・手水場

コラム‐立ちションの未来

・清掃員さんにインタビュー

和光大学便所マップ ほか


ハードスタッフ』12号

B5判 192頁 定価1,600円


追悼総力特集≪林直人の夢の丘≫ ほか記事満載

執筆者:青木るえか/赤牛戸圭一/池田憲章/片塩二郎/北嶋建也/木部与巴仁/木村浩之/小西昌幸/小宮山博史/坂田由美子/坂本葉子/JOJO広重/長谷邦夫/南陀楼綾繁/西村明/林敬/林直人/府川充男/美川俊治/藪坂一郎/横山壽信/吉本昭則


★その他

けものみち文庫1『積んでは崩し』残部僅少

・『キクロク』創刊号


今回のコミケで楽しみにしていること。それは、三国志関係のブース近辺で、ウイング先生東村アキコひまわりっ』のステキキャラクター)に出会えるんじゃないかというコトです。見つけたら、生まれて初めて「スケブお願いします!!」と云ってみようかと。

小西昌幸(徳島)小西昌幸(徳島) 2008/12/29 08:24 ■お世話になっております。ハードスタッフ編集発行人の小西です。販売ご協力いただけること、本当に感謝しております。お手数おかけし申し訳ございません。ペコペコ。
■1・19のトーク・ショーは、いぬん堂の赤牛戸社長とプレジデント社の?井氏はおこしいただけるようです。この二人がいたら勇気百倍ですが、津野先生の半分ぐらいは集めたいので、もっと知人への宣伝作戦を広げます。

2008-12-18 日常が戻ってくる

昨日の〈古書ほうろう〉での津野海太郎さんとのトーク、無事終わりました。ずっと雨が降っていたのですが、40人近くのお客さんが来てくれました。知った顔、かなり多し。休憩を挟んで2時間やりましたが、雑誌現物を見せながらだから、なかなか忙しかったです。後半には小沢信男さんに出てきていただき、『新日本文学』の頃の津野さんについて話していただきました。詳しいことは数日後に出る「書肆紅屋」さん(http://d.hatena.ne.jp/beniya/)のレポートにお任せです。


来た人には面白かったと云ってもらえたけど、まあ、師匠といってもいい人ですし、これまでの「十番勝負」でいちばん緊張しました。途中、あたふたしたところもありました。でも、一対一で会っているときには聞けなかったり、はぐらかされたりしたコトも聞けたので、やってよかったと思います。打ち上げの後、ほうろうのメンバーと飲み、1時すぎにウチに帰ってからぐっすり眠りました。


朝8時半に起きて、部屋の片付け。それから西日暮里に行き、事務所の片付け。今夜、旬公が帰ってくるので、少しはスペースを広げておかないと。とはいえ、今回は年末進行の合間に、原稿を書くことからの逃避で、結構片づけしていたので、さほど時間は掛からなかった。


SPA!』の書評で取り上げる本の関連で、裁判員制度新書を読む。反対派の云っているコトも賛成派が云っているコトもかなり極端で、新しい制度を導入することの大変さが判ってけっこうオモシロかった。反対派の筆頭は『裁判員制度の正体』(講談社現代新書)の西野喜一で、「現代の赤紙」とまで云い、裁判員になることから逃れるテクニックを教示している。その中には、きわめて「難儀」な人を装えとか、その事件について告発せよ(関係者とみなされるから)とか過激な方法がある。ちょっとこれは許しがたいと思うのは、以下の部分。


また、自分の住んでいる地方で何かの大きな事件が発生し、すでに裁判員候補者としての通知が来ているため、いずれ裁判員としての呼び出し状が来る恐れがある、事前に避ける手はないか、というのであれば、その事件と何らかの接点を作り、自分なりのイメージを作っておくという手があります。具体的には、事件現場を見ておいたり、犯罪被害者やその家族、あるいはその近隣者に会って話を聞いておくことです。すでに事件現場を見たり、事件関係者に接触したりして、公判開始前から当該事件にかんする何らかのイメージをすでに形成している、という者を裁判員から排除しない裁判長はまずいないでしょう。


裁判員制は憲法違反であり、国民の権利を圧迫するという論旨の人が、裁判員になることを逃れるために、犯罪被害者やその周囲に接触せよと勧めるのは、めちゃくちゃな矛盾だ。そんな理由で自分に接触して来られたら方はたまらない。事件現場をうろつかれることで、捜査が混乱するコトもあり得る。無意識に、いまの制度を護るためなら、被害者の権利なんてどうでもイイという本音を露呈しているようだ。


しかし、では賛成派がまともかといえば、木村晋介監修『激論!「裁判員」問題』(朝日新書)に出てくる弁護士高野隆の発言を読む限り、そうは思えない。裁判員制にしたら裁判が変わるに違いないという、あまりにも素朴な願望を主張しているだけに見える。きちんとした根拠も示さずに、この制度が決まってしまったことに不安を覚える。


資料を読むのに時間がかかり、原稿には取り掛かれず。3時に出て、新宿へ。〈紀伊國屋書店〉裏の〈フォレストマンガ売り場で、小林まこと青春少年マガジン1978〜1983』(講談社)、辰巳ヨシヒロ劇画漂流』下巻(青林工藝舎)、滝田誠一郎『ビッグコミック創刊物語 ナマズの意地』(プレジデント社)を買う。グーゼンだが、どれもマンガ雑誌の回想ものだ。最後のはマンガではなくルポ。『青春少年マガジン』は連載で愛読していて、フリースタイルの『このマンガを読め!2009』のアンケートで挙げたかったのだが、今年から連載中のは除くことになったので外した。


歌舞伎町の〈シネマスクエアとうきゅう〉で、ジョニー・トー監督エグザイル/絆》(2006・香港)を観る。傑作! 前日譚ともいえる《ザ・ミッション 非情の掟》(1999・香港)が大好きなのだが、それを超えたかも。こんどの「居眠り名画座」で書こう(居眠りしなかったけど)。


山手線品川京急に乗り換えて羽田空港。送迎口で旬公が出てくるのを待つ。ナニを買い込んだのか、やたらに重いバックパックを背負わされ、モノレール山手線西日暮里に帰る。千駄木に帰り、〈三忠〉で晩飯。三色丼がうまい忘年会の客でうるさくて、話ができなかったが。コーヒーを飲み、お互いあったこと喋り、1時過ぎには寝る。二週間ぶりに日常が戻ってきた。

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2008-12-16 入稿と一段落

けものみち文庫2『山からお宝』、今日入稿しました。デザイナーKさんの着実な進め方のおかげで、締め切りに間に合いました。表紙はグレゴリ青山さんのイラストと、武藤良子さんの題字のコラボレーション。裏表紙と口絵には、カラーで「本の山」写真が入ります。誰の本の山になるのか、お楽しみに。30日のコミケ初売りします。関係者の皆様には、年賀状代りに届く感じですね。通販ビレッジプレスが引き受けてくれました。


怒涛の(っても、大したことないのですが)年末進行もやっと今日で一段落。昨日は自由が丘のミシマ社に遊びに行き、今日巣鴨国書刊行会で打ち合わせ。国書といえば、近田春夫の『僕の読書感想文』はイイ本ですね。ちょっとずつ読むのに最高。あと、大竹聡『もう一杯』(産業編集センター)もいただきました。最初の文章(西荻窪の飲み屋の話)がとてもイイ。


明日は〈古書ほうろう〉で、津野海太郎さんとのトークです。どんなハナシになるか、予想がつかないところもありますが、がんばります。では。

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2008-12-14 けものみち文庫2発行のお知らせ

告知です。

けものみち文庫

『山からお宝  本を積まずにはいられない人のために』

著者 南陀楼綾繁積ん読フレンズ


A5判 72ページ カラー表紙+カラー口絵1ページ

表紙イラスト グレゴリ青山

定価1,000円+税


本棚」本、「書斎」本にはもう飽きた!? 「本の山」こそが読書生活のリアルである。この信念のもと、本を積まずにはいられない南陀楼+17人が自らの積ん読生活を写真入りで大公開。さらに、24人へのアンケートも収録! カラー口絵を含め、図版多数。


【目次より】

・第一部 まぼろしの書斎を求めて 南陀楼綾繁

・第二部 「本の山」と私

山本善行能町みね子退屈男中相作ピッポ藤原努、書肆紅屋、塩山芳明グレゴリ青山須賀章雅武藤良子青柳隆雄、書物蔵、今柊二畠中理恵子高野麻結子栗原裕一郎

コラム 「積ん読」の語誌 岡島昭浩

・第三部 アンケート 我が家の「本の山」

高野ひろし豊崎由美芝田文乃、u―sen、みさきたまゑ五十嵐洋之神原智子下妻久美、東川正彦向井透史ほか


12月30日(火) コミックマーケット 西2ホール な―8b「けものみち計画」にて初売り

以後、東京堂三省堂書店神保町本店などに順次納品

第1弾の取扱店はこちらです

通信販売ビレッジプレスhttp://www.village-press.net/)にて受け付けます


1冊目よりも売れ線を狙ってます(笑)。一度ぐらいコミケでバカ売れする本をつくってみたいと思いまして……。しかし、それでもつい、シブい方向に行ってしまいました。相当面白いモノになっていることは保証します。


なお、コミケのブースでは、同書のほか、けものみち文庫1『積んでは崩し』の残部を販売します。今回を逃すとホントに手に入らないかも。また、武藤良子さんのミニコミ和光大生のミニコミも販売予定です。


同書を置いてくださる店を募集します。前冊よりは多く発行しますが、なにぶん零細ミニコミのため、事前に予約されたお店から優先的に納品します(年末から年明けに発送します)。初回の発注部数と条件をお知らせください。サイン本(南陀楼のね)も用意できます。どうぞよろしくお願いします。

KYOKYO 2008/12/14 21:44 通販の予定はないのでしょうか?是非一冊買いたいのですが。

kong-nangkong-nang 2008/12/14 21:51 私も通販希望です。地方者にも購入のチャンスを
お願いします、、、

kawasusukawasusu 2008/12/14 21:52 KYOさま こんばんは しばらく私のほうでは通販まで手が回らないと思います。ただ、ビレッジプレスに委託するつもりなので、そちらのサイトで通販の申し込みができると思います。http://www.village-press.net/index.html
でも、KYOさんには一冊送りますからね。

kawasusukawasusu 2008/12/14 22:02 kong-nangさま、こんばんは。通販については上記のとおりですが、東京以外に、仙台、名古屋、京都、大阪、倉敷、出雲、福岡などで販売予定です。よろしくお願いします。

KYOKYO 2008/12/15 14:11 ありがとうございます。鶴首してお待ちしています。
売り上げの方にも少しは貢献したいと思っています。

sheepsong55sheepsong55 2009/01/01 09:13 拝啓東京堂さま
3階ではなく1階の平積みのところへ置いてくださいませ。見逃しちゃうよ。

2008-12-12 素晴らしき〈書原〉仙川店

ご無沙汰です。ライターと名乗りつつ、昨年までは月刊誌仕事が少なかったので、「年末進行」というヤツがどこか他人事だったのですが、今年はそれに引っかかる仕事がかなり増えた上、単行本編集や書下ろしの準備があり、さらにコミケに間に合わせるためのミニコミ編集していたりで、なんだかスゴイことに。ちょうどこの時期、旬公が海外に行っているので、愚痴を云う相手もおらず、夜はDVD映画ばかり観ています。なんだか淋しいので、塩山さんや畠中さんを誘って忘年会をやったら、武藤さんに「この店高いよ! ナンダロウさん」と怒られ(6人で4時間さんざん飲み食いしたんだから、仕方ないと)、酔っ払って従順になった塩山さんを武藤さんが騙して2万円払わせたり。


今日は午前中に打ち合わせがあり、そのまま取材に。京王線仙川だったのだが、帰りの商店街に〈書原〉を発見。入るなり、阿佐ヶ谷の同店よりもスペースを広く取ってはいるが、その精神阿佐ヶ谷にも劣らないディープな店であることを直感。なにしろ、新刊の新書とか文庫が版元別に平積みされてなく、テーマごとに一冊ずつ既刊と混ぜて並べられているのだ。ちょっと覗くには不向きな店で、いつかじっくり眺めに来たいもの。竹内洋学問の下流化』(中央公論新社)、猪野健治山口組概論』(ちくま新書)、『コミックビーム1月号を買う。千駄木に戻り、デザイナーIさんから三校を受け取り、西日暮里に行き、原稿を書く。1本書き上げたが、まだ残りが◎本ある。


このような状況で昨日、ある本のオビ文を書いてほしいという依頼をいただく。好きな著者だし面白いテーマなので快諾したいところだったが、締め切りまでに一週間しかないという。せめて2日延ばしてほしいと頼んだけど、来週末に入稿するというので断るカタチになってしまった。いろいろ事情はあるんだろうけど、週刊誌じゃないんだからさー、一冊分のゲラを読む時間と労力を考えて頼んでくださいよ。


ウチに帰って、アラン・パーカー監督ザ・コミットメンツ》(1991・アイルランド)を観て涙が出そうになった。ダブリンの底辺でくすぶっている連中が、バンドという軸に向かって集結していく前半はコミカルで楽しく、バンドがどんどん成長していく一方でエゴがむき出しになっていく後半は甘酸っぱい。ヴォーカルを、ブサイクで下品で最悪の性格だけど歌声は素晴らしいという男にしたのもイイ。もっと早く観るべきだった。日本でコレに匹敵する音楽映画はあるんだろうか? 


来週17日(水)の津野さんとのトーク、まだ予約受付中です。ぜひどうぞ。


『ぐるり』プレゼンツ

南陀楼綾繁のトーク十番勝負 その8

雑誌が生まれる場所〜『おかしな時代』刊行記念〜


出演

津野海太郎編集者演出家

南陀楼綾繁ライター編集者


サブカルチャー〉が生まれていく過程を時代の息づかいとともに描いた『おかしな時代 「ワンダーランド」と黒テントへの日々』(本の雑誌社)の著者・津野海太郎さんを迎えてトークします。『新日本文学』、『ワンダーランド』、『水牛通信』など、津野さんが関わってきた雑誌について、たっぷりお話を聞いていきます。また、執筆者あるいは読者として関わってきた雑誌についても話していただきます。『季刊・本とコンピュータ』以来の師弟による対談です。どこまでつっこめるか、乞うご期待!?


日時 2008年12月17日(水) 18:30開場/19:00開始

場所 古書ほうろう

文京区千駄木3-25-5 1F

電話 03-3824-3388

http://www.yanesen.net/horo/


入場料 1000円(要予約、飲みもの持込み自由)

予約方法 

(1)ビレッジプレス「ぐるり」編集部

info@village-press.net 03-3928-7699

(2)古書ほうろう 店頭受付のみ


津野海太郎(つの・かいたろう)

1938年福岡県生れ。和光大学表現学部教授。著書に『小さなメディアの必要』『本とコンピューター』(以上、晶文社)、『新・本とつきあう法』(中公新書)、『滑稽な巨人 坪内逍遥の夢』『ジェローム・ロビンスが死んだ ミュージカル赤狩り』(以上、平凡社)など。

urotankenurotanken 2008/12/15 09:41 帯文依頼の件、本当に申し訳ありません。猛反省しております。

2008-12-02 調べものと打ち合わせ

昼にG社のTさんと友人のMさんと八幡山で待ち合わせて、〈大宅文庫〉へ。実際に閲覧に来たのははるか昔に一度だけ。すっかり利用法を忘れていた。しかし、冊子体、データベース目録はさんざん使っており、複雑な使用法(冊子版だけで6種類ぐらいある)もアタマに入っている。思い浮かんだキーワードで文献が見つかると、ちょっとした快感。2階で閲覧票を出し、現物を見てコピーを申請。これを3回繰り返し、30冊近くチェック。思ったよりスムーズに進んだ。


新宿まで京王線で戻り、総武線千駄ヶ谷。K社でTさんと打ち合わせ。2時間近く話し、そのあと駅近くの飲み屋で12時前まで話し込む。逡巡していた企画だが、店を出る頃にはやってみようという気になっていた。説得うまいんだよな、Tさんは。


12時半にウチに帰る。一日外に出ていたので、ようやくメールチェック。〈東京堂書店〉のサイトを見たら、今週のベストセラーで『おやじがき』が1位に! トークショー効果があったとはいえ、スゴイ。昨年の『書肆アクセスという本屋があった』に続き、ぼくが編集した本で1位になったのは2回目。昨日の朝日新聞でサンヤツ広告も出たことだし、他の書店でも売れてほしいなあ。


ちょっと先の話ですが、ソフトバンク クリエイティブメールマガジン「週刊ビジスタニュース」(http://www.sbcr.jp/bisista/mail/)の17日(水)に配信される号で、「読みたい雑誌はどこにある?」という記事を書きました。ブックオカフリーペーパー展を通して雑誌について考えてみる、という文章です。無料で登録できるので、よかったら、購読してみてください。

kaze_no_tokikaze_no_toki 2008/12/11 09:04 おはようございます!「風の時」佐藤です。
『おやじがき』週間ベストセラー1位おめでとうございます!
私も昨日“71人のおやじたちの哀愁記録”を読みました。
あの観察力には大笑いでした。周りにだれもいないことを
確認してから読むべきですね。

2008-12-01 小西昌幸さんとトークします

来年の話ですが、告知です。徳島を拠点として発行されているミニコミハードスタッフ』の15年ぶりの刊行を記念して、小西昌幸さんと話します。小西さんと初めて会ったのは高松での宮武外骨についての講演会のときでした。13年ぐらい前でしょうか。その後、『ミニコミ魂』でインタビューしたときには、徳島まで行って小西さんの自宅に泊めていただきました。それ以来、小西さんが手がける出版物やイベントには注目してきました。自分が会いたいヒトを公共施設である「創世ホール」の講演会に呼ぶという究極の公私混同(ホメ言葉です、もちろん)の活動も続けており、『路上派遊書日記』では、「日本大公務員のひとり」と定義してあります。今回は最新号の販促も兼ねて、徳島から来ていただきます。『ハードスタッフ』の執筆者や愛読者のみならず、地方からの文化発信に興味を持つ人に聴きに来てほしいと願います。なお、会場は12月に続き〈古書ほうろう〉ですので、お間違えなく。次回最終回は〈気流舎〉で行ないます。


『ぐるり』プレゼンツ

南陀楼綾繁のトーク十番勝負 その9

ハードスタッフナイト〜先端的硬派雑誌の復活〜


出演

小西昌幸(『ハードスタッフ編集行人、先鋭疾風社代表)

南陀楼綾繁ライター編集者


パンク幻想文学特撮テレビドラマ漫画、ブックデザインなど、さまざまな文化事象から自らが得たものを熱い筆致で語るミニコミハードスタッフ』。1976年に創刊され1993年までに11号が発行された。それからナンと15年ぶりとなる最新号(追悼総力特集・林直人の夢の丘)の発行を記念して、編集行人小西昌幸さんに徳島から来ていただき、お話を伺います。小西さんのもうひとつの顔である「創世ホール」での仕事についても、たっぷりお聞きします。


日時 2009年1月19日(月) 18:30開場/19:00開始

場所 古書ほうろう

文京区千駄木3-25-5 1F

電話 03-3824-3388

http://www.yanesen.net/horo/


入場料 1000円(要予約、飲みもの持込み自由)

予約方法 

(1)ビレッジプレス「ぐるり」編集部

info@village-press.net 03-3928-7699

(2)古書ほうろう 店頭受付のみ


小西昌幸(こにし・まさゆき

1956年徳島県北島町生まれ。1976年からミニコミハードスタッフ』を編集発行。94年から北島町立図書館創世ホール企画広報担当。これまでに紀田順一郎種村季弘杉浦康平らの講演会企画。また、海野十三の会にも所属し、『JU通信・復刻版』『海野十三メモリアル・ブック』を発行。徳島謄写印刷研究会事務局長、徳島アイルランド音楽愛好会会員でもある。


すでに告知したように、12月17日(水)は津野海太郎さんとのトークです。チラシの作成が遅くなって、今頃まいています。ジュンク堂で津野さんが平野甲賀さんとトークした内容とはほとんど重ならないと思うので、興味のある方はぜひ。

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