ナンダロウアヤシゲな日々

◎この日記は、ライター・編集者の南陀楼綾繁が書いています。
◎新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)発売中です。
◎著書『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『谷根千ちいさなお店散歩』(WAVE出版)、『小説検定』(新潮文庫)、『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)、『路上派遊書日記』(右文書院)、『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『老舗の流儀 戦後六十年あの本の新聞広告』(とうこう・あい監修、幻冬舎メディアコンサルティング)、編著『チェコのマッチラベル』(ピエ・ブックス)、共著『ミニコミ魂』(晶文社)。
◎ご感想・ご連絡は南陀楼綾繁 まで。
◎「不忍ブックストリートの一箱古本市」は毎年春に開催します。
詳細は不忍ブックストリート公式ホームページもしくは、しのばずくん便りをご覧ください。
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2009-05-31 カッパくんにはたかれる

不忍ブックストリート実行委員が企画したイベントを二つご紹介します。


「D坂美女狂想」アンコール上映会

デビュー作「オールナイトロング」でヨコハマ映画祭新人監督賞受賞、地元在住の鬼才、松村克弥が乱歩への愛をこめて。谷根千の失われゆく風情を、一人の美女の白昼夢に描く、幻想官能郷愁下町ファンタジー乱歩の名作の舞台D坂(団子坂)に戦前から残る古い蔵の中で、特別公開!


と き:6月7日(日) 19:00〜19:30

ところ:映画保存協会 協和会の蔵

      文京区千駄木5-17-3  http://www.filmpres.org/

      千代田線千駄木駅 団子坂口から8分。

      団子坂上、セブンイレブンの先、小林酒店の正面の路地を200М直進。  

      児童公園の奥が協和会の蔵です。

入場料: 500円

連絡先: オイカワ cinema-ranpo@hotmail.co.jp 

※参加希望の方はメールをください。  


帰って来たやまがら文庫フェア 開催します!


さすらいの古本屋 やまがら文庫駿河台カフェヒナタ屋」に2ヶ月ぶりに帰って来ました。前回とは違う品揃えで皆さまのお越しをお待ちしております。


<場所>

カフェ ヒナタ屋

千代田区神田小川町3-10 振天堂ビル4F

営業時間:11:30〜22:00(ラストオーダー 21:00)

休日: 日曜日月曜日祝日

http://www4.plala.or.jp/HINATA-YA/


<フェア開催期間>

6月2日(火)〜7月18日(土)まで


やまがら文庫

http://d.hatena.ne.jp/heno3ban/


朝8時起き。雨は上がっている。西日暮里に行き、資料読みと連絡。12時前に〈ときわ食堂〉でいわし定食。〈古書ほうろう〉で今日水族館劇場の前売り券を買って戻る。昨日の日記を書き、谷中コミュニティセンターポストに本を返す。光源寺に行き、水族館劇場の客席で《私は猫ストーカー》上映会のチラシの封入。2日間入れさせてもらうことになったのだ。しかし、いちど袋詰めされているセットに1枚チラシを入れ込むのは意外にめんどう。受付の女性福岡から上京して、今回初めて水族館に参加と)が少し手伝ってくれて助かる。2時すぎに終わり、いちどウチに帰る。落ち着いた瞬間、雨がどしゃ降りに。少し昼寝する。


目が覚めてもまだ雨は降っているが、小降りにはなっている。光源寺に行き、「水族かんのん楽市」の準備。小屋掛けしてあるが、少し雨漏りする。この調子だと売れないかなと思っていたら、意外に時間つぶしで覗いてくれるヒトが多く、冊数も金額も昨日より売れた。


7時に外で芝居がはじまり、それから入場。ほうろうの五号荘コンビと一緒に入り、前から二番目の左端に陣取る。水族館の講演での丸い人間の悩みは、足が伸ばせないと困るということなのだが、今日はラクラク。いちばん前にはオヨちゃんと彼女が。《メランコリア 死の舞踏》がはじまる。桃山邑さんの脚本はいつも、近代日本の棄民と彼らが吹き流されて集まる場所がテーマになっているが、今回はそういう背景を描くよりは、よりストレート物語をものがたろうとしている、と思った。2時間ちょっとというコンパクトなつくりも関係しているかもしれない。その分、役者一人一人の演技を堪能した。ひいちゃんを演じた増田千珠はぼくのお気に入り女優なのだが、丸メガネをかけたうつむく姿がほうろうのミカコさんそっくりだった(とあとで、みんなに云ったら「ゼンゼン似てない」と否定される。どうせ、オレの風貌の把握は大ざっぱですよ)。


幕間にはカッパくん改め児雷也(入方勇)がいつものローソク芸を披露したが、出てくる瞬間、一番手近にいたぼくのアタマハリセンで叩いたので、思わず「いてっ!」と大声を出してしまった。続いてオヨちゃんも叩かれてた。今回は最初から外が見えるセットで、外と直結しているおり、例によって水がじゃんじゃん降ってくるので、かなり寒かった。ラストにはやはり大仕掛けがあった。終わってから、場内で打ち上げがあるのだが、進めておかねばならぬことがあり、退散。出がけに、久しぶりに遠藤哲夫さん(パンフに文章を書いている)と瀬尾幸子さんにお会いする。


水族館といえば、早稲田大学演劇博物館で「やぶれ船で流浪する水夫たち 水族館劇場20年の航跡」を展示中。8月3日までで、7月8日(水)にはシンポとバーレスク8月2日(日)にはさすらい姉妹の公演がある。どっちかは観に行こう。

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2009-05-30 フリーペーパー展、大阪ふたたびのお知らせ

今年2月大阪〈calo bookshop & Cafe〉で開催されたフリーペーパー展ですが、名古屋東京に回ったあと、再度大阪に戻ってきます。フリーペーパーDMを多く手がけている〈レトロ印刷JAM〉の移転を記念してのオープニングイベントのひとつとしての開催です。JAMさんのほうで、これまでの展示してきたのとは違うフリーペーパーも追加される予定です。2月に見逃した方、もう一度見たいという方、ぜひどうぞ。トークでは、フリーペーパー印刷する立場、置く立場でのお話を伺います。このほか、ライブワークショップもあります。


JAMフェス 09】

アート音楽をこよなく愛する印刷屋さん、レトロ印刷JAM

店舗への移転オープンを記念して、な、な、なんと!

6/21(日)から7日間、リニューアルイベントJAMフェス 09】を開催します。会場内を埋め尽くす、フライヤーアート作品に囲まれながら(もちろんすべてレトロ印刷!)ライブあり、ワークショップあり、トークイベントありと、盛り沢山に楽しめる7日間です!!


◇開催期間: 2009年6月21日(日)〜6月27日(土)

  ・6/21      14:30〜20:00

  ・6/22-6/26  12:00〜18:00

  ・6/27      12:00-20:00

◇会場: レトロ印刷JAM・新店舗

◇入場料: 無料


フリーペーパー小さなメディアの放つ光展

内容もカタチもさまざまなフリーペーパーが大集合。南陀楼綾繁が全国から厳選した約70誌のフリーペーパーを展示します。制作者のこだわりや想いが感じられるものばかりです。最新号は持ち帰りできます(数に限りがあります)。


【おもな出品物】*追加、変更する場合があります

MAGNET(札幌) / Cultivater(札幌) / WG(札幌) / WB(東京) 

乙女湯のたしなみ(東京) / 路字東京) / ため息ミサイル東京

buku(東京) / 東京トーフ屋散歩手帳東京) / ohitotsu(東京

CINRA MAGAZINE東京)/ kate paper(東京) / coaster(東京

kidou(東京) / エホン便り(東京) / 1010(東京) 

KONNICHIWA新聞東京) / フツパ(東京) / 週刊三階(東京) 

Apple Clover神奈川) / SCHOP(名古屋) /  artravel(名古屋

季刊すきま(名古屋) / 6がつのはれ(名古屋) /  a6(名古屋

名称未設定の手紙名古屋) / カモラ(名古屋) / ナナイロ名古屋

peacock(名古屋) / シネマぜんざい(名古屋) / 縞(名古屋

少年少女乱歩手帳名張) / HOWE(奈良)/ 京都ワッチャーかわら版京都) 

SCRAP(京都) / のぼりうち(京都)/ カスタマイズ絵本京都) 

ぱんとたまねぎ京都) / ロック自身(京都) / ORDINARY FEUNERAL(京都) 

temiru(京都) / 海鳴り(大阪) / よくがある(大阪

湯気新聞大阪) / 堀江彷這(大阪) / シャープナー(大阪) 

トロン大阪) / RIPPLE(大阪) / 大阪アートを知り尽くすMAP大阪

plug(大阪) / 実験アキレス大阪)/ トオリヌケ・キ(神戸) /松風新聞神戸

甘苦一滴(神戸) / 食パン毛布(神戸) /  海会(神戸

krash japan倉敷) / LOUTO(広島) / 創世ホール通信(徳島

083(下関) / 雲のうえ(北九州) / はかた版元新聞福岡) 

ふるほにすと(福岡) / 再生誌(福岡) / シアタービュー(福岡) 

とことこかわら版福岡) / 拝啓 寺山修司福岡) / GP福岡

judd.(鹿児島) / 沖縄県産本ニュース沖縄


【トークイベント

〈紙モノ〉のいまとこれから

椎谷智晴(パンタロン代表) http://www.pantaloon.org

橋本裕(JAMスタッフ

南陀楼綾繁ライター


フリーペーパー、チラシ、フライヤーなどの〈紙モノ〉の魅力と、それらが今後どうなっていくかについて語り合います。フリペ発行者のプレゼンテーションタイムもあり。


◎日程: 6月21日(日)

時間: 16:30〜18:00

◎参加費: 無料

参加希望者は、サイトの申し込みフォームに、必要事項を明記してお申し込みください。受付後、参加者の方には改めてJAMより案内メールをお送りします。

※先着30名様には、座席を用意しております。


イベントの最新情報・詳細はJAMフェスページをチェック!!

http://jam-p.com/fes.html


レトロ印刷JAM・新店舗

大阪府大阪市北区本庄西1-6-14 1F

tel 06-6485-2602

http://jam-p.com/

地下鉄御堂筋線中津駅」1番出口より徒歩13分

 谷町線中崎町駅」2番出口より徒歩5分

 堺筋線谷町線天神橋筋6丁目駅」11番出口より徒歩8分

JR大阪駅御堂筋北口より徒歩15分

阪急梅田駅茶屋町口より徒歩15分


8時起き。まだ少し雨が降っているが、上がりそうな気配ではある。《つばさ》を観てから、西日暮里へ。連絡あれこれ。10時に出て、池袋へ。〈リブロ〉で「小説検定」の資料を買う。中公新書の例のアレ(冊子)をもらおうと探すが、見つからず。〈ジュンク堂〉にも行ってみたが、どこにも置いてない。ないとなると、手に入れたくなるな。


往来座〉の「外市」へ。また降ってくる可能性もあるので、レジや一部の本を中に移している。一回りして「小説検定」の資料などを買う。買いそびれていた、千木良悠子辛酸なめ子『だれでも一度は、処女だった』(理論社、よりみちパンセ)を700円で買う。なんと、このシリーズでは珍しく2段組だ。「BOOK BOOK SENDAIメンバーの出品もあったが、ちょっと少なかったな。いろいろすったもんだあった末に完成した『わめふり』をもらう。こないだ見せてもらった段階より、ずっとフリーペーパーらしくなっている。武藤良子が突然仙台に出かけただけの成果はあった。正方形サイズもイイですね。和光大の授業で提出されていたら、優を差し上げるところ。


いつものスペースには、塩山芳明退屈男セドローくん、NEGI、Pippoといつものメンバーが溜まっている。ココでくだらないハナシをするのが楽しいのだが、古本を見に来たお客さんはいつもウルサイと思っているだろうなあ(ぼくが客だったらそう思う)。寝坊したu-senくんがやってきて、そそくさと箱を出す。そのあとしばらくして、こんどは別の服でやってきたので、ファッションショーか? と思うが、出勤用の服だという。どうも彼のやるコトにはいちいち「不審」の二文字が思い浮かぶ。塩山さん、退屈くん、中嶋くん(ついに東京在住者に)と近くのラーメン屋で昼飯。午後に来るらしいヒトを何となく待っていたが、来ないので帰る。


西日暮里に戻ると、荷物がいろいろ届いている。新潮社から村上春樹1Q84』1、2と原武史セレクト松本清張傑作選『時刻表殺意が走る』が。山川直人さんから、『コーヒーもう一杯』第5巻と『シアワセ行進曲』を。『コーヒー〜』は最終巻。長い間の連載、お疲れさまでした。『うえの』6月号に、松本哉が父親の松本哉について書いている。息子は〈素人の乱〉の店長で、父親は荷風寺田寅彦について書き先年亡くなった文筆家だ。息子の名前ペンネームにいただいてしまったという父との、奇妙な親子関係を描く、とてもいい文章。これは必読です。


昨日の日記を書いてから、文房具屋でコピー紙を買い、汐見地域活動センター印刷。いちどウチに帰り、17時に駒込観音へ。「水族かんのん楽市」が昨日から開催中。雨なら中止だと思っていたら、水族館劇場屋根をつくってくれていた。生ビール不忍通りの〈ミルミレ〉さんのサモサ、水族館劇場バッジ、〈不思議〉のガラクタ、そして古本を販売。古本はそれほど売れるわけではないが、座って店番しているだけで、縁日にいるみたいで楽しい今日観劇する知り合いが次々にやってくる。ぼくも今日観るつもりだったが、客が多そうだというので明日以降にした。7時すぎには境内が客で埋めつくされて、いつも通り、外から芝居が始まる。客入れが終わったところで、販売終了。片付けて、閉まる間際の〈大銀〉で買い物してウチへ。マグロのづけ丼をつくって食べ、そのまま寝てしまう。12時過ぎに目覚め、眠れないので、読みかけ山崎豊子運命の人』第3巻(文藝春秋)や書評の本を読了。3時半にやっと眠る。

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2009-05-29 「古ツア」に惹かれて百合ヶ丘へ

朝8時起き。今朝も雨が降っている。《つばさ》を観てから、西日暮里へ。仕事の準備、いろいろ。12時すぎに〈古書ほうろう〉に《私は猫ストーカー》上映会のチラシを持って行き、帰りにスサミストリート居酒屋ランチ親子丼が600円は安いしウマい。ただ、一人でやっているので、手が回らず時間がかかる。


1時半に出て、千代田線代々木上原。そこから乗った小田急線が、下北沢新百合ヶ丘しか止まらない特急だったので、新百合ヶ丘で上りの各停百合ヶ丘へ。和光大で講師をやって三年目になるが、行きは準備でギリギリになり、帰りは疲れきってドコにも寄る気力がなかったので、沿線古本屋にはほとんど行っていない。だが、「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の記事(http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/archives/8405060.html)を読んで、行かねばと思ったのだ。


南口に出ると、道を渡ったところが小さな商店街になっている。少し先に行ったところの路地には居酒屋ラーメン屋があり、なかなか良さそう。駅の真正面のビルの2階に、〈アニマ書房〉があった。外の通路に100円均一コーナーがあるが、どれも新しくてお買い得な本が多い。中に入ると、文学書をメインに、人文系単行本文庫新書が充実。とてもスジのいい本を置く店、という印象。値段はそこそこ。文庫ちくま文庫講談社文芸文庫がかなり多い。文庫の200円均一コーナーも、これで200円なら買い、というモノが多い。高木彬光『白昼の死角』(講談社文庫)100円、田辺聖子『夢はるか吉屋信子』上・下(朝日文庫)各200円、出久根達郎読売新聞で読む明治』(中公文庫)400円。収穫は、森崎和江著・山本作兵衛画『まっくら 女坑夫からの聞書き』(現代思潮社)が1000円で買えたこと。横長の本で、函の天の位置から出し入れするようになっている。勘定を頼むと、店主がよっぽどヒマだったのか、アレコレと話しかけてきた。


そこから坂を下って、三本目の道を右に行ってしばらく歩く。住宅街なので、こんなところに古本屋があるのかなと不安になるが、「古ツア」の記述は正確で、少し行くと〈ざりがに堂〉にたどり着いた。さっきの店とは対極で、雑誌文庫単行本などが雑多に並べられている。しかも半分はアナログレコード売り場だ。モノは古いが、値付けが安く、コーフンしてしまう。なにせ100円コーナーに、阿奈井文彦アホウドリにあいにいった』(晶文社)、植草甚一ハリウッドのことを話そう』(晶文社)、田中貢太郎怪談全集』第1巻(創芸社)、川本三郎『ちょっとそこまで』(講談社文庫)、高杉弾楽しいステレオ写真』(竹書房カラー文庫)、池波正太郎青春忘れもの』(中公文庫)が無造作に並んでいるんだよ。コーフンしないほうがおかしいでしょう。CDでも、パール兄弟[色以下](杉浦茂のピクチャーCD)が200円、サエキけんぞう&ジ・エレキ・マッシヴ[サーフin’to ジャングル]が250円、ときわめてリーズナブル。授業の資料も持っているので、すごい荷物になってしまった。しかし、充実の百合ヶ丘であった。こんどまた来よう。そして、ありがとう、「古ツア」さん!


各停鶴川へ。〈啓文堂〉で、カラスヤサトシカラスヤサトシのおしゃれ歌留多』(講談社)を買い、中公新書の通巻2000点記念冊子を探すが見つからず。というか、この店には新書コーナー自体がないことに気づいた。学バス時間を間違え、雨の中その辺をうろうろして時間つぶし。今日の授業は「手づくり雑誌プロジェクト」の説明。学生につくりたい雑誌タイトルテーマを出させたが、けっこう目のつけどころがイイ。浅見&山本に『キクロク』や『便所便り』ができるまでの話をさせるが、いつもよく喋るクセに、教壇に立たせると声が囁くようになってしまう。終わって、8階の資料室へ。昨年と一昨年の課題をココで預かってもらうことに。発泡酒を2本飲ませてもらい、7時すぎに学校を出る。西日暮里パソコンを置いていたが、取りに行く気力もなく、そのまま千駄木に戻る。たまねぎジャガイモ、豚コマ、しらたきで煮物をつくって食べ、すぐに眠る。しかし、1時に目覚めると眠れなくなり、《朝まで生テレビ》をちょっと眺めたあと、4時前に眠る。

tokusantokusan 2009/05/31 22:31 古本屋・ツアー・イン・ジャパンです。まさかそんなに本を買われていたとは!記事が元で本を買っていただけると言うのも嬉しいものです。しかし見ている視線が深いうえにまったく違うのに愕然…。みそ汁で顔を洗って出直して来ます。

kawasusukawasusu 2009/05/31 22:48 こんばんは。いい店教えていただきました。古ツアさん(略称ごめん)の探訪記と退屈君謹製の索引は抜群に使えますね。退屈君には「今度は沿線ごとの索引をつくってね」とお願いしたところです。

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2009-05-28 〈兆徳〉がカオスな感じに

すでに告知していますが、6月仙台で「6月の仙台は本の月」という通しタイトルイベントが行われます。一箱古本市展覧会、トーク、講座などいろいろ。東京から近いので、この機会に行ってみてはどうですか? 「わめぞ」が総勢で出張する週もありますが、ぼくはその翌週に行きます。とりあえず、一箱といがらし×塩山トークを再告知。


一箱古本市 in サンモール一番町


2009-6-27(土) 11時〜17時

場所 サンモール一番町商店街

連絡先 杜の都を本の都にする会 080-6039-8581

《参加料》 「一箱古本市」出店料1,500円(要事前申し込み)。


いがらしみきお×塩山芳明トークイベント


いがらしみきお漫画家)と塩山芳明漫画編集者)によるトークショー。

司会は南陀楼綾繁編集者ライター)。

出版業界の最底辺を支えてきた編集者塩山芳明新刊出版奈落断末魔』(アストラ)の刊行を記念して、塩山編集漫画誌から華麗に転身した漫画家いがらしみきお仙台在住)が、当時を振り返る。

毒舌で知られる塩山さんはいがらしさんと旧知の間柄、よそでは聞けない貴重な話題、爆弾発言が連発!?するかも。


2009-6-26(金) 19時00分〜20時30分

場所 市民活動シアター(「仙台市市民活動サポートセンター」地下)

連絡先 杜の都を本の都にする会 080-6039-8581

《参加料》2,000円(要事前申し込み)。定員100名


「私のブックカフェをつくろう」ブック・カフェ講座


貸本喫茶ちょうちょぼっこ」と「book cafe火星の庭」のつくり方を紹介。全国の「本とカフェ」のあるお店をスライドで見ながら、参加者が「わたしのブックカフェ」を構想します。

「こんなブックカフェあったらいいな」「こんなブックカフェをやりたいな」というアイディアを形にしてみましょう。

ナビゲーター大阪貸本喫茶ちょうちょぼっこ福島杏子仙台book cafe 火星の庭」店主の前野久美子。


2009-6-26(金) 16時00分〜18時00分

場所 市民活動シアター(「仙台市市民活動サポートセンター」地下)

連絡先 杜の都を本の都にする会 080-6039-8581

《参加料》2,000円(要事前申し込み)。


詳しくは

http://bookbooksendai.com/


いがらし×塩山トークは100人入るところにまだ15人しか予約が入ってないらしいです。やっぱ、2000円は高かったのでは? しかし、めったに聴けないハナシをたっぷりしてもらうので、参加費のモトは取れますよ。同じ日、同じ会場のブックカフェ講座、翌日の一箱古本市とセットでどうぞ。一箱は遠方からの出店の場合、荷物を預かってくれるみたいですよ。


朝8時起き。《つばさ》を観てから、出かける。雨が降っているので、自転車が使えない。歩きだと行動範囲がとたんに狭くなるんだよなー。今年の雨は、いったん止んでもまた降りだすので油断がならない。仕事場に行って、原稿コメント書き。この仕事はこれで終わり。意外におもしろかった。昼は道灌山下でつけ麺。〈古書ほうろう〉に寄って戻り、明日の授業のレジメをつくる。


汐見地域活動センターで《私は猫ストーカー》特別上映会のチラシを印刷。「外市」や「水族かんのん楽市」で配布します。ただいま、絶賛予約受付中です。


ウチに帰り、一寝入り。起きたら雨が少し小止みになっていたので、白山へ。銀行を回り、〈南天堂書房〉で、カラスヤサトシカラスヤサトシ』第4巻(講談社)と、マガジンハウス編『編集者の時代 雑誌作りはスポーツだ』(マガジンハウス文庫)。後者は『ポパイ』のコラムをまとめたものだが、たんに目に付いた記事を抜き出して並べただけにしか見えない。雑誌テキストデザインとのセットで成り立っていることを、反面教師的に証明している本になった。


〈兆徳〉で、ビールシューマイチャーハン。いつもはテキパキしたお姉さんがいるのだが、今日から新しい女性が入ったようで、店長中国語で注文の取り方などを説明している。厨房の一人も新米っぽい。そのせいで、店長はあっちに呼ばれ、こっちに呼ばれててんてこ舞い。その上、二階で宴会もあるらしく、上にあがっているときに、注文と勘定が重なり、新米お姉さんは「ちょっと待ってください」と云うばかり。そこに新しい客がやってくる。もう、すごいカオスな状態。落ち着いた頃を見計らって、勘定してもらう。この賑やかさ、嫌いじゃない。


夜は本を読むうちに過ぎていく。昨日送った原稿ゲラが11時に出るというので待っていたが、ファクスが来ない。校閲の都合で1時になるという。もう眠いんだけど……。

NEGINEGI 2009/05/29 09:50 そんなことになってしまってましたか。偶然にも昼飯を食べたのですが、そのときは、お客さんも少なく落ち着いていました。あのお姉さんは国に帰ってしまったんですかね。

kawasusukawasusu 2009/05/29 10:23 きっとNEGIさんからコメント来ると思っていました(笑)。あのお姉さんと交代制になったのかどうかは不明です。こういうとき、気軽に店の人に聞けない性格なので……。

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2009-05-27 自分に問いかけてみる

ちょっと寝坊して、9時すぎに起きる。急いで西日暮里に行き、今日デッドの仕事にかかる。資料をひっくり返しつつ、3時半まで集中する。〈ルノアール〉まで出かけ、E誌のTさんと打ち合わせ。早稲田で会って、その足で間村俊一さんの授業を聴こうと思っていたが、ムリだった。さて、この特集で何を書こうかな。また仕事に戻り、飲まず食わずで9時すぎに完成。打ち合わせから10日間という突貫作業なので、キツかった。月刊誌なのだから、せめてあと一週間早く依頼してほしいものである。さすがに限界で、バイク便の連絡をした後、素うどんを2玉食べる。


彷書月刊』最新号の特集は「古本検定」。なんと50ページ。14人が自分の得意分野から出題している。出題者はお互い、「こんな問題がなんで初級編なんだ?」と思っているコトだろう。まったく答えられない問題が多いが、それでも楽しく読めてしまうのが、古本というテーマの面白いところだろう(「小説検定」だと、なかなかこうは行かない)。


サミット〉で買い物してから帰宅。週末からまた別の仕事がはじまるので、今日はもうナンもしない、しなくてヨカッタよな? と自分に問いかけてみる。虚脱したまま、テレビ東京の昼に録画したクリント・イーストウッド監督ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場》を再見。そこに、某誌の編集者からメールが。「私のほうもうっかりしておりましたが、原稿の件、どうなっておりますでしょうか?」と。いつも事前に取り上げる本を連絡してから書くのだが、その問い合わせもなく、催促もないまま今日になったので、誌面の都合で掲載が延びたのだろうと自分に都合のいい理解をしていた。だから、まあこちらも悪いのだが、「私のほうも」の「も」にカチンとくる。うっかりしてたのは、そっちだけだろう。


中島梓栗本薫逝去。まだ56歳だった。デビューが早かったから気付かなかったけど、まだ若かったのだ。『ぼくらの時代』と初期の評論は愛読した。本人の遺志なのか、報道では中島梓をメインに、「栗本薫名義でSF推理も」というスタンスだった。一般的な知名度では逆だろうが。


アマゾンマーケットプレイスで買った、いがらしみきお家宝』(一水社)届く。1984年ギャグマンガ集。奥付には「発行人 多田在良」とある。タコ多田さんは25年も前から編集長であり続けているのか、と一種の感動を覚える。ただの酔っ払いじゃなかったんですね。

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2009-05-26 《私は猫ストーカー》特別上映会のお知らせ

浅生ハルミンさんと配給元のスローラーナーのご厚意により、《私は猫ストーカー》の特別上映が決定しました! 猫ロケ地元根津で、格安料金での上映です。トークもつきます。この機会をお見逃しなく。



不忍ブックストリートスローラーナー Presents

私は猫ストーカー』特別上映会


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イラストレーター浅生ハルミンエッセイ原作に、主人公ハルと、それをとりまく人々、そして、すれちがう猫の姿を描いたユーモラスで、ちょっぴり切ない傑作。谷中・根津・千駄木のあちこちでロケし、地元の猫がたくさん出演する『私は猫ストーカー』(7/4よりシネマート新宿にてロードショー/配給:スローラーナー)を、公開前に地元の皆様にお目にかけます。


日時 2009年6月29日(月) 開場18:00 開映18:30

会場 不忍通りふれあい館 地下1階ホール 文京区根津2-20-7

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_shinobazu.html

参加費 500円(カンパ) 予約優先

※全席自由。DVDによる上映です

上映後、鈴木卓爾さん(監督)、浅生ハルミンさん(原作)、南陀楼綾繁さん(不忍ブックストリート)によるトークがあります


映画私は猫ストーカー』 原作浅生ハルミン(洋泉社刊) 監督鈴木卓爾 

出演◎星野真里 江口のりこ 宮崎将 品川徹 諏訪太朗 寺十吾 岡部尚 麻生美代子 徳井優 坂井真紀 

7/4(土)よりシネマート新宿にてロードショー!! (2009年HD作品/103分) 公式HPhttp://nekostalker.jp/


主催 不忍ブックストリート http://sbs.yanesen.org/

   スローラーナー http://d.hatena.ne.jp/slowlearner_m/

予約・問合せ先 

電話 03-3770-3717(スローラーナー)土、日、祝日はお休みです。

shinobazu@yanesen.org(不忍ブックストリート) ※お名前、人数、電話番号をご記入ください

当日の連絡先 090-9347-8767(不忍ブックストリート・河上)


朝8時起き。《つばさ》を観てから仕事場へ。今日は大きなのを片づけないといけないのだが、その前に別の原稿を2本書くのに手こずる。そのあと資料の山に取りかかる。しかし、とても今日は終わりそうにない。〈お茶ごはんや〉でカツオ刺身定食を食べる。うまいなあ。〈往来堂書店〉で山崎豊子運命の人』第3巻(文藝春秋)を買ってウチに帰るも、今日読みだすとアウトなので、袋に入れたまま視界から隠す(じゃあ買うなよ)。一寝入りしてから、あとはずっと何冊も資料を読む。寝たのは4時前。


みずのわ出版から高橋輝次古書往來』をいただく。装丁林哲夫さん。パッとめくったページにぼくの名前があった。刊行記念として、〈海文堂書店〉で「古書探索の愉しみ――神戸詩人を中心として」というトークが開催されるそうだ。6月14日(日)午後3時30分〜 出演は高橋さん、季村敏夫さん、聞き手は〈街の草〉の加納成治さん。

http://www.mizunowa.com/event-news/event.html#kosho-kinen


黒岩比佐子さんからは「内澤さんに」と戦前畜産雑誌をいただく。養豚の記事が多く、参考になりそう。ちょうど今日、エエ市の旬公宅に豚が三匹到着したそうである。

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2009-05-25 並行読みは疲れる

朝8時起き。妙に眠い。《つばさ》を観てから、仕事場へ。今日明日で、山ほど資料に目を通しつつ、原稿を数本書かねばならず、早くもうんざり。つねに、いまやっている1つの仕事を優先したいのだが、そうはいかず、いつも並行して読み、並行して書かかねばならないのが疲れる。仕事場で本を読んでいたが、乗らず、千駄木に戻る。スーパー〈大銀〉で買い物して、ウチで昼飯。夜までひたすら資料読み。晩は、冷凍してあったトマトトマトソースをつくり、ベーコンジャガイモを入れて煮込んで食べる。


最近テレビCMで気に入っているのは、バリ島ケチャが「ビャクヤビャクヤ」と連呼する白夜書房のもの。2種類あって、微妙に違うのがオモシロイ。反対に、見るとイヤになるのは、玉木宏永谷園の吸い物の素で、釜玉うどんをつくるCM。めちゃめちゃマズそうなんだよ、あれは。


12時すぎてから、ある作家が主人公の映画を観はじめるが、主演の演技に悶絶。ついでに、特別出演した原作者の演技にも悶絶した。仕事とはいえ、こんな映画(2時間10分もある!)を眺めるのはツライ。

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2009-05-24 「はじめての共同作業」は一箱古本市です!

朝8時起き。昨夜配信された「早稲田古本村通信」の連載で、大学時代に「神秘学研究会」に顔を出した話を書いたら、ご本人のFさんからメールが。23年ぶりだ。いまやっている仕事を教えてもらい、なんだか納得した。昔のことを書いていると、こういう再会もあるんだなあ。


旬公がしばらく帰れないので、まだ短いが早めに散髪してもらう。二人とも仕事が詰まってるよな〜と話しつつ、〈千駄木倶楽部〉で「けものみち文庫」次号の編集会議を。こういうハナシだとやたら燃えるのだ。しかし、かなりほったらかしにしていたので、馬力を入れないと夏コミまでに間に合わない。旬公は『週刊現代』から異動になった戸井武史さんとの待ち合わせだったのだが、ハナシに熱中しすぎて戸井さんが来てるのに気づかなかった。


しょぼしょぼ雨が降る中を千駄木まで歩く。参照しなければならない本が多いのだが、なかなか進まない。アマゾンから届いたYTAMO[Limited Leaf]は、読書BGMには最適。コンビニコピーに出たり、メールを書いたりしていると、出かける時間バスに乗って浅草まで。


雷門から吾妻橋へと歩き、アサヒビールビルの21階にある〈レストランアラスカ〉へ。今日はココで、一箱古本市の店主「ドンベーブックス」こと、志村知彦さんと京子さんの結婚披露パーティーが行われるのだった。ビルの入口で吉井さんとバッタリ、エレベーター前で「でるべんの会」の岡部くんに会う。そうか、志村さんの仕事柄、出版関係の出席者も多いのだ。受付で、たけうま書房さん、書肆紅屋さん、モンガ堂さん、吉上夫妻、ミュシャくんなど一箱の関係者に次々に出会う。入ったところには「ドンベーブックス」と大書した段ボール箱が置かれ、古本が並べられている。一冊ずつに値札が付いており、結婚祝いに買ってお行きなさいというコトのようだ。その箱に群がっているのもやはり一箱の人たちだった。


あとから、〈古書ほうろう〉の宮地さん、桐谷さん、坂東さんらが登場。みんなスーツやらジャケットを着込んでいて、あの「サンダル履きのジャリっぱげ」(塩山芳明)こと宮地さんまで礼服なので、裏切られた気分に。そんなぼくに、いきなり乾杯挨拶が回ってきたので、二人との出会いをぐだぐだ話す。彼らの初めての共同作業はケーキ入刀じゃなくて、一箱古本市の店主だと力説するも、いまいちウケず。でも、ホントにそう思っている。そのあと、料理を食べたり、知り合いと喋ったり、ビンゴをやったりして、9時前にお開きに。ご祝儀に、ドンベー箱から山口瞳編『日本の名随筆 町』(作品社)を400円で買う。新郎志村さんが自ら司会してたり雑用して回っていたので、主賓が奥さんひとりに見えたのが面白かった。ともあれ、リラックスしたイイ会でした。末永く幸せに。そして、今後ともご夫婦一箱古本市を手伝ってください。


終わってちょっと飲んでいこうとなったが、浅草の日曜はどこも早い。せっかく浅草に来たのに、〈神谷バー〉にも〈ニュー浅草〉にも入れず、〈和民〉で11時前まで。お開きになり、銀座線上野広小路に出て、そこから桐谷さんとタクシー帰宅

F 2009/05/26 22:58  トラックバックできなかったので、失礼します。
 23年ぶりのネットでの再会、懐かしい気分にさせていただきありがとうございました。
 私も本好きなので羨ましいお仕事です。メルマガも登録させていただきました。
 今後ともよろしくお願いします。

kawasusukawasusu 2009/05/26 23:45 ありがとうございました
ブログも拝見しました
ひとつだけ訂正。浅羽さんが主宰されていたのが「見えない大学本舗 乱調社」で、幻想文学会とは別の集まりです(近い関係にはあったようですが)
いつか、どこかでお目にかかれればと思います

FF 2009/05/27 23:59  訂正ありがとうございます。そうでしたね。
 幻想文学会は、浅羽さんが作ったのか、当時その後輩だかシンパが運営していたと思います。神秘研の先輩も入っていて、実は私もたまに顔を出していました。
 鎌田東二氏のその講演も行きました。
 微妙にすれ違っていたようですね。

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2009-05-23 「日没閉門」の寺に詣でる

今朝はゆっくり朝寝しようと思っていたが、習性になったのか、やはり8時に目が覚める。《つばさ》を観てから、洗濯掃除今日は暑くなるという予報を見て、出かけようかどうか迷う。豚肉とシメジ和風パスタで昼飯。そのあと、眠ってしまう。3時に起きだして西日暮里へ。


こんど書く原稿で取り上げる作家墓参りをしようと、殊勝な考えを起こし、その寺に電話して何時まで墓参できるかを訊くと、「日没に閉門です」と云われる。まだ間に合いそうなので、出かける。駅から15分ぐらい歩き、墓にたどり着く。帰りに近くの古本屋に寄ったら、知り合いのヒトたちに出会った。


西日暮里に戻り、もろもろレンラク。今日水族館劇場の新作《メランコリア》の初日なのだが、来週行こう。届いていたもの。大阪大学総合博物館の『映画「大大阪観光」の世界 昭和12年のモダン都市』図録。1937年制作の記録映画《大大阪観光》に映し出されたパンフレット、広告出版物、写真などの資料120点を展示するというもの。こんな恐ろしい企画を考えるのは、やはり橋爪節也さんである。図録もよく出来ているが、コレはぜひ展覧会を見たいもの。だから、6月大阪出張するときの予定に入れてある。ブルースインターアクションズからは、中野晴行マンガ進化論』(解説・竹熊健太郎)。幻冬舎新書からは、藤木TDCアダルトビデオ革命史』。トークの時に新書を書いているとおっしゃっていたが、これだったのか。


MIDIからは、nakabanさんのDVD作品[Der Meteor]が届く。アニメーショントウヤマタケオ音楽を付けている。前作の波多野敦子さんもよかったが、こっちの音楽もイイなあ。nakabanさんは、6月1日(月)〜30日(火)まで〈トムズボックス〉で、個展「ニブロク」を開催。こちらは「鉄道」がテーマというので楽しみ。


塩山芳明さんからは、『ゲロダク』第2号が。塩山さんのインタビューが25ページも載っているのだ。塩山節炸裂で面白い。ただ、話した順番どおりに構成してるので、ハナシが行ったりきたりするのが難。やっぱり、俺様がやった塩山インタビュー(『日記日和』)よりは数段落ちるな。映画の話とか、もうちょっと簡潔にまとめれば? 7ページに出てきて、その後何度も登場するぼくについての注が、最終ページに付けられているのも謎。なんらかの意図が? 塩山さんが「奴は外見は気持ち悪いけど、面白いよ」とインタビュー対象に推薦してくれているが、ぼくは生ぬるいのが芸風なので、「偏った奴、狂った奴」を取り上げる貴誌には向かんでしょ。『畸人研究』の今柊二さんなんて、ピッタリだと思いますよ。


自転車でよみせ通りを走っていたら、今日明日はこの商店街感謝祭だった。さまざまな催しがあったようだが、〈コシヅカハム〉の前に「東大生の大道芸」という張り紙が。どんな芸だったんだろう? ウチに帰って、東京新聞の夕刊を見たら、「大波小波」で岸川真さんの『フリー教科書』(早美出版社)が取り上げられている。最近、ピンボケ気味の同欄だが、このコラムは珍しくまっとう。スグに岸川さんに電話で教える。旬公が東京に帰ってきたので、〈三忠〉で晩飯。たこ丼(たこの天ぷら)がウマイ。旬公は明日、30分刻みで人と会い、夜にはまたエエ市に行かれるそうである。いよいよ来週、豚がやってくるが、ぼくが対面できるのは6月に入ってからになりそうだ。

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2009-05-22 蘆花公園、鶴川、日ノ出町

朝8時起き。《つばさ》を観てから、仕事場へ。届いていたゲラを返送し、授業のレジメをまとめる。原稿を2本読み、12時半に出かける。新宿京王線に乗り換えて、蘆花公園へ。久しぶりに降りるが、狭かった駅前の道幅がずいぶん広くなっていた。近くの洋食屋ドライカレーを食べる。この店は客に妙に老婦人が多い。ランチが980円からという店なので、やっぱり裕福なんだろうなあ。


世田谷文学館で「松本清張展」を見る。北九州市の清張記念館からかなりの展示物を借りているが、あそこで見なかったモノも多く、コンパクトな展示のしかたに好感をもつ。『点と線』の風間完の挿画をスライドショー的につないだ映像が面白い(この風間挿画を全部入れた『点と線』が、最近文春文庫から出た)。図録を買ってから、館の南に歩き、バス停から千歳船橋行きのバスに乗る。終点から小田急線に乗り、3時半に鶴川へ。塩山芳明さん、続いて奥山晶子さんが登場。


大学に着き、芸術資料室で雑談してから教室へ。今日テーマミニコミフリーペーパー。最初に神保町ツアーで買ってきた雑誌プレゼン学生にさせる。そのあと、奥山さんのハナシ。アストラが出している『記録』のことから、奥山さんが入社したきっかけ、彼女が出しているミニコミ『葬』について。それまでの人生を聴いていると、やってきたコトがすべて『葬』につながっているようで興味深い。授業が終わってから、『葬』を買いに来る学生が数名。『HB』の橋本くんも聴きに来てくれていた。


バスで駅まで戻り、みんなと反対側の電車に乗る。町田横浜線に乗る。30分以上かかって横浜駅に着き、京急日ノ出町へ。そこから〈試聴室〉をめざすが、一人で歩くと意外に遠い。黄金町から行くべきだったか。到着したときにはすでにライブが始まっていた。ガットギター男性ボーカル女性演奏していて、あれ? オオルタイチってこんな感じなの? と思う。そのまま20分ぐらい聴いていたが、「テニスコーツテーマ」で、この二人組がテニスコーツなのだと判る。アルバムを買ったこともあるんだが、そうかあ、これだったのか。女性リコシェの豆ちゃんに感じが似てる。次がオオルタイチwith YTAMOウタモ)。前者はギター男性後者キーボード女性である。テニスコーツと対照的に打ち込みを多用し、そこ演奏を乗せていく。YTAMOキーボードはいいなあ。二人も参加しているウリチパン郡の曲も多く、ふわふわといい気持ちになる。最後に、4人でカバーを中心に何曲かやる。テニスコーツが多少ゆるすぎる(緊張感が足りない)気もしたが、これは彼らの芸風なのだろう。


9時半に終わり、また日ノ出町まで戻り、こないだも行った〈第一亭〉へ。どの料理も500〜700円なので片っぱしから食べたくなる。次から次へと入る注文を、2人のおばちゃんが驚異のスピードでこなしていく。焼酎とハツ炒め、角煮丼(ドンブリじゃなくて皿に盛られて出てくる)。どれも感動的にウマイ。また来よう。


京急品川まで出て、JR西日暮里へ。荷物を片づけて、〈サミット〉で買い物してからウチに帰ると、《タモリ倶楽部》が始まるところだった。やっぱり、鶴川横浜も遠いよ。


頼まれなくても無償の労力を惜しげなくつぎ込んでしまう退屈男http://taikutujin.exblog.jp/)がまたやった! 「古本ツアー・イン・ジャパン」のエリア索引リンク集)の東京篇を公開したのだ。なんだか、「オープンソース」とか「シェアテキスト」とかで盛り上がっていた時代のインターネット協働性を感じさせるうるわしい行為だ。でも、もうちょっと仕事につながるコトを優先したほうがいいんじゃ……?(いつもぼくが旬公に云われてることを、オウム返しに退屈君にお伝えします)

退屈男退屈男 2009/05/25 01:44 いやー、耳がいたい。

いちおう東京篇だけつくってみたんですけど、やっぱりこれは貴重な記録だなあと思いましたよ。やってよかったです。

kawasusukawasusu 2009/05/25 14:19 次は地方篇をよろしく、とやっぱりお願いしたくなりますな。

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2009-05-21 100分のうち80分寝る

朝8時起き。《つばさ》はちょっと中だるみ気味。仕事場に行き、まず「早稲田古本村通信」の原稿。ほとんど覚えてなかったことが、23年前の手帖を見ると一気に甦ってくる。一休みして、『本が好き!』の原稿。今回は不忍ブックストリートの話で、どうしても客観的には書けないし、字数も少ないので難渋する。単行本化のときに大幅に書き加えるつもり。2時にいちおう仕上がる。


進行中の仕事に関する資料がどかどか届く。幻戯書房のTさんが、宇野亜喜良奥の細道』を送ってくれた。冒頭に俳句を1句引き、それについての文章とイラストを添えるという構成。あとがき扉野良人さん(ヨッ、新婚!)の名前が出ている。宇野さんのゴージャスなイラストを落ち着いた装幀に仕立てたのは、間村俊一さん。幻戯書房で最初に間村さんにお願いしたのは、ぼくが編集した青柳いづみこ・川本三郎編『「阿佐ヶ谷会」文学アルバム』で、それ以降もお願いしているようだ。


3時半に出て、阿佐ヶ谷へ。駅前の丸長に入り、ビールシューマイを頼む。これから映画を観るので、眠くなってはいかんと思うが、一仕事終わった解放感で、つい。それとチャーシューつけ麺。なぜか、まだつけ麺に飽きずにいる。〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉で中平康特集。こないだもらった招待券で入る。《現代悪党仁義》(1965)を観はじめるが、最初の5分で眠くなり、登場人物を把握しないままスヤスヤ。途中、何度か気がついたが、また眠ってしまい、目覚めたのはラストから15分前だった。結局、どういう映画か判らないままに終了。100分のうち80分も眠ってしまったのは初めてだ。暗闇になると眠くなる体質になってしまったのか。それとも、中平康と相性が悪いんだろうか。


JR恵比寿へ。西口の飲み屋が並ぶ小路にある〈さいき〉へ。木造2階建ての居酒屋。1階はお客さんで満員。2階の小座敷へ。すすけた襖や、上の棚に本が並んでいる(なぜか『契沖全集』が!)のがイイ感じ。ここで東京エルマガジン社の3人と、マユたんこと河出の高野麻結子さんと飲む。東京の隅々まで詳しいヒトたちだから、あちこちの話題が出る。ぶっきら棒だがけっこう親切な、たぶん中国人のお姉さんがときどき登場するのもいいアクセントになった。


風が通るので、襖を開けていたら、隣の座敷から出てきた男性が「おお!」と云う。なんと、間村俊一さんだった。神楽坂神保町バッタリ会うのは不思議じゃないが、こんなところでお目にかかるとは。一緒にいる作家の方がこの店の常連なのだと。間村さんは今年、早稲田大学の文化構想学部で「装幀と文学」(毎週水曜日16時半〜)という講義を持っているそうで、来週は石神井書林内堀弘さんがボン書店について話されるという。そんなスゴイ講義があるとは、現役早大生の豆惚舎くんも云ってなかったぞ。間村さんから聴きに来いと誘われたので、(原稿が終わっていれば)行くつもり。ニセ学生歓迎だそうなので、興味のある方はどうぞ。ちなみに、以下のブログによればそのあとのゲストも豪華。

http://d.hatena.ne.jp/bungeijournalism/20090511


11時にお開きとなり、マユたんとJRで帰る。以前彼女がプチグラでつくったインタビュー集『ぼくのしょうらいのゆめ』が文春文庫に入ったのでいただく。舟越桂インタビューを追加。単行本からは図版が減ったようだが。この内容は文庫に似合う。マユたんはいよいよ河出で、自分企画が出せるようになり、張り切っている。考えてみれば、彼女とは交通新聞社にいたときに出した2冊にちょっと書いただけで、その後は一緒に仕事をしたことはない。それなのに、付き合いが途切れずに続いているのが不思議。いつか、彼女と一冊本をつくりたいものだ。西日暮里に戻ると、またアマゾンの大箱が2箱。部屋に放り込んでおいて、ウチに帰る。芋焼酎を飲みすぎたせいか、ちょっと頭が痛い。


助っ人Tさんが発作的に書いてぼくに送りつけてきた、「不忍ブックストリートMAP」配布のレポートが面白かったので、「しのばずくん便り」に分割掲載します(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090522/p1)。題して、「助っ人〈不忍マピヨン〉のMAP配りの日々」。助っ人さんにナニをやっていただいているかの一端がうかがえる、好読み物です。何回か続きますので、ご愛読を。

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2009-05-20 暑い日に資料を探しに

6月イベント速報。

★21日(日)から一週間、大阪〈レトロ印刷JAM〉の新店舗で、フリーペーパー展を開催します。初日夕方には南陀楼ゲストのトークを行ないます、

http://jam-p.com/

★29日(月)夜、根津で、谷根千ロケした新作映画の上映会を開催します。関係者のトークもあり。

詳細は決まり次第、お伝えします。とりあえず、予定に入れといてくださいね。

★26日(金)仙台でのいがらしみきお×塩山芳明トークも絶賛予約受付中! 

http://bookbooksendai.com/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000055


朝8時起き。《つばさ》を観てから出かけ、イベントに使う会場を押さえる。西日暮里に行き、『進学レーダー』の書評原稿。そのあと、資料に目を通す。複数のテーマを同時進行させていると、頭が混乱しがち。もう一本原稿があるのだが、進まず、夕方に神保町へ。今年一番の暑さと云うことで、駅から歩いているだけで暑い。〈三省堂書店〉と〈八木書店〉で両手いっぱいの資料本を買い、〈高岡書店〉で石原まこちん『GENGO』第1巻(扶桑社)と『映画秘宝』を買って、帰途に着く。西日暮里の〈はやしや〉に入る。ビールがウマい! 仕事場に戻り、さらに追加でアマゾンで注文をかけてから、ウチに帰る。よみせ通りで、〈アフリカ市場タムタム〉の佐久間さんにバッタリ会って立ち話。


石原まこちん『GENGO』読む。中原昌也の連載がずっと休載(このままフェイドアウトするのか?)している今、『SPA!』で最初に読むページに昇格している。この1巻の前半は読んでなかった。ニート版「まんが道」とでも呼ぶべき内容。早く次が読みたい。


今週〈ユーロスペース〉で、「映画館大賞 ベストセレクション」というのをレイトでやるのだが、5月24日(日)は市川崑監督愛人》を上映。主演の有馬稲子のトークで高崎俊夫さんが聞き役になるそうです。ぼくは所要あって行けないのですが、よかったらどうぞ。


水族館劇場の新作上演が、今週23日からとなりましたが、今年も境内での「かんのん楽市」を開催します。ぼくも1日か2日、店番する予定です。遊びに来てくださいな。



水族かんのん楽市


異神の森に辿り着いたモノたちが営む屋台

蜃気楼のように現れます

その日により顔ぶれは変りますので悪しからず


場所 駒込観音光源寺境内 文京区向丘2-38-22

時間 17 時〜19 時くらい

日程 5/29(金), 30(土), 31(日)

   6/ 5(金), 6(土), 7(日), 8(月)


生ビール缶バッヂは、上記期間中全日販売します!

そのほかの顔ぶれは、下記の一覧に。(予告なく変更の可能性あります)

変更・追加はこちらに発表します

http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/


生ビール 300円 時々、エビス黒生あり。

「水族缶バッヂ」 昨年好評を博した公演オリジナル「水族缶バッヂ」。今年もデザインは、水族館劇場ポスターなどを手掛ける近藤ちはるさんに依頼しています。公演中のみの限定販売です!


〜〜〜日にちと顔ぶれ〜〜〜

速報 バンバンバザールさん、チリワインショップユヤイさん、刃研ぎ堂さんから異神の森に向かっているとの連絡あり。


5/29(金)あめ細工 吉原 http://ame-yoshihara.com/

       N・J

        不思議昭和雑貨http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/hatena.htm

        パリットフワット(クッキーhttp://parifuwa.fc2web.com

        書肆しのばずくん 往来堂書店書籍http://www.ohraido.com/

                 オヨヨ書林古本https://www.oyoyoshorin.jp/

                 古本けものみち古本http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/

                 古書ほうろう古本http://www.yanesen.net/horo

        萬福亭(チキンライスhttp://www.yanesen.net/horo/


  30(土)不思議昭和雑貨http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/hatena.htm

        ミルミレ(サモサ)http://mirmire.com/

        千成り屋(カップ麺http://www.hpmix.com/home/kougenji/

        書肆しのばずくん

        萬福亭(チキンライスhttp://www.yanesen.net/horo/


  31(日)不思議昭和雑貨) http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/hatena.htm

        千成り屋(カップ麺http://www.hpmix.com/home/kougenji/

        書肆しのばずくん


6/ 5(金)不思議昭和雑貨) http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/hatena.htm

        はと商店オリジナルグッズ)http://hatogoya.pupu.jp/

        パリットフワット(クッキーhttp://parifuwa.fc2web.com

        谷中ボッサ(コーヒーホットドッグ、刺し子小物)http://www.yanakabossa.jp/index.htm

        書肆しのばずくん

        萬福亭(チキンライスhttp://www.yanesen.net/horo/


   6(土)不思議昭和雑貨) http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/

        千成り屋(カップ麺http://www.hpmix.com/home/kougenji/

        書肆しのばずくん

        萬福亭(チキンライスhttp://www.yanesen.net/horo/

      

   7(日)不思議昭和雑貨) http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/

        はと商店オリジナルグッズ)http://hatogoya.pupu.jp/

        N・J

        千成り屋(カップ麺http://www.hpmix.com/home/kougenji/

        書肆しのばずくん


   8(月)あめ細工 吉原 http://ame-yoshihara.com/

        エナジー本舗(衣料・雑貨・自主製品) http://energyhouse.at.webry.info/

        N・J

        不思議昭和雑貨) http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/

        谷中ボッサ(コーヒーホットドッグ、刺し子小物)http://www.yanakabossa.jp/

        書肆しのばずくん

        萬福亭 http://www.yanesen.net/horo/


協力:不忍ブックストリート青秋部 http://d.hatena.ne.jp/seishubu/ 谷根千工房 http://www.yanesen.net/

問合せ先:03-3824-3388(古書ほうろう 宮地)

2009-05-19 薄氷を踏むように

朝8時起き。《つばさ》を観てから、根津のふれあい館と谷中コミュニティーセンターへ。あるイベントの会場探し。仕事場で、『進学レーダー』の図書館原稿を書く。そのあと、書評の本を読み、2時前に出かける。


西荻窪へ。〈花鳥風月〉の先の洋服屋兼ギャラリーで、中里和人さんの写真展をやっていると聞いていったのだが、新作は3、4点で、あとは有名な小屋写真だった。ちょっと手持ち無沙汰で、数分で出てしまう。〈花鳥風月〉で「小説検定」のネタ本数冊買い、〈音羽館〉にもと思ったら定休日。南口に出て、目についたラーメン屋でつけ麺を食べる。駅のほうに歩くと、南口すぐ近くの中華料理屋が消えて、たこ焼き屋になっていた。ショック! 屋号も覚えてない店だが、ラーメンチャーハンもそこそこウマかった。いつ行っても開いていて、そこそこウマイということが重要なのだ。〈登亭〉なきあと重宝していたのに、残念だ。


阿佐ヶ谷へ。〈千章堂書店〉で某社の資料を買う。〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉で、中平康特集の3回券を買うも、ちょっと考えて、年会員を申請。プログラムの郵送なしのメール会員だと、2500円で招待券が2枚付くのだ。一回800円で観られるし、かなりお得な制度だ。もうコレ以上カードやスタンプカードを増やしたくはないのだが……。今日観たのは《オレの背中に陽が当る》(1963)。出だしがなかなか快調で、コレは眠らずにすむかなと思ったが、1時間後には熟睡していた。最近、まともに最後まで見たのは《グラン・トリノ》ぐらいしかない。ナニしに映画館に来てるのか。とはいえ、次の特集「昭和警察物語」は、珍しい作品が多く、居眠り覚悟で通わないと。


南口の〈書楽〉で、武藤良子さん、u-senくんと待ち合わせ、〈阿佐ヶ谷ロフトA〉へ。「『マンガ論争勃発2』発売記念!! 昼間たかし東大入学お祝いイベント 永山薫vs昼間たかし これが現実だ!と、言われても・・・」という長いタイトルイベント塩山芳明さんがゲストで出るので、聴きに来たのだ。すでにかなりの席が埋まっている。95パーセント男子。トークは、永山・昼間の二人がホストで、10人ぐらいいるゲストが、回転寿司よろしく出たり引っ込んだりする構成。塩山さんはトップだったが、はじめに『葬』の奥山さんの例の葬儀アナウンスを本人を出さずにやったので、会場の温度が2度ぐらい下がる。塩山さんの話はいつも通りだったが、司会の二人が本に書いてあるコトをランダムに再確認していくだけなので呆れる。途中、ぼくの名前が呼ばれるが、こんな場所に出て行っても盛り上げる自信はナイのでu-senくんの背中に隠れる(あとでムトーにチキンよばわりされる)。次の中田雅喜漫画家)と金田淳子社会学者)までは聴いていた(中田さんのマンガ中学生のときに読んでいた)が、唐突に昼間が脚本を書いたという映画の内容がまったく伝わらない予告編を見せられた時点で耐え切れず、同じく限界に達していたムトーと退場。行く前に『マンガ論争勃発2』(マイクロマガジン)を少し読んできたが、さまざまな立場の人がマンガ表現や流通について発言していた。その中には対立も矛盾もある。だったら、トークではその立場の違いを明確にするようなテーマ設定や進行を心がけるべきじゃなかったか。ノープランでぐだぐた話してウケると思うほど、自分の話術に自信があるなら別だけど。ま、最後まで聴かなかったのだから、エラソウなことは云えない。


南口の小路(〈ホープ軒〉の辺り)で、前から気になっていた〈鳥正〉へ。えらく空いていた。もつ煮込みがウマイ。しばらく飲むうち、u-senくんがリタイアして合流。若きマンガ研究者がそんなコトでいいのか! と云うが、「背もたれがないので、つらかった」のが退場理由だと。どんな20代だよ。ムトーから制作中の『わめぞフリーペーパー』を見せられ、意見を云えと云われるが、「あ、それは直そうと思ってた」とか「それは今回は間に合わない」などの言い訳ばかり。じゃあ、見せなきゃイイのにさあ。仕事が終わったPippoさんも加わり、なんだか盛り上がる。こんど、ある作家のことを書くのでPippoさんに訊いていたら、u-senくんが「その作家の本、さっき〈書楽〉で買ってましたね」と。背中にゾクゾクしたものが走る。さすが、「視姦系ブロガー」(ムトー命名)だ。今後、金輪際、こいつの後ろには立つまいと誓う。集まった四人ともブログをやっていて、「ファンタジック系」「貧乏系」「視姦系」とそれぞれ特徴があるので、ナニを書かれるかわからず、怖いような楽しみなようだ。薄氷を踏む気分でアレコレ話す。


ほかの客が帰ったあとにようやく腰を上げ、12時に電車に乗る。阿佐ヶ谷に8時間もいたのか。新宿から歩いて帰るというムトー&u-senと別れ、埼京線に向かうPippoさんとはぐれて、山手線で帰る。池袋で座れ、前の席に座った男女を見たら、永山薫金田淳子(たぶん)だった。にわかに「盗聴系ブロガー」と化し、二人の会話に聞き耳を立てる。マンガ評論についていろいろ話していたようだが、よく聞こえなかった。西日暮里に帰ると、アマゾンから大きな箱が2つも届いていた。コレ全部に目を通すのかと思うと、イヤになる、。ウチに帰って、2時過ぎに眠る。

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2009-05-18 そこはかとなく、慌ただしい

8時起き。《つばさ》を観てから、仕事場へ。土日いない間に、いろいろ届いている。黒岩比佐子さんから、『音のない記憶 ろうあの写真家井上孝治』(角川文庫)をいただく。解説は大竹昭子工作舎からは、四方田犬彦『歳月の鉛』。先週の神保町ツアーで、石原さんに会った日に〈三省堂書店〉で、四方田のトークがあったのだ。太田出版の梅山さんからは、2冊。大橋裕之音楽漫画』と古屋雄作カリスマ入門』。前者は期待の一冊。最近、『スピリッツ』でおまけみたいに載っていた4コマも、他の連載をぶっとばすぐらい面白かった。後者は、一瞬ナンでこんな縁のない本を……と思ったら、『クイックジャパン』によく出ているテレビ演出家の著書だった。ひょっとして、オモシロイのかなあ?


書かねばならない原稿もあるが、調べたり連絡したりする必要のある件多し。一箱古本市が終わったばかりなのに、近々イベントが二つ入りそうなのでその準備も。1時に自転車日暮里へ。銀行を回ってから、尾久橋沿いのラーメン屋へ。つけ麺のマイブームがまだ続いている。2時に〈カフェ・ド・パルク〉で、B社のお二人と会う。締め切りまで一週間というタイト仕事だが、やるしかねーよなー。その足で〈古書ほうろう〉に寄って、資料探し。いちど仕事場に戻り、アマゾンでいろいろ注文。さらに〈往来堂書店〉に行き、資料を買う。


7時に不忍通りの〈さおとめ〉で、Oさんと会う。奈良の〈よつばカフェ〉で「カルピスまつり」というイベントを毎年開催している女性。今年もやるというので、そこで配るフリーペーパー用にインタビューを受ける。終わってから、〈サミット〉で買い物してウチに帰る。テレビを観ながら、豚汁をつくる。広島で買った鯛飯の素を入れて、飯を炊く。


明日の夜は〈阿佐ヶ谷ロフトA〉(http://www.loft-prj.co.jp/lofta/)で、「)『マンガ論争勃発2』発売記念!! 永山薫vs昼間たかし これが現実だ!と、言われても・・・」を見に行きます。たくさんゲストが出る中に、塩山芳明さんがいるから。同行者は武藤良子さんとu-senくん。なんか不吉な組み合わせだ……。他に行きたいヒトがいたらどうぞ。つまんなければ即帰ろうと思ってます。

2009-05-17 カープ至上主義の居酒屋

朝8時半起き。1階のレストランバイキングの朝食。部屋のキーが見当たらなくなり、部屋まで戻ったり、受付で探してもらったりするが、結局ポケットに入っていた。恥ずかしい。外に出ると、かなり激しい雨。コンビニビニール傘を買う。


とくに行くところを思いつかないので、路面電車に乗って広島港まで行ってみることに。途中で乗り換えても、料金が150円というのはスゴイ。道や店の並びが、だんだん郊外っぽい感じになってきて、そのうち終点の広島港へ。ターミナルビルはけっこう大きい。少し外に出てみるが雨なので、早々に、また路面電車に乗って引き返す。袋町で降りて、〈ブックオフ〉へ。この前も来たが、100円均一の棚が広い。「小説検定」に使える本を7、8冊買い、「空中一箱古本市」の会場へ。屋内だから開催にはモンダイないが、やはり雨だと極端に人出が落ちる。それでも、島根県出身の在広島男性や、出身地の高知で『路上派遊書日記』を買ったという女性などが話しかけてくれる。


合間を見つけて、財津さんと〈カフェ エスプレッシーボ〉へ。袋町ブティックなどが並ぶ一角、通称「裏袋(うらぶくろ)」にある。この「裏袋」が11月7、8日に行なわれる本番の一箱古本市舞台になるのだ。このカフェブッククロッシングゾーンで、棚には本が並んでいる。財津さんに話を聞く。なるほど、という履歴だった。秋の一箱には、関連企画として路面電車を借り切ってのイベントがあり、ぼくも参加するのだが、提示されたプランをひとひねりしたくなってしまうのは、編集者のサガ。なんか、面白いコトになりそうです。その後、昼飯を食いに入った〈讃岐屋〉のぶっかけうどんがウマかった。


3時すぎに雨があがってきて、終わりごろにはすっかり晴れる。皮肉なものだ。古本けものみちの売上は38点 1万7700円。まあ実質は昨日一日の売上ですね。残った本のうち一部をブッククロッシング用に寄付し、残りは送り返してもらう。皆さんと秋の再会を約して、会場を出る。


また路面電車に乗り、広島駅の一つ手前で降りる。古い市場が見たかったのだが、日曜なのでほとんど休み。その手前に〈源蔵 本店〉という飲み屋というか食堂を見つける。三月に来た時に紙屋町バスセンター内の〈源蔵〉には行くべし、と教えてもらったのに、見つからなかった(改装中の食堂フロアにあると、あとで知る)。その本店なのだ。ナカに入ると、おばちゃんがつかつか近づいて、じっと顔を見る。ココに座ったらまずいのかとびびるが、「何を飲む?」という催促だった。瓶ビール、鳥もつ煮、シマアジ刺身(身が締まっている)。テレビの前のおじさんたちが、競馬のハナシをしていて、一段落つくと、次はカープの試合の中継でワイワイ云っている。客も店のおばちゃん(4人もいる)も、カープ選手の挙動のひとつひとつにコメントを述べている。さっきとは別のおばちゃんが話しかけてきたので、「広島球場って新しくなったんですか?」と訊くと、「広島の人じゃないの?」と異星人を見るような目つきで、説明してくれた。来るときに新幹線から見えたのが、新しい市民球場なのだった。


駅で土産物を見てぶらぶらして、6時の新幹線に乗る。新大阪までは爆睡ポメラ日記でも書こうと思ったら、電池切れで起動せず。文庫本を読んで過ごす。東京駅には10時すぎに着。ウチにたどり着いたのは11時。もっとゆっくりして、いろいろ見てきたいという気持ちもあるが、1泊2日ぐらいだとあまり疲れなくてイイ。

2009-05-16 広島「空中一箱古本市」に参加

朝6時半起き。今日は《つばさ》を観られないのが残念。べつにすごく面白いワケではないが、生活習慣になってるので。今朝はえらく冷え込む。予報を見ても、広島は曇りのようだ。不忍の一箱古本市で評判だった赤いポロシャツを着ようと考えていたが、寒そうなので、長そでで出かける。


8時すぎののぞみで出発。途中まで爆睡したが、隣の中年四人組がやたらハイテンションになっていてうるさい。山本善行さんのブログで知った、『宮地嘉六と街を歩く 小説・随想集〈広島関西編1〉』(休山舎)を読む。初めて読む作家だが、呉市やその近くの島での労働者生活を描いていて興味深い。「煤煙の市」の末尾で、機械文明の発展によって、職工機械以下の価値しか認められなくなってしまう、だからこそ、「機械のなし得ない技術」つまり芸術への憧憬が高まっていると、宮地は書いている。なるほどなあ。多くの若者プロレタリア芸術運動に走った理由は、これだったのか。この本、内容は素晴らしいが、挟み込まれた正誤表のほかにも、誤植がいくつかあった。「失張」→「矢張」、「目分」→「自分」などは、OCRで読み込んだための誤植だろう。続刊に期待したいので、あえて苦言を呈す。


12時に広島駅着。路面電車に乗って、袋町へ。3月に来た時に、この辺をうろついているので、動きやすい。広島市まちづくり市民交流プラザで2日間行われている「まちづくり市民交流フェスタ」の企画の一つである、「空中一箱古本市」へ。南棟と北棟をつなぐ渡り廊下での開催。出店者は一日10箱ぐらいなので、ちょっと少ない気がしたが、お客さんはけっこう来ていた。ぼくの「古本けものみち」も、午前中に結構売れていた、この辺は『本が好き!』の次々号で書くので、はしょります。


4時に終わり、荷物を片づけて、みんなで打ち上げへ。途中、ホテルに連れて行ってもらい、チェックインする。流川という歓楽街の中にある、加井さんの行きつけだという〈魚菜屋〉へ。飲み放題のコース料理で、これでもかと魚が出てくる。どれもウマイ。あれこれ話していると、代表の財津正人さんが眠り込んでしまった。無事開催できた解放感からだろうか。財津さんを見送り、まだ飲み足りない4人で別の店へ。マスターが今日の一箱に本を出した店。オススメだというゴボウから揚げ、たしかにウマい。それをつまみながら、梅酒を飲む。さすがに眠くなってきたので失礼するが、日本酒の熱燗をクイクイ飲むツグミさんと中国新聞の守田さんはさらに飲みに行ったとか。ホテルに帰り、フロに入ってから原稿を読み、12時すぎには眠る。

空中怪人空中怪人 2009/05/18 06:40 当方も、初日にでかけて、「ZAI」さんが管理中の箱から、一冊購入。貢献できました。端っこにおられた女性の方、「有」さんからも一冊。宮地嘉六、まだまだ出版続くようです。上の記事はうまくまとめられていますね。当地の紹介にぴったし。

財津正人財津正人 2009/05/18 08:06 あれだけ眠いのも久しぶりでした。あのままどこかへいってしまうのかというぐらいに。 でも、湯のみが熱かったのは本当なんですよ。夕刻、晴れ間が覗いてくるのと同時に、tsugumi女史の酒も抜けたということでした。

kawasusukawasusu 2009/05/18 11:07 >空中怪人さま
お出かけありがとうございます。11月にもどうぞ。

>財津さま
どこの本イベントのグループでも、酒が強い女性が多いというのは共通してますね。あと、美人が多いというのも。

空中怪人空中怪人 2009/05/18 21:47 さかなや(魚菜屋)とは、当地でも、瀬戸内のもので、当方も利用しています。あの彷書月刊に連載の、もうひとりのお方も来られたようで、あのひとだったのかと思い知ったものです。もちろん、背の高い財津さんもテレビで見た感じよりも若かった。一時までは待てなくて(実はぐうぜん、はじめての、ぶくおか、でお目にかかっているので)、帰りました。11月はあの方(Oさん)も参加されますね。楽しみです。

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2009-05-15 今年もやったよ、神保町ツアー

朝、目が覚めたら8時50分。ちょっと寝過した。急いで西日暮里に行くが、資源ごみの回収は終わっていた。遅れていた『ぐるり』の原稿を書き、そのあと、「書評のメルマガ」を編集して発行する。


2時に出て、神保町へ。〈ヒナタ屋〉でカレーを食べる。棚に野田正穂・中島明子編『目白文化村』(日本経済評論社)があるので手にとったら、なんと480円。もちろん買う。会計して店を出るときに、退屈男くんに会う。あとで会うことにして、本屋を回る。〈岩波ブックセンター〉で小田光雄『古雑誌探究』と『出版状況クロニクル』(いずれも論創社)、〈高岡書店〉で久米田康治さよなら絶望先生』第17巻(講談社)、〈東京堂書店〉で佐野洋ミステリーとの半世紀』(小学館)と『映画論叢』第20号を。東京堂の一階で、矢部登さんに声をかけられる。二年ぶりぐらいか。〈Folio〉でコーヒーおごっていただく。


4時すぎに、都営新宿線の出口へ。和光大学雑誌研究」の神保町ツアー。今年で3回目。退屈男くん、豆惚舎くんが案内役でついてくれる。学生は13人ほど。〈ヴィンテージ〉→コミガレ古書会館(愛書会)→〈三省堂〉と回り、あとはそれぞれが〈東京堂〉や古本屋に寄ったりする。古書会館からモンガ堂さんも参加。ツアー中に出会った知り合いは、高野ユタン、工作舎のIさん、そして国書刊行会の樽本さん。なぜか学生を連れているときに限って、やたらと知り合いに出会うんだよな。


7時に終了し、有志で喫茶店に行こうとするが、人数多いので入れない。最後の手段で〈ダイバー〉に入れてもらおうとしたが、ココもお客さんがいて、近くの〈きっさこ〉の2階を紹介される。昔、〈李白〉が入っていた建物だ。4畳半の座敷に12人が収まり、買ってきた雑誌を見せ合う。学生のノリは毎年違うが、今年はわりと雑誌好きの子が多いかも。


8時半に解散し、退屈君、モンガ堂さんと〈アンチヘブリンガン〉へ。NEGIさんが先に来ていた。NEGIさんはこの店の顔で、ほとんどの常連さんと面識があったり、ワインがキープしてあったりする。独身貴族やのう。いろいろ楽しいハナシ出て、すっかり長居した。11時半に店を出て、水道橋へ。ホームのベンチに座っている中年男が、すごい唸り声をあげたり空えずきをしたりするのが、人間から発したと思えないぐらいのノイズで気持ち悪かった。お茶ノ水で千代田線に乗り換え、ウチに帰ると《タモリ倶楽部》が始まる時間だった。そのあと、明朝持って出る荷物を詰めたり、風呂に入ったりしていると、2時すぎに。眠いっす。


そういうわけで、明日から広島の「空中一箱古本市」に行ってきます。明日は午後1時ごろから、明後日は朝から最後まで、店番するかその辺をうろついてますので、見かけた方はお声をかけてください。どうぞよろしく。

奥田みのり奥田みのり 2009/05/17 19:25 なんという偶然。私、前日に、ダイバーとアンチヘブリンガン行きました。2件とも、大好きなお店です!ツアー、次回参加したいです!

tugumitugumi 2009/05/17 23:25 「空中一箱古本市」へのご参加ありがとうございました!お話が聞けて楽しかったです。しのばずくんのバッグは、お気に入りエコバッグとして、今日から早速活躍してくれています。

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2009-05-14 「ぼくの書サイ徘徊録」の版元求む

彷書月刊』連載の「ぼくの書サイ徘徊録」は、今年の12月号で連載100回を迎えます。前身の連載「ぼくのオンライン古書店採点表」(2000年7月号〜2001年6月号)から通算すると、112回に達します。これまで取り上げる題材に注文つけることなく、自由に書かせてくれた(放置してくれた)編集部感謝します。


この連載は、商業誌でのものとしては『レモンクラブ』(のち『COMIC Mate』)の「活字本でも読んでみっか?」に続くもので、両方ともいまでも続いているコトもあり、たいへん愛着があります。100回は単行本化のひとつの節目だと思います。しかし、残念ながら、彷徨舎ではしばらく単行本を出す余裕がないようです。そこで、彷徨舎公認の上で、この連載を単行本として出版してくれる版元、あるいは手がけてみたいという編集者を求めたいと思います。全部で600枚ぐらいあるのですが、すべてを入れることにはこだわりません。また、書き下ろしなどの追加も考えています。


以前、何人かの編集者にこの連載の話をしたところ、「ネット物はすぐ古くなるから」という理由で(コピーを見ることもなく)却下されました。その反応に、ぼくは「そうかなあ」と心の中で反論していました。たしかに、いくつかのサイトは閉鎖されていますが、ほとんどは継続していますし、そういうサイトがあったということも時代の記録にはなると思います。オンライン古書店を中心に、図書館出版社オンライン書店オークション検索エンジンなど、大きなメディアから個人のメディアまでを幅広く取り上げてきたつもりではあります。なによりも、いまでは普通になっているさまざまなコトが、登場したときには新鮮だった、という事実を、同時代の記録として残しておきたいという気持ちがあります。それに、この連載ではサイトの内容(それは見れば判るので)よりも、どんなヒトがそれをつくったのかに重点を置いています。また、いまは存在しないサイトの運営者が、いまでは新しい動きをしているケースもあります(たとえば、元〈書肆月影〉、現〈長藤文庫〉の大塚さん)。そういう点は追記します。


もし、興味を持ってくださる方(フリー編集者でもかまいません)がいらしたら、kawasusu@nifty.com までご連絡ください。これまで、私の本を読んでくださった方や、トークを聴きに来てくださった方でもいいですし、題材への興味を持つ方でもかまいません。よろしくお願いします。ちなみに、一人決めですが、オビか解説を岡崎武志さんにお願いしたいと思っておりまする。


さて、その『彷書月刊』の次号特集は「古本検定」。特集だけで50ページになるという噂。昨日、「初級編」のゲラを見せてもらったが、いろんなヒトがつくっているので、なるほど、そう来るかと感心する問題が多い。古本検定の初級編じゃなくて、どうみても、「装丁収集家検定」の初級編や「絵葉書コレクター検定」の初級編だろう(一般の古本好きにとっては上級編)というのがかなり入っている。全問正解者がいたら、その人はオバケです。連載は、某プロジェクトを取材した。担当の皆川さんからは、「ここのところ、いえ、とくにここのところ、じつに興味深い内容、感謝いたします」というステキメールをいただく。


朝8時起き。熱心に《つばさ》を見つめるぼくを、旬公が珍獣を見る眼で眺めている。一緒に〈ドトール〉でコーヒー。一足先に出て、西日暮里へ。『ぐるり』の原稿、そろそろヤバイが、どうもとっかかりがつかめず、書き出せない。諦めて出かける。阿佐ヶ谷へ。久しぶりに〈富士ランチ〉で、ハンバーグランチを食べる。すぐ先の〈よるのひるね〉が昼間なのに営業していたので驚く。ナカに入って門田さんにあいさつ。最近ときどきランチ営業しているそうだ。


ラピュタ阿佐ヶ谷〉で、中平康監督《密会》(1959)を観る。吉村昭原作黛敏郎作曲によるバリバリジャズが冒頭にかかる。あいびき中に殺人を見る出だしから快調だが、途中からダレる。桂木洋子の声に緊迫感がないからか、相手の大学生の演技がシロウト並みだからか。気づけば、ぐっすり眠っており、目覚めて5分でラストになる。どうも、納得いかない映画だった。



高円寺まで電車で行き、そこから歩いて、〈座・高円寺〉へ。1階のエントランス絵本古本を売っている。中では絵本の名作の展示が。平日なので「一箱市」はやっていない。立派なハコだが、どれだけ自由度の高い企画が実現できるのか、お手並み拝見といったところ。そこから歩いて、中野へ。このガード下を歩くのは初めてだ。


西日暮里に戻り、自転車根津へ。玉林寺の向いで4月オープンした〈やぶさいそうすけ〉で開催されているhakako個展を見る。人物を後ろから描いたものと建物。一枚絵だけど、動きがある。女性オーナーに聞くと、氷屋兼炭屋の古い建物を手直しして、ギャラリー工房に使っている。昔からある喫茶店の隣だ。風情ある建物なので、いろんな展示に似合いそうだ。ちなみに、ナンで「やぶさいそうすけ」なのかは、聞くのを忘れた。次に寄ったときに聞こう。〈往来堂書店〉で『コミックビーム』を買って、千駄木へ。


夜は、〈三忠〉で小沢信男さんと編集者のMさんと会う。Mさんとは初対面。ずっと以前に小沢さんたちと行ったときの焼酎ボトルがキープされていて、店主が覚えててくれた。その焼酎を飲みながら、いろいろ話す。小沢さんエッセイの載った『海鳴り』第21号をいただく。9時前にお開きになり、ウチに帰る。テレビで《夜光の階段》を観る。やりすぎでクドい点はあるし、ナレーションを多用しすぎではあるが、松本清張原作としてはそこそこ観られる。ま、『週刊文春』の今井舞はお気に召さなかったみたいだが。しかし、このヒトの文章はなんだか品がないねえ。

2009-05-13 渡り妻、千駄木に帰る

朝8時起き。《つばさ》、だんだん気恥かしい展開になっている。多部未華子の酔っ払い演技にはいかにもムリがある。西日暮里に行き、遅れていた原稿を書く。そのあと、雑用いろいろ。エエ市にいる旬公に電話してみると、「いま、ヨコハマ神奈川近代文学館仕事してる」と。明日夜にはまたエエ市に帰るというので、一緒に晩飯を食べる約束をしておく。予約しておかないと、なかなか会えませんからね。たまにヨメが帰ってくるのでナンとかしなきゃと、単身赴任の夫を迎えるような気分で、千駄木のウチに帰り、掃除。本を片づけたり、床を拭いたり。


2時半に、大観音通りの〈フリュウ・ギャラリー〉(http://www.flewgallery.jp/)へ。代々木にあったギャラリーだが、先日こちらに移ってくるとオーナーの方からメールをいただいていた。しばらく前、前を通りがかると改装作業中だったが、今月2日にオープンしている。移転オープン記念展は「風流絶佳」というタイトルで、いろんなジャンルアーティストが出品している。小林弥奈の染色(ティーポットを染めた布)と、はしもとみおの動物の木彫りが気に入る。5月20日(水)まで開催中。オーナーの女性挨拶し、「不忍ブックストリートMAP」を置いていただく。ココは元は倉庫だったそうで、奥に長く、かなり広い。次の「成田ヒロシ展」では、31日(日)にポエトリーリーディングライブもあるという。


なお、名古屋一箱古本市に参加した徒然舎さんのブログhttp://d.hatena.ne.jp/tsurezuresha-diary/)に、谷中の〈やぶさいそうすけ〉なるギャラリーでの展覧会が紹介されている(hakako個展 drawing exhibition。5月17日まで)。最近新しいギャラリーができたという噂は聞いていたので、行ってみないと。ちなみに、二つのギャラリーについては、あちこちでお姿を拝見する「谷根千ウロウロ」(http://yanesen-urouro.bakyung.com/)さんがいち早くレポートされている。


3時前に〈ブーザンゴ〉に行くと、まだシャッターが閉まっている。予約したのに、相変わらずだなあ。〈往来堂書店〉まで行き、島本和彦アオイホノオ』第2巻(小学館)と土山しげる極道めし』第4巻(双葉社)を買って、また戻る。新潮社のTさん来ていて、二人でしばらく待つ。そのうち、自転車に乗った羽毛田さんが焦って不忍通りを突っ切って登場。危ないよ。「小説検定」の打ち合わせ。次号からちょっとレイアウトが変わることに。


いちど千駄木に戻るが、向こうのパソコンに入っているテキストが必要なことに気付き、西日暮里へ、途中、〈古書ほうろう〉に〈フリュウ・ギャラリー〉のDMを置きに行ったら、ミカコさんもぼくの直後に行ったとのこと。仕事場で原稿を数本読む。旬公は「丸ビルに寄ってくる」とメール会ったきり、音沙汰なし。帰ってきたと電話ある頃には、近場の飯屋は閉まる頃で、ウチでつくり置きのカレーを食べることに。「エンタメノンフ部」の合宿で岬まで連れて行ってもらったことを嬉しそうに話す。高野秀行さんもブログhttp://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=618)に書いてくれている。食べた後、ごろりと横になり、ぼくが原稿読んでいる横で、『モーニング』読みながら眠ってしまった。なんとなく、「妻問い婚」というコトバを思い出すぼくであった(この場合は「夫問い婚」か)。


6月26日(金)、仙台でのいがらしみきお×塩山芳明トークショーは予約受付中です(http://www.kaseinoniwa.com/cafe/2009bbs2009t07.html)。いがらしさんのサイトでも告知していただいたので、お客さんはなんとか入るとして、モンダイは、『ぼのぼの』ファンの純真な親子が間違って来てしまうコトだなあ。会場の都合で、予告タイトルがおとなしくなっただけで、基本的にエロ漫画雑誌でいがらしさんが仕事してた時期のハナシですからね。その辺、お間違えなく。こんな濃い話聞けるチャンスはもう来ないかも。

KanecoKaneco 2009/05/19 20:33 フリュウギャラリーには一箱古本市2日目に立ちより、天井の蜘蛛の木彫りに心惹かれました。ファーブル館に行ったあとだから特にかもしれません。その少し前に、道行くナンダロウさんにお辞儀をしたら、寺の前だったせいで同行の人が「住職さん?」と頓狂なことを。確かに韋駄天のように有り難い姿でした。

kawasusukawasusu 2009/05/20 14:23 >Kanecoさま
一箱古本市にいらしていただきありがとうございます
2日目の服は韓国のお坊さんの服なので、あながち間違ってないかもしれませんねえ

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2009-05-12 ふちがみとふなととコール&レスポンス

朝8時起き。《つばさ》を観てから、仕事場へ。午前中はメールでの連絡をやっているウチに過ぎる。新しく出てきた案件、やりたいのだが、さてどうしようか。広島一箱古本市に出す本を発送。昼すぎに、猛烈に眠くなり、しかたなく(実態はいそいそと)千駄木に帰って、2時間ほど眠る。その後、原稿を読んだりしてから、5時半に出かける。


千代田線で新お茶の水。〈丸善〉で、清水義範パスティーシュ100 6の巻『翼よ、あれは何の灯だ』(ちくま文庫)を買う。コレで6冊が完結。まだ途中までしか読んでないので、一気に読み終えたい。『本の雑誌』も買い、総武線の中でめくる。海外文学特集で、トヨザキ社長がガイブン編集者を突撃表彰するという企画をやっていて、国書刊行会樽本周馬さんが表彰されていた(写真は髪の寝癖がスゴイ)。トヨザキ社長が喝破した通り、すべてにおいて「限度ばなれした人物」である。


飯田橋から神楽坂を上がる。〈シアターイワト〉前にはもう20人ぐらいの列が。並んで待つうち、吉上恭太・智子夫妻が来たので一緒に入る。ココでのふちがみとふなとライブは去年もやったのだが、予約していたのに用事が入り、なくなく〈古書ほうろう〉の宮地夫妻に譲ったのだった。その時がすごく良かったため、今回も満員の盛況だ。客入りの時にステージ横で五人ぐらいのバンドが、ときどきインスト演奏している。今日主催の〈ムギマル2〉の早苗さんの姿を見ないなあと思っていたら、演奏が一段落したときに弦楽器奏者が立ち上がりそれが早苗さんでビックリ。この人、ミュージシャンでもあったのか。ビールを飲みつつ1時間待つうちに、客席はぎゅう詰めに。〈アンチヘブリンガン〉夫妻、谷根千工房山崎さん、NEGIさんなど知り合いの顔も。


ふちがみとふなと登場。休憩をはさんで、2時間以上のステージ。定番の曲もあったが、最近の曲、はじめて聴く曲が多くてうれしい。とくに、上野茂都さん(客席に見えた)作の「渡り鳥職場に帰る」が最高。若い客が多いせいか、反応がストレートで、それを渕上さんがすぐ反映させていく。ライブ盤を出さないのがポリシーのふちふなが、もし出すとすれば、今日ライブは第一候補だろう。最後の二曲は、「前は嫌だったけど、最近凝っている」という渕上さんの希望で、客とのコール&レスポンスが。「マングース」では掛け声、最後の曲では全員にパラフィン紙が配られ、即席ブーブー・コーラスをやった。たまにはこういうのも愉しい。アンコールでやった「うたう人」は絶品で、聴きながらいろんなコトを考えてしまい、しみじみしてしまった。もう一度拍手で呼び戻され、「風呂敷仮面」をやって、終演。


大勢の客が出ていくので、渕上さんたちや早苗さんに挨拶するヒマもなく、外へ。小雨が降っている。吉上夫妻と〈伊太八〉で、ギョーザと正油チャーシュー麺。二人と別れて、神楽坂駅から地下鉄に乗って帰る。寝る前に、『月刊少年サンデー』創刊号を読む。まだ少ししか目を通してないが、王道マンガ雑誌をつくりたいという熱意が感じ取れる。島本和彦の『アオイホノオ』は、この雑誌にふさわしい。別冊冊子が二冊付いていて、その一冊が『あだち充エッセイコミック全集』というもの。アニメムックか何かに描いたエッセイマンガなどを集めたものだが、このヒトの身辺雑記的な感性のなさを改めて知る。つまんないんだ。『陽あたり良好』のおまけマンガは何度も繰り返し読んでいるので、懐かしい。


白水社の『出版ダイジェスト』の「再読愛読」欄にアランベネット『やんごとなき読者』について書きました。3回掲載なので、今回で終わり。白水社の本をいろいろ見直すことができて、楽しい仕事でした。


今週金曜の和光大学雑誌研究」は、課外授業として神保町ツアーをやります。同行したいという方は、ご連絡ください。終わってからは、学生喫茶店に行きます。そちらに参加したい方もご連絡を。

イワト/平野公子イワト/平野公子 2009/05/25 11:43 ごぶさたです。
ふちふなで検索したらヒットしたのでやってきました。
和光の課外授業でイワトにもきてくださいよ。11月最終週にちょっと面白い舞台やります。29歳の新鋭演出家の作・演出をプロデュースします。学生たちはこういうのみたほうがいいと思う。いかが? 興味あったらメールください。

kawasusukawasusu 2009/05/25 14:21 公子さま、こんにちは。お知らせありがとうございます。残念ながら、この授業は前期だけなんです。でも、学生に紹介しますね。

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2009-05-11 白白コンビと浅草のセンセイ

朝8時起き。もうすっかり日が照っていて、半袖日和だ。《つばさ》を観てから、西日暮里へ。仕事場で、原稿コメント書きやメール連絡など。広島の「空中一箱古本市」に出品する本を箱に詰める。12時に出て、山手線巣鴨都営三田線に乗り換えて、高島平まで。この路線には何度も乗っているが、ココまで来たのは初めて。


高島平の駅前は、いかにも団地の町という感じで面白みに欠けるが、しばらく歩き、新河岸まで来ると、魚がうまそうな惣菜屋があったり、小さな店が並ぶ「新河岸名店街」があったりと、なんかいいカンジになってくる。そのまま歩くと、荒川の土手にぶつかる。せっかく来たので、階段を上って、土手から荒川を見下ろしてみる。風が気持ちイイ。土手を降りてスグのところに、目的の場所が。『彷書月刊』の取材なり。


終わって、「新河岸名店街」のラーメン屋で、「特製つけ麺」(750円)を食べるが、にんにくたっぷり入れた濃い付け汁でウマかった。駅まで同じ道を戻るのもつまらないので、バス停から池袋行きのバスに乗る。手持ちの地図を眺めながら、バスで移動するのは、別にナンということのない風景でも楽しい中山道をずーっと南下して、少し眠ったりしてるウチに、池袋西口に着く。


山手線高田馬場へ。1階で開催されている〈BIG BOX〉の古書市を覗く。以前の半分しかないので、わりとすぐ見終わる。『高見順全集』のバラなどを買う。そのあと〈芳林堂書店〉で「小説検定」のネタ探しをするが、どうもイイのが見つからない。今回のテーマは難しい。書評用の文庫を数冊買い、東西線大手町へ。丸ノ内線に乗って銀座で降りる。待ち合わせまで時間があるので、〈ドトール〉で本を読む。


6時に〈泰明庵〉の2階で、エルマガジン社の白井さんと、写真家白石えこさんと会い、今度出るムックの取材の打ち合わせ。この店に来るのは数年ぶりだなあ。相変わらず、壁にいろんなメニューが貼られていて、眺めているのがたのしい。最初ビールを飲み、次に焼酎のそば湯割りを飲む。焼酎の入った小さな瓶が、ラベルも何も貼られてなくて、薬瓶みたいだった。そら豆や刺身あなごてんぷらを食べ、天南そばでシメる。店を出て、すぐそばにある〈Jazz Country〉という店に二人を誘う。ぼくが来た時にはジャズ喫茶だったのだが、ママが出迎えたのでびっくり。夜はジャズバーなのだ。ママが我々の近くに座り、いろいろ話しかけてくるが、聞き上手なのでうるさくはない。白井さんと白石さんは「まあ、白白コンビね」と云われ、ぼくには「先生ですか?」「東京出身でしょ?(地方出身だと云うと)浅草から来たんじゃないかと思ったわ」などと。


11時すぎにママに送られて店を出て、数寄屋橋の交差点で二人と別れて、山手線で帰る。とにかく、蒸し暑い一日だった。

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2009-05-10 周回遅れで完成

朝9時起き。素晴らしくイイ天気。洗濯をして、風呂に入る。11時に笈入建志さんと待ち合わせて、映画保存協会へ。一箱古本市の日に生じたトラブルについて、Iさんに説明する。今後のためには、まだまだ考えなければならないコトが多い。


西日暮里に行き、遅れていた『酒とつまみ』原稿を書く。「連載陣の原稿全部入りました」と通告があってアセるが、この雑誌はココから(つまり編集部が書く部分)が時間がかかるんだよなあ。パソコンに向かいながら、一箱の時に豆を買った〈日光珈琲〉のコーヒーを飲む。コーヒーにはさほどこだわりがない方だが、これが深い味でウマい。


次は、これも遅れてた『彷書月刊』の「古本検定」。一箱の日に岡崎さんから「もう問題つくった」と聞いていたが、それから一週間も引きずっていた。「小説検定」もそうだが、問題と答えをセットで考えるのは、原稿を書くのとは別のアタマを使うのだ。いろいろ資料をひっくり返して、初級・中級・上級の問題と答えをつくる。この雑誌性格上、そうとうムチャな問題も投入しています。7時すぎに完成し、〈サミット〉で買い物してから、ウチに帰る。


夜は、またトマトをつぶしてトマトソースをつくる。それと並行して、カレーをつくり、トマトソースを少し加えたら、イイ味になった。いろいろやりながら、《プリズン・ブレイク》を観るが、あと4話まで来たにもかかわらず、どうも盛り上がらない。


山本善行さん(http://d.hatena.ne.jp/zenkoh/)が、ついに〈古書 善行堂〉の店舗を決めた! 〈ガケ書房〉の近くだというのが最高だ。3月の「BOOKMARK NAGOYA」のときには、オンラインから始めるというハナシだったが、やっぱり山本さんには店売りが似合っている。おめでとうございます。いい本、たくさん並べてください。……安くしてくださいね。

zenkohzenkoh 2009/05/11 01:03 ナンダロウくん、やっとオープンできそうです。書斎のような店になると思います。安く買える店を考えていますが、ナンダロウくんは高くても買ってくださいね。

kawasusukawasusu 2009/05/12 00:19 山本さん

>ナンダロウくんは高くても買ってくださいね

なんで!?

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2009-05-09 《大悪党》で寝すごした

朝8時起き。《つばさ》を観る。主題歌ばかりか、劇中でローリー寺西がうたう曲のメロディーまで覚えてしまったから、相当ハマってると云えよう。西日暮里に行き、「小説検定」のネタ探しなどしてるウチに、眠くなってきた。30分ほどヨコになるが、まだ寝足りない気分で、出かける。


渋谷へ。なんだかやたらと若い連中が多い。〈ブックファースト〉で資料の本を買ってから、〈シネマヴェーラ渋谷〉へ。今日緑魔子特集。まず、渡辺祐監督喜劇 深夜族》(1969)。父親の伴淳三郎がポン引き、娘の緑魔子がコールガール。でも互いにそのことを知らない……、という設定。途中で眠くなり、気がついたらラスト近くだった。次に、増村保造監督《大悪党》(1968)。1990年代初頭に〈高田馬場パール座〉で観て以来、20年近くぶりの再見。田宮二郎の悪徳弁護士が強烈すぎて、ストーリーをすっかり忘れていた。佐藤慶緑魔子をたぶらかすとことん悪いヤツを演じる。すごく面白かったのだが、後半の裁判のシーンで少し気を抜いたら、眠ってしまい、気づいたらエンドマークだった。どうなったのか、さっぱりワカラン! これはDVDでも借りて観なおさなければ……。


人混みをかき分けて、駅まで戻り、湘南ライナー横浜へ。京急に乗り換えて、日ノ出町へ。『ぐるり』の五十嵐さんと会い、前によく行ったという居酒屋〈庄兵衛〉へ。広くて、カウンターも座席もゆったりしていて、気持ちのいい店。ビールを飲み、満州焼き(カシラ肉のみそ焼き)を食べる。ウマい。


1時間ほど飲んで、そこから川沿いに5分ほど行ったところの〈試聴室2〉へ。このあたりにあった、いわゆる「ちょんの間」が排除され、そのあとに横浜市建物を建てて、民間やNPOに貸すことをやっている。そのひとつ、黄金町スタジオにこのライブハウスが入っているのだ。入口で、一箱古本市常連にして、ぼくの音楽ご意見番であるたけうま書房さんと会う。中は仮設っぽいホールで、天井が高く、素通しのガラスが道に面している。客は40人ほど。まず、とうめいロボ。いろんな意味で衝撃的な歌い手だ。『ぐるり』次号で書くつもり。次に、sakanaライブで観るのは久しぶり。今日はあまり知らない曲がたくさん聴けてよかった。


9時半に終わり、三人で日ノ出町駅近くの〈第一亭〉という中華料理屋へ。看板に「豚足 豚耳 豚尾 豚舌」とあり、モツ料理豊富な店。エルマガジンムックの『横浜本』で見つけて、行ってみたくなったので。チート(豚胃)のショウガ炒めも、台湾ちまきもウマい。ラーメンも澄んだスープで最高。〈試聴室〉でライブ見た後は、ココに決まりだな。


イイ気分になっていると11時すぎに。うかうかしていると、終電になってしまう。京急品川に出て、山手線西日暮里。ウチに帰ったのは12時半だった。

財津正人財津正人 2009/05/12 00:41 試聴室さん、ブッククロッシング・ゾーンです。

kawasusukawasusu 2009/05/12 01:09 そうでした。ぼくの座った席の壁にその旨記されていて、昼間のカフェ営業のときには、本が置かれているようでした。

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2009-05-08 雨のなか、長い一日

朝8時起き。ポツポツ雨が降っている。朝刊を見たら、マンガ家やまだ紫死去とあった。60歳。この数年、元『ガロ編集者のご主人ともども闘病生活を送っていたはずだ。西日暮里に行き、授業のレジメをつくったり、原稿を読んだり。ラジオbird結婚したという話の相手がだれかを聴き逃して、その直後、yahooニュースを見たら、みうらじゅんだったのでビックリ。前からの関係だったらしいが、有名なハナシなのか、コレは?


2時に出かけて、〈吉野家〉で焼肉定食を食べて、千代田線に乗って鶴川へ。駅前の〈ドトール〉で畠中理恵子さんと会い、一緒に大学へ。途中、雨が降ってきたが、道端に捨ててあったビニール傘を使わせてもらい、事なきを得る。授業、今日は30人ほど。だんだん適正人数になってきたかな。神保町についてと、新刊書店の状況について、かなり現実的な(ということは、かなり厳しい)ハナシをしていただいた。ちょっと詰め込みすぎて、畠中さんがせっかく持ってきてくれたミニコミをあまり見せられなかった。駅まで学バスで戻り、成城学園駅で畠中さんと別れて、新宿へ。


中央線が遅れていて、車内は大混雑。西荻窪で降りて、〈音羽館〉を覗いてから、〈アケタの店〉に向かう途中、『ぐるり』の五十嵐さんとイラストレーターの沢田としきさんと会う。次号の表紙をスケッチにいらしたという。今日ライブは、渋谷毅石渡明廣外山明の「月の鳥」セッション。客は7、8人。2セット目の最後に、コードだけ決めてその場でつくった曲をやったが、音を重ねていくうちにどこで入るかが自然に決まっていく。何十年もやっているからフツーなのだろうが、やはりジャズミュージシャンはスゴイ。なかなか買えずにいた、渋谷毅エッセンシャル・エリントン+清水秀子[SONGS]を渋谷さんから割引で買う。ジャケットは沢田さん。あとで、お二人にサインしてもらえばよかった、と気付く。


ブーザンゴ〉でフリーペーパー展の荷物を引き取らねばならぬが、遅れてしまい、11時20分に到着。タクシー段ボール箱を運ぶつもりだったが、店にいたお客さんがマスターの羽毛田さんの同級生で、車に乗せて行ってくれたので、15分で西日暮里まで運べて、助かった。自転車でウチに帰り、昨日の残りで遅い晩飯。今日はやたらと移動が多く、疲れる一日だった。


日本推理作家協会賞の贈呈式とパーティーの招待状が送られてきた。栗原裕一郎さんのほか、柳広司田中啓文と好きな作家が受賞しているので、行きたい気持ちはあるのだが、なにしろミステリ界に知り合いがいないからなぁ。だれか2、3人知り合いが行くと判っていれば、腰も上がるんだが。

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2009-05-07 一箱古本市のリンク集ができました

昨年はつくれなかった一箱古本市リンク集ですが、今回は助っ人&店主のモンガ堂さんが作成してくれました。ありがとうございます。


不忍ブックストリート 一箱古本市 2009春 リンク集http://d.hatena.ne.jp/mongabook/20090506


ココに載ってない記事を書いた、見たという方は、トラックバックでご注進ください。みんなの情報で、充実したリンク集にしましょう!


朝8時起き。雨が降っていて、肌寒い西日暮里に行き、先日読んだ原稿コメント書き。そのあと、新たに届いた原稿を読んだり、こんど書く文章のネタを仕込んだり。途中、〈古書ほうろう〉に行き、近所のラーメン屋でつけ麺を食べた以外は、夕方まで仕事場で過ごす。5時半に〈ときわ食堂〉でチューハイ東野圭吾パラドックス13』(毎日新聞社)を読み進む。


サミット〉でいろいろ買いこんで、ウチに戻る。夜は、旬公がエエ市から持って帰った大量のトマトを使ってトマトソースをつくり、それをもとに、豚ロースとジャガイモトマトソース煮込みをつくってみる。じっくり煮込んだトマトソースを使ったので、味が濃くてウマイ! もうシーズン4が出ていると聞いて、慌ててレンタルしてきた《プリズン・ブレイク》シーズン3を2話観るが、他の用事をしながら観たせいか、いまいち面白くない。伏線の張り方にだんだん飽きてきているのか。とはいえ、いちおう全巻借りてきちゃったから、最後まで観るしかない。


明日の和光雑誌研究」のテーマは、新刊書店神保町ゲストは〈東京堂書店〉の畠中理恵子さんです。興味のある方はどうぞ。

shomotsubugyoshomotsubugyo 2009/05/08 00:39 行きたい、けど行けない(´・ω・`)

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2009-05-06 たまには映画を3本

朝8時起き。《つばさ》を観てから、仕事場へ。一箱古本市の後処理のメールをいろいろ。10時に出て、渋谷へ。〈シネマヴェーラ渋谷〉で緑魔子特集。関川秀雄監督《かも》(1965)は、梅宮辰夫が女を転がして儲ける銀座クラブマネージャークールに演じる。天真爛漫な緑魔子アパートに連れ込み、腹を殴って失神させるというストレートさが凄い。もうちょっとソフトなやり方あったんじゃ……。緑魔子は、潮健児に川原で強姦され性病を移されるなど、さんざんな扱われ方だが、どんどん強くなっていく。若いホステス役の大原麗子がすごくコケティッシュ(でもバカそう)。ラストで、梅宮が「数寄屋橋の裏の小学校の屋上」に呼び出される(梅宮が「オレ、あそこの出身」というのが笑わせる)が、本当に泰明小学校の屋上でロケしたのではなくても、下の高速道路の位置から、数寄屋橋近くのビルであることが判る。こういうところに意外と手を抜いていない、いい映画だった。もう一本、谷口千吉監督《カモとねぎ》(1968)は、集団詐欺もの。森雅之ボス肉体労働専門の高島忠夫メカに強い砂塚秀夫、そこに紛れ込んだ緑魔子というチーム。砂塚の大仰な演技が楽しい


館を出ると、雨が降っている。コートのフードをかぶって、地下鉄の駅まで。半蔵門線神保町すずらん通りに出ると、晩鮭亭さんにばったり会う。これからNEGIさんのところでの岡崎ビデオ上映会に向かうとのコト。〈神保町シアター〉でチケットを買い、〈キッチンジロー〉でハヤシライスを食べてから、〈三省堂書店〉で『ユリイカ』のクリント・イーストウッド特集。神保町シアターは、今日もほぼ満席野村芳太郎監督モダン道中 その恋待ったなし》(1958)。始まって佐田啓二が映った瞬間、一度観ていることに気づく。どこで観たんだっけ? この映画ロードムービーでありながら、映画の「お約束」を徹底的に茶化している。云ってみれば、テレビドラマの《33分探偵》を50年先取りしているワケだ。あちこちに現われる桂小金治がイイ。


観終わって外に出ると、雨が激しくなっている。〈座・高円寺〉のイベントの終わりだけ覗くつもりだったが、諦める。外に出るも激しく濡れてしまい、先のコンビにで傘を買う。〈ブーザンゴ〉に寄ると、客席は満員。今夜、フリーペーパー展の撤収予定だったが、この雨なので延期することにして、箱詰めを羽毛田さんにお願いする。配布用のフリーペーパーはかなり少なくなったが、残ったのはしばらくブーザンゴに置いてもらうことになった。夜は、芸人どっきり番組を観つつ、一箱古本市2日目の日記を書く。やたら時間がかかってしまった。


新潮社から『松本清張傑作選』が二冊届く(各1600円)。浅田次郎セレクションは「悪党たちの懺悔録」、海堂尊セレクションは「暗闇に嗤うドクター」。そのあとは、原武史佐藤優宮部みゆき桐野夏生が選者となる。どの巻も選者の個性を生かしたセレクトになっているようで、楽しみ。清張の短篇はほかの短篇と組み合わせて読むと、かなり印象が変わるので、アンソロジーに向いていると思う。

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2009-05-05 ぐったりと一日

8時に目が覚める。今日一箱古本市の事務はせずに、映画を観に行こうといた。〈ラピュタ阿佐ヶ谷〉→〈座・高円寺〉の一箱市→〈神保町シアター〉というルートも決めていたのだが……。まだ時間があると思って、二度寝したら12時前になってしまう。予定変更して、夕方に神保町シアターだけでもと思い、また三度寝。途中、目覚めて本を読むがスグ眠くなってくる。そのうち雨が降って来て、出かけるのがメンドーになり、結局いちども外に出ずに過ごす。昼飯と晩飯も冷蔵庫にあったもので済ます。


一箱古本市、初日の感想をアップしました(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20090503


ブーザンゴ〉のフリーペーパー展は、明日で最終日です。14時頃開店で、21時閉店です。配布分のフリペは配りつくしてしまいたいので、まだ入手してない方は、ぜひ貰って行ってください。ヨロシクです。

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2009-05-04 一箱古本市、二日目の開催です!

おはようございます。

本日一箱古本市の二日目を開催します。

ちょっと曇ってはいますが、雨の心配はなさそうです。

販売時間は11時〜16時までです。

本日千駄木側の10スポットで開催、モデルコースはこちらです(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090427)。

たくさんの方のおいでをお待ちしております。

では、会場でお会いしましょう!

その28時間後。

一箱古本日の二日目も無事に終わりました。この日の10スポットはけっこう距離があって、坂の上り下りが大変だったと思いますが、お客さんはそれをものともせず、次々に来てくださいました。全体の売れ行きも、ほぼ昨日と同じでよかったです。


とにかく、二日とも晴天だったのが、本当にありがたかったです。雨の場合の対策は取っているとはいえ、それを実行に移さなくて済んでよかった。自転車で何度も会場を往復したので、熱中症気味になりましたが。


汐見地域活動センターでの打ち上げイベントのあと、助っ人さん・実行委員の打ち上げ宴会があり、一同ハジけました。さらに古書ほうろうに移って10人ほどで飲みました。ぼくは2時に限界を迎えて帰りましたが、みんな朝までいたのでしょうか?


いつものお礼になりますが、店主の皆さん、場所を貸してくださった大家さん、助っ人の皆さん、プレゼンターの方々、実行委員のみんな、そして二日間来てくださったお客さんに感謝します。


今日はさすがにグロッキー気味なので、この辺で。各賞や売上金額・冊数の報告は明日、しのばずくん便りに載せるつもりです。



朝7時半起き。今日も快晴。昨日よりは少し気温が低いようだが、雨は大丈夫。8時に「しのばずくん便り」に開会宣言をアップ。9時半に集合場所の千駄木の郷へ。ウチから歩いてスグなのが、助かる。運ぶ荷物が多いので、助っ人の仲間・伊藤夫妻に手伝ってもらう。職員の方にラウンジを開けていただき、会場の準備に入る。10時前に店主さんが続々と到着。ココから出発するのは、旧安田邸と映画保存協会。


千駄木の郷の出店場所は、外側の通路。ベンチやラウンジ入口を使うことになっていたのだが、職員さんが長机を出してきてくれる。出店箱数は8箱。「本曜日堂」「ガター&スタンプ」「欠乏書房」「モンド部」「books joujou」「わかば屋」「久原堂」「古本けものみち」。ジャンケンの結果、ぼくの隣は「モンド部」、反対側の隣が豊崎由美さんらの「ガター&スタンプ」になる。11時に販売開始。旬公に店番を頼んで、自転車で回る。


安田邸は4箱。「柏舎」はここの管理グループで、前回に続き、建築都市関係の本を出品。次にファーブル昆虫館。端っこで3箱だが、「トンブリン」「アホエク堂」「ぶらり文庫」という強力なメンツを配置。「アホエク堂」は相変わらずアホアホな本を置いている。『あげてよかった あるBG19歳の日記』(主婦と生活社)800円は、日記コレクターとしては持っておかねばと買う。


裏道を通って、映画保存協会へ。昨年は雨で蔵の中で販売したが、今回は公園でやっている。「とみきち屋」「鉱石書房」など5箱。女性二人が着物で参加の「どすこいフェスティバル」は、オリジナル文庫カバーを販売。中身の本にイメージを合わせたデザインになっている。中の本のタイトルを当てたら100円引きというので、継ぎが当たった着物のようなデザインのを『放浪記』と云うと、アタリだった。いいカバーだし、5円玉をつないだしおりというのも芸が細かいので、購入する。「onakasuita」は料理書専門古書店として、昨年秋からオンライン販売しているとのこと。「あたまるブックス」は栃木から3時間かけて犬のあたまるくんとやって来たという。映画保存協会と千駄木の郷のあいだの道に、助っ人のYさんが立ってくれていた。あとで人から「椅子を用意すべき」と云われたが、その通りで申し訳ない。


藪下通りを抜けて、根津神社まで来ると歩行者で大混雑。どうにかやり過ごして、クラフト芳房。「屋根裏散歩会」と「BOOK LOVE」の2箱。前者の人たちが発行したという泡坂妻夫の事典が欲しかったが、3500円はちょっと手が出ず(あとで回った人に聞くと1500円になってたらしい。だったら買ったのに……)。次に根津教会へ。「ゆず虎嘯」「LIBRE TONSURE」など7箱。「あり小屋」で、日夏耿之介明治大正小説家』(角川文庫)300円を購入。「yom yom古書部」の2人が大きなおにぎりを美味そうに食べている。数軒先の米屋で売っていると聞き、行ったらもう品切れだった。


Gallery Jin+classico前へ。「ボン・ボン・テレン」「くちぶえブックセンター」など8箱。「こちどり」の姉妹が目に入ったので、知らんぷりして通り過ぎようとしたが、がっちり捕獲され、いつもの記念写真を。これで何枚目か? そして、いま〈Leprotto〉になっている元〈青空洋品店〉前の長屋へ。ココで青空あずさんや旦那のやっている〈COCOLOYA〉、〈日光珈琲〉、古本屋の〈analog books〉の出店が出ている。彼らは日光市今市の古い建物で営業している仲間だ。〈analog books〉は古本関係の本を出していて、ぼくの『路上派遊書日記』もあったのでサインして箱に戻す(あとで売れたと聞いて、ホッとする)。あずさん、元気そうでなにより。新作のTシャツが欲しかったが、どうも体に収まるサイズではなさそうなので断念。


ギャラリーKINGYOへ。「人力旅人本棚」「はなうた」など5箱。店名を忘れてしまったが、箱の前に庄野英二『鹿の結婚式』(創文社)600円があり、外函に収まった本の風情が愛らしいので、買う。「嫌記箱」の塩山芳明さんが、しゃれた展示をやるギャラリーの前で新、妙に店番しているのが笑える。ホントは、こちどりさんと並べるつもりだったが、強烈すぎる組み合わせなのでバラしたというのは、内緒のハナシだ。往来堂書店へ。「歴史音楽堂」「トカゲ書林」など4箱。往来堂は今回、外壁工事をしていて、箱数が少ないのが残念。いつもはもっと客の多いスポットなのだけど。


古書ほうろうの前で、台東区の本をつくっているという編集者からの取材を受ける。ここは「犀角商店」「お湯書房」など8箱。「とんち書房」のやみたけさんは、隣の「犀角商店」こと晶文社の『ミニコミ魂』の共著者なのだが、本人は果たしてそのことを伝えたのだろうかとあとで心配になる。昨日はなんだかグズっていた隊長ことケンゴくん(5歳?)が、今日はにわか店主になり、すべて100円で本を売っている。「4冊で100円だよ〜」と連呼され、思わず、パール・バック『大地』全4巻(新潮文庫)を買う。あと、「蜻蛉行」が歴史研究書を出していて、その中に『図説 韓国古書』(日本エディタースクール出版部)600円が。訳者のムン・ヨンジュさんは『本とコンピュータ』時代に世話になった留学生なのだ。


千駄木の郷に戻ると、和光大のアサミ、モリモトの二人が店番中。他のスポットを覗きに行かせ、その間店番を。今回は新しい本ばかりなので、売れ行きはいいが、単価はあまり高くない。隣の「モンド部」がCDを置いていたので、尋ねるとジャケットデザイン担当したのだという。[ululuと家]というタイトルで、ululuなる男性ボーカルと大半の楽器をやっている。試聴してから買おうとしたら、タダでくれた。その直後にご本人がやってきたので、バツが悪い。ウチに帰って聴いたら、かなりイイ。一度ライブを観たいものだ。


そのうち、ゆゆさんのテルミンライブ(2回目)が始まる。ラウンジは満員になり、道行く人も、音を聞いて覗きこむ。店主の我々も、本を売りながらテルミン音色に耳を傾けていた。知っている曲が多いのは、老人ホームという場所を意識してか。最後にやったピアノギターとの演奏は、かなり盛り上がった。そうこうしているウチに、4時になる。学生に片づけを手伝ってもらい、他のスポットの売上シートを回収して、ほうろうへ。


いちど根津に行き、あずさんと〈analog books〉さんに挨拶してから、打ち上げイベント会場の汐見地域活動センター本郷図書館2階)へ。根津のふれあい館に比べると狭いけど、今日の各スポットから近くて助かる。どこをうろついてたのか、司会のオヨちゃんが最後に登場。黒岩比佐子さん、豊崎由美さんらに賞を出していただく。わりとサクサク進み、7時前には片づけをして、打ち上げ宴会の会場へ。団子坂下の〈F〉という居酒屋で、とにかく人数をたくさん収容できる点で選んだのだが、人手が足りないのか手際が悪いのか、酒や料理が出てくる前に時間がかかる。それでも、二日とも無事に終わった解放感で、みんな盛り上がり、最後はなんだか挨拶大会に。みんなを見送って、地元の10人ぐらいと無理やり残らせた吉井さんやNEGIさんらと、ほうろうの店内で飲む。昨日今日の、ここには書きにくい裏話をしきりと。2時ぐらいまで飲んでいたが、体力の限界を感じ、先に帰って眠る。


2日間とも天気に恵まれるということが、こんなにすべてをうまくするのかという、今回の一箱古本市でした。もちろん、その裏には、雨が降ったときや不慮の事態に備えて、十分な準備を行ってきたという自信みたいなものがあります。その自信をもたらしてくれたのは、多くの人々の力です。


新しく実行委員になってくれた茂木さん、吉上さん、吉井さん、佐久間さん、中濱さん、桐谷さん、及川さん、主代夫妻。ぼくにメールで無理やり引き込まれたにもかかわらず、途中で逃げ出すことなく、役割以上の仕事を全うしてくれました。自分たちで「これをやりたい」「これは必要」とどんどんプランを出してくれたのも嬉しかった。宴会の時に吉井さんに云われて気づいたけど、ぼくより10歳近く年上の方も多く、社会人としての常識を備えていることも、ありがたかったです。


今年も40人近くが助っ人さんとして参加してくれました。一箱と云えばこの人、みたいな常連さんもいれば、興味を持って今回初めて参加してくれるヒトもいました。当日は人数が足りないので、希望に沿うことができなかったり、一日同じ場所にいてもらうことになったりしましたが、それでもきちんと責任を果たしてくれました。そのうち、一人ひとりともっとゆっくり話したいと思っています。


店主さんにも感謝。毎回出店している常連さんが、初参加の店主さんをフォローする姿があちこちで見られました。店主兼助っ人というヒトが、しだいに多くなっているのも、この一箱古本市の誇るべき特徴だと思います。


そして、従来の実行委員たち。青山移転したあと、ほとんど関わってないのに、いまだに仲間だという意識を我々に持たせ、司会はこいつしかいないと思わせるオヨちゃんには、人徳があるのかも。守本さんは、今回ウェブ担当茂木さんに一任しつつ、要所要所をシメてくれました。青秋部は結婚就職という新展開があったにもかかわらず、若さで頑張ってくれました。とくに中村さんはMAP関係の業務を一人でこなしてくれました。ぶつぶつ文句を云いつつ、MAPとイラストだけは手を抜かなかった内澤旬子と、いつもデータ処理とそのデザイン完璧板谷さんにも感謝往来堂の笈入さんは、いつも沈着冷静な判断で頼れる兄貴です(歳下ですが)。そして、今年は店の方が正念場なので、実行委員の仕事はあまりできない(それが新実行委員の参加につながった)と云いつつも、やっぱり、さまざまな拠点として、あるいは、引き継ぎという名目の新しい仕事押し付けてしまった古書ほうろうの宮地さん、ミカコさん、山ちゃん、神原さん。本当にすいません。


あまり大っぴらには云いませんでしたが、今回の一箱は、開始から5年目の節目であり、同時に何人もの新たな人たちが関わることで、これまでのやり方を維持できるか(あるいはいい方に変えていけるか)という試金石のような回でした。それが成功したかは、これからしばらくの間、検証していく必要があるでしょうが、でも、このかたちでやってみてよかったと本当に思います。来年の春には、また状況が変わり、それに合わせて新たなやり方を模索しなければならなくなるかもしれませんが、それにも対応していけるんじゃないかなという気持ちを持てました。みなさん、ありがとうございました。

2009-05-03 一箱古本市、初日開催です!

おはようございます。

快晴の空のもと、本日一箱古本市の初日を開催します。

販売時間は11時〜16時までです。

本日谷中側の9スポットで開催、モデルコースはこちらです(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090427)。

たくさんの方のおいでをお待ちしております。

では、会場でお会いしましょう!



はい、夜11時です。

一箱初日は、多くのお客さんを迎えて盛況でした。天気がよくて、ちょっと暑いぐらいでした。各スポットの人出も多く、MAPやスタンプを求めるヒトも多かったです。4時に無事終了。すぐに撤収に入り、いろいろ回収してほうろうに行き、そのあと打ち上げイベント会場のふれあい館へ。6時からのイベントは8人のプレゼンターが賞を出してくれ、盛り上がりました。そして、やっと宴会。翌日に備えてか、思ったより参加者が少ないんで少し焦りましたが、楽しく飲みました。初の二日連続開催で、明日も朝から動くことになっているので、今日はこの辺で。詳細はいずれ。


店主の皆さん、助っ人さん、大家さん、実行委員の皆さん、お疲れ様でした。ご協力感謝です。


エエ市のユニクロで買った赤いポロシャツを着て回っていたら、やたらと声掛けられる。なんだよ、たまにゃあ、変わった色の服も着るんだよ! そんなに似合わなかったのかなあ……。



朝7時半起き。カーテンを上げる必要もなく、隙間から入り込んでくる日差しで快晴だと判る。8時に「しのばずくん便り」に開会宣言をアップする。西日暮里に行き、あれこれ準備。


9時40分に往来堂書店へ。まだシャッターが閉まっていて、誰もいない。しばらく待つうちに、実行委員や助っ人さん、店主さんが少しずつ集まってくる。ここには3スポット、20人ぐらいが集まることになっている。ぼくと一緒に会場の「特別養護老人ホーム谷中」に向かうはずの助っ人Sくんの姿がない。前に助っ人をやってくれたときも、2回とも遅刻したので、集会のときに釘を刺しておいたのだが、やっぱり遅刻しやがった(あとから千駄木の郷にやってくる。とりあえず叱っておいたが、憎めないヤツではあるので、また同じ目に遭う気がする)。


店主が揃ったので、実行委員の吉上智子さんと、裏通りからホーム谷中へ移動。施設長のSさんに挨拶し、注意事項を確認。その後、場所決めをして準備に入る。「四谷書房」「カリプソ文庫」「やっぱり本を読む人々。」「モンガ堂」「orz文庫」「みうら書店」「もす文庫」の7店。ココは初参加なしの常連さんスポットになった。施設長が「よかったら、これも置いて」と職員のつくったドラえもんの置物(紙製)を持ってきてくれる。それを入口近くに置いたら、目立つのでいい客寄せになった。そこから一番近い位置に出店したのがもす文庫さんだが、その箱には小学館ムックぼくドラえもん』が数冊並べられており、偶然に驚く。


11時に販売スタート。このスポットはへび道沿いにあり、人通りも多いのだが、入口から中にはなかなか入ってもらえない。呼び込みをするうちに、次第にヒトがやってくる。大丈夫そうなので、自転車で次のスポットへ回る。三崎坂上の藍と絹のギャラリーでは、テーブルを貸していただき、その上で3箱が販売。常連の「野宿野郎」が病欠なのは残念。「たけうま書房」では相変わらずCDが目に入るが、今日はグッと我慢(代わりに旬公がジョン・ゾーンCDを買ったそうな)。次に貸はらっぱ音地。ここは広いので、人でざわざわしている。「書肆紅屋」「お好み本ひろしま」など7箱。助っ人兼店主は文句堂のカフクさん。いちばん奥には「岡崎武志堂」が控える。持参の椅子に座っている岡崎さんは、牢名主のようだった。例の古本占いもあり、女性が引いたくじに「小吉だが、ナンダロウくんと握手すると中吉」とあり、たまたまその場にいたぼくが握手する。「握手すると大凶」じゃなくてよかったあ。「お好み本ひろしま」で、スティーヴン・ミルハウザーナイフ投げ師』(白水社)600円を買う。


路地と坂を下って、アートスペース・ゲント。「ドンベーブックス」「おやじランナー連帯」など5箱。草森紳一プロジェクトのSさんに会い、できたばかりのチラシをいただく。ここで、向井透史退屈男、Pippo、そして浅生ハルミンさんのわめぞご一行に会う。ハルミンさんには急遽ハルミン賞をお願いする。ハルミンさん原作映画《私は猫ストーカー》は7月4日からロードショー谷根千ロケした猫がたくさん出演してるそうです。そして花歩。ココは最少の二箱なので、「北方人」「あいうの本棚」という強力な箱を配置。


コシヅカハムは、今日休みのため、店の前一杯を使わせていただき、11箱が出店。「007(ダブリ王セブン)は二度抜く」のジェームズ・ボンドイラストに笑う。「脳天松家」は手紙に関する本だけを集めている。『銀花別冊』の手紙特集(杉浦康平さんのブータンについてのエッセイが載っている)を300円で買うと、封筒に入った絵葉書を一枚引かせてくれる。銀座松屋和田倉門の郵船ビル絵葉書だった。次に古書ほうろう。8箱。わめぞ民にしてブログ界の闇夜の辻斬り人・u-senくんの「古書有古堂」が真ん前に。あとでナニを書かれるか判らないので、とりあえず愛想良く喋ることを心がける(それにしても、ブログで「ナンダロウ先生」と書くのはホメ殺しした死体ガソリンをかけるような仕打ちなので、やめてほしい)。「ルーフス雑貨商」は紙モノが多い。高知の「沢田マンション」に移住した友人を訪問してつくった「沢田マンションライフ」というペーパーを100円で買う。コンパクトだが、いいレポートだ。


不忍通りを走り、往来堂書店へ。ここは4箱。「歩きながら考える」「旅愁の会」など。箱を見ていると新文化編集者から電話。向いの喫茶店にいるというので、そこに行き、一箱やフリーペーパー展の話をする。また電話で、〈岩波ブックセンター〉の柴田信さんらが来ていると聞き、往来堂に取って返す。どれかの箱で、『BRUTUS2009年3月1日号(ラジオ特集)300円を買う。それから猫町カフェ29へ。いちばん端っこで3箱なので心配していたが、根津神社からの流れでけっこう繁盛している。助っ人Bさんの「タビノトリカゴ書店」は、看板デザインがグッド。「AZTECA BOOKS」は相変わらずいい本を置いている。「市川糂汰堂」は江戸東京歴史地理に関する本が多い。《タモリ倶楽部》の地図特集に社長が出演した出版社・之潮(コレジオ)の新刊が置いてある。芳賀さんとは知り合いだとか(あとでもう一度回ったときに芳賀さんと久しぶりに会った)。『東京銀座ミステリー傑作選』(河出文庫)を買う。


これで一回りしたが、スタンプを押し忘れたのに気付き、もういちど同じルートを回ってみる。しかし、電話が入って、地図を配達に行ったりしたので、スタンプラリーは完走できず。


ホーム谷中に戻り、終わりの30分、店主が一生懸命売るのを見る。4時に終了し、片付けに入る。売り上げ記入シートやアンケートを回収する。猫町カフェ往来堂でも回収し、集計場所のほうろうに届け、こんどは根津のしのばず通りふれあい館まで走る。なかなか忙しいのだ。ふれあい館地下のホールを開けてもらい、カフク夫妻に手伝ってもらって会場のセッティング。


店主もプレゼンテーターも集まりが悪く、時間が押すが、6時10分に打ち上げイベントスタート。司会は例によってぼくとオヨちゃん。何を云っても適当に答えてくれるオヨちゃんは相方として最適なり。各賞の発表に入るも、浅生ハルミンさんの姿がなく、「NOMADお茶してるみたい」という情報に焦るも、ちゃんと客席に座っていた。8つも個人賞を出したのは今回が初めてか。売上冊数、金額とも好調だった。詳細は「しのばずくん便り」(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090506)にアップしてあります


7時に終了。片づけをしてから、打ち上げ宴会会場に向かう。根津の〈K〉という居酒屋料理がたくさん出て、味もいいのだが、問題は宴会参加者の数が30人と意外に少なかったこと。明日のために出ない人が多かったのだ。少し足が出てしまい、人数を読まねばならない幹事の難しさを味わう。しかし、みんなと楽しく話して、10時頃に解散。千駄木に向かう数人と一緒に帰る。ウチに帰って、12時前には眠ってしまった。

財津正人財津正人 2009/05/04 01:09 先ほど、広島へ戻りました。大変楽しく、参加してよかったです。
ありがとうございました。赤のシャツ、お似合いでした。って、私に言われてもうれしくないですね〜。

kawasusukawasusu 2009/05/05 21:53 こんにちは。赤シャツ王子です。終わってからすぐのお帰り、お疲れ様でした。「おこのみ本ひろしま賞」をもらったBook×Travek旅行会社さんが、受賞理由を知りたがってましたよ。

tugumitugumi 2009/05/06 07:49 お早うございます。「お好み本ひろしま」のお酒好きtugumiです。
赤シャツ王子はこんなに走り回ってくださってたんですね。当日は色々とお気遣いいただき、ありがとうございました。
初めての参加で不安でしたが、「音地」のみなさんもお客さんもいい方ばかりで、本当に楽しい一日でした。次の参加の際は、打ち上げにも絶対参加します!

saba2004saba2004 2009/05/06 11:13 おこのみ本ひろしま賞をいただきました。Book×Travek旅行会社店主(片方)です。
思いがけない受賞で、ふたりともびっくりでした。
そして本当に賞をいただく理由がまるで思いつかないので、もしよろしければ教えていただければとてもうれしいです。
ナンダロウさん、ほんとにおつかれさまでした。お世話になりましたm(__)m
音地は財津さんや岡崎さんが積極的に客寄せをしていただき、大盛況でした。おつかれさまでした&ありがとうございました!

kawasusukawasusu 2009/05/07 12:16 >tugumiさま
広島での一箱古本市には参加しますので、打ち上げでたっぷり飲みましょう!

>Book×Travek旅行会社さま
もう聞いたかもしれませんが、彼らがやっている「ブッククロッシング」がいわば本の旅行だからかもしれませんね。次回もぜひ出てください。

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2009-05-02 いよいよ明日から一箱古本市

朝8時起き。《つばさ》を観てから仕事場へ。ちょっと原稿を読み、汐見地域活動センター本郷図書館)まで印刷しに行き、〈ときわ食堂〉で昼飯を食べてから、また仕事場へと戻る。やっておかないとヤバイ細かい準備が多い。3時にまた汐見地域活動センターへ。こんどは2階の会議室で、明日の一箱古本市の備品仕分け作業。10人の実行委員で手分けして、2時間以上かかって片を付ける。


安田邸へ。森まゆみさんとジョルダン・サンドさんのトーク「谷根千建築紀行」。客は座敷にほぼ満員。多くの建物の記録や保存運動にかかわってきた二人だから、話に説得力がある。上野桜木に移築・保存された〈吉田屋酒店〉についてのハナシが興味深い。終わって、もういちど汐見センターに戻り、ウチで預かる荷物を持って帰る。そのあと、〈往来堂〉にも荷物を運ぶ。コレでなんとか明日を迎えられそうだ。


そういえば、合間に読んだ『キネマ旬報』の小林信彦×芝山幹郎対談はとてもオモシロかった。《グラン・トリノ》の見どころをきっちりと伝えてくれている。前回の《チェンジリング》対談では小林信彦の受け止める役だった芝山さんが、今回は画面に見えているものに細かい検証(といっても、トリビアになりすぎない程度に)を加えていて、たのしい。その対談で芝山さんが「イーストウッドを神格化しすぎちゃって」という典型が、『文學界』の蓮見重彦青山真治阿部和重の座談会。本郷図書館にあったのだが、阿部が話す準備が出来てないことへの言い訳をぐだぐだ話すと、それに対して蓮見が「それはきわめて正しい!」と云う冒頭から、まじめに読む気を失う。そして、ラストネタバレまで強行しての結論が、この映画は「Tシャツベルトの映画」だそうな。思いつきにしか見えない蓮見の発言に、いちいち感心して見せる2人が馬鹿にしか見えない。もう一誌、『ユリイカ』もイーストウッド特集を組んでいるが、コレがいちおう買って読むつもり。


明日と明後日は、いよいよ一箱古本市です。明日は谷中側、9スポットでの開催です。天気は心配ないようで、むしろ日焼けにご注意。推奨ルートはココ(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090427)です。一箱以外にも、映画保存協会での新作映画上映、ギャラリーKINGYOでの古本アニメ上映などのイベントもあり、一日かけてゆっくり回ることをおススメします。ぼくはいつもの通り、自転車部隊として走り回っています。見かけたら声をかけてください! 


二日目の4日(月・祝)は千駄木側、10スポットでの開催。曇りですが、雨は降らないようです(と祈りたい)。ぼくはこの日、店主としても参加。千駄木の郷の「古本けものみち」です。自転車部隊兼任なので、妙齢の女子数人を売り子に頼みました。買ってください。イベントでは、「青空洋品店」がもとのお店近くに一日だけ帰ってきます。いろいろ売りますよ(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20090430)。


両日とも朝8時に「しのばずくん便り」(http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/)に開会宣言をアップします。では、明日お会いしましょう!

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2009-05-01 エエ市から鶴川へ

寝不足のまま、6時過ぎに起床。旬公を起こして、車でバス停まで送ってもらう。7時発のバス東京駅へ。車内ではすることもなく、眠りっぱなし。西日暮里仕事場に行き、今日の授業の準備。いろいろプリントアウトして、11時に出かける。


12時に〈神保町シアター〉。今日川島雄三監督《適齢三人娘》(1951)。まったく罪のない、すれ違いラブコメディ。〈徳萬殿〉でチャーハンを食べ、〈日本特価書籍〉で、永井永光『荷風と私の銀座百年』(白水社)、草森紳一『「穴」を探る』(河出書房新社)を買う。都営新宿線新宿小田急線に乗り換えて鶴川まで。大学に3時過ぎに着いて、資料を印刷する。


4時すぎに今日ゲスト、『週刊現代』の戸井武史さんが到着。数年前からご家族鶴川に住んでいるとのコトだが、こっち側に来たのは初めてだと。総合週刊誌のできるまでを、具体的に訊いていく。いろいろ難しい状況を迎えているコトも話題に載せる。血気盛んな発言も多く、さすが若手ホープだなと思う。終わって、三上先生に誘われて芸術研究室に行き、学生数人と発泡酒を飲みつつ話す。町山智浩さんのコラムをずっと愛読しているという4年生男子も。


8時にお開きになり、戸井さんと駅まで歩いて別れる。今日一日の移動距離の長さもあり、電車の中でよく寝た。寝過ごしそうになりつつ、西日暮里で何とか下りる。仕事場に戻ったのは9時半。〈古書ほうろう〉と〈ブーザンゴ〉に寄り、ウチに帰ってパスタをつくって食べる。そのあと、録画していたテレビをいくつか観て、2時前に眠る。

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