川流れと菜食

川で流れてきました。川で泳ぐのが好きです。大好き。
単に泳ぐってことだけでとても気持ちよいのですが、川には、プールにないものがたくさんあります。夏にプールで泳ぐのは僕にとって苦痛で、プールしか知らない人を憐れんでしまうくらいに川の虜。

もし川を好きでなかったら菜食はしなかったかもしれない。未だ言語化できない様々な理由が、川と菜食をつなげています。

さかなたち、川の中の彼らはじつに美しい。殺して食べる気にはなれません。
でもおいしいことは知っているので、食べるために釣りをする人がいれば僕はそれは否定しない。
子供が網や罠で魚を捕まえて遊ぶことも、肯定したい。そうやって生き物と接して学ぶことはきっと多いはずだから、「魚がかわいそうだから捕まえてはいけない」なんて言う親に育てられた子供は、きっと大切な何かを知らずに育つか、知るとしてもずっと後のことになるのではないかと思う。
どうしても肯定する気持ちになれないのは、大人のキャッチアンドリリース。スポーツとして魚を釣って、魚と触れ合った気になっているのは、僕の目にはとても醜い行為に映ります。

先日水中でウグイを助けた。口に釣り針がが刺さったままで、その釣り針から延びた釣り糸は護岸にひっかかっていた。夜待っていたけれど、恩返しには来なかった。
糸、針、、ルアー、鉛の重りが水中にたくさん沈んでいます。せめて鉛だけはやめてほしい。川岸には釣り師の残したゴミが散乱。

キャッチアンドリリースが大嫌いなことに共感してくれる菜食者は多いのではないかと考えていますが、皆さんどうでしょう？

千歳川に遊ぶ　⇒http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20070903
支笏湖ブルー⇒http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20120601
牛乳を飲むと川を汚染する　⇒http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060609
北海道ののんびり下れる川の本　http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20090815