ナンダロウアヤシゲな日々

◎この日記は、ライター・編集者の南陀楼綾繁が書いています。
◎新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)発売中です。
◎著書『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『谷根千ちいさなお店散歩』(WAVE出版)、『小説検定』(新潮文庫)、『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)、『路上派遊書日記』(右文書院)、『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『老舗の流儀 戦後六十年あの本の新聞広告』(とうこう・あい監修、幻冬舎メディアコンサルティング)、編著『チェコのマッチラベル』(ピエ・ブックス)、共著『ミニコミ魂』(晶文社)。
◎ご感想・ご連絡は南陀楼綾繁 まで。
◎「不忍ブックストリートの一箱古本市」は毎年春に開催します。
詳細は不忍ブックストリート公式ホームページもしくは、しのばずくん便りをご覧ください。
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2009-02-25 フリーの処世術

朝8時半起き。寝不足なり。仕事場に行き、『SPA!』の書評原稿。今回は佐々木譲制服捜査』(新潮文庫)。昨日、同じシリーズの新作『暴雪圏』(新潮社)を読み終えた(傑作!)こともあって、気分よく書けた。千駄木の〈やぶそば〉で肉南蛮そばを食べて、谷根千工房へ。『ベスト・オブ・谷根千』(亜紀書房)の営業会議ヤマサキさんが、この前TBSラジオ岡崎武志さんが同書を紹介した放送の録音を聴かせてくれる。短い間に読みどころをいくつも入れ込んだ話で、とてもよかった。オオギさんによれば、放送を聴いて買いに行った人が何人もいると。岡崎さん、ありがとうございます。3月12日(木)の〈東京堂書店〉での谷根千トーク(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090217)、予約受付中です。また、東京以外でもトークを企画してくださる書店があれば、ご連絡ください。プランを立てます。


ウチに一度戻り、1時間ほどゴロゴロして、また出かける。築地駅で新実行委員のライター・中濱潤子さんと待ち合わせ、某雑誌編集部へ。不忍ブックストリート一箱古本市を取り上げてもらえないかという、まあ営業ですな。終わったあと、喫茶店でべつの雑誌企画の打ち合わせ。いつもは本体の準備に追われて、メディアへの告知が後手に回っているが、今年は中濱さんと一緒にいろいろ動きますよ。雑誌新聞テレビラジオネットメディアなど、基本的にナンでも受けますので、興味があればご連絡ください。


日比谷三田線に乗り換えて、神保町へ。久しぶりに〈徳萬殿〉でチャーハン。相変わらず異様に量が多いな。〈書泉グランデ〉の地下で、渡邊武男『巣鴨撮影所物語』(西田書店)、いがらしみきお『かむろば村へ』第2〜4巻(小学館)、久米田康治さよなら絶望先生』第16巻(講談社)を買う。『巣鴨撮影所物語』は大都映画の撮影所についてのノンフィクション。こないだ読んだ本庄慧一郎『幻のB級!大都映画がゆく』(集英社新書)がコケおどしで中身が薄かっただけに、本書には期待したい。


三省堂〉の1階で、貫井徳郎『乱反射』(朝日新聞出版)、『闘技場 フレドリック・ブラウン コレクション』『秒読み 筒井康隆コレクション』(福音館書店)を買う。あとの2冊は10代向けの「ボクラノSFシリーズ(もう一冊はジョン・ウインダム海竜めざめる』)。ブラウン星新一訳で島田虎之介画。筒井は加藤伸吉画というのが、判ってるねえという感じ。「よりみちパン!セ」以降、この世代の読者向けの市場が活気づいていて、『進学レーダー』の書評担当者としてはうれしい限り。


4階で閉店時間まで待ち、それから受け付け開始。映画演劇コーナーの一角椅子を並べて、岸川真佐藤忠男のトーク。司会はライターのわたなべりんたろう(進行がうまい)。30人ぐらいいて満席。『ぐるり』の五十嵐さんも来る。「世の中に出るために手助けになったレッテルを、どうはがしていくか」「自分経験を書くことはいつまでもつわけではない、餓えたオオカミでいつまでもやってけるわけではない」「学説の世代交代に巻き込まれないようにすること」など、佐藤さんのいい意味での俗っぽさというか、明るい処世論がよかった。鶴見俊輔さんが「雑誌に書くときは、その文章が自分の本のどの節に収まるかを考えて書け」と助言したというが、たしかにこれを徹底できればつぶれないで済むか。しかし、いまの時世でそれは難しいわけで、佐藤さんの時代との違い(あるいは共通項)を考えたうえで、いまの時代の「フリー」にどんな可能性をみるのかが、このトークの主たる目的じゃないのかなあ。その辺があっさり流されていたのがやや残念。閉店後なので空調切られていたのか、暑かったっす。


フリーと云えば、このひとほどしぶといフリーはいないという山崎邦紀さん。いがらしみきお『かむろば村へ』にも塩山さんと一緒にホームレス(まあ、これもフリーですが)としてご出演なさっている山崎さんだが、新作薔薇映画仮面宿命》が、〈上野オークラ〉で上映される。その最終日、3月1日は、この映画館が閉館する日なのだ。山崎さん舞台挨拶もあるので、ぼくは行くつもりです。


<上映&舞台挨拶スケジュール

期間=2月21日(土)〜3月1日(日)。2本立てのうちの1本が、新作『仮面宿命』。

出演=小笠原黎・神夜・久保田泰也・佐々木共輔・牧村耕次

監督脚本山崎邦紀

舞台挨拶=3月1日(日)。13時45分より上映。15時より舞台挨拶

料金=一般1600円・会員1200円

●場所は、下記スタームービーの「劇場に来るには」を参照。

http://www.okura-movie.co.jp/star_movie/index.html

「影への隠遁Blog

http://blog.7th-sense.sub.jp/


『雲のうえ』(いつも間違えて『空のうえ』と書いてしまう)の中原さんから、北九州で3月末に一箱古本市をやることに決まったというメールが。「とほほん市」(http://tohohon.jugem.jp/)というそうだ。西日本の街って、一箱やるのに向いているのか? こうなると東京より東が仙台だけなのは寂しいね。金沢とか札幌とか、そろそろどうですか?

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2009-02-24 大緊張のち弛緩

朝から仕事場で、今日インタビューメモを取る。聞きたいコトはたくさんあるが、どう話の流れをつくればよいのか悩む。12時に出て渋谷へ。南口の〈三省堂書店〉で雑誌を買って、東横線特急元町・中華街駅へ。歩いてすぐのローズホテルで、『ぐるり』の五十嵐さんたちと待ち合わせ。大緊張して喫茶店で待つうち、Cさん登場。こちらの聞きたいコトを察して深いところまで話してくださり、安心する。1時間半で終了。中身の詰まった時間だった。終わって、五十嵐さんと喫茶店に入る。ちょうど神奈川近代文学館に来てた旬公と合流し、前に行った小さな中華料理屋へ。モツの盛り合わせ、小籠包、北風鳥ハム(風でさらしてつくるのだとか)、シメのエビ粥まで、すべてがウマイ。紹興酒もおいしく、すっかり弛緩する。あとで気づいたのだが、われわれ夫婦ばかり次々に頼んでいて、五十嵐さんは自分からは何が食べたいとか云わない。食べること自体に興味がないそうな。フシギなやつだよなあ。


8時ごろウチに帰ると、中日新聞記者から電話BOOKMARK NAGOYAの取材をしているそうで、一箱古本市についてひととおり話す。仕事しなければならないのだが、ボーっとテレビを眺めてから寝てしまう。また2時ごろ目覚めてしまい眠れず、いがらしみきお『かむろば村へ』第1巻と『ガンジョリ』(小学館)を読む。『かむろば〜』は傑作。続きを読まねば。


清流出版より『昭和ダニズムを牽引した男 菊池寛文芸演劇映画エッセイ集』が届く。これも高崎俊夫ワークス。高崎さん、清流出版でいったい何冊つくるつもりなのだろう。ふちがみとふなとさんから[ふなとベーカリー]のシングルが届く。同じ曲の別バージョン4曲入り。ジャケットは石丸澄子さん。石丸さんと云えば、フリーペーパー『すだより』をいただきました。これもイイのです。あと、太田出版のUさんから立川志らく『雨ン中の、らくだ』をいただく。志らくが描く談志最近落語とは縁遠いのだが、これは読んでみたい。

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2009-02-23 広島へ行きます

大阪神戸への取材からかえってきました。この二日間の日記ポメラで書いたのですが、まだパソコンに取り込めていません。仕事場のパソコンUSBマウスでふさがっている(タッチパッドは左クリックがぶっ壊れている)ので、もうひとつのパソコン経由でアップするしかないのです。今夜アップします。


3月のアタマに広島に取材に行くことになりました。1泊2日です。夜は秋に一箱古本市を計画している方々の会合に顔を出すつもりです。10年ぶりの広島なので、翌日ブラブラしてきたいです。古本屋、新刊書店、ブックカフェジャズ喫茶など面白いスポットがあればメールで教えてください。地元フリーペーパーミニコミも入手したいものです。倉敷蟲文庫〉さんからは、〈音楽喫茶 ヲルガン座〉(http://www.organ-za.com/)をご紹介いただきました。二階堂和美とか元ロレッタセコハンのヒトのライブをやってるんですね。これは行かねば。


かえる目(もく)がセカンドを出すそうで、それにあわせて東京ライブが! 今週の金・土にあるという。しかし、もうどちらも埋まっていて、変更できず。いつになったらこのバンドライブを見られるんだろう。『ぐるり』連載でライブを見てないミュージシャンは彼らだけだ(矢口博康もだったけど、こないだピットインで出てるのを見た)。

kaerusankaerusan 2009/02/25 23:11 あやー。いつもスケジュールが決まるのが遅くてすみません>かえる目。
メンバーが3人東京なので、東京でのフルメンバーライブ率は今後増えるかも、です。

kawasusukawasusu 2009/02/26 12:35 >かえるさん
セカンド発売おめでとうございます
今回は無理ですが、次のライブには行きます!

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2009-02-22 寝不足で神戸から

結局2時間ほど眠ったところで、目覚ましで起こされる。チェックアウトして、肥後橋から西梅田に出る。阪神電車元町へ。荷物をコインロッカーに入れ、商店街へ。〈海文堂書店〉はまだ開店してなかったので、ちょっと先の〈ポエム〉という喫茶店に入る。競馬中継ガンガンかかていて、あとから入ってきた熟年男女の四人組が、競馬新聞を見ながら、馬の名前から「これは来る」とトンデモ推理を展開している、そんな店だった。


海文堂に戻り、福岡さんに挨拶。北村知之くんが先日からこの店で働いており、今日レジに入っていた。店内を巡り、神戸関係の新刊を3冊と文庫2冊、それと佐々木譲『暴雪圏』(新潮社)を買う。この店に来ると、どうも買い込んでしまう。北村くんと近くのカフェに入り、サンドイッチを食べつつ、近況を聞く。元気そうでよかった。


12時半に〈トンカ書店〉に行くが、まだ開いてない。同じ階のトイレに入って戻ったら、頓花さんが来ていた。開店するなり、お客さんが次々に入ってくる。レジ前に椅子を出してもらって座り、話を聞く。興味深いハナシ多し。北村太郎センチメンタル・ジャーニー ある詩人の生涯』(草思社)500円、ほかを買う。1階のレコード屋〈hythm record〉に行ってみたら、神戸インディーズバンドCDを置いていて、いろいろ視聴させてくれる。3枚買う。


このあと、神戸単身赴任していた『本棚の溜息』の帰山さんが東京に帰るということで、家で集まりがあり、そこに参加する予定だったが、トンカさんにこの辺の店を教えてもらったので、そっちに回ることに。〈Fabulous OLD BOOK〉は海外絵本専門店古本雑貨の〈ハニカムブックス〉は行ってみたら、まだ開いてなかった。その近くに前にも行った〈レトロ倶楽部〉があり、『ムービーマガジン』のバックナンバーを4冊買う。さらに、高架下の古本屋中古レコード屋を流す。〈丸玉食堂〉でローメンを食べる。汁気たっぷり。〈ちんき堂〉とジャズ喫茶にも寄りたかったが、雨が降ってきたので、断念してJR新大阪へ。


4時前にのぞみに乗る。車中では『暴雪圏』に読みふける。しょっぱなから登場人物が多く、彼らがどうからんでくるのか、わくわくする。7時前に東京駅着。西日暮里仕事場には7時半に着き、荷物を置いてからウチに帰る。この二日間で5時間ぐらいしか寝てないのに、妙にアタマが冴えている。関西の引力なのか。ほんとはあと2日ぐらいいたかったのだが……。


というわけで、駆け足の大阪神戸取材は無事終わりました。〈calo〉のフリーペーパー展は3月7日(土)まで続くので、ぜひ足を運んでください。配布用のフリペは店長石川さんがこまめに補充するそうです。

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2009-02-21 寝不足で大阪へ

12時過ぎに一度寝たのだが、久しぶりに大阪に行くので興奮したのか、2時頃に目が覚めてしまい、そのまままったく眠れず。しょうがないので、トークのレジメに書き込んだり、『大阪人』『エルマガジン』を眺めて過ごす。7時に布団を上げ、コーヒーを飲んでから出発。


8時20分ののぞみ号で東京駅発。東京からの新幹線に乗るときは、いつでもチキン弁当に缶ビールと決めている。今日もそうしたのだが、弁当の内訳がいつもと微妙に違う。唐揚げの下に敷かれているレタスと柴漬けが消え、ポテトサラダに変わっている。それと、お口直しのつもりなのか、妙なキャンデーみたいなのが入っている。値段が上がっても内容が不変なのがこの弁当の取り柄だと思っていたので、なんかイヤだ。キャンデーは食べずに捨てた。近田春夫『僕の読書感想文』(国書刊行会)を再読。気持ちのいい文体で、車内で読むのに最適なり。


1時間ほど眠り、米原で起きたら、新大阪で人が列車に接触(「触車」という妙な表現を使っていた)したとかで30分ぐらい止まる。新大阪にもそれぐらい遅れて着く。時間が迫っているので、とりあえず御堂筋線に乗り、なんば千日前線に乗り換えて、玉川という駅へ。「cafe de poche」の(というか『京都〇七五』のというか)伊東さんに駅前まで来てもらい、〈週末古本書庫suwaru〉へ。一人で向かっていたら、ぜったいたどり着けなかった。道路に面した店で、往来からそのまま入っていく感じがいい。本もいくつかのテーマで分類されていて、よく揃っている。古い日本映画ビデオが多いが、これは非売品とのこと。伊東さんに話を聞いているうちに、『Sampo magazine』の西川さん来る。受け持ち交代という感じで、伊東さんは仕事へ。織田作之助『聴雨・蛍』(ちくま文庫)と、井筒和幸監督《ゆけゆけマイトガイ 性春の悶々》(1975)のDVDを買う。


こんどは西川さんに案内してもらう。タクシーを拾って、中崎町へ。この辺には続々と新しい古本屋やブックカフェができている模様。〈caramba〉は店の前半分が雑貨で、後ろ半分が古本カフェ。二人でやっているそうだ。幻想文学探偵小説単行本マイナーマンガが目に付く。いがらしみきおの近作2冊を買う。次に〈珈琲舎・書シアラビク〉。木造一軒家で昔の職人さんの家みたいな入り口だった。手前が古本・新刊とカフェ、座敷に上がると人形の展示が。もう残り時間が少ないので、西川さんに駆け足でハナシをお聞きし、棚もざっとひと眺め。しかし、その中に小沼丹『山鳩』(河出書房新社)が。持ってないんだよ、これ。開いてみるとかなり安い。といっても、古本ソムリエに話したら怒られるような値段だが。でも、いいんです、読みたいんだから。手持ちの現金が少なく、西川さんに一時借りて、あとで〈calo〉で返すことに。


電車だと不便だということで、またタクシーを拾い、肥後橋の〈calo〉へ。石川さん挨拶ガケ書房山下さんも来て、ちょっと打ち合わせ。『山からお宝』にも書いている樋口さんが来ていて、お菓子をいただく。貴島公さん来て、昔の関西フリーペーパーファイルを貸してくれる。ありがたし。4時に会場をつくると、どんどんヒトが入ってくる。ぎゅう詰めで立ち見も5、6人。ちょっと遅れて、トークスタート山下さんは最初緊張していたみたいだが、日々書店店頭に立っていて、この際話してきたいコトがたくさんあったらしく、積極的に話題を転換してくれる。すごくやりやすい。後半には例によって、フリペ発行者のプレゼンテーションタイムをやる。こちらから指名しないと立ち上がらないのに、話し出すとみんなオモシロイベストキャラクター賞は『よくがある』のSさんに差し上げたい。


6時半に終了。片づけをしてから、近くの韓国料理屋へ。前にも来たことがある。20人すし詰めで、飲んだり食べたり。BOOK ONNの中嶋大介さんがもうすぐ上京して、フリー仕事をすることになったそうだ。いよいよか。『エルマガジン』の稲盛さんとも久しぶりに話したが、いまはエルマガ・テイスト単行本編集しているそうだ(ガケの山下さんも参加)。トークでも出たけど、関西でのエルマガの求心力はスゴかった。それが消えたショックから、どう立ち直るかを、関西の人たちは模索し始めているように感じた(この辺はいずれ『本が好き!』の連載で考えてみたいものだ)。


10時頃に解散。昨夜ほとんど寝てないので、さすがに眠い。肥後橋駅近くのホテルまで、石川さんや貴島さんたちに送ってもらい、別れる。チェックインして、風呂に入ってからすぐ眠る……も、まだコーフンしているのか、3時に目が覚めてしまい、今日西川さんにもらった『京阪神珈琲の本』(エルマガジン社)を眺め、『僕の読書感想文』を最後まで読む。なんだか、あと2日ぐらい滞在して、久しぶりにイヤというほど古本屋を巡りたくなった。今日も帰山健一さんと「あれはイイ」と話したポメラ日記を書と、妙に長い文章になってしまった。


それでも眠れずに、小沼丹『山鳩』から2篇読む。6時になってしまった。朝8時から開いている古本屋があったら、スグにでも出かけるんだがなあ。

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2009-02-20 女王と執事

朝8時半に目覚ましをかけたのだが、寝過してしまう。青くなって仕事場へ。今日がデッドの原稿にかかる。書きながら気になったことを、取材先に何度も電話で確認。5時すぎに書きあがる。これで出かけられる。明日の準備をしてから、山手線新宿へ。


ジュンク堂新宿店へ。『キネマ旬報』を買い、トーク会場のカフェに入る。すでに30人以上入っていた。キネ旬の特集は、クリント・イーストウッド監督の《チェンジリング》。この映画をめぐっての小林信彦芝山幹郎の対談を読む。司会・構成の高崎俊夫さんから教えてもらったのだ。二人ともさすがに見事で、しょうもないストーリーばらしや、ハスミ風分析は一切せず、スクリーンに映ったものから時代背景や監督意図を読み説いていく。映画を観てからもういちど読むと興味深いだろう。


7時からトーク「たぶん、旅の話」開始。高野秀行さん、宮田珠己さん、そして内澤旬子。それぞれの旅のスタイルや、それをどう書くか、どこでも行けるとしたらどの時代のどの場所か、などなど。ひとつのハナシが転がって行って、脱線しては、また別の話題に移るという感じで、たのしい。宮田さんのとぼけっぷりは、文章そのままだった。それでいて、全体の進行は宮田さんが担当という、この組み合わせの不思議さ。旬公はいつも以上にハナシが唐突で説明不足なのだが、なにをしゃべり捨てても、あとのお二人がすぐ拾って広げてくれるので、ものすごくやりやすそう。まるで女王とそれにかしづく執事のようだった。本人も少し触れていたが、以前は旅エッセイの類はまるで読まず、というより嫌悪気味で、ぼくが高野さんや宮田さんの本をススメても見向きもしなかったのに、こんないいトリオになるとはねえ。


終わってからサイン会。そのあと打ち上げがあるが、明日の準備もあるので、高野さんと宮田さんに挨拶だけして、先に失礼する。都営新宿線経由で千駄木に帰り、〈ターボラ〉でパスタを食べてウチへ。ドアを開けると生暖かいので、イヤな予感。案の定、エアコンデロンギ(新しいのが来たばかり)がダブルでフル稼働している。さっきのトークで旬公は、今年は某所で家を借りてブタを飼うので、ペーパードライバー教習を受けて車に乗れるようにする、さらにいつかはアメリカで運転したいなどとぬかしていたが、この調子だとその前に、ストーブやガスのつけっぱなしで火事に遭って死ぬだろう。何度言い聞かせても同じ間違いを繰り返すやつに、車の運転なんて危なくてさせられないよ。それとも、オレを執事として呼び寄せるつもりか。とんでもない女王様である。


明日は朝から大阪に向かいます。昼に取材2つやって、そのあと〈calo〉でのトークです。今日はもう寝ます。では。

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2009-02-19 おぼえ帳とへうげ十作

朝から仕事場。1時すぎにラーメン屋と〈古書ほうろう〉に寄った以外は、ひたすら机に向って座談会のまとめと、書評を書く。どちらも『進学レーダー』。6時半にやっと終わる。しかし、明日にはもう一本あげないと、土曜日大阪に出かけられないのであった。ああ、映画を観に行きてえなあ(もっとも記録的な金欠状態なので、出かけずにすめばそのほうがイイ)。


ウェッジ文庫のHさんから、平山蘆江東京おぼえ帳』(本体800円)を送っていただく。次号の『彷書月刊』で取材させていただいたのだが、役得みたいですみません。カバー・扉とも原本の感じを再現しようとしている(このカバーの絵を使った本が別にあるのだが、それは見れば判るでしょう)。目次の「芝居から劇場へ」「萬龍と照葉」「浅草繁昌記」「名物そばと鮨」などという項目がそそられる。解説は鴨下信一


モーニング』のFさんから以下のお知らせが。


〈ト・コヲシケ2009〜へうげ十作「今焼」展(一服目)〉


会期:2009年2月27日(月)〜3月8日(日)

会場:東京目白ギャラリーFUURO

    東京都豊島区目白3-13-5 イトーピア目白カレン1F

    JR山手線目白駅下車 徒歩2分 

営業時間:11:00〜19:00(会期中無休)

参加作家:第3回へうげ十作

     青木良太 大江憲一 駒井正人 鈴木卓 棚橋祐介 

     新里明士 服部竜也(美濃) 山田想(常滑) 

     田村一 二階堂明弘(益子) 森田公亮(ゲスト笠間


昨秋大好評を博した、たち吉+伊勢丹へうげもの展〉に続き、2回目となるへうげ十作ユニット展を開催します。今回は山田芳裕へうげもの』第8服刊行記念として編集部主導単行本装丁担当のシマダヒデアキ+岡下陽平(L.S.D)が獅子奮迅大きなコトはできません、小さなコトをコツコツやります


十作各選手の多種多彩な新作はもちろん、登場人物モチーフにした作品桃山陶の銘品をカバーした作品、作中に登場する織部暗躍の陶舗「瀬戸屋」陶額、伊達政宗男の勲章・イニシャル「D」アイパッチなど、まさに世界にひとつだけ……の逸品も出品予定。まさにハンドクラフトな催しです。


へうげもの official bloghttp://hyouge.exblog.jp/


サイン会とかトークのレベルではなく、作品世界現実を融合しようとする試みを、連載をやりつつやってしまうとは、山田芳裕もFさんもスゴイ。


スゴイといえば、映画専門古書店稲垣書店〉の目録が久しぶりに『日本古書通信』に掲載。通算99回で、「戦前ビラ・プログラム大特集」。それと同時に別刷りの手書き目録が送られてきた。カネはないが心意気を買って、1,2点注文する予定。


神戸海文堂書店〉の福岡さんから、お知らせ二つ。


古書店「一栄堂書店」海文堂支店、開設!


一栄堂書店は、【探偵小説】の品揃えの豊富さで知られる老舗の古本屋さんで、当店で2回開催しました「海文堂の古本市」にも参加いただいてきました。

今回は、横溝正史江戸川乱歩山田風太郎大下宇陀児山中峯太郎香山滋木々高太郎……など、探偵小説の読者&マニア垂涎の作家古本を大放出いただき、当店で販売いたします。もちろん、すでに絶版・品切れになっている本ばかりです。

大好評となるのは必定。ご探求リストをお持ちの上、ぜひお越しください!


と き  3月1日(日)〜3月31日(火)

ところ  1F・「NHKテキスト」コーナー横


一栄堂書店(無店舗

〒 653-0827 神戸市長田区池田6-8-15

FAX・TEL 078-641-1650


★第3回「海文堂の古本市


と き  3月20日(金・祝)〜3月29日(日)

ところ  2F・ギャラリースペース <Sea Space>


“新刊書店古本市”も、もう3回目。いつも大盛況! さらに今回は、「イマヨ書店」さんが新たに参戦! ますます熱い古本市になります。


<参加古書店

あさかぜ書店明石)/一栄堂書店長田区)/イマヨ書店兵庫区)/オールドブックス ダ・ヴィンチ中央区)/レトロ倶楽部(中央区)/やまだ書店兵庫区


海文堂書店

〒650-0022 神戸市中央区元町通3-5-10

TEL 078-331-6501 FAX 078-331-1664

http://www.kaibundo.co.jp

books@kaibundo.co.jp


神戸元町には〈ランダムウォーク・ブックス〉(http://randomwalkbooks.web.infoseek.co.jp/)が新規オープン。前の店には行ったことがないので、今週末に寄ろう。

小西昌幸小西昌幸 2009/02/19 22:57 ■JOJO広重さんも平山蘆江のファンですよ。以前、うちにお泊りになったとき、書棚の『現代怪奇小説集』を手にとって「火焔つつじ」が好きなんですよ、としみじみおっしゃっていました。後に、その話を東雅夫さんにしたら「渋いですねー」と喜んでいました。

kawasusukawasusu 2009/02/20 00:31 >小西さま
JOJO広重さん、ますます底知れない人ですねえ。『ハードスタッフ』次号の特集が待ちどおしいです。

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2009-02-18 日本のセリーヌの生原稿が流出!(本人公認)

昨年から引きずっていて、なかなか書き始められない仕事があるのだが、今日ようやく最初の1本を書く。午前中に資料を読み込み、午後から2時間ぐらいで書き上げる。スタートすれば早いんだが、それまでに時間がかかる。原稿を送ったら、編集のTさんから「これからは一日2、3本のペースで」という返事が。……ムリっす。


谷中ぎんざで買い物して、ウチに帰る。夕刊にはっぴいえんど鈴木茂大麻逮捕という記事が。9時すぎに青秋部の石井中村と、〈古書ほうろう〉の宮地夫妻がやってきて、狭い部屋で「不忍ブックストリートMAP」のゲラチェック。細かい直しがけっこう出る。それでも最初の1、2年に比べれば、間違いが少なくなった。そのあと、ビールを飲み、石井中村新生活などについて、いろいろ話す。1時ごろに酒がなくなり、みんな帰る。宮地夫妻はウチで不要になったデロンギ(数年前に粗大ゴミ置き場で拾ったものだが、立派に動く)を台車で持ち帰る。後片付けしていて、《警官の血》のドラマを見せるコトを忘れたいたのに気づく。山手線沿いの風景がどこのものなのか、教えてほしかったのだが。


塩山さんの新刊に合わせて、アストラが読者プレゼントを発表(http://www5b.biglobe.ne.jp/~astra/shioyama/index.html)。書店にも読者にもココまで手間をかけさせて、もらえるのは色紙と原稿1枚……。中学校のとき、『筒井康隆全集』全巻予約者に原稿の複製がもらえるので、嬉々として申し込んだもんだが、塩山さんのはどうだろう? ともあれ、4月12日のトークで、タイトルの件と並んで、ムトーの恰好の糾弾材料になることは間違いナシ。たくさん話題を提供してくれてありがとうアストラさん!


2月19日追記】例のプレゼントについて、ムトーがいちゃもんでなく、まっとうな批判を加えております(http://d.hatena.ne.jp/mr1016/)。でも、ほんとそうですよ。版元の都合で、書店に余計な仕事を増やしちゃいけません。先の『筒井康隆全集』のプレゼントも応募券を版元に送るやり方だったと記憶します。

2009-02-17 東京堂で谷根千トークします

告知です。


ベスト・オブ・谷根千」(亜紀書房)刊行記念トークショー

地域雑誌 谷中・根津・千駄木」の25年


出演:森まゆみ山崎範子仰木ひろみ谷根千工房

進行:河上進編集者


開催日時 2009年3月12日(木曜日)18:00〜 開場17:45

開催場所 東京堂書店神田本店6階

参加方法 要予約。参加費500円

電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「谷根千イベント希望」・お名前・お電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。

3月11日以降は、お電話にてお問合せください。

電話 03−3291−5181


この本には編集者として関わったので、名前本名になっております。いまや、サイト本名が出ると「誰だこいつ」と思うようになったのだから、ヘンなペンネームでも使っているうちに慣れるということだな(ただし会社などに電話するときは、本名を名乗ります。じゃないと、絶対伝わらないので)。


「書肆紅屋」さんのブログhttp://d.hatena.ne.jp/beniya/)で、「名駅経済新聞」(http://meieki.keizai.biz/headline/821/)にBOOKMARK NAGOYAの記事が載ったのを知る。「不忍ブックストリート」とぼくの名前が出ているが、取材は受けていない。だからというわけではないが、微妙に違うところも。写真に「不忍通り」とあるけど谷中ぎんざだったり。まあ、われわれ自身がやってることをうまく説明できていないから、記者がまとめに困るのも不思議じゃないですね。じつは今夜、〈古書ほうろう〉でテレビ番組コメント取材があったのですが、「短くまとめて」と要求されても、なかなか難しいのだ。

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2009-02-16 フリーペーパー展・大阪篇は明日から

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いよいよ明日17日(火)から、大阪〈Calo Bookshop & Cafe〉にて、「フリーペーパー小さなメディアの放つ光」展がはじまります。

http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090110


搬入はcaloの石川さんにお願いしてしまいました。時間がかかったようですが、いい感じに仕上がったようです。手伝ってくださった『湯気新聞』のKさんにも感謝。この日の石川さん日記http://www.calobookshop.com/)がとてもイイので、引用します。


なんだかですね、この展示、見にいらしていただく方には(もちろんいらしていただけない方にも)ぜひ頭のどこかで想像していただきたいことなんですけれど、フリペって「タダだからもらっとこ」って思われるかもしれないんですが、なんでタダでできるのかって考えていただけたらなあ、とすごく思いました。やっぱり考えるというより想像と言いたい、この場合。(まあ世の中で行われている活動すべてに対して、想像力をもっと駆使してほしい、って常々思っていますけれども。想像力はそういうことにも使うものです。)


実際、作るのにもコピー代にせよお金はかかっているわけですし、こうして南陀楼さんの依頼で送っていただくのだってお金がかかるわけです。南陀楼さんだってこれで儲かるわけでもなく、Caloも売るための企画じゃないわけで。でもやってしまうんですよね。世の中にはその先にお金がびっしりとくっついているフリーペーパーもあるわけですが、今回の展示のような世界がなくならないようにすることに、私も加担したいんですね。



末尾の一文には、ほんと、そうなんだよなと思います。改めてこの企画に賛同して、展示物・配布物を送ってくださったフリーペーパー発行者の方々、福岡アートリエ、大阪・calo、そしてこれから巡回する会場の皆様に感謝します。

masamimasami 2009/02/18 19:09 想像力、という言葉と最後の一文に胸が熱くなりました。
いま編集中でへこたれていますが、がんばろうと思います。
トークイベントがんばってくださいませ。いつもありがとう
ございます。

kawasusukawasusu 2009/02/20 00:32 >masamiさま
次号も楽しみにしています。東京でも4月末に巡回しますので、いらしてください。

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2009-02-15 すれちがったり、ばったり会ったり

「あーーーー またこんなにのばしちゃったよー 〆切―っ」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい でもっ できないんだもん 仕方ないじゃん仕方ないじゃん仕方ないじゃん仕方ないじゃん」

「うーっ 忘れてたわけでも遊んでたわけでもないんだっ 真剣に考えたのにっ うちあわせの時はっ スルスルっと描けると思ったんだ 迷惑かけるつもりじゃなかったんだ」


コレは、ぼくの心の叫びではなく、『コミックビーム』3月号掲載、唐沢なをき『まんが極道』の増枡のぼる先生マンガ家)の発言です。お間違えなきよう。


9時起き。仕事場に行き、1時までに1本あげる。わりと長めだったので、こんなにはやくあがるとは思わなかった。〈ときわ食堂〉に昼飯食いに行くときに、不忍通り亜紀書房社長のTさんが自転車でやってくるのにバッタリ。食後、『中春こまわりくん』を読む。ジュンちゃんが登場する話がいちばんえぐい


神保町へ。〈東京堂書店〉で納品して、〈神保町シアター〉へ。丸山誠治監督悪魔接吻》(1959)。途中少し寝たものの、全体にコケ脅しな感じが満載で楽しめる。河津清三郎の演技、やりすぎ。終わってすずらん通りに出て、携帯で旬公と話していたら、向こうから『HB』の橋本さんが美女連れで歩いてきた。電話中だったので冷やかせず。靖国通りをわたって、〈酔之助〉。奥の座敷で、海文堂書店福岡さん、編集者のHさん、東京堂の畠中さん、晶文社のTさんが飲んでいる。あとから東京堂の若手男女も参加。福岡さんはいつもどおり出来上がっていて、話が同じところをぐるぐるしている。『ほんまに』に載せる畠中さんのインタビュー取材らしいのだが、あとでテープ起こしするのが大変そう(止まっていたのに気づかなかったし)。


あとから入ってきたグループのひとりが、古本ねこさんによく似てる。帰りに声をかけるとやっぱりそうで、市場の帰りに仲間の古本屋さんと飲んでいるのだと。神保町のラマ舎、沖縄のさりぃやふくら舎ほかのみなさんだった。われわれは〈和民〉に流れたのだが、あとから古本屋さんたちも合流する。こういう場では、とにかく酔っ払ったほうが勝ちで、シラフだとお互いのハナシの内容を解説したり、進行させたりする役に自然にさせられてしまう。面白かったけど、疲れた。


3月1日(日)、黒岩比佐子さんの講演があるそうです。会場は江戸川区立中央図書館。ぼくも2年前にココで講演させてもらいました。ブログを見てみたら、脂肪腫の手術で退院してから最初の仕事だったんだなあ。

https://www.library.city.edogawa.tokyo.jp/09koenkai0301.html

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2009-02-14 実行委員会はバレンタインデーに

眠れなくて夜中まで起きていて、その結果、朝起きられず、仕事にかかれない→その結果、ひきこもりになってしまう→眠れなくて……という悪循環がしばらく続いていて、さすがにヤバイと思い、とりあえず決まった時間に寝て起きるというアタリマエのことをやるようにしたら、だいぶ生活が元に戻りました。


今朝はいちど仕事場に行き、それから神保町へ。10日ぶりぐらいか。〈東京堂書店〉1階で、小川糸『喋々喃々』(ポプラ社)、紀田順一郎横浜少年物語 歳月と読書』(文藝春秋)、『全国まずいものマップ 清水義範パスティーシュ100 3の巻』(ちくま文庫)を、3階で、浅生ハルミン『猫座の女の生活と意見』(晶文社)を買う。『喋々喃々』は〈古書ほうろう〉の宮地さんがブログhttp://d.hatena.ne.jp/koshohoro/20090212)で書いているとおり、谷中舞台で我々の親しんでいる店が出てくる。パラパラめくってみたら、おお、たしかに「一箱古本市」の語が。〈すずらん堂〉で、久世番子『私の血はインクでできているのよ』(講談社)、山上たつひこ『中春こまわりくん』(小学館)、『コミックビーム』を買い、西日暮里へ戻る。11時半にMさんがやってきて、資料のチェックをやってくれる。こちらは、今日実行委員会の資料づくり。


フリースタイルから、小森収編『都筑道夫ポケミス全解説』が届く。都筑氏が早川書房のハヤカワ・ミステリシリーズ(通称ポケミス)に寄せた解説を集成したもの。全572ページ。2700円。ポケミス・サイズで三方を黄色く塗り、ビニールカバーをかける、本文のレイアウトポケミス的、という徹底した模倣ぶり。それでいて装丁平野甲賀さんで、平野文字が表紙に躍っているのがいい。ひとつの叢書・シリーズに対しての敬愛に満ちた本なので、ミステリファンでなくても必携でしょう。ちなみに、いま編集中(まだ来ない原稿が……)の「書評のメルマガ」連載のふぉっくす舎さんのコラムは、編者・小森収氏についての回です。


3時に〈谷中ボッサ〉で5人の方と会い、「一箱古本市week」中にココで行なう展覧会の打ち合わせ。おもしろい展示になりそう。


5時半、千駄木交流館で不忍ブックストリート実行委員の会議。新しいメンバーが加わったので、15人が狭い部屋にぎゅうづめに。そこに某テレビ番組カメラが回っている。会議の様子を撮って帰って行ったけど、放映で使われるかは謎。地図一箱古本市、一箱weekと駆け足でハナシを進める。これまでと違った視点からの意見が出てくるのが新鮮。8時半に終わり、残った8人で〈小奈や〉へ。あれこれ話して解散したのは11時。これまでの実行委員会会議は7時開始で飲み会の終りが午前2時というすさまじいペースだったので、今日ぐらいに解散するとちょっと拍子抜けするな。帰りにYさんからチョコレートをいただき、そういえばバレンタインデーだったと気づく。会議にあれだけたくさんの男女がいたのに、そんなハナシは出なかったなあ。ある意味、見事だ。


塩山芳明さんのアストラからの新刊の正式書名が『出版奈落の断末魔 エロ漫画黄金時代』に決まったとのこと。部外者なので云う立場じゃないんだけど(でも、ヒトの考えたタイトルケチをつけるのは、部外者ならではの特権なり)、シンプルなほうがよかったのにねえ……。だって、メインタイトルサブタイトルとのあいだに整合性がないんだもん。

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2009-02-13 読みたいものに追い付けなくて

数日ぶりに朝から原稿にかかり、夕方までに2本上げる。どちらも、とっくに送っているべきものだが、資料を読んだあと構成をいじくっていたら遅れてしまった。いつものことだけど。相撲の仕切りじゃないんだから、読んですぐ書き上げて、余った時間で他の本を読んだり映画を観にいったりするほうが健康的だと思うんだが、なかなか実践できず。


新しい『クイックジャパン』で、『ハードスタッフ』についてのコラムを書きました。スペースの都合で表紙がのらなかったのは残念。『ハードスタッフ』に関しては、生まれて初めて買ったパンク雑誌DOLL』3月号に小西昌幸さんのインタビューが掲載。この記事は当然読みごたえあるのだけど、ほかのインタビューや対談、コラムにしっかりした、面白いものが多いのは意外だった。『本の雑誌』3月号の坪内祐三さんの日記でも、『ハードスタッフ』の林直人特集に触れている。ちなみに、同じ号の畠中理恵子さんのコラムは、けものみち文庫『山からお宝』について。退屈男くんがフィーチャーされてます。


先日『フリー教科書 生き延びるための読書』(早美出版社)を上梓した岸川真さん(http://d.hatena.ne.jp/kshinshin/)が、書店でトークをします。


その1 三省堂神保町本店

2月25日(水) 20:15頃開場 

ゲスト佐藤忠男 司会:わたなべりんたろう


その2 ジュンク堂新宿

3月7日(土) 18:30頃開場 

ゲスト青山南滝本誠


岸川さんのmixi日記を読むと、新しい書き下ろしをすごい勢いで進めていることが報告されていて、怠け癖がしみついたぼくでもコレじゃいかんという気にさせられる。フリーランスはやっぱり、自分仕事を見つけて(つくって)進めていかないとダメなんだ。


今夜の《タモリ倶楽部》にまた『酒とつまみ』大竹斎藤コンビが出演。非芸能人では最多出演なのでは? 梅屋敷焼酎梅割りに合う梅干しを選ぶという企画。そういえば今月末に、大竹さんたちと次号の取材という名の飲み会を某所で行なう予定。


一箱古本市常連にして、不忍ブックストリートの新実行委員のやまがら文庫さんが以下のフェアを開催中。しばらく行ってないなあ、〈ヒナタ屋〉。


やまがら文庫フェア 開催中!


さすらいの古本屋 やまがら文庫駿河台カフェヒナタ屋」にて、古本フェアを開催中です。こだわりの本を揃えて皆さまのお越しをお待ちしております。


<場所>

カフェ ヒナタ屋

千代田区神田小川町3-10 振天堂ビル4F

営業時間:11:30~22:00

ラストオーダー 21:00)

休日: 日曜日月曜日祝日

http://www4.plala.or.jp/HINATA-YA/

*場所は、ヒナタ屋WEBでご確認下さい。


<フェア開催期間>

開催中〜3月19日(木)まで


やまがら文庫

http://d.hatena.ne.jp/heno3ban/

kshinshinkshinshin 2009/02/14 10:45 告知、有り難うございます(泣)。
昨夜脱稿しましたら、三キロばかし痩せておりました。
おまけに踵をなぜか切ってしまい、出血。
残高と競争で仕事しておりまする。。。

2009-02-10 引きこもりin千駄木

小説検定」を何とか終えたものの、まだ書けない原稿を引きずって数日。こういうときは、外に出て動き回って忘れたふりをするか、内にこもって布団ひっかぶって読書に逃避するか、どちらか。今回は完全に後者で、土曜に津野海太郎さんの最終講義を聴きに和光大に行った(元「本コ」スタッフや津野さんの教え子といろいろ話して楽しかった)のを除けば、3日間、千駄木のウチに籠っていた。昨日も打ち合わせ2件が近くだったので、なんとか這い出して行く(岡崎武志さんが谷根千工房に取材にいらっしゃるのに顔を出そうと思っていたが、すっかり忘れてしまった…)。今日はやっと朝から起きて事務所に行くも、不忍ブックストリートの新規口座を開きに銀行に行ったりしてるうちに時間が過ぎる。夜は吉祥寺〈スター・パインズ・カフェ〉に埋火のライブを観に行って、一日が終わったのでした。嗚呼。


テレビ朝日で2夜放映した《警官の血》は、合計5時間という長さにもかかわらず、一気に観てしまった。谷中天王寺駐在所が主要な舞台になるので、谷中らしき風景が出てくるたびに画面を見つめてしまう(2代目で出てきた山の手線沿いのアパートは、どうも見た覚えがあるのだが)。警官3代(江口洋介吉岡秀隆伊藤英明)もそれぞれいい演技だったが、「やりすぎなんじゃ?」と思わせるほどのハマリ役だったのは、椎名桔平。これでもかと云うばかりの男色シーン(ゴールデンタイムに「男娼」という単語がこれだけ連呼されたのははじめてなのでは?)も。観終わって、佐々木譲小説が読みたくなり、新刊の『制服捜査』(新潮文庫)を〈往来堂〉で買ってくる。


塩山さんの新刊に合わせてのトークに出ることになりました。「塩の字とムトウをイッパツかみ合わせちゃどうだ」とマメちゃんに提案したのはぼくですが、ただの傍観者にはさせてもらえませんでした。まあ“トーク界の何でも屋”ですからね、ナンでもやりますよ。


■■■ワメトーク vol.4 ■■■

エロ漫画黄金時代(仮)」刊行記念」トークショー

嫌われ者の記場外乱闘篇〜本当は愛されて死にたい奴らの90分1本勝負〜

+Pippo の‘古本J君とゆこう Spring Tour 2009 ミニライブ付き


塩山ナンダローの野郎はよー、人によって堪忍袋の大きさが違うからよー。」

武藤「んじゃぁ、塩ジイとかムトーとかとしゃべる時は、大きくしてるわけー?」

南陀楼「最大限だよ。」

飲みながら話し、話しながら飲む90分。堪忍袋の大きい方のみご参加ください。


■日時■

2009年4月12日(日)/16時〜18時

(開場15時30分)


■会場■

上り屋敷会館 2階座敷

東京都豊島区西池袋2-2-15

JR目白駅池袋駅西口より徒歩10分

※会場までの要所に案内人を配置いたします。

※会場までの地図はコチラ→wamezo’s fotolife - 上がり屋敷地図_0902


■参加料■

1000円


■定員■

40人


■予約■

※3月中旬から受け付け開始いたします。今しばらくお待ちください。


■第一部・・・ミニライブ「Pippo with ウサリン文系Fantasic Live show」

■第二部・・・「エロ漫画黄金時代(仮)」刊行記念」トークショー


詳しくは http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20090210


経堂ロバロバカフェ〉では、こんな展覧会も。昨年「一箱古本市week」で中里さんにワークショップ展覧会をお願いしましたが、そのときに手伝ってくださった学生さんたちなのかな?


2月14日[土] ----18日[水] 

絵はがきの気が映え」

十三人の絵はがき

東京造形大学08年度中里和人ゼミ展覧会

絵はがきという小さな世界モノクロカラー、人工着色と、様々なアプローチで迫った、ゼミ生の気配が映えた展覧会です。今までに見たことのない、ちいさな展覧会に目を澄ませてみてください。

絵はがき点数約150枚)


ROBA ROBA cafe

156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20

TEL&FAX  03-3706-7917

定 休 日 木・金曜日

営 業 時 間 13:00〜21:00(日曜日と展示最終日は19:00まで)

http://www15.ocn.ne.jp/~robaroba/index.html

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2009-02-07 2月は大阪、3月は名古屋

大阪〈Calo Bookshop and Cafe〉でのフリーペーパー展は、2月17日(火)〜3月7日(土)です。

2月21日(土)のトークは、予約で満席になりました。当日入場はできないようです。ご了承ください。


3月は名古屋。「BOOKMARK NAGOYA」です。たくさん企画があるのですが、ぼくが関わる部分だけ載せておきます。


★【一箱古本市 in 円頓寺商店街

日時:3月21日(土)・22日(日)

時間:11:00〜16:00


東京不忍ブックストリートで始まったフリーマーケット形式の古本市名古屋で初開催! 名古屋の昔ながら の下町情緒が残る円頓寺商店街を会場に、 商店街の軒先をお借りして、本好きの人々がそれぞれに持ち寄った古本を販売します。 うららかな春、レトロな下町と本の散策をお楽しみください。ライブやトークイベントもあります。

出店者大募集!! 詳しくはこちら→ http://www.bookmark-ngy.com/hitohakobosyu


古本市巡りが何倍も楽しくなる、「一箱古本市ツアー

日時:3月21日(土) 14:00〜/15:00〜(2回)

集合場所:円頓寺商店街ふれあい館前

参加費:無料

案内人:林哲夫岡崎武志山本善行南陀楼綾繁荻原魚雷扉野良人

内容:名古屋初開催の一箱古本市をより深く楽しんで頂くための無料ツアーを開催します。案内人は東西古本界の大御所sumusメンバー古本との気軽な付き合い方・楽しみ方をぶらぶら歩きながらお話します。ご参加頂いた方には、特製ブックマークをもれなく差し上げます。


古本大学in円頓寺キャンパス 

日時:3月21日(土) 17:00〜18:30

場所:那古野コミュニティーセンター

参加費:1000円

講師林哲夫岡崎武志山本善行南陀楼綾繁荻原魚雷扉野良人

内容:知られざる古本世界を、経験豊かな講師陣が映像などを交えながらやさしくお話します。話の最後には、本日開催の一箱古本市の個人的表彰なども行います。大学なのになぜかお酒がふるまわれたりもします。


◎その他、無料で楽しめるライブパフォーマンスなどをご用意しております。


★【南陀楼綾繁セレクト 「フリーペーパー小さなメディアの放つ光」展 】

会期:3月14日(土)〜3月28日(土)

会場:カフェ パルル


内容もカタチもさまざまなフリーペーパーが大集合。ライター南陀楼綾繁が全国から厳選した約60誌のフリーペーパーを展示します。制作者のこだわりや想いが感じられるものばかりです。最新号は持ち帰りできます(数に限りがあります)。2008年11月に福岡の本のイベント「BOOKUOKA」の一環で開催された展示の巡回展になります。名古屋発のフリペも集結!

※最新号は持ち帰りできます(数に限りがあります)。


◎トークイベント

内容:今回のフリーペーパーをセレクトしたライター南陀楼綾繁さんと、 「ぱんと名のつくものは何でも」取り上げる京都フリーペーパー「ぱんとたまねぎ」の林さんをお招きしてフリーペーパーの魅力や制作についてのお話を伺います。


出演:南陀楼綾繁ライター編集者)×林舞(『ぱんとたまねぎ』発行人

日時:3月20日(金・祝)13:00〜14:30

会費:500円+別途ドリンク代500円

定員:30人

※要予約yoyaku@bookmark-ngy.comにてお申し込みください。

〃鑢召防ず「フリーペーパー展・トークイベント参加希望」と明記してください。

∋疚

K膺

電話番号

メールアドレス

※問い合わせinfo@bookmark-ngy.comまたはYEBISU ART LABO 052(203)8024迄。


★【ブック“トーク”ナゴヤ

「本」にまつわる様々な話題をお届けする、週代わりのトークイベントです。 今年はなんと豪華4本立て。いずれも聴き逃せない内容ばかりです。 ご予約はお早めに!

会場:シマウマ書房(定員各30名)


第一週「失われたときめきを求めて! 小説とわたし」

吉川トリコ作家)×清水良典(文芸評論家

3月7日(土)15時〜 

参加費1000円

『戦場のガールズライフ』『グッモーエビアン!』などのガールズポップ小説で人気の、名古屋在住の新進作家吉川トリコさんと、文芸評論家清水良典さんによるおしゃべりティータイム。(お菓子付)


第二週「出版社営業マンが見た! 本屋が出来ること」

稲垣学(マガジンハウス)×加藤ゆき(丸善名古屋栄店)

3月14日(土)18時〜 

参加費500円

売れる本屋のヒケツ、楽しい本屋って? 稲垣さんが見た全国の書店の新しい取り組みや可能性、マガジンハウスが取り組んできた雑誌作り、これからの出版界を盛り上げる方法についてお話いただきます


第三週「東西古本よもやまはなし sumusの集い」

林哲夫画家)・岡崎武志書評家・古本ライター)・山本善行(書物エッセイスト)・南陀楼綾繁ライター編集者)・荻原魚雷(文筆業)・扉野良人僧侶・文筆家)

3月20日(金)18時〜 

参加費1000円

旧号の入手は限りなく困難なため、本好き古本好きの間で伝説と化している、本を散歩する雑誌sumus』にゆかりの皆さんが、今宵シマウマ書房に大集結。古本にまつわるあれこれを、大いに語って頂きます。


第四週「名古屋絵はがき物語

井上善博(名古屋市博物館学芸員)

3月28日(土)18時〜 

参加費1000円

明治から昭和にいたる名古屋の街並みや出来事を今に伝えるレトロな絵はがき世界。『名古屋絵はがき物語』(風媒社から近刊予定)の著者・井上さんに、スライドをまじえてその魅力やエピソードをお話いただきます


ご予約

メール:yoyaku@bookmark-ngy.com

電話:052-783-8150(シマウマ書房)

お問い合わせ

メール:suzuki@shimauma-books.com

電話:052-783-8150(シマウマ書房)


その他、タイトルだけ載せます

★【Happy smile sunday! 〜憧れのあの本はこの人たちが作っていました〜 】

★【本屋プロレス in NAGOYA】 BOOKMARK NAGOYA 2009 オープニングイベント

★【柴田元幸×岸本佐知子選  紅白読書の腕前本合戦 〜 名古屋場所二場所目】

★【名古屋の読者と書店員が選ぶ「名古屋文庫大賞」】

★【ぼくのわたしの本棚展】

★【「1950年代名古屋映画館」紙モノ展】

詳しくは

http://www.bookmark-ngy.com


というわけで、20日は昼にフリーペーパー、夜にsumusと、一日にトーク2回。翌日も一箱古本市に参加しつつ、いろいろやらされるらしい。なんか、sumusフル稼働という感じの2日間だなあ。

Gatta I.Gatta I. 2009/02/10 02:28 ★柴田元幸×岸本佐知子選  紅白読書の腕前本合戦
というのをもう少し詳しく知りたいものです。
聞きには行けませんがこのお二方なら翻訳もののファンとしては興味あります。

kawasusukawasusu 2009/02/10 14:42
>Gatta I. さま
下記リンクに情報載ってます。あんまり詳しくないですが。
http://www.bookmark-ngy.com/dokusyonoudemae

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2009-02-06 モク妻のひみつ

昨日、半蔵門線の車内にて。隣に女子中学生2人が来て、座るときに片方が「どっこいしょーいち」と云うと、もう一人が「古っ」、そして云ったほうが「お母さんがよく云うんだよね」と。あのね、君たち、「どっこいしょーいち」じゃダジャレにならんでしょう、「よっこいしょーいち」ですよ当然。などと話しかけたりはしないシャイな私だった。もちろん彼女たちは、「横井庄一」の存在なんか知らないのだ。ひょっとすると彼女のお母さんも、知らずに誤用しているのかも。


夜中の3時。眠れずに布団の中で本を読んでいると、旬公が酔っ払ってご帰還。そのちょっと前に朝日の連載小説挿絵最終回まで入稿したとmixiに書き込んでいたので、拍手で迎える。全部で381回。お疲れさまでした。


この1年間は、結婚してからの10年間で見せなかった旬公の新たな(隠された?)面を垣間見た日々だった。ファッションには無頓着だと思っていたが、忙しさへの反動からかネットで服やアクセサリー衝動買いして、毎日のように代引き宅配便が届く。病気して以来ほとんど酒を飲まなかったのに、一人で夜中にバーで飲んだり、悪いお友達(H山さんとかT野さんとか)からのお誘いにホイホイついていき、午前様で帰ってくる。左右の区別がつかないのは有名だが、日常の雑事にも頭が回らなくなり、エアコン暖房をつけっぱなしで出かけること十数回(叱り付けた翌日にまた同じコトをやったので呆れた)。


二人とも同じ事務所仕事しているのだが、ぼくは午前から夕方、旬公は午後から夜中とサイクルが異なっている(抱えている仕事の量自体違うけど)。そのため、ぼくがウチで晩飯をつくって食い、布団で本を読みながら眠りかけた頃に帰ってくる。だいたい疲れているか、飲んでテンションが上がっているので、「ま〜た、ふくふくと寝てやがるよ!」とぼくの布団を蹴っ飛ばすのもしばしば。朝日が終わって落ち着いたら、少しはまともな生活に戻れるのだろうか。でも、この春からは豚を飼うためにもう一軒借りるから、ますますすれ違いの生活になりそうだ。


独身諸君よ、これが結婚の実態だ!


テレビ東京木曜洋画劇場」のCMはいつもスゴイのだが、来週やる《レッド・ウォーター サメ地獄》という映画番宣ステキすぎる。メインコピーは「赤色ジョーズ革命《鮫・工・船》 プロレタリア・シャーキングパニック!」。ほかにも「労働者の命はエサじゃ無い!」など、エクスプロテーション感あふるるコピーがたくさん。本編観なくても、このCM見るだけでイイかも。これをつくっているヒトに一度会ってみたい。

通りすがり通りすがり 2009/02/07 18:06 どっこいしょーいち、というのはテレ朝のドラマ「TRICK」で仲間由紀恵が使っていたオヤジギャグです。お母さん世代は知っているんでしょうね、横井さん。

kawasusukawasusu 2009/02/08 12:37 そうだったんですか。よく知られたギャグだったんですね、すいません。「TRICK」見てなかったので……。

2009-02-04 自称「東京堂御用達編集者」

ベスト・オブ・谷根千』(亜紀書房)、出足好調です。地元往来堂書店〉では最初の入荷分が最速で売り切れ、〈東京堂書店〉では今週のベスト10の5位であります。ぼくはこの数年、わずかな冊数しか編集してないのだが、その全点がこのベストランクインしている(文庫の『出版業界最底辺日記』は対象外)。「東京堂御用達編集者」と名乗りたいが、お金の匂いの漂ってこない称号である。


アマゾンCDを買うのが普通になってしまい、CDショップを除く習慣が薄れつつある。今週はロンサム・ストリングス[BLOSSOM]、電気グルーヴ[The Words]が届く。電気のはシングルCDDVD。「The Words」CMバージョン(15秒しかない)には上戸彩の声が入っている。もう一曲、「Mojo」もCMで使われていた。


本多正一さんからメール作家泡坂妻夫さんが亡くなったという。朝日の夕刊を見たら載っていた。75歳。死因は書かれていない。幅の広い作家だったので、全作を読んでいるわけではないが、ミステリについてはほぼ読んだと思う。ベスト3は、やはり古いのになってしまうが、『亜愛一郎』シリーズ、『喜劇悲喜劇』、『乱れからくり』あたりか。

2009-02-03 一箱古本市weekの企画を募集します

しのばずくん便り」にも載せましたが、こっちにも。


すでにお知らせした通り、2日開催となる今年の一箱古本市では、その前後も含めた期間を「一箱古本市week」と題して、さまざまな催しを行ないます。


一箱古本市week in 不忍ブックストリート

期間 2009年4月25日(土)〜5月6日(水祝)

不忍ブックストリート実行委員会による企画も、現在水面下であれこれ進行していますが、より楽しく、たくさんの人に足を運んでいただけるよう、地域のお店やギャラリーなどでのこの期間の関連企画募集します。   


内容についてはお任せします。広い意味で「本」につながりのあるものであれば大歓迎ですが、その辺はある程度ユルく解釈していただいても大丈夫です。

ただし、参加企画は1店につき1つとさせていただきます

名乗りを上げてくだされば、ちらし配布のご協力をしたり、公式サイトにて発表したりいたします。


なお、企画参加費として500円を頂戴します。これは、チラシの制作などに使用します(大家さんおよびMAP広告主さんの企画と、実行委員会企画は参加費をいただきません)



<お申し込み・お問い合わせ先>

メールでのお申込み

宛先: shinobazu@yanesen.org

件名:「一箱古本市week 関連企画

3月10日までに以下についてご連絡ください


企画タイトル

内容説明(100字以内で)

期間・時間(何時から何時まで)

お店の住所・電話番号・メールアドレスサイトURL(あれば)


以上の情報はチラシ、サイトにそのまま掲載させていただきますので、なるべく訂正がないように、確定してからお送りください。何か不明の点がございましたら、どうぞお尋ねください


◎下記の店頭でもお申込みいただけます。

古書ほうろう 千駄木3-25-5 TEL.03-3824-3388

往来堂書店  千駄木2-47-11 TEL.03-5685-0807


話変わって、『ぐるり』最新号が届きました。岸川真さんの連載「詐欺師の息子の新人カントク日記」がスタート。ぼくの連載は、博多出身のバンド・埋火です。2月10日吉祥寺STAR PINE’S CAFE〉で、山本精一とのライブがあるので行くつもり。次号は、ぼくのインタビュー担当回ですが、おっと驚く方から快諾いただき、収録前から緊張しています。


その『ぐるり』五十嵐さんがプロデュースするライブが、2月8日(日)に東小金井海風〉であります。東京ローカル・ホンク、AZUMI、そしてオープニングアクトが今号でインタビュー掲載の前野健太という組み合わせです。まだ、席に若干の余裕があるようなので、ぜひどうぞ。

http://gururi.village-press.net/

小西昌幸小西昌幸 2009/02/04 07:59 ■徳島の小西です。今、私は松居竜五さんの講演会準備でドタバタの日々を送っています。発売されたばかりの『DOLL』2009年3月号に小西インタヴューが4頁掲載されています。聞き手は元スーパーミルクの西村明さんです。ハードスタッフの1号から12号までの書影も大きく掲載していただいていて、良い資料になっていると思います。

kawasusukawasusu 2009/02/05 13:03 小西さま 『DOLL』最新号、手に入れます。お知らせありがとうございます。

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2009-02-01 一箱古本市の日程です

しのばずくん便り」にも載せましたが、こっちでも告知します。


「第8回 不忍ブックストリート一箱古本市」の開催日時が決定いたしました。

今年も2日開催です! 箱を出そうと思っている方、遊びにこられるつもりの方、そしてお手伝いしてくださる方も、どうぞ予定を空けておいてください。


第8回 不忍ブックストリート一箱古本市

日時 2009年5月3日(日)& 5月4日(月祝)

時間 11時〜16時(両日とも)


今回も、昨年につづき、2日開催となります。ただし、今回は2日連続です。開催するエリアは後日発表します。新しい大家さんも加わる予定です。


一箱を出す店主さんの募集は、3月7日(土)から23日(月)までとなります。出店できるのはどちらか1日のみとなりますのでご注意ください。申し込み方法や参加費などの詳細は、決まり次第「しのばずくん便り」で発表いたしますので、お見逃しなく。


また、一箱古本市が行われる2日間を含んだ4月25日(土)から5月6日(水祝)までを「一箱古本市week in 不忍ブックストリート」と題して、この界隈のあちこちで、展覧会ワークショップライブなど、さまざまなイベントを行う予定です。こちらについても決まり次第、順次発表していくつもりですので、お楽しみに。

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