ナンダロウアヤシゲな日々

◎この日記は、ライター・編集者の南陀楼綾繁が書いています。
◎新刊『町を歩いて本のなかへ』(原書房)発売中です。
◎著書『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)、『谷根千ちいさなお店散歩』(WAVE出版)、『小説検定』(新潮文庫)、『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)、『路上派遊書日記』(右文書院)、『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版)、『老舗の流儀 戦後六十年あの本の新聞広告』(とうこう・あい監修、幻冬舎メディアコンサルティング)、編著『チェコのマッチラベル』(ピエ・ブックス)、共著『ミニコミ魂』(晶文社)。
◎ご感想・ご連絡は南陀楼綾繁 まで。
◎「不忍ブックストリートの一箱古本市」は毎年春に開催します。
詳細は不忍ブックストリート公式ホームページもしくは、しのばずくん便りをご覧ください。
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2011-01-31 神楽坂ではじまり、終わる

超久しぶりにフツーの日記です。朝9時起き。寒くて布団の中から出られず、YouTube有吉弘行ラジオ番組を聴いている。9時半に出て、山手線御徒町。立ち食いそばで朝飯。大江戸線牛込神楽坂へ。出版会館でのJPICの読書アドバイザー講座の講師。今年のぼくの活動の三つのである不忍ブックストリートあいおいブックラボ出版ワークショップの活動と、その三つをつなぐ理屈のようなことを話す。昨年も同じ時期に同じテーマ(「読者は変わったか」)で話したが、今年の方が反応がいいような気がする。ブックイベントへの興味が高まっているからだろうか。終わってから、「うちの学校でも一箱古本市をやってみたい」という受講者がいた。本の売れ行きも良くて、20冊ほどサインする。


久々に〈神保町シアター〉で一本観るつもりでいたが、思ったより時間がかかったので、神保町に着いたのは1時半ごろ。〈珈琲館〉で資料本を読んで時間つぶし、〈東京堂書店〉で仕事用の本を買って、三田線春日へ。キャップスの会議室で、机のセッティングしてから資料本の続き。4時半ごろに出版ワークショップメンバー到着。この前にボイジャーで萩野正昭さんからレクチャーを受けていたので、遅くなったのだ。2月22日の公開シンポジウムについて、どういう内容にするかを詰めていく。今日は早めに切り上げるつもりだったが、なかなかそうもいかず、6時半になってしまった。急いで、吉上さん、横森さんと大江戸線牛込神楽坂へ。今日2回目の神楽坂だ。


〈シアター・イワト〉に着き、出入り口近くに席をつくってもらう。立錐の余地もない、本当の満員。恒例の「うたのイワト」最終日であり、今回がこのシリーズ最終回でもある。初回からトリをつとめてきた二階堂和美が、今夜も出演する。ユーストリームでの生中継もある。二階堂さんのほかのメンバーは、ピアノベースフルートなどの3人。昨年末クアトロにも出ていたメンバーで、曲も重なっているが、あのときより情感がこもっているような気がした。二階堂さんがMCで「今夜はしっとり」と云ってたから、そう思えただけかもしれない。1時間以上たっぷりやり、今日は休憩なしでラストまで行くのかなと思った頃に第1部終了。休憩時には、ユースト担当野口さんや青空文庫富田さん、八巻さん、あうん堂本多さんなど、知り合いと話す。


第2部は二階堂さんが僧侶姿で出てきて、ふだんの勤行での通りにお経を唱え、バックが演奏するというスタイルで30分近く。声と楽器が一体となり、混沌となって、また静かに声と楽器に戻っていく。そのあと、ハイになった二階堂さんが踊り狂い、歌い狂う。アンコールも2回あって終了。


二階堂さんは何度も「イワトは特別な場所だった」と話していた。「イワトに来ると、何か新しいことをやらないといけない気になる」とも。後半の読経ライブも、その挑戦の一つだったのだろう。今年3月いっぱいで、イワトという空間はなくなる。ぼくは縁あって、昨年6月からこのイワトの部屋を借りて、出版ワークショップをやっているが、短いあいだでもココに通うことが出来て本当に良かったと思っている。メンバーの諸君も同じ気持ちだろう。そして、2月22日(火)には、そのワークショップ主催する公開シンポジウムhttp://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20110130)をイワトで行なうことになった。受け手として通っていたイワトの舞台に、送り手として立つ、最初最後の機会だ。いいシンポジウムにしたいと思う。


吉上夫妻、横森さんと〈伊多八〉へ。ビールギョーザラーメンといういつものコース。朝から動きっぱなしだったので、駅まで歩く気力が起きず、タクシーで帰る。そういえば、前回のワークショップのあった1月16日以来、まる2週間、仕事でこもりきりで電車に乗らずにいた。それが急に出歩いたので、よけい疲れたのかもしれない。神楽坂ではじまって、神楽坂で終わる一日だった。

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2011-01-30 出版者ワークショップ主催 公開シンポジウム

出版ワークショップ電子書籍についての公開ワークショップをやります

出版ワークショップ主催 公開シンポジウムVol.1

「紙vs電子から遠く離れて

――出版者が生きる道を考える


日時 : 2月22日(火)19:00-21:30/開場18:30

会場 : 神楽坂 シアターイワト


イベントプログラム

ワークショップメンバーによるイントロ

出版者にとっての『紙』と『電子書籍』」

パネルディスカッション

「紙の本だからできること/電子書籍からできること」

パネラー萩野正昭(ボイジャー

      松本弦人(デザイナー

      太田克史星海社

      紺野慎一(凸版印刷


一人だって本は出版できる。本(書籍)の企画から編集制作流通までをトータルに行なう出版者」になることをめざすわたしたちは、ライター編集者南陀楼綾繁講師に「本」とはなんだろうかのワークショップを重ねています。 今回のシンポジウムでは、電子出版を通じて一人ひとりの「出版者」はどんなことができるのか、 最前線活躍されているパネラーをお迎えして学んでいきます


チケット : 1,500円 自由席

定員 : 100名 申込先着順

参加方法 : 参加予約をご希望の方は、件名を「22日イベント予約」として、お名前を明記の上、2月19日(土)までに以下のメールアドレスまでお申込ください。予約完了の方には返信いたします。なお、当日の入場は予約者優先とさせていただきます

メールアドレス: syuppanmono@gmail.com

出版ワークショップTwitter: @syuppanmono


出演者プロフィール

萩野正昭

1946年生まれ、株式会社ボイジャー代表取締役映画会社勤務を経て92年にボイジャージャパン(現ボイジャー)を設立。「エキスパンドブック」を始め、電子書籍黎明期を担ってきた。近著に『電子書籍奮戦記』(新潮社)。


松本弦人

1961年生まれ、デザイナー書籍雑誌広告など幅広いジャンルデザインを手がける。90年代からデジタルメディアにも注目し、積極的な活動を展開。2007年より、ユーザーネット上に本を作れるウェブサービスBCCKS」(ブックス)をスタートした。著書に『NOT DIARY BOOK』(リトルモア)、『IN THE PROSON』(天然文庫)など。


太田克史

1972年生まれ、編集者講談社編集者として清涼院流水はやみねかおる舞城王太郎佐藤友哉西尾維新など、若手作家を発掘、担当した。2003年文芸誌ファウスト』を創刊、編集長として「ひとり編集」体制で製作2010年星海社設立に伴い、副社長に就任し、電子書籍にも積極的に取り組んでいる。


紺野慎一

1970年生まれ。 都立工芸高等学校デザイン科を卒業後、デザイン事務所、制作プロダクションなどを経て1993年より凸版印刷デジタルコンテンツソリューションセンター)にてDTP全般のディレクション業務に従事。雑誌ファウスト』ではフォントディレクター日本初?)を務め、文芸作品とデザインとを強力に架橋しDTP時代における「フォント」という存在を一気に高めた。


アクセス

〒162-0832 東京都新宿区岩戸町7番地

地下鉄東西線神楽坂」──神楽坂口徒歩5分

地下鉄大江戸線牛込神楽坂」──A3出口徒歩2分

地下鉄南北線有楽町線飯田橋」──神楽坂口徒歩7分

JR飯田橋」──徒歩7分

http://www.theatre-iwato.com/access


当日の緊急連絡先:090-4807-1016

(当日17:00以降から通話可能です。)

出版ワークショップは、2010年6月からスタートして、個人が本をつくって流通させるまでの過程を実践していく集まりです。15人前後が参加し、月2回のペースで続けています。また、出版社、取次、書店レコードレーベルの方などにゲストに出ていただいています。今回のシンポジウムは、WSメンバーテーマパネラーの人選、進め方などを話し合って決めていきます。彼らの初舞台でもあります電子書籍出版に興味ある方なら、どなたでも参加できます。たくさんの来場をお待ちしております

2011-01-29 あいおい古本まつりの企画、発表しました

あいおい古本まつり」のチラシが完成し、ブログにも情報がアップされました。出久根達郎さんの講演、一年古本屋のトーク、牧野伊三夫@出版ワークショップパレスチナ写真展、佃ツアーなど、企画盛りだくさんです。まずはあいおいのブログを見てください。

http://aioibooklabo.blog.shinobi.jp/


それに先立ちまして、こんなトークをやります。予約受付中です。

プレイベント・トーク

あいおいブックラボは何をめざすのか?」


砂金一平(あいおいブックラボ代表/あいおい文庫

向井透史古書現世古本市部門チーフ

南陀楼綾繁ライター編集者イベント部門チーフ


3月の「あいおい古本まつりからスタートする、「あいおいブックラボ」。この新しいブックイベントグループはどのようにして生まれ、何をめざ すのか。運営委員の3人が語り合います。会場となる「相生の里」のお披露目も兼ねてのプレイベントです。ぜひ、素晴らしい景色の8階デイサービスを、一足先にご覧ください。トークはユーストリームでの配信も予定しています

2月27日(日) 17:00〜19:00  開場16:30

会場 相生の里 8階デイサービス  

〒104-0051 東京都中央区佃3丁目1−15有楽町線大江戸線月島駅」2番出口出てまっすぐ徒歩3分。 TEL 03-5548-2490(事務局:砂金〔すながね〕、外山、竹田) 

http://www.aioinosato.jp/index.html

参加費 無料(大きい会場ですので、定員はあえて決めていません) 


予約受付開始日…1月29日(土) 正午より

要予約…件名「プレイベント」

イベントの予約・問合せ先 abooklabo@gmail.com

※予約される際は、イベントごとの件名、お名前、参加人数、電話番号を明記のうえ、メールにてお申し込みください。予約完了の返信メールをお送りいたします。

このトークでナニを話すか、まったくなにも決めてませんが、個人的には砂金代表の面白さをみなさんにお伝えする場にしたいと思ってます。どうぞよろしく。

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2011-01-24 あいおいと不忍

本日、「あいおいブックラボ」の公式ブログオープンしました。

http://aioibooklabo.blog.shinobi.jp/

3月26日、27日に開催される「あいおい古本まつり」をはじめ、ブックラボに関する情報はここで発表します。ご覧いただきますようお願いします。


明日には、あいおい古本まつりのチラシが完成する予定です。古書現世をはじめとする古本市の参加店や、不忍ブックストリートわめぞの関係スポットその他で配布します。すっごくイイ出来なので、手に取ってみてください。


ぼくが古書現世向井さんからメール相談を受けたのは昨年の11月自分としては、プロ古本屋が集まって開催できる古本市を新しく立ち上げたい。だけど、それだけじゃ面白くないので、南陀楼さんに「本の仕事」に関するいろんなトークを企画してもらえないかという申し出でした。その中に、以下の一節がありました。


本にかかわる人が「仕事」と向き合うリアルな場所がつくれないかと思います。そこで、一箱的なアマチュアリズムプロのかけ橋ができて、うまく融合ができないかなと。


これを読んで、彼とぼくの考えていることは意外と近いのかな、と思いました。不忍ブックストリートは、ぼくだけじゃなく、プロ本屋である古書ほうろう往来堂書店古書信天翁の人たちも含めて、ある種、アマチュア原理的というか、地域舞台に本に関するイベントをするということを第一義として、それが自治体とか商売につながることを敬遠してきました。それに対して、わめぞ地域性を存分に生かしながら、組める相手がいれば関係をつくっていくという姿勢があります。どっちがいいとか悪いとかではなく、立ち位置が違うんだなと、ぼくは思っていました。


でも、向井さんの話を受けて、佃の「相生の里」とその1階にある図書室「あいおい文庫」を見に行ったとき、「ここなら、違う要素を組み合わせる、新しい場がつくれるかもしれない」と思ったのです。ひとつ建物の中にある複数のスペースを使って、同時進行的にいろんな企画を行なっていく。第一回の高遠ブックフェスティバルを見に行ったとき、町の施設が事務局になっていて、そこでシンポジウムから小さな展示までが同時に行なわれていたのが、なんだか愉しかった。あの感じを出せるかもしれない。不忍ブックストリートでは、そういった場所はありません。また、そういう一カ所集約型でなく、分散型なのが不忍の面白さだと思っています


もうひとつ、ぼくが主宰して昨年6月から続けている「出版ワークショップ」のことも頭にありました。このWS神楽坂のシアター・イワトで行なっていたのですが、イワトの再出発に伴い、今年から場所を移すことになっていました。あいおい文庫はその候補になるのではないか。そして、出版に関するさまざまな動き(出版社書店、取次、ミニコミネット書店古書店などなど)の実例を学び、そこから新しい本のつくりかた・流通のしかたを模索しようとするこのWSとそのメンバーにとって、こういった異種今号の場所はつよい刺激になるんじゃないか


幸い、あいおい文庫の砂金さんは、向井さんやぼくの提案を面白がってくれました。それから、何度かの打ち合わせ、顔合わせを経て、参加メンバーが決まり、年末には早くも第一回「あいおい古本まつり」のカタチが見えてきたのです。


イベント部門の担当者としては、とにかく、二日間毎日来ても、どの時間帯に来ても愉しく過ごせることをめざしました。古本にあまり興味のない方も、あるいは、普段ブックイベントに足を運ばない方も、佃・月島散歩するついでぐらいのつもりで、ぜひいらしてください。また、地元の方や相生の里の利用者・居住者の方も、一緒に楽しんでください。どうぞ、よろしくお願いします。


そして、新しいイベントをはじめたからと云って、不忍ブックストリートのことを忘れたわけじゃありません。今年も一箱古本市は、例年通りに開催。それに加えて、「不忍ブックストリートweek」(今回から名称を変えました)では、旧安田邸のライブ3日間をはじめ、展覧会出版社出張企画、ワークショップなどが早くも決まっています。こちらもお楽しみに。

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2011-01-18 シンポジウム 「まちを解す〜まちの個性★のつなぎ方〜」

住まいまちづくり活動推進協議会シンポジウムに出演します。タイトルがちょっとアレですし、「まちづくり」をやってるつもりはないんですが、呼ばれたので出てきます。ほかの報告者の事例に興味もあります。お気が向けば、どうぞ。

シンポジウム「まちを解す〜まちの個性★のつなぎ方〜」


[日時]:平成22年2月28日(月) 13:30〜16:30

[場所]:住宅金融支援機構すまい・るホール( 東京都文京区後楽1-4-10 ( 独) 住宅金融支援機構本店1F)

主催]:住まいまちづくり活動推進協議会一般社団法人住まいまちづくり担い手支援機構

[参加費]:無料

プログラム

趣旨説明 13:30 〜 13:50

[登壇者]:手嶋 尚人氏(東京家政大学 家政学部 造形表現学科 准教授建築家

事例報告 13:50 〜 14:50

[報告者]:

不忍ブックストリート」 

  南陀楼 綾繁 氏(ライター編集者

尾道空き家再生プロジェクト

  豊田 雅子 氏(NPO 法人尾道空き家再生プロジェクト 代表)

「宇陀松山華小路」

  田川 陽子 氏(宇陀松山華小路 実行委員

パネルディスカッション 15:00 〜 16:30

テーマ]:まちの個性★のつなぎ方

[コーディネーター]: 手嶋 尚人氏(東京家政大学 家政学部 造形表現学科 准教授建築家

パネリスト]:

  南陀楼 綾繁 氏(ライター編集者

  豊田 雅子 氏(NPO 法人尾道空き家再生プロジェクト 代表)

  田川 陽子 氏(宇陀松山華小路 実行委員

申し込みなどは下記をご覧ください。

http://www.aihc.jp/file/file1/file1-22.html

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2011-01-14 あいおいブックラボ、始動します!

今年3月から中央区佃・月島舞台に、新しいブックイベントを開始します。

あいおいブックラボ 第1回イベント

あいおい古本まつり


2011年3月26日(土)11:00〜18:00

     27日(日)11:00〜17:00

会場 相生の里(中央区佃) 

http://www.aioinosato.jp/


団体名は「あいおいブックラボ」です。会場は〈相生の里〉という高齢者介護福祉サービス施設で、月島からほど近い相生橋のたもとにあります。春海運河に面しており、春には桜がきれいに咲くそうです。この施設の1Fに〈あいおい文庫〉という図書室があり、施設利用者以外にも開放されています。そこの管理である砂金一平さんが、地域の人たちにもっとこの場所のことを知ってほしいと考えたのがはじまりでした。そして、砂金さんから打診を受けた早稲田古書現世〉の向井透史さんとライター編集者南陀楼綾繁が、「ここでしかできないブックイベントをやりたい」と思い、その考えに賛同してくれる人たちに声をかけたのです。砂金さんが代表となり、向井さんが古本市部門、南陀楼イベント部門の責任者となるとともに、地元で活動する出版社「アニカ」の佃由美子さんにもメンバーに加わってもらいました。


あいおいブックラボ」のおもな活動は、以下の三点です。(1)若手の古本屋による古本市の開催。(2)本に関するイベントの開催。(3)佃・月島地域文化の紹介。それも、すでに行なわれているイベントと同じことをやってもしかたありません。この場所、この集まりでしかできないことをやりたいのです。云ってみれば、「既視感のないイベント」です。これからはじめる「あいおいブックラボ」を、本の可能性を少しでも広げるための実験場にしていきたいと、私たちは考えています


スタートとなる第1回イベントは、桜の咲くころ、3月26日(土)、27日(日)の二日間開催する「あいおい古本まつり」です。地域組合の枠を超えた11店舗が出店する古本市をメインに、講演、ワークショップ展覧会、街歩きツアーライブなど8つのイベントを開催します。各日どの時間帯にも、なんらかのイベントが行なわれているので、一日中いても、二日間通っても楽しめると思います。各イベントの詳細は、1月末にチラシやブログツイッターで発表します。


また、プレイベントとして、2月27日(日)17:00〜19:00 に、砂金、向井南陀楼によるトークを行ないます。「あいおいブックラボ」がめざしていることをお伝えする場であり、会場である相生の里〉と〈あいおい文庫〉をみなさんに紹介する機会でもあります。入場無料です。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。


新しいことをはじめるときは、いつもワクワクします。はじめるときのワクワク感を、何年経っても同じように持ち続けられるイベントにしていきたいと思います。まだまだカタチも見えない状態ではありますが、たくさんの方々に参加していただき、楽しんでもらいたいです。どうぞ、ご期待ください。

2011-01-11 出版者ワークショップ、次回ゲストはカクバリズム・角張渉さん

年末年始、まったく更新できずにすごしてしまいました。今年もいろいろやりますので、よろしくお願いします。


さて、1月16日(日)15:00〜 の出版ワークショップは、レコードレーベルカクバリズム」(http://www.kakubarhythm.com/)の角張渉さんをゲストにお招きします。二階堂和美、SAKE ROCKなどのミュージシャンを擁するレーベルの運営について、さまざまな角度からお聞きします。


受講者以外に、ゲストの回だけのオブザーバー(聴講者)を募集します。今回は月島ケアハウス相生の里〉内の「あいおい文庫」が会場になります。参加費は1000円です。ご希望の方はこのブログ上部にあるメールにてお申し込みください。先着順です。

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